小説作品一覧

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  • 開高 健 電子全集1 漂えど沈まず―闇三部作
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    開高文学の最高傑作『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』は総称して《漂えど沈まず》と冠されるはずであった・・・ 朝日新聞の臨時海外特派員として訪れた戦時下のベトナムで、開高健は多くの死を目にし、心に無数の傷を負う。暁の広場で公開処刑されたベトコン少年の姿は一生涯その脳裏から離れることはなかった。1965年2月14日、ベトナム政府軍に従軍して侵攻したジャングルでベトコンに包囲され、激しい銃撃を浴びせられたときは死を覚悟した。以来、この日が“命日”になった。  九死に一生を得て帰国してから3年後の’68年、このときの体験をもとに書き下ろした『輝ける闇』(毎日出版文化賞受賞)を発表。その3年後の’71年には著者自らが“第二の処女作”と位置づけ、開高文学の最高傑作との評価も高い『夏の闇』を発表する。闇三部作の第三部『花終る闇』は冒頭に“漂えど沈まず”と書きつけたものの思うように筆が進まず、書き終えることができないまま開高健は58歳の若さでその人生を閉じてしまう(’89年)。翌90年、未完のまま『花終る闇』は出版される。 『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』からなる闇三部作を総称して、開高健は《漂えど沈まず》と冠するつもりだった。 【収録数】小説:3作 付録:生原稿の写真や当時の編集担当者の思い出話など11点
  • 黄昏に眠る秋
    3.6
    霧に包まれたエーランド島で、幼い少年が行方不明になった。それから二十数年後の秋、少年が事件当時に履いていた靴が、祖父の元船長イェルロフのもとに突然送られてくる。イェルロフは、自責の念を抱いて生きてきた次女で少年の母のユリアとともに、ふたたび孫を探しはじめる。長年の悲しみに正面から向き合おうと決めた二人を待つ真実とは? スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀新人賞、英国推理作家協会賞最優秀新人賞受賞の傑作ミステリ。
  • 出会い系サイトの彼女。
    3.0
    裕はコンビニでアルバイトをする29歳。 ある日、ふと目についた出会い系サイトの広告。軽い気持ちでサイトに登録した裕は、なつきという女の子と知り合い、毎日チャットをするように。 徐々に縮まる2人の距離。そんな時、新しいバイト仲間・由香と仲良くなる。 同時に、なぜかなつきの行動が異常になっていき……。やがて、裕は抜け出せない恐怖に巻き込まれていく――。
  • 近代秀歌
    4.4
    「やは肌のあつき血汐にふれも見で」「東海の小島の磯の白砂に」──懐かしくも新鮮な歌の数々は、私たち日本人の感性の源として、永遠に伝えていくべき豊かな財産である。〈日本人ならこれだけは知っておいて欲しい〉近代100首を当代随一の歌人が選び、心熱くなるエッセイとともに、未来へ贈る名歌集。

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  • カフカ『断食芸人』〈わたし〉のこと
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    芸人にとって断食はしかたなかった。なぜなら「口にあう食べものを見つけることができなかったから」。『変身』のカフカによるこの短編をよく読んでみれば、そこにはラストメッセージとしての奇譚がくっきり浮かび上がる。不幸であることを書いて寓話になりきれない〈わたし〉の文学に、いまこそ私たちの世界が追いついた。

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  • 『白鯨』アメリカン・スタディーズ
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    「世界名作十大小説」に必ず入る『白鯨』。この物語は、魔獣モビイ・ディックへの単なる復讐譚ではない。時空を越えて現れる巨大生物が象徴するものとは何か? ここに19世紀から21世紀へ至るアメリカ文明史を、そしてグローバルな現代史をスリリングに読み解く。新訳相次ぐ現在、アメリカ研究の第一人者が満を持して贈る。

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  • 『悪霊』神になりたかった男
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    ドストエフスキーの全作品でもっとも危険とされる「スタヴローギンの告白」(小説『悪霊』より)。作家の全人格が凝集されているこのテクストには、人間の〈堕落〉をめぐる根源的ともいえるイメージが息づいています。文学のリアリティとは、人間の可能性とは? 一人の男がさまよいこんだ精神の闇をともに探究してみましょう。

