作品一覧

  • 誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論
    4.3
    1巻572円 (税込)
    寝そべれないベンチ,禁則事項だらけの公園….建築物が本来の目的外に使用されないようにする,「排除アート」.これらは公共空間が特定層に対して臨む,厳しい態度の表れである.なぜ排除アートは設置されたのか.果たしてアートと呼べるのか.その歴史・背景をひもとき,日本の公共空間づくりの問題点を浮き彫りにする.

    試し読み

    フォロー
  • 様式とかたちから建築を考える
    4.0
    1巻2,464円 (税込)
    様式とは何かを理解し、かたちが語るメッセージを読みとく。 日本近代の様式建築と西洋の歴史建築を接続し、豊富な図版で詳説。
  • 14歳からのケンチク学
    3.8
    1巻2,035円 (税込)
    中学・高校で学ぶ18科目から「ケンチク学」をひもとく入門書。建築はあらゆる学問に通じていること、また、そこに秘められた面白さを知る手掛かりを提供する。
  • 日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか
    4.0
    槇文彦がニューヨークグラウンド・ゼロの再開発で手掛けたワールド・トレード・センター、青木淳のルイ・ヴィトン店舗の設計、谷口吉生のMoMAの増改築、SANAAのルーブル美術館ランス別館、坂茂のポンピドー・センター-メス、ラ・セーヌ・ミュジカルの設計……。日本人建築家が国際コンペで勝ち取ったプロジェクトで生まれた建築物が世界中に点在している。世界の美術館で日本のアートが主流になっているわけではないのに対し、日本の現代建築家がそのハコを幾つも設計している。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞の受賞者数は、アメリカに次ぐ第二位だ。日本人建築家が世界中で活躍し、愛される理由を活写。 ●世界で高く評価されている日本の建築家 ●日本を世界につないだ丹下健三 ●日本における建築家の系譜 ●建築のオリンピックで活躍する日本人たち ●飛躍する海外でのプロジェクト 巻末に日本人建築家による世界各地の建築物リスト付。

    試し読み

    フォロー
  • 建築・都市ブックガイド21世紀
    5.0
    1巻2,409円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もっと建築を知るためのブックガイド。レム・コールハース、磯崎新、伊東豊雄の著作、モダニズム、ポストモダン、日本文化、住宅、リノベーション、郊外、フィールドワーク、秋葉原、アートなど、300冊以上を紹介!
  • 日本建築入門 ──近代と伝統
    3.3
    1巻880円 (税込)
    近代の日本建築には、「日本という国への意識」が脈々と流れている。つまり、日本の建築を見れば、「日本的なるものとは何か」というアイデンティティの問いに対峙することにもなる。オリンピック競技場、万博パヴィリオン、国会議事堂、皇居など、海外からの注目も集める国家規模のプロジェクトが計画されるたび、伊勢神宮、桂離宮などの伝統建築が再検討され、議論が重ねられてきた。本書では、建築史・建築批評の第一人者が日本のシンボリックな有名建築をとりあげ、それらの議論を詳細に追う。日本のナショナリズムとモダニズムの相克がいま蘇る!
  • 読んで旅する 世界の名建築
    4.0
    1巻737円 (税込)
    日本の関西国際空港、マレーシアのペトロナス・タワー、パリのアラブ世界研究所など、21世紀の世界を代表する建築物を気鋭の建築学者が豊富な写真を交えながら紹介する。
  • 木造仮設住宅群
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、仮設住宅という建築だけを扱うものではなく、まして作品として見るためのものでもない。暮らしてきた町を失い、暮らしてきた家を失い、家族や知人と離ればなれになった人たちがともに生活することでつくり出した景色、それが木造仮設住宅群である。 この本は、人間と建築を撮り続けてきたカメラマン・藤塚光政による木造仮設住宅群の記録である。

