ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女

ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女

1,100円 (税込)

5pt

4.1

「イスラム女性に教育を受ける権利を」と主張し、イスラム過激派の銃撃を受けたマララ・ユースフザイさん。彼女は屈することなく訴えを続け、史上最年少でノーベル平和賞を受賞しました。しかし、マララさんと同じパキスタンの少女、ナビラ・レフマンさんの名前を知っていますか? 「対テロ戦争」の犠牲となった二人の少女。現代イスラム研究の第一人者が、彼女たちの背景とともに、「対テロ戦争」が起きた理由を解説します。

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ナビラとマララ 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年08月27日

    平和への道筋は、教育と本の中にある。

    イスラエルは、一時期エジプトまで支配していたのか。1967年頃。
    この本は中東の歴史についても、かいつまみつつ詳しく解説してる。
    知らないことばかりだ。

    「ナビラはドローンによる悲劇に巻き込まれ、それから二年間、どこのコミュニティにも属していなかった。つまり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月24日

    「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界
    を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーショ
    ン・ファースト(教育を第一に)」

    女子教育を否定するパキスタン・タリバン運動に襲撃されながらも、
    奇跡的な回復をしたマララ・ユスフザイさんが、2013年に国連...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月28日

    マララと違い、ドローンによって、アメリカ軍から攻撃を受け、なんの謝罪もなく、マララとの比較により、
    今後のドローンの在り方を考えさせられる、決して他人事ではない内容です。

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    Posted by ブクログ 2017年10月21日

    アメリカによる対テロ戦争の大義名分のアイコンとして、聖人君子のように祭り上げられているマララ。
    かたや、イスラム過激派ではなくアメリカ・CIAが運用する無人殺人機ドローンに家族を殺されたナビラ。

    中東の泥沼化は遡ればアメリカが発端。
    世界の正義面した大国が、裏でいかにむこの市民を犠牲にしているのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月25日

    マララさんはノーベル賞をもらうなど大きく報道されているが、
    この本ではアメリカのドローンによって祖母を殺され、自身も怪我をしたナビラさんのことについて書かれている。

    彼女のような子供達がまだまだたくさんいるということを私達は知らなければならないと思った。

    イスラム世界がなぜ今のような情勢になって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月28日

    どう考えても ドローンで攻撃する
    それも 沢山の民間人が犠牲になっていて
    アメリカ人の犠牲を出さないため
    ゲームのように人を殺すって
    どうかしてますよね
    ドローンを選択した
    オバマさんにびっくりですよ
    イメージって恐ろしいな・・

    0

    Posted by ブクログ 2017年06月10日

    同じパキスタンでうまれ、対テロ戦争に巻き込まれ負傷した二人の少女、しかしその二人のその後はあまりにも大きな違いが…
    かたやノーベル平和賞受賞、かたやアメリカ議会公聴会で講演、しかし出席した議員はたったの5人…
    なぜか?それはナビラさんと祖母を襲撃したのがアメリカCIAのドローンだったからだ。
    オバマ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月24日

    テロに巻き込まれた少女たち。アフガニスタンの状況は、正確な情報をえたりきちんと理解することは難しいかもしれませんが、刻一刻と世界の情勢が変わりつつあります。
    まずは知ることから始めませんか。

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    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    銃撃されたマララさん。マララさんと大きく違うのは、銃撃したのがアメリカのCIAだということ。この本では、そこを切り口に報道のあり方やイスラムについて考えていく。
    ドローンによる攻撃をアメリカ政府の人はbug splatと呼ぶのだそうです。人を攻撃しているのに。日本軍が戦時中、人体実験をするときに人間...続きを読む

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