ノンフィクション作品一覧

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  • おっきあんちゃんと清さん
    -
    日本が決して裕福ではなかった戦前から戦中にかけて、一人の男性が少年から青年になり、出征、そして帰還後の就職や結婚という歴史を回顧録として描く。描いたのは、男性の娘。父親の死後、父のためにも、自身のやり残した事としても、その一生を一冊にまとめた。「昭和」をいう時代を一人の男性の人生から垣間見ることができると同時に、親は死後にも何かを伝える存在なのだと教える。
  • ルソン島に散った青年とその時代を生きた女性たち
    -
    第二次世界大戦が激化し、日本が破滅に向かって突き進んでいた1944年11月25日、ひとりの青年がフィリピンのルソン島で戦死した。 その青年とは私の大伯父である。 その大伯父と同時代を生きた、美しい4人の女性芸術家たちがいた。 日本人として初めてショパンコンクールに出場し、世界へと羽ばたいたピアニストの原智恵子。それまでになかったモダンな雰囲気で日本映画界に新風を吹き込んだ映画女優の桑野通子。本格的なジャズ歌手の誕生と称賛され、戦後、ブギの女王となった笠置シヅ子。そして、命懸けで自分の愛する大切な歌を守り続けたブルースの女王・淡谷のり子。 きっと青年は、彼女たちの演奏や歌声をラジオを通して耳にし、映画を通してその演技を目にしていたことだろう。 それぞれの戦前・戦中・戦後を生きた女性たちと、戦後を待たずしてルソン島という戦場に散った、大勢の兵士たちの中のひとりの青年の生涯を、独自の解釈を交えて書き上げた渾身のレクイエム。 今一度知ってほしい、激動の時代を生きた4人の女性芸術家と、22歳の若さで戦場に散った名もなき青年の生きた証を。
  • 少年A 矯正2500日 全記録
    3.8
    神戸児童連続殺傷事件から七年の年月が経ち、「少年A」が仮退院した。酒鬼薔薇聖斗の性的サディズムは、本当に克服されたのか!?元東京少年鑑別所法務教官が、医療少年院で行われた極秘の贖罪教育・矯正教育といえる「少年A更生プロジェクト」の全容を初めて明らかにした、衝撃のレポート。

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  • 日航123便墜落 疑惑のはじまり 天空の星たちへ
    4.3
    関係者への徹底した取材から墜落の事件性が浮上する!ベストセラー 『日航123便墜落の新事実』の原点にして渾身のヒューマンドラマ。
  • もうひとりの偉人伝
    -
    世界にその名をとどろかせた偉人たちの活躍のウラには、 “もうひとり”偉大な人物がいた! 教科書や伝記でその活躍が伝えられる偉人たち。 彼らの人生ははじめから順風満帆だったのか? ……いやいや、全然そんなことはなかった! 何者でもないどころかむしろダメ人間だった偉人たちが、 とある人物との“奇跡の出会い”をきっかけに才能を開花させ、 歴史に名を刻むまでのエピソードを紹介する小学生向けの偉人伝。 偉人と、彼らが功績を成し遂げるきっかけを作った人物 ――「もうひとりの偉人」のちょっと変わったエピソードを、 クスッと笑えるイラストと共に楽しめます。 偉人伝でありながら、本書のテーマは「絆」。 歴史人物たちの活躍を楽しく学べるだけでなく、 人は一人きりで何かを成し遂げられるわけではないこと、 出会いによって引き起こされる化学反応が奇跡を生むこと等がわかり、 人間関係に対する心の視野も広がる1冊です。 【もくじ】 第1章 キミの才能にメロメロ編 *野口英世と血脇守之助 *ゴッホとテオ *マルクスとエンゲルス *夏目漱石と小宮豊隆 第2章 かくれた才能……見つけた!編 *ルイ・ブライユとジャック神父 *ヘレン・ケラーとアン・サリヴァン *エジソンとナンシー・エジソン *勝海舟と大久保一翁 第3章 その成功、この人のおかげじゃね?編 *織田信長と平手政秀 *豊臣秀吉と黒田官兵衛 *徳川家康と服部半蔵 *杉田玄白と前野良沢 *マルコ・ポーロとルティスケロ 第4章 一心同体!キミじゃなきゃダメなんだ編 *手塚治虫と壁村耐三 *グラハム・ベルとワトソン *マーガレット・サッチャーとデニス・サッチャー *井深大と盛田昭夫 第5章 あなたがいたからがんばれた!編 *ライト兄弟とオットー・リリエンタール *葛飾北斎と春好 *ニュートンとフック *シューベルトとゲーテ *ナイチンゲールとハーバード 第6章 深くて重い(?)家族のきずな編 *坂本龍馬と乙女 *マッカーサーとメアリー・マッカーサー *ナポレオンとジョゼフィーヌ コラム迷惑をかけられた偉人伝
  • 復興ごはん
    -
    いっしょに作って、いっしょに食べよう! 「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」は、味の素グループが2011年10月から継続している東日本大震災の復興応援活動です。岩手・宮城・福島の3県を中心に、地元の行政、社会福祉協議会、食生活改善推進員協議会、NPO、大学、仮設住宅の自治会等と連携し、仮設住宅の集会所等で料理教室をはじめとする活動を実施しています。 本書では災害復興期の「食」を「復興ごはん」と捉え、大災害を乗り越えた方達が、復興の過程でどんな「ごはん」を記憶に留めているのか。また、「復興ごはん」を通じて、企業やそこにいる人間がどのように被災地の方達に寄り添ったのか。被災地域で社会課題の最前線に立ち向かう人々の「声」を紡ぎます。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラーのページを含みます。
  • ひとり舞台 脱原発─闘う役者の真実
    4.1
    2011年4月9日、脱原発活動を宣言。仕事減、恋人との別離、刑事告発、ネット上での誹謗中傷の嵐…。でも「後悔は何ひとつしてへん」。原発廃絶に向けて芸能界でたったひとり闘い続ける役者・山本太郎の活動の軌跡を追うノンフィクション。「原発はいらん、イヤや」って意思表示するだけに、何でここまで悩まなアカンねん。(本文より)
  • もしもし、生きてていいですか?
    1.0
    『NEWS ZERO』や『朝日新聞』で大きく報道された、24時間いつでも自殺志願者からの相談電話を受ける篠原鋭一住職の活動とメッセージを収めた渾身の一冊。現代の日本で自殺者が増え続けるのはなぜか、篠原住職が命の救済活動を始めた動機とは、そして篠原住職が出会ってきた自殺志願者達の叫びとは。「私と友達になろう」「人生は各駅停車でいいんだよ。」生きることに迷い、疲れた人の心へ届けたい、救いのメッセージ。