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  • 私の文学―「文」の対話 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    文学は、作者と作品、読者と社会、世界との対話である。戦争を通過した作家たちによって書かれた「戦後文学」への考察は、世界中で戦禍の炎が止まない今、日本文学の枠を越え普遍的価値をもつ。少年期に影響を受けた中村真一郎、野間宏、堀田善衞への思い出。そして武田泰淳、埴谷雄高、大岡昇平、中上健次、佐々木基一、小田切秀雄、小島信夫、安岡章太郎、ドナルド・キーンらとの異色の対談は、読者を小田実の豊潤な小説世界へと招く。作家同士の対談が見せてくれる長編小説の魅力。
  • これは「人間」の国か 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    大災害は、全ての虚飾をはぎとり、本質を顕わにする。「大震災」以後、より広く深まった思考を土台に、現代日本の災害と被災苦に対して書かれた論文、評論、小説などは、3・11を経た今、歴史的意味をもつ。被災者に対する「公的援助」の実現は、日本社会の民主主義の再生に必要だった。そう信じ、行動する作家の思考過程がここにある。そして、中野重治、埴谷雄高、開高健、鶴見良行らについての回想、自作の小説への省察は、小説家としての小田実の真髄と、さらなる円熟を披瀝する。
  • 風の通る道
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第63回文学界新人賞を受賞した著者が、その真価を世に問う、初めての書き下ろし長編小説。那須野ヶ原に伝わる「那須国造碑」を巡る謎の解明が、日本と韓国とを結ぶ歴史の深層に迫る。
  • 二流小説家
    3.6
    映画化決定! 上川隆也主演「二流小説家―シリアリスト―」 全国東映系で6月公開! 残忍な手口で四人の女性を殺害したとして死刑判決を受け獄中にある男から、しがない小説家に手紙が届く。死刑執行を目前にした男が事件の全貌を語る本の執筆を依頼してきたのだ。世間を震撼させた殺人鬼の告白本! ベストセラー間違いなし! だが刑務所に面会に赴いた小説家は、思いもかけぬ条件を突きつけられた……史上初! 年末ミステリ・ベストテンで三冠達成の傑作が電子書籍化。
  • ケンブリッジ・シックス
    3.7
    キム・フィルビーら5人のケンブリッジ大学卒業生がソ連のスパイだったことが発覚し、英国は大打撃を受けた。だが彼らのほかに、もうひとり同時期に暗躍していたスパイがいたという。歴史学者のギャディスは親友の女性ジャーナリストからこの人物に関する本の共同執筆を提案されるが、その女性が急死し、彼は後を継いで調査を開始する。が、やがて国際情勢を左右する事実が明らかに! 巧妙に構築されたスパイ小説の力作。
  • 大人のための中国古典 新釈 韓非子
    -
    1巻1,100円 (税込)
    「信なくんば立たず」と教える孔子に対し、「人を信ずれば則ち人に制せらる」と説いた中国古代の思想家・韓非子。孔孟の「仁」の教えに対して、厳格な「法」の適用と信賞必罰を主張し、秦の始皇帝に絶賛された彼の著書は、“人間不信の哲学”といわれる冷徹な論理、卓越した人間観察と「法術」理論を核に展開されるリーダー論であった。イソップ寓話さながらのたとえ話から、人間の本質や為政者のあるべき姿に鋭くせまる『韓非子』。その魅力と、現代に活かすべき叡智を、組織管理を中心にトップやリーダーのあり方に焦点をしぼり、著者独自のわかりやすい口語訳と役立つ解説で紹介する。◎現実を生きる人間学◎リーダー学の要諦◎部下を操縦する7つの心得◎組織管理の6つのポイント◎トップが自滅する10の原因◎仕える側の論理 リーダーは論理的であれ! 人間の実相、権力の本質を見すえた不朽の古典がここに甦る。組織を合理的に操る最強の管理学。