    試し読み

    フォロー
  • 美しい都市・醜い都市 現代景観論
    3.8
    1巻836円 (税込)
    日本橋上の首都高移設が検討されたり、景観法が制定されるなど、「美しい国」をつくる動きが強まっている。しかし、計画的で新しい街並みが「美」で、雑然として古い街並みが「醜」とは言いきれないであろう。本書は新世代の論客が、秋葉原・渋谷・ソウル・幕張・筑波・上海・ディズニーランド等々を事例とし、さらに平壌への取材旅行から映画・アニメ作品中の未来都市像に至るまで、縦横無尽に「美」とは何かを検証する。写真多数収載。
  • 建築学生のハローワーク 改訂増補版
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    建築を学んだあとに進む道は、建築家だけではない。建築家は、数ある職業の1つでしかない。この増補改訂版では、52の職種を紹介する。 また、紛争地域で平和活動をしたり、スピリチュアリストに転進した人も含め、国内外で活躍する建築出身29人にインタビュー。29の生の声は、自分がこれからやりたいことへのヒントと生きる自信を与えてくれる。 [主な目次] ●設計に自信がある 01建築士 02建築家 03構造設計者 04設備設計者 05ファサードエンジニア 06工場設計者 07ランドスケープアーキテクト 08土木デザイナー 09照明デザイナー 10音響設計・コンサルタント 11店舗開発・設計者 12インテリアデザイナー 13家具デザイナー 14キッチンデザイナー 15保存・修復建築家 16映画美術監督・デザイナー ●企画・運用は大切だ 17都市計画者 18ディベロッパー 19アセットマネジャー 20コンストラクションマネジャー 21プロパティマネジャー 22ファシリティマネジャー 23建築計画者 24建築プロデューサー 25イベント・空間プロデューサー 26福祉住環境コーディネーター 27リフォームアドバイザー 28政治家 ●ものづくりの現場で働く 29建築現場監督 30大工 31左官職人 32庭師 33家具職人 ●建築をサポートする 34コストプランナー 35地質・地盤調査員 36CADオペレーター 37CG制作者 38ソフトウェア開発者 39建築模型制作者 40秘書 41確認検査員 42意匠審査官 ●研究・教育・文化を盛り上げる 43大学の研究者 44研究員(行政関連の建築技術研究所) 45研究員(民間の建築技術研究所) 46高等学校教諭 47学芸員 48建築写真家 49建築評論家 50新聞記者 51建築ライター 52編集者

    試し読み

    フォロー
  • 誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論

    Posted by ブクログ

    公園やバス停のベンチ、公共空間をよく観察すると何かの使用を禁止、または排除する意図が隠されている事が分かる。路上生活者の寝そべりを排除する突起付きのベンチ、ダンボールハウスを排除するために空間を占有するアート。誰かを排除する事はつまり私たちも不便を被る。

    0
    2024年02月07日
  • 誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論

    Posted by ブクログ

    「誰にとっても不寛容な社会」

    排除アート。
    それは特定の立場の人間を排除することを目的に造られたアート(もどき)である。
    筆者は自己責任論が蔓延するこの日本社会の不寛容さについて、この排除アートなるものを元手に追及している。

    排除アート。はて、何のことやら。
    その実態は何と私たちの身近にあるものだった。
    彼らはベンチやアートの体を成し、実に巧妙に弱者を排斥することを念頭に置かれた建築物だったのだ。

    例えば近所の公園のベンチ。
    巷ではひじ掛けが後付けされたものが散見される。
    当方てっきり座れる人数を増やすための配慮だと受け取っていたが、本著を読む限りその可能性は著しく低いらしい。
    そう。あ

    0
    2023年09月16日
  • 様式とかたちから建築を考える

    Posted by ブクログ

    西洋建築について、ルネサンス様式とかバロック様式、あるいはコリント式の柱頭などと説明されているものの意味や見方を詳しく解説した本。日本の西洋建築の様式を多く題材にしているので、実際に建築を鑑賞する際に、この本がガイドブック的になり、より深い体験を与えてくれる。後半は建築史の知識がないと難しいところもあるけれど全体的には一般向けの内容として読みやすくておもしろい。

    0
    2022年08月14日
  • 建築・都市ブックガイド21世紀

    Posted by ブクログ

    五十嵐先生に講演していただき、沢山の著書に興味が出たが、全てを網羅しているガイドブックとして購入

    この本と抗議を参考に以下購入して読む
    ・ル・コルビュジェ
    ・近代建築史
    ・箱の産業

    0
    2021年08月07日
  • 日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか

    Posted by ブクログ

    丹下健三から現代までの日本人建築家が海外でどのように評価されてきたのかがわかる一冊。
    日本人建築家を最も評価していないのは、日本人なのではないか?と思うほど日本で建築家が注目されていないことは問題かもしれない

    0
    2021年05月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!