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  • 就職先は海上自衛隊 女性士官世界一周篇
    3.0
    『早乙女碧シリーズ』著者が自らの原体験を描く第3弾! 女性自衛官史上初の遠洋航海 。無事3等海尉に任官した著者ら13名の女性自衛官は、史上初めて遠洋練習航海に参加 。5ヵ月間にわたる未知の航海を生き生きと描く!
  • 就職先は海上自衛隊 元文系女子大生の逆襲篇
    5.0
    地獄の陸戦訓練、護衛艦実習、そして追試の嵐……幹部候補生学校卒業をかけ、落ちこぼ れ士官候補生の闘いが始まる! 史上初めて遠洋練習航海に参加した女性自衛官のかけが えのない濃密な日々を描く。『早乙女碧シリーズ』著者が自らの原体験を描く第2弾!
  • 朝日新聞血風録
    -
    「朝日」は、半世紀前も「朝日」だった──偏向、迎合、二重基準、情報操作、恫喝…孤立無援で戦った元朝日記者の痛憤の手記。名著復活! 〈新装版解説/髙山正之〉
  • 日本のタブー 4.0
    3.5
    ニュースの欺瞞! 12の「シン・聖域」 大手メディアがコモディティ化するなか報道されないタブーが増殖。新時代の日本の聖域をテーマに識者に取材を敢行。大手メディアがスルーする日本のシン・タブーを明らかにする――。2022年1月発売『日本のタブー3.0』の続編。
  • 巨人V9の真実(小学館新書)
    -
    長嶋さん、あなたと野球ができて幸せでした。 今から60年前に始まった巨人軍のV9(1965年~1973年)。その不滅の記録の中心には、常に「背番号3」、長嶋茂雄の姿があった。 ミスターと喜びを分かち合ったチームメート、闘志を燃やして立ち向かったライバルたちは、何を思いながら戦っていたのか──。 王貞治、金田正一、堀内恒夫、平松政次、高木守道、野村克也ら18人が、V9時台の秘蔵エピソードを明かしながら、球史に燦然と輝く栄光の時代を振り返る。 彼らは口を揃えてこう語った。 「長嶋さん、あなたと野球ができて幸せでした」 2025年6月に逝去した長嶋茂雄さんのロングインタビューを巻頭に特別収録して、緊急刊行! (底本 2025年8月発売作品)
  • いのちは輝く わが子の障害を受け入れるとき
    4.5
    わが子が障害を持っていると知り、不条理な現実を受け入れるまでの拒絶と葛藤、受け入れることができたときの感動を経験する親がいる一方で、子どもの命を奪ってしまおうとする親、病院に捨てられてしまう子どももいる。治療を迷う医師もいる。幼い命をめぐる大人たちの拒絶と受容の果てには、読む者に静かな感動を広げる命の旋律が響き始める。〈解説〉渡辺一史 医学が進み、科学が進歩しても障害や病は消えません。 気がつけば、私たちの社会は医療技術で生命の質を診断する時代に変わってきています。 「授かりものの命を育む時代」が、 「生命の誕生を操作して選別する時代」に入り、 私たちはより一層多くの悩みに直面しているように見えます。 人生の大きな節目であるわが子の誕生という瞬間を、 単純に期待と喜びだけで迎えられない時代を私たちは生きているのかもしれません。(本文より)
  • 手塚治虫博物館
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “漫画の神様”は類まれなる博物作家だった!――作品中で躍動する哺乳類、爬虫類、魚類、鳥類、植物などを網羅し、手塚漫画の新たな魅力を発掘。これぞ真の手塚ワールド! 手塚漫画の最も特徴的な点は、そのストーリー展開の中に驚くほど多くの博物的要素を含んでいることである。本書では、手塚治虫169作品の中から哺乳類、両生類、爬虫類、魚類、甲殻類、貝類、鳥類、樹木、草花・有用作物にわたるまで、191項目をピックアップし、手塚漫画の新たな楽しみ方に光を当てる! 手塚作品に登場する動植物たちの活躍を知らずして、手塚ワールドの神髄は語れない! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 総決算 ジャーナリストの50年
    3.6
    池上彰、記者生活50年の総決算!「人が死ぬと池上が顔を出す」。NHK時代から50年にわたり記者として活動し続ける池上彰が語る、時代を経ても変わらない報道の本質とは? ロッキード事件から地下鉄サリン事件、3.11、能登半島地震まで、自らの歩みとともにつづられる激動の日本報道史!
  • 私たちの近現代史 女性とマイノリティの100年
    4.8
    1923年9月1日に発生した関東大震災は、東京近郊に大きな被害をもたらしたばかりか、近代日本の精神にも大きな傷跡と罪科を刻み込んだ。 民間人らによる朝鮮人虐殺や憲兵らによる無政府主義者殺害である。 シベリア抑留体験のある父を持ち、ドラマ・映画化された小説『風よ あらしよ』でアナキスト伊藤野枝・大杉栄と、大震災での彼らの殺害を描いた村山由佳、祖父が関東大震災で殺されかけ、家父長制の色濃い在日家庭に育ち、自らも様々な形での差別を経験してきた朴慶南。 ふたりが、戦争と植民地支配、災害と虐殺が日本人社会に与えた影響、そして、いまだ女性やマイノリティへの差別と偏見が根強く残るこの国の100年を語り尽くす。
  • 散歩哲学 よく歩き、よく考える
    3.8
    人類史は歩行の歴史であり、カントや荷風ら古今東西の思想家・文学者も散歩を愛した。毎日が退屈なら、自由を謳歌したいなら、インスピレーションを得たいなら、ほっつき歩こう。新橋の角打ちから屋久島の超自然、ヴェネチアの魚市場まで歩き綴る徘徊エッセイ
  • 人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造
    4.0
    清潔な都市環境、健康と生産性の徹底した管理など、人間の「自己家畜化」を促す文化的な圧力がかつてなく強まる現代。だがそれは疎外をも生み出し、そのひずみはすでに「発達障害」や「社交不安症」といった形で表れている。この先に待つのはいかなる未来か?
  • 原爆初動調査 隠された真実
    4.0
    広島と長崎でアメリカ軍によって戦後行われた「原爆の被害と効果」の大規模調査。残留放射線が計測され、科学者たちが人体への影響の可能性を指摘したにもかかわらず、なぜ事実は隠蔽されたのか。2021年に放送され、放送文化基金賞奨励賞を受賞するなど大きな反響を呼んだNHKスペシャル「原爆初動調査 隠された真実」の内容に、NHK広島・福岡放送局の取材チームによる2年間の長期取材の成果を大幅に加筆し書籍化。戦後78年を経た現在も続く「核の時代」を考える上での必読書。
  • ウクライナ侵攻とグローバル・サウス
    4.0
    ロシアによるウクライナ侵攻。 この暴挙は明らかな侵略戦争にもかかわらず、アフリカやアジアなどのグローバル・サウス諸国の一部は、ロシアに対して明確な非難姿勢を見せず、欧米と一線を画す態度をみせている。 この分断は、グローバル・サウスのグローバル・ノースに対する不信感、さらには植民地主義時代から始まった西洋の軍事、経済による世界支配の終焉の表れなのではないだろうか。 ウクライナ戦争が浮き彫りにした、この大きな歴史的うねり・変化の深層を、ウクライナの戦場とアフリカ諸国の現地ルポを通して、NHK記者が立体的に描き出す。
  • 戦争の社会学~はじめての軍事・戦争入門~
    -
    〈日本人は、戦争から目を背けてきた。1945年から、そろそろ80年になろうというのに。その間、たとえば学校で、戦時国際法について教えてこなかった。国際条約の課す義務なのに。戦争について、ふつうの市民や学生が学び、自分の考えをもとう。本書はそう願って書かれた、軍事社会学の入門書である〉――戦争を理解し、平和を実現する能力を高める。戦争の危険性が高まる今こそ読むべき、日本人のための新「戦争論」。
  • これからの供養のかたち
    -
    これからの時代にふさわしい供養とは? 供養の形は時代によって変わりますが、故人を偲ぶ思いは変わりません。 著者は、人々と寺院を結ぶポータルサイト「まいてら」を主宰し、 現代にふさわしい供養を模索してきました。 すなわち、どのような供養なら家族は納得し、関係者は満足するのか。 血縁、地縁、社縁が廃れていくなか、新しい供養の形とはどのようなものか。 本書は、「供養の英知を持つ多くの僧侶に力を借り、現代における死者とのつながり、 供養という営みについて考察」し、一人ひとりに合った理想の供養を実現しようとするものです。 そのための具体的なノウハウも開陳しています。供養について、改めて考えてみませんか。
  • 公安警察
    3.5
    <日本国家の治安維持を担う、密やかで特殊な警察> 「非公然のスパイ組織」「国家の諜報機関」「陰謀結社」「特高の末裔」…… 一般社会が「公安警察」に求めているリアルは、エンターテインメントとして割り切っている方も多いが、事実とはなはだ乖離した現代の神話、あるいは怪談話である――。 かつて中の人として、約20年警察官僚を勤め上げた著者はこう述べる。 盗聴、潜入、証拠のでっちあげ、ハニートラップなど、国家的治安維持のためなら何でもアリ! このようにとらえられる彼らの素顔は、明解な法令と厳重な秘密の内側にあった。 生態、内情、真の目的とは? 元警察官僚の本格ミステリ作家がその実像を浮き彫りにする。 世の暴露本には記されてこなかったファクトのすべて。
  • 零戦の秘術
    3.3
    零戦は、なぜ強かったのか。その秘密とは? 天才的撃墜王・坂井三郎と名機・零戦の組み合せが人間と機械に想像を越えた能力を発揮させた。坂井は零戦をどのように駆使したのか。そして零戦は坂井にどう応えたのか。零戦の強さの秘密を科学的に解明するとともに、戦闘機乗りの超人的な精神と究極の技倆を明らかにする新たなる〈零戦伝説〉! 零戦のハイテクと、人間・坂井三郎の飛行技術を追究した著者渾身の書!!
  • けっぱれ相撲道[安美錦自伝]
    3.0
    たび重なる怪我と戦い、土俵に上がり続けた22年。関取在位117場所は歴代1位。5人の横綱から金星を奪い、「稀代の業師」「土俵際の魔術師」として名を馳せた津軽のじょっぱり。土俵を愛し、土俵に愛された男の唯一無二の相撲道。引退相撲で「私の相撲人生は、好きになった相撲を好きなだけやれた。本当に幸せでした」と、自らの相撲人生を締めくくった元関脇・安美錦が、その生き様を語り尽くした――。
  • ドキュメント 〈アメリカ世〉の沖縄
    4.6
    戦後,沖縄はアメリカの施政権下にあり「軍事植民地」状態に置かれていた.基本的人権が保障されない中で,人々は厚く巨大な壁にどのように立ち向かったのか.琉球新報の大型企画「沖縄戦後新聞」を読み解きながら,日米琉の視点を盛り込み,さらに同時代を生きた三人の政治家の歩みを重ねてたどる〝もう一つの現代史〟.