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  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集
    3.9
    西之園家のキッチンでは、ディナの準備が着々と進んでいる。ゲストは犀川、喜多、大御坊、木原。晩餐の席で木原に続き、大御坊の不思議な体験が語られた。その謎を解いたのは――(表題作)。ほかに「ぶるぶる人形にうってつけの夜」「誰もいなくなった」など、長編シリーズのキャラクタが活躍する8編を収録。(講談社文庫)
  • 怖い女
    3.2
    1巻1,100円 (税込)
    恋愛のカリスマとして大人気、ゴマブッ子が初の本格的小説で新境地を開く。銀座のレストランに集う、元アイドルや女子アナ、妊婦、ブライダルジュエリー販売員らの共通点、それは……。妬み、嫉み、僻み、恨み、女の恐ろしい本性が渦巻くクセになる連作短編小説。

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  • 三銃士 上
    3.9
    1~2巻1,100~1,210円 (税込)
    デュマは旺盛な筆力をもって生涯に小説だけでも二五七巻に及ぶ作品を書いたが、『三銃士』はなかでも世界中の人々にもっとも愛された小説である。個性豊かな四人の銃士と彼らを結ぶうらやましいまでの友情、危機にのぞんで男らしく颯爽と行動するそのさわやかさ。この若々しい男性的ロマンにはつきせぬ魅力がある。一八四四年。

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  • アルファマン・リターンズ
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    世界を救ったヒーロー「アルファマン」こと工藤勇斗は、今やしがないヒーローショーのスーツアクターとして日々をすごしていた。周りのダメ人間ズとともに、ダメダメな生活を送る工藤だったが、ある日彼の日常を根底から破壊するニュースが届く。ポイズンと名乗る人物が、連続毒殺事件を起こしたのだ。その目的は、「アルファマンを斃すこと」。苦悩する工藤だったが、アルファマンに変身する方法はもはやない。彼の決意は!?
  • マン島の黄金
    3.4
    クリスティーの死後、四半世紀の時を経て、新聞や雑誌に掲載されたきりでファンの間でのみ囁かれ続けてきた幻の作品群を発掘。表題作の宝探し懸賞小説や、謎の失踪の直前に書かれた小説、ポアロやクィンの謎解きミステリ、心理サスペンス、ホラー、ロマンスなどバラエティに富む十篇を収録。

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  • バートラム・ホテルにて
    3.6
    古き良きエドワード朝時代の面影を今なお残すバートラム・ホテル。ミス・マープルも淡い過去の思い出を求めて訪れた客のひとりだった。だが、その優雅な雰囲気の陰に彼女が見たのは、巧妙にしくまれた大陰謀……はたして巻き起こった驚愕すべき犯罪とは? 香り高き本格ミステリの逸品!

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  • 長いお別れ
    4.3
    私立探偵フィリップ・マーロウは、ふとした友情から見も知らぬ酔漢テリーを二度も救ってやった。そして彼はテリーの殺害容疑を晴らす為に三たび立ち上るのだった! ハードボイルド派の王座を占めるチャンドラーが五年間の沈黙を破り発表した畢生の傑作、一九五四年アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。
  • 花の冠
    -
    1巻1,100円 (税込)
    『「嬉しいなという度に 私の言葉は花になる だから あったらいいなの種をまこう 小さな小さな種だって 君と一緒に育てれば 大きな大きな花になる」 』 朝日新聞、読売新聞などで紹介され、野田首相の所信表明演説にも引用された話題沸騰の詩人・大越桂さんの処女詩集。障害を抱えながらも、前向きに、ひたむきに生きる大越桂さんの詩には勇気と感動をもらえます。

