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ユーザーレビュー

  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月

    Posted by ブクログ

    以前に購入していた本だったのだが、著者を知っている方からぜひ読んでみてと紹介され読んでみたのだが、本当に圧倒された。
    ・震災時の記録(クロノロジー)の重要性
    ・災害対応のキーワード(①事前の準備、②逃げない心、③客観的視点、④コネクション、⑤コンセンサス)
    ・被災者が必要とすることなら何でもやるという姿勢
    など、今の仕事に活かすべき要素があるのではないかと思う。

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    2022年01月24日
  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月

    Posted by ブクログ

     石巻赤十字病院に勤務する外科医だった著者の石井正さんは、2011年2月に宮城県知事から「災害医療コーディネーター」に任命され、わずかそのひと月後に東日本大震災に直面した。事前の備えがあったとはいえ、地域で唯一の災害拠点病院として石巻医療圏22万人の命を背負うこととなった。
     避難所のライフラインの状況や傷病者数もまるでわからず、石井さんはまず全ての避難所をローラー作戦で巡回して実態を把握することから着手した。停電であらゆる通信網が遮断され、外部の情報は入ってこない。発信することもできない。「HELPのサインがないことこそ、助けを必要としている証拠」という著者の言葉は、その後起こった様々な自然

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    2021年03月06日
  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月

    Posted by ブクログ

    〇学んだこと
    1.石巻赤十字病院では、トリアージエリアの設置は訓練通り進めることができた
    2.震災発生から7時間後、陸上自衛隊が到着
    3.EMISが稼働しない問題にどう対処するか
    4.翌日の12日に、急患が779人(平常時は急患は60人程度)。翌日は1251人の急患。飛来するヘリは63機(事前訓練が功を奏した)
    5.震災発生から48時間のうち、赤タグの患者は115人(低体温30人・クラッシュ症候群7人)
    6.黒タグ(死亡)の人も多数運ばれてくる事態⇒院外のトリアージエリアを設置することで対処
    7.病床数402床では対応できない⇒東北大学病院が受け皿となった(専門を度外視して診察を実施)
    8.安

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    2020年09月21日
  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月

    Posted by ブクログ

    東日本大震災での石巻。
    行政も、民間も、交通機関も、医療機関も機能麻痺に陥った場所で、22万人の命を託された宮城県災害医療コーディネーターの記録。

    石井医師が、県から災害医療コーディネーターを委嘱されたのは、震災1ヶ月前。
    震災後は、医療活動のみならず、機能を失った行政の役割も果たさなくてはならなくなった。

    読んでいて、この医師がいてくれたことが幸運だったと思わざるを得ない。
    また、この医師を影から支えた何人ものブレーンの方々の存在がありがたい。

    この本を1つの記録として読むか?教訓として読むかによって、未来は全く違うものになるのではないかと思う。

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    2017年08月05日
  • 東日本大震災 石巻災害医療の全記録 「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月

    Posted by ブクログ

     2.5年前の大震災直後からの災害医療チームリーダーによる、迫力の記録集。とにかく色んなことを考えさせられる本となった。各記述の重みが凄すぎ、きついものもあった。しかしいずれも現場で重要なこと、視点ばかり。そして今を生きる自分の生活、仕事場にそのまま適用、活用可能というところに恐れ入る。この高い意識を本当に敬意を表して見習いたい。
     最近すっかり震災関連報道が下火になっているが、まだまだ終わってはいない。本書のような視点でのドキュメンタリー番組を是非望みたい。

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    2013年10月24日

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