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  • 拗ね者たらん  本田靖春 人と作品
    4.0
    孤高のジャーナリストの生涯を描いた傑作評伝! 若者よ。『拗ね者たらん』を読みなさい。 そうすれば、君も少し大人の男に近づくだろう。 ――伊集院静氏、推薦 読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、 独立後は『誘拐』『不当逮捕』など数々の名作を遺した ジャーナリズムの第一人者、本田靖春。 「戦後」にこだわり続けた代表作を精緻に読み解きながら、 新聞記者・担当編集者など関係者の証言をもとに、 濃密なる七十一年の生涯を描く、傑作人物ノンフィクション。
  • 樺美智子、安保闘争に斃れた東大生
    -
    60年安保闘争に斃れた東大生・ヒロインの死の真相は何だったのか。国会議事堂に突入し22歳で死去し、悲劇のヒロインとして伝説化していった彼女の実像に迫った渾身のノンフィクション。
  • ジョージ・オーウェル 「人間らしさ」への讃歌
    4.4
    「反ソ・反共」作家のイメージから「監視社会化」に警鐘を鳴らした人物へと,時代とともに受容のされ方も変化してきたオーウェル.ポスト真実の時代に再評価が進む『一九八四年』などの代表作をはじめ,少年時代から晩年までの生涯と作品をたどり,その思想の根源をさぐる.危機の時代に,彼が信じ続けた希望とは何か.

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  • 感染地図 歴史を変えた未知の病原体
    4.5
    百五十年前のロンドンを「見えない敵」が襲った!大疫病禍の感染源究明に挑む壮大で壮絶な実験は、やがて独創的な「地図」に結実する。スリルあふれる医学=歴史ノンフィクション。
  • 瓦礫から本を生む
    4.0
    東北のちいさな出版社から、日本全国の“被災地”へ―東日本大震災の大混乱のなか、社員わずかふたりの仙台の出版社・荒蝦夷が決意したのは、地元の“声”を編み、全国へ、そして未来へ発信しつづけることだった。「明日の被災者」へむけた、2011年3月から現在へとつづく苦闘の日々の記録。「文庫版エピローグ 2020年」を加えた決定版。
  • バンクシー~アート・テロリスト~
    4.0
    世界各地でゲリラ的に出没し、多くの話題をさらうストリート・アーティスト、バンクシー。2018年には代表作《風船と少女》がサザビースのオークションにかけられ1億5000万円で落札された瞬間、額縁に仕掛けられていたシュレッダーに裁断されるという「事件」で世界を驚かせた。日本でもバンクシー作と思われるネズミの絵が発見された。バンクシーとは、いったい何者なのか。謎のアーティストの全体像に迫る、格好のガイドブック。
  • ここ過ぎて 白秋と三人の妻
    -
    北原白秋をめぐる三人の妻を描いた長編小説。 国民的詩人・北原白秋が没して四年後の一九四六年暮れ、大分県香々地の座敷牢で一人の女性がひっそりと息を引き取った。歌人であり詩人であったその才女の名は江口章子。白秋の二番目の妻でもあった。詩集『邪宗門』をはじめ、数多くの詩歌を残し、膨大な数の童謡や校歌などの作詞も手掛ける一方で、姦通罪による逮捕など様々なスキャンダルにまみれた稀代の天才の陰には、俊子、章子、菊子という三人の妻の存在があった。丹念な取材を元に瀬戸内寂聴が一九八四年に発表した渾身の長編小説に最新書き下ろしの「あとがき」を収録。白秋の生涯を描いた2019年1月11日公開の映画『この道』の原点。
  • 戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった
    4.5
    ほくの現実はいつも「殺すか殺されるかだった」。十二歳から十五歳までシエラレオネの激しい内戦を戦った少年兵士が、ついに立ち直るまでの衝撃的な体験を世界で初めて書いた感動の物語。
  • 主砲論 なぜ新井を応援するのか
    5.0
    非才の人・新井貴浩はなぜ2000安打できたのか、そして「主砲」と呼ばれるのはいかなる打者なのか――。 第1章 カープの選手になりたい 第2章 主砲は1日にして成らず 第3章 主砲は「空に向かって打つ」 第4章 さらばカープ 第5章 2つの顔―タイガースの新井 第6章 還ってきた男(2015年) 第7章 そのときがやってきた(2016年) 第8章 それぞれの2000本 第9章 主砲が創る物語 1人の野球選手が創り出した劇画のような人生を描く、世界に一つしかない壮絶な物語。そして、スラッガーと呼ばれる人たちの生きざまを通し、画一化してしまった日本人の生き方を考える。
  • 満州裏史 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの
    4.3
    激動の時代、日本人が満州に託した新興国家建設という夢。汚れ役の甘粕とエリート官僚の岸は、脆弱な国家経済を磐石にするためにいったい何をしたのか? 国際社会の欲望うずまく大地で運命的に交錯した二人の男の人生を丹念にたどり、知られざるもう一つの昭和史を描き出す、渾身のノンフィクション。
  • 夏目漱石
    3.0
    初の漱石論、ついに学術文庫に登場。漱石の死去翌年に書き上げられた本書は、その後の漱石像に深い影響を与え続けた。その後、評論家から政治家に転身し、戦争に加担したとして戦後はA級戦犯に指定・収監されたため、戦後は復刻されることも、大きく取り上げられることもなかった本書は、漱石文学を愛するすべての人が避けて通れない書物であることに変わりはない。戦後70年、漱石没後100年を迎え、本書を読むべき時が来た。(講談社学術文庫)
  • ウォール街の物理学者
    4.4
    いまウォール街では、既存の金融人とはまったく異質な人々が勃興している。「クオンツ」と呼ばれ物理や数学のエキスパートでもあるトレーダー達は、複雑怪奇な市場をいかに予測し、成功しているのか?  物理学者はいかにして「予測不能」な市場を読むのか?   いまウォール街では、従来の金融業界とはまったく異質な “クオンツ”と呼ばれる人びとが席捲している。物理学や数学の博士号を持つが、金融の専門家でも経済学者でもない。2008年の金融危機後もなお、高度な理論を駆使して圧倒的なパフォーマンスをあげる彼らの手法には批判の声もある。だが、クオンツたちは本当に悪者なのだろうか? そんな小さな疑問をきっかけに、好奇心に導かれて探求を進めていった著者は、思いもかけない深遠で魅力的な物語を発見していく。そこには、一見するとまったくランダムに見える株価や相場の動きを予測すべく全力を傾けてきた、数々の天才物理学者・数学者たちの姿があった――理論的思考と人間的洞察を兼ね備えた視点でウォール街の最先端を読み解き、経済と金融の未来を展望する、気宇壮大な科学ドキュメンタリー。
  • アメリカは本当に「貧困大国」なのか?
    3.3
    Newsweek日本版&JMMで活躍する米国ウォッチャーが、堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』に反論。格差社会アメリカは日本の近未来?
  • 安田講堂1968-1969
    3.8
    一九六九年一月、全共闘と機動隊との間で東大安田講堂の攻防戦が繰り広げられた。その記憶はいまもなお鮮烈である。青年たちはなぜ戦ったのだろうか。必至の敗北とその後の人生における不利益を覚悟して、なぜ彼らは最後まで安田講堂に留まったのか。何を求め、伝え、残そうとしたのか。本書は「本郷学生隊長」として安田講堂に立てこもった当事者によって、三七年を経て、はじめて語られる証言である。
  • 高木文一 初登攀の軌跡 : われ、谷川岳にアルピニズムの濫觴を見ゆ
    -
    若き日の高木文一の山に対する真摯な姿に焦点を絞ったものが本書である。ここでは、五つの初登攀の記録を取り上げた。さらに、彼がどのようにしてスポーツ登山に傾倒していったのか、特に岩登りに集中していったのはなぜか、についても探った。
  • 名古屋ノーベル賞物語
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二人の頭脳、才能、個性…名古屋大学で運命の出会い。世界に誇る、名古屋の奇跡はこうして生まれた!