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  • もも、たま、いろ。
    -
    1巻1,100円 (税込)
    高校三年生の安藤珠子のあだ名は「たま」。恋愛未経験で誰も好きになったことがないたまだけど、あることをきっかけに「都会から来た」と評判の転校生・浅野君が、気になるように≪初めての恋≫。ライバルの登場や、お互いのすれ違いから想いをなかなか伝えることが出来ない。さらに、予期せぬ出来事がたまを襲って――。
  • ホロー荘の殺人
    3.9
    アンカテル卿の午餐に招かれたポアロを待っていたのは、血を流している男と、その傍らでピストルを手にしたままうつろな表情をしている女だった。それは風変わりな歓迎の芝居でもゲームでもなく、本物の殺人事件だった! 恋愛心理の奥底に踏み込みながらポアロは創造的な犯人に挑む。

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  • 見 て る 。<ストーカー>
    3.0
    高校生になった可奈は、幼馴染の勇太から告白される。「ずっと好きだった。ずっと一緒にいよう」付き合って幸せな毎日、でも勇太は徐々に変わり始め異常な嫉妬心を見せるようになる。恐怖を覚えた可奈は、勇太から「絶対に見るな」と言われていた秘密の引き出しを覗いてしまい…。
  • 極上甘々キッス♪〈上〉
    4.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    超名門お金持ち高校を受験したら、受かっちゃった紗楽。そこで出会ったのは、大企業・花寺グループ御曹司の奏哉。可愛くって気の強い紗楽と、“超我が儘裏表男” の奏哉。素直になれない二人の恋愛ゲームが始まった!?
  • もう二度と流れない雲
    -
    1~2巻1,100円 (税込)
    孤独な美少女・高村楊は、北高に入学し、中津春日と出会う。陽気な春日のおかげで友達もでき、周囲に打ち解けるようになる。だが、楊につきまとう不穏な気配を感じ取った春日は、独自に調査を開始。やがてある過去が浮かび上がり、事態は思わぬ深みにはまってゆく……
  • いちご水
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    「恋空」のケータイ小説作家・美嘉が綴る新しいタッチの作品。東高校2年生の陽菜子はささいな事から、親友から嫌がらせをうけるように。それはエスカレートし、やがてクラスを巻き込んでのいじめに発展していった。 一学期の終業式の日、イジメから逃げるようにしてたどり着いた一軒の不思議な露店の前。そこで陽菜子は、別の高校に通う少年・晴と出会う。
  • エリートの転身
    -
    1巻1,100円 (税込)
    40歳で迎えた人生の大転換! 部下の引き起こした不祥事の責任をとり退職したエリート証券マンが選んだのは意外にも“チョコレート職人”への道だった。表題作「エリートの転身」は、東京・白金台にあるチョコレート専門店「ショコラティエ・エリカ」の創業者、神田光三の波乱に富んだ半生を描いた実名小説。表題作他、組織の中で、もがき、苦しみ、そして闘うサラリーマンたちの生き様を追った珠玉短編3作品を収録。

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  • 愛国殺人
    3.6
    歯医者での治療を終えてひと息ついたポアロの許に、当の歯医者が自殺したとの電話が入った。なんの悩みもなさそうな彼に、自殺の徴候などなかった。これは巧妙に仕掛けられた殺人なのか? マザー・グースの調べに乗って起こる連続殺人の果てに、灰色の脳細胞ポアロが追い詰めたものとは?

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  • なでしこ力 次へ
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    2012年女子サッカーワールドカップを制した「なでしこジャパン」が狙うは、2012年ロンドン五輪での金メダル。FIFA女子年間最優秀監督賞を受賞した佐々木監督が、チームの未来像や自らのサッカー半生、日本の女性が持つパワーを語り尽くす! 「単なる「団結力」や「精神力」では十分に言い表すことができない。他国がいまだ備えていない特筆すべき長所が、なでしこジャパンには確かに存在するのだ――」(本文より)
  • 罪と罰 上
    3.9
    1~3巻1,100~1,276円 (税込)
    その年の夏は暑かった。大学を除籍になり、ぎりぎりの貧乏暮らしの青年に、郷里の母と妹の期待と犠牲が重くのしかかる。この悲惨な境遇から脱出しようと、彼はある「計画」を決行するが…閉塞した社会状況のなかでくすぶる人間性回復への強烈な願望を描いて世界文学史にドストエフスキーの名を刻みつけた不朽の作品。(全3冊)

