作品一覧

  • ラグビーをひもとく 反則でも笛を吹かない理由
    4.5
    2015ワールドカップ日本代表の活躍で、ラグビーへの関心は飛躍的に高まった。この熱気は、2019ワールドカップ日本開催へと続くだろう。ラグビーは、そのスピードと迫力に圧倒されるが、反面、「ルールが分かりにくい」という声も多い。なぜボールを前に投げられないのか? なぜ反則があっても審判が笛を吹かずに「流す」のか? 本書では、公認レフリーの資格を持つ著者が、ラグビーの歴史とゲームの仕組みを丁寧にひもとき、競技の奥深さとワンランク上の観戦眼を提示する。入門書でありつつ、ディープな画期的ラグビー教本!【目次】はじめに/序章 フットボールとレフリーをひもとく/第1章 オフサイドをひもとく/第2章 スクラムをひもとく/第3章 ラック、モールをひもとく/第4章 タックルをひもとく/第5章 ラインアウトをひもとく/終章 『ラグビー憲章』をひもとく/おわりに
  • 青き闘球部 東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド
    5.0
    朝高ラグビー部には魂がある。 それは日本人が忘れてしまったものだ。 ─竹内伸光・國學院久我山ラグビー部監督 70年代。東京朝鮮高校にラグビー部が産声を上げた頃、彼らは日本の社会でどこからも相手にされなかった。 …それでも、ほんの偶然から交流が始まり、身体と身体をぶつけ合い、互いに互いの痛みを知ることによって、少しずつ相手を知り始めた。 (本文より) そして未経験者が大半のラグビー部は、東京都予選決勝まで勝ち上がる強豪となった─ 1994年に公式戦出場が認められ、全国大会・花園にあと一歩まで迫る朝高生たちの姿を描いたノンフィクション。

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  • ラグビーをひもとく 反則でも笛を吹かない理由

    Posted by ブクログ

    (2016/8/18)
    レフリーは反則をポケットにしまう

    今の自分の趣味は、ラグビーを観戦すること、マラソンを走ること、美味しい日本酒を飲むこと。
    今シーズン、いや、間もなくトップリーグが開幕することを考えれば昨シーズンか。
    去年の8月から今年の2月まで、毎月、というか毎週のように秩父宮をはじめフクアリ、ニッパツなど各地のラグビー場に
    足を運び、トップリーグを見まくった。テレビで放送してくれる大学ラグビー、日本選手権も当然見た。
    更にスーパーラグビーはサンウルブズの開幕戦だけは秩父宮で見て、
    その後はJSPORTSオンデマンドでほぼ全試合、サンウルブズ以外も含め全試合を観戦した。
    日本代表

    0
    2024年06月09日
  • 青き闘球部 東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド

    Posted by ブクログ

    東京朝鮮高校ラグビー部の創部以来の歴史の記述の部分はラグビー経験者以外には退屈かもしれないが、巻末の「補遺 朝鮮高校を知るために」では、在日朝鮮人のおかれた歴史、総連と民団がそれぞれ設立された経緯、朝鮮学校が1945年以降に全国で相次いで設立された経緯、現在の在日朝鮮人の国籍の扱い、といった内容が簡素に説得力ある言葉で書かれている。

    著者の李氏は、関東ラグビー協会公認のレフリー。彼自身は朝鮮高校の出身ではないが同氏の奥様が東京朝鮮高校ラグビー部の申監督と同級生だという縁で本書を記述したとのこと。

    0
    2009年10月07日
  • ラグビーをひもとく 反則でも笛を吹かない理由

    Posted by ブクログ

    ラグビーのルール、それはラグビーのとっつきにくさと、毎年のように変更される難解さを思わせるが、本書を読んでいくと、ラグビーが生まれた歴史と、ラグビーそのものの文化が連綿と引き継がれている奥深さを知る事ができた。

    0
    2024年11月16日

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