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  • モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝
    4.3
    「モサド」――畏怖と敬意を込めてその名が語られるイスラエルの対外情報機関。世界最強と謳われるそのエージェントたちは、いかにして危険に満ちた任務を遂行してきたのか? スパイ小説の名手として知られるイスラエル人作家が、60年を超える歴史をひもとき、謎に包まれた真実に迫る。 世界を瞠目させたナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの誘拐、「黒い九月」やヒズボラなどアラブ・テロリストとの果てなき相克、北朝鮮も暗躍したシリアによる核開発計画の阻止……。それら過去の作戦のみならず、近年の核兵器をめぐるイランとの秘密戦争の実態を描き、最終段階に入った両国の熾烈な戦いを丹念に追う。 イスラエルの歴代国家指導者、モサドの元長官やエージェントなど、多数の当事者への取材と最新の情報をもとに、国家存亡の危機を幾度も救ってきた秘密機関の全貌が浮かび上がる。本国イスラエルで一大ベストセラーとなった白熱のインテリジェンス秘録。
  • 六代目山口組司忍組長と小泉純一郎首相にケンカを学ぶ
    3.0
    ケンカとはコミュニケーションである! コミュニケーション力がある人間はけんかも強い! 刺青は、心にも入れられる。 光と闇それぞれの世界の頂点に立つ者は、どんな態度で日々をシノいでいるのか? なりふりかまわなくなったニッポン社会でワリを食わないための、正しく楽しい活路の発見法。

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  • ぼくらはみんなハゲている
    4.5
    フジテレビ系ドキュメント番組『NONFIX』シリーズでオンエアされ「勇気づけられた」「なんでこんなものをわざわざ放送するのか」と賛否両論の大反響を呼んだ 同名番組に、大幅な追加取材をくわえて書籍化。体当たり無料毛髪診断体験記から米国式最先端手術の体験談、そして膨張する毛髪産業の実態まで。神はなぜハゲを作り給うたか。そして浮かび上がった悩み無用の真実とは?

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  • ゲティ家の身代金
    -
    話題の映画化!本年度アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ノミネート! 孫の身代金の支払いを拒絶した、世界一の大富豪。 彼の素顔は金の亡者か、それとも―― 話題映画の原案! 衝撃の実話。 世紀の誘拐事件を題材に、映画化! 監督 リドリー・スコット、脚本 デヴィッド・スカルパ 主な出演 ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、マーク・ウォールバーグ 世界的な大富豪ジャン・ポール・ゲティの16歳の孫が誘拐された。だがゲティは身代金1700万ドルの支払いを拒否。事件が扇情的に報じられるなか、離婚によりゲティ家から追放され、息子をさらわれた母親ゲイルは、たったひとりで誘拐犯とゲティに立ち向かわざるを得なくなる――。一族に渦巻く人間の欲望と嫉妬、“世界中のすべての金を手にした”といわれる大富豪の真の姿に迫る衝撃の実話。
  • アサノ課長が知事になれた理由
    -
    93年11月宮城県出直し知事選挙――厚生省浅野課長の立候補決意は公示3日前、テキは既に第4コーナー、こちら頼みは母校OBと長年培った福祉人脈。カネなし、知名度ゼロの素人ドタバタ選挙そして…。痛快政治ドキュメント。

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  • 限界を外す レジェンドが教える「負けない心と体」の作り方
    3.0
    50代に入っても国内大会で連続優勝し、世界の舞台に返り咲いたスキージャンパー葛西紀明。1992年のアルベールビル五輪に19歳で初出場して以後、8度の五輪出場を果たし、冬季五輪スキージャンプ最年長メダリストなど7つのギネス記録を保持する「レジェンド」は、ランニングをはじめとした練習法、習慣を工夫することで心技体を整え、現役選手として年齢の壁を超え続けている。「負けたくない」気持ちを原動力に、妥協せず積み重ねた努力とは? 自らの限界を外してきた軌跡、そして年齢を重ねても成果を出し、挑戦し続けるための思考法、セルフマネジメントの極意を語る。
  • 一銭五厘たちの横丁
    4.5
    戦後30年を前にした東京・台東区の下町で、著者は、戦時中に桑原甲子雄により撮られた「氏名不詳」の人びとを探して、ひたすら露地を歩き、家の戸をたたいた。そうして探し当てた彼らが語ったのは、戦場と横丁、それぞれに降りかかった「戦争」だった。写真の留守家族たち、一銭五厘のハガキで出征した横丁の兵士たちの戦中・戦後を記録したルポルタージュの名著。 解説 鶴見俊輔/児玉也一
  • 風俗嬢のその後
    4.0
    夜の仕事に就く理由は様々だ。失業のため、虐待から逃れて生き延びるため、大学の学費や病気の治療費のため、ホストやバーの売掛金の支払いのため。性風俗で働くことには、昼の世界よりも圧倒的に高額な報酬を手にすることができる可能性がある反面、ストーカー被害や性感染症、社会的な信用といった面での大きなリスクが伴う。彼女たちはなぜ性風俗産業で働きはじめ、どのようにして卒業したのか。実際の体験談から脱がずに生きる方法を模索する。
  • 教養の鍛錬 日本の名著を読みなおす
    4.0
    西田幾多郎『善の研究』、阿部次郎『三太郎の日記』、倉田百三『愛と認識との出発』、九鬼周造『「いき」の構造』、和辻哲郎『風土』、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』――中高生から大人まで、誰もが一度は聞いたことのある日本の教養書たち。しかし、名前だけ知っていてもページすら開いたことのない人がほとんどでは? そんな「読んだふり」をしてしまいがちな作品を、東京大学教養学部長を務めた著者が再読。自身も約半世紀ぶりに読む教養書たちは、現代を生きる私たちにどのような示唆を与えてくれるのか。名著の熱を味わいながら教養とはなにかを考える。
  • 限界突破の哲学 なぜ日本武道は世界で愛されるのか?
    4.0
    日々の鍛錬を積み重ねることで、体力と年齢の壁を超える――日本武道は今や国境を超えて世界的な注目を集め、実践者を増やしている稀有な身体、精神文化であり、人生百年時代といわれる現代に必須の実践の道だ。勝敗を超えた「品格」を身につけること、相手への感謝と反省の気持ちを忘れないこと、そして常に向上心を持って修行を続けること…。17歳で日本に留学して以来、武道に魅せられたニュージーランド人の著者は、剣道七段をはじめ、なぎなた、銃剣道等各種武道合わせて三十段を超える武道家にして関西大学教授。NHK「明鏡止水」シリーズにも出演した武道家が説く、身体と心の作法!
  • 空をゆく巨人
    4.4
    福島県いわき市の実業家・志賀忠重と、中国福建省出身の世界的現代美術家、蔡國強。二人は、1980年代にいわきで出会い、数々の驚くべき「作品」を生み出してきた。そんな二人の最大の作品が、東日本大震災後に制作した「いわき回廊美術館」。その周辺の山々では、志賀が、99,000本の桜を250年かけて植樹する「いわき万本桜プロジェクト」を進めている。原発という「負の遺産」を残したことを激しく悔いて、未来のいわきを世界に誇れる場所にするために。型破りな二人の巨人の足跡を辿りながら、美術、ひいては「文化」の底力を問う。スタジオジブリ・鈴木敏夫氏絶賛! 第16回開高健ノンフィクション賞受賞作。
  • 雨夜譚 渋沢栄一自伝
    3.9
    激動の幕末維新を背景に大実業家・渋沢栄一(一八四〇‐一九三一)が疾風怒濤の青春を語る自伝。尊攘倒幕の志士→徳川家家臣→明治政府官僚→在野実業家と転身を重ねる著者の生き方は鋭い現実主義に貫かれた魅力をもち、維新変革をなしとげたエネルギーが生きいきと伝わってくる。実業家時代を概観した「維新以後における経済界の発達」併収。