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  • 西ベルリンで見たこと 日本で考えたこと 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    1989年、東西冷戦の象徴である壁が壊れるまで西ベルリンは、法的に第二次大戦時の四連合国、米英仏ソの占領下にあった。ドイツの戦後は、ナチ・ドイツの戦争の歴史を直視し、それを克服することにあった。’85年から約二年間、著者が暮らした西ベルリンは、移民をも包摂する開かれた社会を求めてたたかう若者の力がみなぎっていた。近代国家成立以来、多くの点で相似する日独両国の歩みを、暮らしの目線から分析し、「強者の政治から弱者の政治」へと新たな方向性を示す。
  • ゼロ時間へ
    4.0
    残忍な殺人は平穏な海辺の館で起こった。殺されたのは金持ちの老婦人。金目的の犯行かと思われたが、それは恐るべき殺人計画の序章にすぎなかった――人の命を奪う魔の瞬間“ゼロ時間”に向け、着々と進行する綿密で周到な計画とは? ミステリの常識を覆したと高い評価を得た野心作。

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  • 量刑(上・下合冊版)
    -
    裁判員制度が開始され、もう誰もが人ごとではすまされない量刑の判断。殺人と死体遺棄容疑、自首目前の逮捕、示談の決裂、死因鑑定の揺れ。法壇と傍聴席の背後には不穏なさざ波が。量刑に厳しいと評判の神谷(かみや)裁判長は審理の帰趨(きすう)をどう判断するのか。情状の余地とは、人が人を裁くとは、量刑の客観性はどこにあるのか。「正義」とは、「法」とはなにか。一裁判官の職責と人間性を通して描く衝撃作!

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  • 怪談
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    驚き、震えよ! 鮮やかな論理と、その論理から溢れ滲み出す怪異。小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの『怪談』に、柳広司が挑んだ! 「雪おんな」「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」「鏡と鐘」「耳なし芳一」――。“謎”と“恐怖”が奇跡的に融合し、名著が現代に甦る! 柳広司だからこそ書き得た、異色のミステリー。

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  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】
    3.8
    「妖怪」はいずこより来るのか……。人の心は闇にあらねども、揺るぎないはずの世界が乱れたとき、その裂け目から怪しきものが湧き出し、取り憑く。他人の視線を極端に畏れる者、煙に常軌を逸した執着をもつ火消し、「海」を忌む小説家……。日常に潜む恐怖を描いた十作品を収録。
  • 小説ロボジー
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    家電メーカーのダメ社員3人は社長の命令で二足歩行型ロボットの開発を命じられたが、博覧会直前に大破させてしまう。その場しのぎで体型の合う老人をだまして中に入れて披露すると、なんと意外な大絶賛! ところがこのジイさん、只者ではなくて……!? コメディの鬼才・矢口ワールドが文学界でも大炸裂。
  • D/ベルリン物語 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    『D』は、世界の米軍基地を渡り歩いた末、日本で脱走した米兵トニイが現世を脱したがなかなか極楽へ入れず途中の路地で右往左往する物語。ワケありのおばあちゃんが彼とその恋人を助けようと最後に東大寺へ立てこもるが…。聖と俗、滑稽と悲哀の喜劇ロマン。『ベルリン物語』は、主人公が壁の都のあちこちで「昭和の少国民」であった自分の幼少期を思い出す話。竹馬の友、ドイツ好きの父、御堂筋、デパート。過去には見えなかった大切なものを家族との日常の中で掬いとった私的小説。
  • スイート スイーツ ショコラ
    3.3
    1巻1,100円 (税込)
    28歳の智代は〈洋甘〉のショコラティエール。理想のショコラを作りたくて、いつか店を移ろうと思っている。でも、事故にあった父親を養うため、辞めるに辞められない……。女子高生の愛子はアルバイト、バツイチの優花は販売員。さまざまに悩み、それぞれに想い、手探りで自分の道を進む――。一歩だけ。踏み出す勇気が欲しい、毎日がんばっているあなたへ。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 毛沢東 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    エドガー・スノーの『中国の赤い星』によって世界で初めて知られた毛沢東と中国革命の存在。清新の気あふれた革命直後の社会主義建設と「大躍進」などの数々の試みは矛盾に満ち、「文革」は自壊。革命と「文革」の高揚・流行が終った’84年、著者は半年間中国に滞在。本書は、毛沢東の矛盾と実践を少数民族や第三世界を含め普通の人々の眼で考えた「人びとの毛沢東」論である。革命はどんなに見事な理由づけがあろうと人間性や愛に根づかない限り、意味はないという著者の魂が全編を貫く。
  • 宮沢賢治珠玉童話集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    言葉の魔術師宮沢賢治の珠玉の創作童話選集。「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」など賢治ワールドの代表作を網羅して、全36編を1冊にまとめた愛蔵版。新字現代仮名づかい。

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  • 愛の旋律
    4.1
    あるパーティで歌手ジェーンの歌声を聞いたヴァーノンはその素晴らしさに衝撃を受けた。まもなく彼は一度はあきらめた音楽家への道をふたたび歩だそうとする。ジェーンへの愛を胸に秘めながら。若き天才音楽家の苦悩を描く「愛の小説」。

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  • HIROSHIMA 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    主人公の「馳ける男」は、世界初の原爆実験があった米国南部出身者。戦闘機乗員として対日戦に参加、撃墜され捕虜となり広島で被爆。広島では日本人、植民地出身者の朝鮮人、日系アメリカ人もともに被爆する。日米が引きおこした戦争に個人が巻き込まれる時、国家のわくを越えて被害者が加害者、加害者が被害者となる複雑な歴史の現実を寓話性に託しながら独自に構築した名作。原子力の恐怖、現代の「核」に新たな光をあてた衝撃作は、英訳本、BBCラジオ劇(1996年)にもなった。
  • 列人列景 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    1970年代の半ばに書かれた著者初の短編小説連作集。40をすぎた「タダの人」を主人公に、人間にとって切実なテーマである原風景、愛、性、志、生老病死を魅力的なタイトルのもとに描く。性的「見せもの」、いろんな人が来るデモ行進、聖と俗のガンジス河、砂漠の国の不思議、人混みの中の大仏、日本と第三世界交渉史、歴史的陰影をもつ異邦人の在日朝鮮人、人生のほとんどを旅して歩いた西行の景色……。それら人間の列と風景の列が短編のひとつひとつとなって連なっていく絵巻物。
  • ガ島 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    1973年頃、大阪のうまくて安いトンカツ屋チェーン店の主人西川と妻の姉キヨ子が、香港旅行の時、マカオで知り合った若い不動産屋中島に誘われて南海の孤島「ガ島」へ行く。三人は、島で出会ったドイツ人青年と共にかつては「人食い人種」が住んだというジャングル奥地の部族を訪ねる。読者は、登場人物たちのドタバタ喜劇の語り口に導かれ、部族の神話やジャングルの精と出会うことになる。が、物語の裡に隠された真実は、日米戦場の島ガダルカナルに眠る、兵士の遺骨拾いの旅だった。
  • 氷壁
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    穂高岳の難所に挑んだ小坂は、ナイロンザイルが切れて墜死する。彼と同行した魚津は、自殺説や醜聞にもめげず、友の死の真相究明に全力を注ぐ。そして小坂の恋人だった美貌の人妻美那子への思慕を胸に、困難な単独行を敢行する……。雄大な自然と都会とを対応させ、完璧な構成のもと、恋愛と男の友情を劇的に描く。NHK土曜ドラマ『氷壁』原案。

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  • エプタメロン(上)
    -
    「七日物語」ともいう。邪欲に燃え狂う僧侶、愛欲に盲目となる王、わが子と奸淫を犯す貴婦人…いっさいの権威をはぎとられた赤裸々な人間像をえぐりだしたフランス版「デカメロン」の全72話からなる完訳版。ナヴァル女王マルグリットはフランソワ1世の姉で、その宮廷に多くの人文学者や芸術家をあつめ、16世紀フランス・ルネサンスの華がひらいた。彼女は詩人で、宗教改革者たちの保護者でもあった。