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  • 室町の覇者 足利義満 ──朝廷と幕府はいかに統一されたか
    4.4
    足利一門大名に丸投げして創立された室町幕府では、南北朝の分断などに後押しされて一門大名の自立心が強すぎ、将軍の権力が確立できなかった。この事態を打開するために、奇策に打って出たのが足利義満である。彼は朝廷儀礼の奥義を極め、恫喝とジョークを駆使して朝廷を支配し、さらには天皇までも翻弄する。朝廷と幕府両方の頂点に立つ「室町殿」という新たな地位を生み出し、中世最大の実権を握った。しかし、常軌を逸した彼の構想は本人の死により道半ばとなり、息子たちが違う形で完成させてゆく。室町幕府の誕生から義満没後の室町殿の完成形までを見通して、足利氏最盛期の核心を描き出す。
  • ブルース・リー ──李小龍の栄光と孤独
    5.0
    ブルース・リーこと李小龍は、単なるクンフー俳優ではない。香港映画界に天才子役としてデビュー。メロドラマで観客の紅涙を絞らせ、アクション映画の地図を塗り替えた。享年32歳。疾風のごとき人生。アジア人の容貌ゆえにハリウッドでは差別され、ドイツ人の血を受けていたため、香港でも疑惑の眼を向けられた。この天才俳優の全作品を分析、洋の東西を越えたその哲学を論じる、アジア映画研究の決定版。
  • 『洋酒天国』とその時代
    4.0
    開高健、山口瞳、柳原良平……異彩を放った社員たちが創った寿屋(サントリー)PR誌『洋酒天国』。自らもその編集に携わった著者がユニークな雑誌の歴史や数々の興味深いエピソードを追いながら、高度経済成長に突入する直前の熱気に満ち溢れた時代を描く好著。第24回織田作之助賞大賞受賞。
  • 武士の娘
    4.2
    杉本鉞子は、1873年、越後長岡藩の家老の家に生れ、武士の娘として厳格に育てられた。結婚によりアメリカに住むようになり、すべてがめずらしく目新しい暮らしの中で「武士の娘」として身につけたものを失うことなく、また自分にとじこもることもなく、みごとに自立した考えを身につける。今日に通じる女性の生き方を見る上にも、当時の風俗や生活のありさまを知るためにも、高い価値をもつ。
  • 青いバラ
    -
    科学の進歩と人間の夢が結び合う、青いバラの創造。「青いバラ」の夢に憑かれた園芸家鈴木省三の熱情、バラの花市場の研究開発、科学者たちの論争…。バイオテクノロジー最新事情を網羅しつつ、人間の欲望と科学の未来が結びあうバラ作りの夢を追う渾身のノンフィクション。

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  • 辻の華 戦後篇〈上巻〉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前、沖縄にあった女のみで経営される「辻遊廓」は那覇大空襲で灰燼に帰す。辻を追われ、苛烈な沖縄戦で九死に一生を得た著者は、米占領支配下で辛酸をなめつつ辻再建を誓い、実現に邁進する。

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  • 森永卓郎の戦争と平和講座
    NEW
    -
    がん闘病の末、2025年に亡くなった経済アナリストの森永卓郎。「モリタク」の愛称で親しまれた彼が2023年までの18年にわたってウェブ週刊誌「マガジン9」に寄稿した連載コラムより、時の政権に切り込み、経済理論に裏打ちされた国家と政治のありようや平和で平等な社会の実現について提言した、38タイトルを厳選。民主党政権の失敗と安倍政権の復活、対米追従と日本の右傾化、新自由主義・グローバル経済の弊害、集団的自衛権、消費税増税と日本経済の衰退などを森永はリアルタイムでどう考え、いかに対峙したのか。その軌跡には、これからの日本を生きるためのヒントが詰まっている。解説・古賀茂明。
  • 中東 大地殻変動の結末 イスラエルとイランをめぐる、米欧中露の本音と思惑
    -
    イスラエルのガザ攻撃が止まらない。 ガザの一般市民の殺戮はいますぐ止めなければいけないが、国際政治は短絡的な「正義」だけでは回らないという厳しい現実もある。 イスラエルとイランをめぐり、世界各国が損得勘定で狡猾にうごめく中、相変わらず日本だけがボンヤリしている。 視野狭窄症に陥り、世界を俯瞰できていない日本の地域専門家の言説に惑わされるな。 元・外務省中東アフリカ局参事官が、激変する中東の真実を指摘する。
  • 本質観取の教科書 みんなの納得を生み出す対話
    4.0
    自分とは異なる立場や考えの人と、いかに対話し、合意形成していけばよいのか分からない。それどころか、深刻な信念対立を目の当たりにし、対話への希望を失ってしまう。そんな人は多いのではないだろうか。本書は、「本質観取」と呼ばれる哲学の思考法・対話法を、誰もが実践できるようになるための入門書である。「言いっぱなし」でも「論破!」でもない。分断をのりこえ、真に生産的な対話をもたらし、民主主義を成熟させるための対話の極意、奥義とは? 実践で活用できるワークシートや、ファシリテーションのコツなども収録。
  • アメリカ史とレイシズム
    3.3
    人種主義とは,時代・社会に呼応しながらたえず創り出されていく制度だ.アメリカ合衆国の歴史においては,黒人への差別が「人種」という分類概念を生み,その概念がさらなる抑圧を生み出してきた.奴隷制度から,人種隔離とゲトーの時代を経て現代に至るまで,レイシズムとの複雑な絡み合いから合衆国の歩みをとらえる.

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  • アニメ聖地移住(インターナショナル新書)
    4.0
    2016年にヒットした映画『君の名は。』以降、アニメの舞台になった場所を巡るアニメ“聖地巡礼”は社会に広く知られるようになり、“聖地巡礼”はファンによる活動の一ジャンルとして定着した。さらに近年、巡礼にとどまらず、その土地の魅力に惹かれて移住する人が増えている。この“聖地移住”が、現代人のライフスタイルや地域再生においてどのような意味をもつのか、その実態に迫る。
  • 若者恐怖症 職場のあらたな病理
    4.1
    「若者がこわい」は、職場に潜むあらたな病だった。 気鋭の経営学者が読み解く“年の功”消滅社会の正体 「コンプラ大丈夫?」「それ、ハラスメントですよ」 こんな言葉が飛び交う現代の職場では、若者に対する漠然とした恐怖が広がっている。 少子化による超・売り手市場により、年功序列のパワーバランスは逆転した。 新人を腫れ物扱いしたり、若手に過剰に忖度している場面に、心当たりはないだろうか。 そんな時代、上司や先輩社員は若手への適切な指導や対話ができずに悩み、 ときに「どうせすぐ辞める」「関わるだけ損」などと、距離をとってしまう。 こうした空気が、職場に深刻なコミュニケーション不全をもたらしている。 本書では、経営学者・舟津昌平氏が、「飲み会離れ」「早期離職」「やりがい・成長」 「ハラスメント」などのキーワードを手がかりに、職場で静かに進行する“若者恐怖症”の実態を明らかにする。 データと現場の声をもとに、通説の矛盾を暴き、世代間の不信やすれ違いの背景にある社会構造を読み解いていく。 部下のマネジメントに悩む管理職はもちろん、20代・30代にも、Z世代にも読んでほしい、 すべての働くひとに向けた、職場改善の処方箋。 【目次】 はじめに 老害になりたくないあなたへ 第1章 若者恐怖症─たとえば、飲み会恐怖症 第2章 若者論の交通整理─Z世代をたらしめるもの 第3章 そして何が問題なのか─神話の喪失、竹槍と学徒動員 第4章 離職恐怖症─若者はすぐ会社を辞めるのか 第5章 やりがい恐怖症─若者は成長しないといけないのか 第6章 ハラスメント恐怖症─若者はなんでもハラスメントって言うのか 第7章 持病とつきあっていく─いっしょに恐怖を飼い慣らす
  • データで読む甲子園の怪物たち
    3.4
    甲子園を沸かせてきた高校野球の「怪物」たち。高校生の時点で球史に名を残した選手たちは、プロ野球選手として大成功した者もいれば、高校時代ほどの成績を残せず引退した者、プロ野球の世界に入れなかった者もいる。甲子園で伝説を残した選手のターニングポイントはどこにあるのか? そしてプロでも活躍する選手たちが持っている力とはなにか? 名選手たちの甲子園の成績や飛躍のきっかけになった出来事の分析を通して、高校野球における「怪物」の条件と、変わりゆくスター選手像、球児たちのキャリアを考える。
  • 東大生はなぜコンサルを目指すのか
    4.1
    東大生の就職人気ランキング上位をいつのまにか独占するようになった「コンサル」。この状況の背景にある時代の流れとは? 「転職でキャリアアップ」「ポータブルスキルを身につけろ」そんな勇ましい言葉の裏側に見えてきたのは、「仕事で成長」を課せられて不安を募らせるビジネスパーソンたちの姿だった。時代の空気を鋭く切り取った『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』の著者が、我々が本当に向き合うべき成長とは何なのかを鮮やかに描き出す。圧倒的な努力や成長への強迫観念に追い立てられている人たちのための一冊。
  • グルメ外道(新潮新書)
    4.3
    大切なのは、テメエが美味いと思うかどうか。世間の流行や他人の評価に背を向け、己の舌に忠実に“食道”を追求する――これ即ち「グルメ外道」なり。自ら提案して大バズりした「10分どん兵衛」から、ラーメンにカレーに焼肉、「窒食」「志村けんの水割り」といった独自すぎる食技法までを、比類なき言語化能力で綴る。庶民的でスケベで斬新――そんな「美味しい能書き」をたっぷり詰め込んだ、最初で最後のグルメ論!
  • バルセロナで豆腐屋になった 定年後の「一身二生」奮闘記
    4.3
    元朝日新聞の記者が定年後,バルセロナで豆腐店を開業した.修業の日々,異国での苦労,新しい出会いと交流,ヨーロッパから見た日本の姿──ジャーナリストならではの洞察力で,「蛮勇」のカミさんと二人三脚の日々を綴った小気味よいエッセイ.一身にして二生を経る──人生後半の新たな挑戦をめざす全てのひとに贈ります.