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  • ダーバビル家のテス
    -
    美しく豊満な体をもつ少女テスは無法な男のために私生児を生むが、その後、真実の愛をささげてくれると信じた青年と恋におち、結婚する。だが、過去の告白は処女性を重視する夫の激怒を生み、うち棄てられる。テスの一家が生きていくためには、最初の男の手にすがらざるをえなくなる……隷属的な境遇をおくるテスのまえに、異郷で病身となった前夫が戻ってきたとき、テスは……

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  • アメリカ
    -
    誘惑されて女中に子供を産ませたため、16歳のカール・ロスマンは両親によってアメリカへ追放される。だがニューヨークの伯父の家からも追い出され、カールは放浪生活を余儀なくされる。新世界での冒険につぐ冒険、裏切りあり、どんでん返しあり、悪徳行為あり、カールは転落に転落を重ねながら数奇な運命をたどる…

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  • 宇良ひなたファーストコレクション 7つの恋☆
    -
    1巻1,100円 (税込)
    一口に「恋」と言っても同じ「恋」はこの世にふたつと存在しないモノ。オンリーワンの「恋」を手にしてキラキラと輝くヒロインたち。さてさて、あなたはどの「恋」がお好みですか? 7つの恋を集めた作品集。宇良ひなたファーストコレクション☆ (収録作品) 1『マニアック☆ラバーズ』 突然、苦手な上司に告白された! ぽっちゃり体型のおデブさん・桃花。どうしよう!! 2『僕が教えてあげようか?』 恋愛初心者・モモ。男だと意識してなかった乙女な性格の雪緒《ゆきお》とのHなラブレッスンが始まった☆ 3『こういうの好き☆』 リカと晴花。十代を謳歌する彼女達のジェットコースターのようなスピードで通り過ぎる小さな恋の物語! 4『男★友ダチ』 手を出してこない男友達のヨウヘイ。彼がどんな風に女子に触れるのか、気になる私。 5『クリスマスイブ』 幼なじみ…近いようですごく遠い存在。お互いを大切に想いながらも、すれ違ってしまう慎と蘭のセンチメンタルラブ。 6『恋の媚薬』 薄暗い理科準備室で二人きり、今しかチャンスはない! 冴木 杏《あん》18歳、「恋の媚薬」を使って先生を誘惑します。 7『年下の男子☆いただきまーす!』 クールな年下男、汐崎くんに振り回される三十路女の加賀美さん。この恋の駆け引き。最後に勝つのはいったいどっち!?