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  • 力道山 「プロレス神話」と戦後日本
    -
    空手チョップを武器に外国人レスラーと激闘を繰り広げ,戦後日本を熱狂させた力道山.大相撲から,アメリカで大人気を博していたプロレスへ転じ,テレビの誕生・発展とともに国民的ヒーローとなった.神話に包まれたその実像とは.そして時代は彼に何を仮託したのか.長年にわたる取材の蓄積と膨大な資料を駆使して描き出す.

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  • 「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)
    3.9
    玉川徹、西野亮廣、ガーシー、吉村洋文、山本太郎――時に大衆を熱狂させ、時に炎上の的になるメディアの寵児たち。毀誉褒貶付きまとう彼らは何者か。その存在はそのまま単純かつ幼稚な「正論」がもてはやされる日本社会の問題点、メディアの不健全さを映し出す。新聞、ネットメディアの記者を経て、ノンフィクションライターとなった著者が本人、周辺への取材を重ねて綴った、超ど真ん中、正統派人物ルポの誕生!
  • アルベール・カミュ 生きることへの愛
    4.0
    世界の美しさと,人間の苦しみと――双方に忠実であろうとしつつ,生きる意味を探求し続けた作家,カミュ.『異邦人』『ペスト』をはじめとする作品は,時をこえて私たち自身の生をも映し出している.アルジェリアでの出生から不慮の死まで,生涯に沿ってテクストをよみとく.「不条理」の先に作家は何を見ていたのか?

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  • 潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで
    4.2
    誰でも出来る、誰でも書ける。 企業に最も恐れられる潜入取材のプロが、そのノウハウを全公開! 読書術に文章力を高める方法はもとより、レポート作成からセクハラ・パワハラ対策まで全方位に活かせる決定版。 潜入取材の技術はブラック企業対策にもなり、現代社会における強力な護身術となる。 ユニクロ、アマゾン、ヤマト運輸、佐川急便からトランプ信者の団体まで。数々の組織に潜入することで、世に知られていない実情を掘り起こしてきたプロが、証拠集めの調査方法から裏取りの仕方、執筆、更には訴訟対策に至るまで全技法を伝授する。 潜入取材は欧米では当たり前、実は王道の手法である。日本では少ないが、それはブルーオーシャンということだ。著者の取材経験を基に、実例ですべてを解説。名誉棄損裁判でユニクロに完勝した経緯も詳細に記す。 ■潜入取材は企業や政治家の不正行為や不祥事への抑止力 ■卑怯なのは情報を公開しない企業 ■秘密録音は違法ではない 文章力、取材力は上げられる。 ■天候や匂いBGMも書き留める ■手書きの取材ノートは身を助ける ■朗読CDを入眠時に使う ■ワード読み上げ機能を使い推敲する ■初稿の段階が勝負の分かれ目 【目次】 まえがき 第一章 いかに潜入するか 第二章 いかに記録をとるか 第三章 いかに裏をとるか 第四章 いかに売り込むか 第五章 いかに身を守るか 第六章 いかに文章力をつけるか あとがき 参考文献
  • 原発事故,ひとりひとりの記憶 3.11から今に続くこと
    -
    2011年3月11日.地震,津波,そして原発事故.あれから10年余がたった.その間,福島と東京を往復し,人々の声に耳を傾け,寄り添い,取材を重ねてきた著者があの日から今に続く日々を生きる18人の道のりを,「私が見てきた」ことと共に伝える.それはあの原発事故が何だったかを,浮き彫りにすることでもある.

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  • 誰も書かなかった統一教会
    -
    無関心=空白の30年間が招いた安倍元首相銃撃事件から2年。 闘い続けるジャーナリストが、政界への浸食、北朝鮮との関係、組織の武装化まで教団の素顔を暴く! ◆内容◆ 2022年7月の安倍元首相銃撃事件後、統一教会 (現・世界平和統一家庭連合)と政界の癒着を中心に多くの報道があった。 だが、メディアが報じたのは全体像のごく一部だった。 教団をめぐる多くの問題が残されたまま事件の風化を憂慮したジャーナリストが、教団の政治への浸食の実態、霊感商法の問題はもちろん、「勝共=反共」にもかかわらず北朝鮮に接近していた事実、教団の実態を早くから認識していたアメリカのフレイザー委員会報告書、教団関係者による銃砲店経営、原理研究会の武装組織、「世界日報」編集局長襲撃事件、公安が教団関係者を調査していた事実等、その全貌を公開する。 ◆推薦◆ 青木理氏(ジャーナリスト) 元首相が白昼銃撃され死亡する衝撃的事件の動機となった旧統一教会を、最も長く深く取材してきた第一人者が本書の著者、有田芳生氏であることに異論はないだろう。 政治はカルトとの蜜月を続け、そればかりか利用し利用され、結果として生じた教団をめぐる「失われた30年」。 本書はその「空白」を第一人者が懸命に埋めようと試みた貴重なドキュメントである。
  • どう生きる? 人生戦略としての「場所取り」の教科書
    4.0
    組織を離れてもメシが食えるために 大手企業の倒産や事業の吸収合併が示すように、 会社寿命は社員の仕事寿命(在職期間)より短くなりました。 会社に身を任せて生きていくのは危険です。「でも、才能も実績もない……」。 ご心配なく。成功するのに、才能は要りません。 必要なのは、自分に合った「場所取り」です。 勝てそうな場所を探して、陣地を作るのです。 そのためにスキルを磨き、「キャリアの大三角形」を築きましょう。 本書は、その方法を実例と共にわかりやすく説明。 運の?み方、60歳以降のお金についても言及します。 さあ、人生戦略としての「場所取り」を始めましょう。 組織を離れてもメシが食えるために。 (以下、目次) はじめに――才能よりも、どの場所を取るか 第1章 自分の人生を生きられない国・日本 第2章 勝てそうな場所を探して、陣地を作る 第3章 私は、こうやって「場所取り」をしてきた 第4章 人間の器を大きくするには? 第5章 運を味方につけるには? 第6章 50歳からの「定年のない生き方」 第7章 60歳からの“本当の”お金の話 おわりに――「死」を想うことで、人生は拓ける
  • イランの地下世界
    4.4
    「本当に目から鱗が落ちまくり。このイラン観は唯一無二だ」高野秀行氏、熱烈推薦・解説 国民は脱法行為のプロばかり!? 強権体制下の庶民の生存戦略を、長年イランの一般社会で暮らしてきた著者が赤裸々に明かす! イスラムへの無関心、棄教・改宗が進んでいる? 国民の関心はいかに国から逃げるか!? イスラム体制による、独裁的な権威主義国家として知られるイラン。しかし、その実態に関する報道は、日本では極めて少ない。 イスラム共和国支持者=敬虔なムスリムといえるのか? 棄教者は本当にいないのか? 反体制派の国家ビジョンとは?  違法・タブーとされる麻薬や酒に留まらず、イスラム体制下の欺瞞を暴きつつ、庶民のリアルな生存戦略と広大な地下世界を描く類書なき一冊。 ■イスラム宣伝局の職員はイスラム・ヤクザだった ■イスラム法学者たちはアヘンの上客 ■「隠れキリシタン」「神秘主義者」として生きる人々 ■古代ペルシアを取り戻せ!――胎動する反イスラム主義 ■美容整形ブームの裏には低い自己肯定感がある 小さな独裁者たちが「大きな独裁者」を生み出す ■親日感情に隠された本音「尊敬されたい!」 ■メンツ(アーベルー)がすべて、「知らない」と言えない人々 ■おしゃべりこそマナー、しゃべらないのは失礼 ■おらが村こそイラン一! 強すぎる愛郷心 ■イラン人は個人崇拝と訣別できるか 【目次】 はじめに 第一章 ベールというカラクリ 第二章 イスラム体制下で進む「イスラム疲れ」 第三章 終わりなきタブーとの闘い 第四章 イラン人の目から見る革命、世界、そして日本 第五章 イラン人の頭の中 第六章 イランは「独裁の無限ループ」から抜け出せるか おわりに 解説 高野秀行
  • 科博と科学 地球の宝を守る
    3.9
    明治10年に創立した上野・国立科学博物館。どんな組織であり、研究員は日夜何をしているのか? 日本中が注目したクラウドファンディングの舞台裏とは? 新書大賞2023第2位『人類の起源』著者にして現・科博館長が明快に説き語る、「文化としての科学」論!
  • 春画で読むエロティック日本
    3.8
    春画沼にハマったOLによる本格的考察! 著者は、運命的に出会った葛飾北斎の『蛸と海女』に 魅せられ春画の世界へと足を踏み入れた。 以来、私財を投じて春画を集め、しばしば身体を 張った独自の研究を続けている。 そのアカデミックな考えに縛られない現代的な 視点を交えた解説は、近年ますます注目され、 活躍の場を広げている。 今回は、江戸の性風俗を語るうえで欠かせない27の用語を それぞれにちなんだ春画とともに紹介。 「おおらか」という言葉で括られがちな江戸の性の善悪の機微や、 当時普及していた迷信、習慣、流行グッズなどの実態を、 時に実験を交えながら解き明かしていく。
  • 川路利良 日本警察をつくった明治の巨人
    -
    薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、戊辰戦争の活躍で西郷隆盛に引き立てられ、幕末の激動の時代を生き抜いた川路利良。大久保利通の信頼も得て、維新後に警察の創設を任され、フランス視察を経て、日本に近代的警察機構を作り上げる。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となり、政府軍を率いて西南戦争へ赴く――。日本という新しい国家と警察組織に一身を捧げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた男の生涯を描く。
  • ルポ 無料塾 「教育格差」議論の死角
    4.5
    教育格差は絶対悪なのか? 機会の平等が実現された先にある「本当の地獄」とは? 【内容紹介】 経済的余裕のない家庭の子どもに勉強を教える「無料塾」は、学歴が収入や地位に直結する現代で子どもを救う存在となっている。 一方、無料塾は重大な問いを社会に投げかける。生育環境による教育格差を埋めることは重要だが、受験戦争のさらなる先鋭化に加担することにならないか。また、仮に機会の平等さえ実現したら、そのなかで競争に負けた者は自己責任でいいのか。 さまざまなタイプの無料塾への取材からそれぞれのジレンマを明らかにし、これまでの教育格差の議論で見落とされてきた点をあぶり出す、迫真のルポルタージュ。
  • 大人処女 彼女たちの選択には理由がある
    -
    9者9様のドラマ。 不倫、少女売春、風俗、高齢者の性など光の当たっていない世界を取材してきた著者は、 池袋の淫靡な雰囲気が漂うバーで、男性経験のない清楚な女性従業員・梓さん(仮名、28歳)に出逢う。 5年後、19歳年上のイラン人男性と結婚した彼女と再会し話を聞くと、 結婚前も結婚後も夫と肉体関係はないと言う(夫以外ともない)。 30歳を過ぎて性経験がない女性、大人処女。彼女たちは、なぜそれを選択したのか。 著者は、梓さんを含む9人に寄り添うように取材、すこしずつ聞き出していく。 そこには、9者9様のドラマがあった。 さまざまな価値観と生き方を伝えるノンフィクション。 どうしても入らないので、高級愛人紹介所に/結婚前も結婚後も、性交渉のない夫婦生活/できない。それでも跡継ぎを産むために人工授精で……/35歳までは絶対にしないと決めていた/男性よりも、恋よりも、研究が大事/18歳年上の夫が最初でよかった!/何度フラれても彼がいい/30人と「試し」てもだめだった……/恋愛も性も、私には必要ない
  • ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録
    4.3
    政権中枢が推し進める横浜市へのカジノ誘致に対し、これを阻止すべく人生最後の闘いに打って出た91歳“ハマのドン”こと藤木幸夫。 そこには横浜のみならず全国の港湾を束ねる者として、「博打は許さない」という信念があった。 カジノの是非について住民投票を求める市民の署名は二〇万筆近くに上ったものの、市議会では否決。 決戦の舞台は2021年夏、横浜市長選となった。菅首相はじめ政権総がかりで来る中、藤木と市民との共闘のゆくえは――。 国内外で高い評価を得たドキュメンタリー制作の舞台裏を明かす。 ◆目次◆ 第一章 保守の大親分が反旗を翻す 第二章 無党派市民の怒りとドンの宣戦布告 第三章 藤木幸夫とは何者か? 第四章 そして、決戦へ 第五章 闘い終えて、映画化へ
  • 同人AV女優 貧困女子とアダルト格差
    3.3
    「性」と「金」の地殻変動に迫るルポ___ 2022年6月に成立したAV新法は、AV業界に大きな混乱を巻き起こした。 厳しい規制と1社独占の異常な搾取構造で、「仕事がない、稼げない、制限が多い」 の三重苦に見舞われるAV業界は、いまや地獄の様相を呈している。 そうした中、デジタルネイティブのZ世代の女性を中心に参入が相次ぐのが、「同人AV」というジャンルだ。 本書では、同人AV女優となったZ世代の元地下アイドル、コンサル出身のポルノハブ・プロデューサー、SNSを駆使して下着や動画を売る主婦――当事者の証言をもとに同人AV業界、性のデジタル化の実態に迫る。 取材で見えてきた「裸の格差」とは――。
  • 許永中 日本の闇を背負い続けた男
    4.3
    出版社から忌避され、封印され続けた原稿は、ベストセラーに。そして待望の文庫化!――生まれ育った大阪・中津からスタートし、数多くのバブル企業家、政治家、ヤクザ、企業舎弟、フィクサーたちを取材して得られた許永中の実像は、「稀代の詐欺師」などではなかった! 「バブルの申し子」は何を守り、何を実現しようとしていたのか。日本で最も恐れられ、愛された男の悲劇! ●封印され続けてきた原稿が語る驚愕の真実! ●「裏社会の帝王」「最後の黒幕」「謎の日韓大物ロビイスト」の素顔 ●獄中の許永中との60通を超える往復書簡が語る悲劇 ●「朝鮮部落」と呼ばれた被差別部落の不条理 ●政財界と裏社会をつなぐ「闇の伝達人」の役割
  • ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ(新潮新書)
    4.0
    精神科医の六麦克彦は、医局から派遣された要鹿乃原少年院に勤務して5年になる。彼がそこで目にしたのは、少年院に堕ちてきた加害者ながら、あらゆる意味で恵まれず、本来ならば保護されてしかるべき「被害者」と言わざるを得ない少年たちの姿だった――。累計100万部を超えたベストセラー新書の世界を著者自ら小説化、物語でしか伝えられない不都合な真実を描きだす。
  • 「黒い雨」訴訟
    4.0
    【第66回JCJ賞受賞!】なぜ、被爆者たちは切り捨てられたのか――。 広島の原爆投下から70年以上を経て、ようやく語られ始めた真実の数々。 「黒い雨」による被ばく問題を記録した、初めてのノンフィクション。 ---------- 原爆投下直後、広島に降った「黒い雨」。 多くの人がその放射線を帯びた雨による深刻な健康被害に苦しめられていながら、「被爆者」と認めて救済する制度はなかった。 雨を浴びた住民らは国に援護を求めて訴訟提起したが、解決までの道のりは長く険しいものだった。 なぜ、国は黒い雨被爆者を切り捨てたのか――。 本書は当事者の歩みをたどるとともに、米軍の被害軽視に追従した国の怠慢、非科学的な態度をあぶり出していく。 戦後70年以上を経て、ようやく語られ始めた真実の数々。 「黒い雨」による被ばく問題、その訴訟の全容を記録した初めてのノンフィクション。 ---------- なぜ、黒い雨被爆者は戦後七五年余りもの間、置き去りにされてきたのか。 そこには、被ばくの影響を訴える声を「切り捨てる」論理があった。 これに疑義を唱え、被ばくを巡る救済のあり方を問うたのが、「黒い雨」訴訟だった。 黒い雨被爆者がなぜ、どのように切り捨てられ、そして何を訴えて援護を勝ち得たのか。 本書は、黒い雨被爆者が「切り捨てられてきた」戦後を記録した、初めてのノンフィクションである。 その記録は長崎で、福島で、そして世界中で今も置き去りにされている放射線による被害者を救う道しるべになると確信している。 (「序章 終わらない戦後」より)
  • 英もよう 女形ひとすじ 二代目英太郎の生涯
    -
    2016年11月、惜しまれながらこの世を去った劇団新派俳優・二代目英太郎。 孤独と闘いながら、新派伝統の女形芸を真摯に守り続けた81年の足跡。 ・家族や知人の証言をもとに振り返る、現役女形を貫き続けた激動の人生。 ・演劇評論家や役者仲間が語る、舞台の裏側や知られざる横顔。 ・名舞台の数々を、写真やエピソードとともに一挙紹介。 二代目英太郎は、演劇界に何を残したのか――。

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  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
    -
    1985年3月、イラク軍はテヘラン空爆を開始。在留邦人を救い出したのは、日本ではなくトルコの救援機だった。国家が真に守るべきものとは何か。日本の「自衛」問題の本質に迫る緊迫のノンフィクション。
  • メソポタミア発 午前四時 イラン・イラク戦争が問いかけたこと
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    国境の向こう側に目を凝らしていた仲間が突然大声で叫んだ。 「おい、あれじゃないか?」 1980年に勃発したイラン・イラク戦争。突如として戦地となった両国では、日本企業の駐在員や出張者も国内に閉じ込められ、時間の経過と共に各々が命懸けの脱出を実行した。 本書は、総合商社に勤務し、イラク出張中に戦争に巻き込まれた著者が、当時の恐怖体験や脱出までの経緯を生々しく振り返る。さらに、有事の際の邦人救助の実態や、外務省・在外公館の危機対応能力など、当時の体験を通じて浮かび上がった課題についても語る。 東アジア情勢が緊迫度を増すなど世界情勢が混沌とする今、戦争やテロの恐怖に直面した著者ならではの視点から、国際社会における日本の在り方について提言した一冊。

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  • 原子の力を解放せよ 戦争に翻弄された核物理学者たち
    -
    心震わす3人の若者の感動の青春群像。『映画 太陽の子』の背景となった事実に迫る! 太平洋戦争開戦直後、アメリカ軍の上層部にはある疑問があった。それは日本の“原爆開発”。終戦後、その実態を明らかにするため、アメリカは調査団を派遣し、大戦中の日本の核開発の実態を調べた。しかし、その調査結果は機密扱いとなり、長い間、すべてが謎に包まれてきた。NHK取材班は、当時の関係者や歴史家の取材を通じ、アメリカに没収され、戦後埋もれていた歴史的資料を発掘し検証した。そこから、激化する戦争の波に巻き込まれていった核物理学者たちの姿が見えてきた。本書では、知られざる京都帝国大学による原爆研究の真相に迫り、科学研究の「原罪」について考える。
  • 1945, Surviving the Winter in Chinnampo
    -
    1945年、鎮南浦。 異国の地で、敗戦の混乱期を生き抜いた11歳の女の子の人生とは。 待望の、英語改訂版。

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  • クマムシ調査隊,南極を行く!
    4.5
    ベストセラー『クマムシ?! 小さな怪物』から一三年.沈黙を破る著者二作目の舞台は,なんと南極! 白夜の夏,キャンプのような野外調査.食生活は意外とグルメ? 寄せては返すペンギン,なぜか土下座をする隊員…….時に笑い,時にぶつかり,苦楽をともにする仲間たち.生物学者が見た極地の自然とは? [カラー口絵8頁]

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  • 僕とBWの物語
    -
    愛犬とのドタバタな毎日を描いた笑いと涙の物語。 交通事故に入院生活、事業所閉鎖の悲劇。 起業、結婚からはじまった充実の新生活。 どんな時も隣で支えてくれたきみのことを、僕は決して忘れない。 無邪気でかわいい愛犬BW(ビーウィー)と過ごしたかけがえのない17年間。

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  • 近代建築で読み解く日本
    -
    明治維新=近代化のシンボルは、鉄道と建築である。新橋・横浜間に鉄道が開業し、大工の棟梁による擬洋風建築が現われた。やがて、建築の担い手が工部大学校のエリートに代わると、国家が仕立てる正統派=ルネサンス様式の建物が帝都を飾るようになる。だが、その最大級の建築「国会議事堂」の中央にはピラミッドのようなデザインが施された。一体なぜか? 20世紀に入ると、世界的に自由なモダニズム建築が興る。しかし、日本は天皇制のもと次第に近代のあるべき姿から離れ、敗戦で帝都は崩壊。戦後、銀幕の世界ではゴジラが近代建築を次々と破壊したが、その意味するものとは――。斬新な視点で日本の近代史を読み解く!
  • 塀の中の事情
    4.0
    増える一方の高齢受刑者、処遇困難者……。今、刑務所で何が起きているのか。罪の重い長期受刑者を収容するLB級刑務所、女子刑務所、医療刑務所など、塀の中の最新事情を探る。
  • ハーフの子供たち
    3.0
    その肉声から社会の深淵をのぞく。 6人の日比ハーフたちのインタビューを通じて、 国際結婚の内情、家族の肖像を描き出す出色ルポ。 『全裸監督』原作者、最新作! 第一章 キットカットの少女 第二章 モリンガ姉妹 第三章 孤独を友にする青年 第四章 雨を待つ女 第五章 微笑のボクサー 終章 六人のそれから…そして 「八〇年代、アジア各国から日本に働きにやってくる女性たちは、 ジャパゆきさんと呼ばれその多くが劣悪な環境で働かされた。 日本人男性とのあいだに生まれた日比ハーフたちの多くは、 貧困やネグレクトと無縁ではなかった。日本の男たちを虜にしてきた フィリピン人女性とのあいだに生まれた日比ハーフたちは、 どんな生き方をしているのだろう。」(本文より) 本橋信宏が新たなタブーに挑む!!
  • 漂流郵便局 届け先のわからない手紙、預かります
    3.7
    届け先不明の想いが流れつく郵便局の物語。 恋人へ、10年後の孫へ、がんで急逝した夫へ、 11歳で天国に行ってしまった息子へ、祖父母の愛犬へ、ボイジャー1号へ・・・。 心に響き、心を揺さぶる手紙69通を収録。 これらは瀬戸内海の小さな島・粟島にある、不思議な郵便局に寄せられた手紙。 瓶に詰められた手紙が海を漂うように、 届けたくても届け先がわからない想いがブリキ製の漂流私書箱に集まる。 その名は「漂流郵便局」。 旧粟島郵便局を現代アートとしてよみがえらせたものだ。 胸の内に秘めた想いが綴られた手紙と、瀬戸内国際芸術祭作品としての精巧なしつらい、ゆったりと時がすすむ粟島の佇まい…。 涙とともに、なぜか懐かしく心地よく癒される世界へと、読む人を誘う。 【ご注意】.※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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