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  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC
    4.1
    「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か? 幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。
  • 封印再度 WHO INSIDE
    3.9
    50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室の中で謎の死をとげた。不思議な言い伝えのある家宝と風采の死の秘密は、現在にいたるまで誰にも解かれていない。そして今度は、林水が死体となって発見された。2つの死と家宝の謎に人気の犀川・西之園コンビが迫る。
  • 明後日の手記/泥の世界 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    戦争によって、回復不可能なほどに深く傷ついた魂を抱き、闘いながら生きる10代の高校生群像を描いた『明後日の手記』は、著者17歳の処女作。主人公とその家族、そして観念と現実の距離に身もだえする若者たちの世界を、早熟な才能と筆力によって活写した。『泥の世界』は、1965年頃、掃き溜めのような大阪と瀟洒な芦屋に住む中年男たちの、一見平和で幸福そうな日常生活の裏側に潜む荒涼たるニヒリズムの謎が、「難死」と「特攻隊」の経験であったことを解き明かす思想小説。
  • 日本の知識人 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    本書は、日本人自身が現代の日本をどう考えるかを書いた自己認識の書だ。1964年、欧米で日本が流行った頃に出されたこの本が、他に類を見ない厚みをもつ「日本論」であるのは、まず比較の対象に「インドの場合」を置き、日本が植民地にされなかった特殊性を浮上させ、さらに「古代ギリシャの知識人像」を描き出すことで、今もなお西欧社会の根底に残る「判断者」としての知識人観にせまる。知識人にとって、思想は書物の中だけの言葉ではなく人間の行動を支えるものだという。
  • 平和をつくる原理 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    1945年、一人一人の文学者がどのように8月15日を迎えたか、で始まる本書は、著者がベトナム反戦運動に深く関与する思想的根拠を示した文集だ。「難死」の思想を源泉にたくわえた鋭利な眼は、国家と人間、社会と個人について深い洞察を加え、戦争のメカニズムをあぶり出した。「平和の倫理と論理」で展開された、国家によって戦争に駆り出された個人は、被害者であるにもかかわらず加害者になるという自己認識だ。この新しい思考の原理は、日本の反戦平和運動の基本ともなった。
  • 今週、妻が浮気します
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    それはひとつの質問から始まった。苦悩する夫と助言する匿名の回答者たち。いつしか共感の輪は広がり、小さな奇跡を生んだ。インターネット掲示板から生まれた、感動のリアル・ストーリー。
  • それでも雑誌は不滅です! 愛と怒りのマガジン時評100
    -
    1巻1,100円 (税込)
    時代をリードしてきた「雑誌」の時代は終わったのか!? 気鋭のマガジン・ウォッチャー中沢が、雑誌受難の時代だからこそ、愛を込めて爆笑&辛口批評を展開。ちょいワル『レオン』からキャバ嬢誌『小悪魔ageha』まで、雑誌の歴史をたどると、当時の世相がいきいきとよみがえる……やっぱり雑誌は面白い! 週刊「AERA」で04年~08年にかけて連載された好評コラム『マガジン百名山』の書籍化。

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  • 月ぬ走いや、馬ぬ走い
    値引きあり
    4.2
    1巻1,093円 (税込)
    第67回群像新人文学賞受賞!新たな戦争の時代に現れた圧倒的才能!21歳の現役大学生、衝撃のデビュー作。 先祖の魂が還ってくる盆の中日、幼い少年と少女の前に、78年前に死んだ日本兵の亡霊が現れる――。時空を超えて紡がれる圧巻の「語り」が、歴史と現在を接続する! 島尾敏雄ほか先人のエコーを随所に響かせながら、沖縄に深く堆積したコトバの地層を掘り返し、数世代にわたる性と暴力の営みを、『フィネガンズ・ウェイク』的な猥雑さで、書きつけた作品。Z世代のパワフルな語部の登場を歓迎する。 ―― 島田雅彦 十四章の構成で沖縄の近現代史を描き切る、しかも連関と連鎖、いわば「ご先祖大集合、ただし無縁者も多い」的な賑わいとともに描き切る、という意図はものになった、と私には感じられた。/この小説はほぼ全篇、ある意味では作者自身のものではない言葉で綴られていて、だからこそ憑依的な文体を自走させている。つまり、欠点は「長所」なのだ、と私は強弁しうる。要するにこの「月ぬ走いや、馬ぬ走い」は小さな巨篇なのだ。 ―― 古川日出男 「読んだものを茫然とさせ、彼のいままでを氷づけにし、そのうえで、読むことをとおしてあたらしい魂を宿らせる、そんな小説でありたい……テクストでの魂込め(まぶいぐみ)とでも呼ぶべきところが、ぼくの目標です。」豊永浩平(受賞のことば) ぼくがここにいて、そしてここはどんな場所で、なによりここでぼくはこうして生きてきた、ってことを歌って欲しいんだ、ほとばしるバースはライク・ア・黄金言葉(くがにくとぅば)、おれらは敗者なんかじゃねえぞ刻まれてんのさこの胸に命こそ宝(ぬちどぅたから)のことばが、月ぬ走いや、馬ぬ走いさ!
  • コズミック 世紀末探偵神話
    値引きあり
    3.7
    本格ミステリ史上、最もバッシングを受けた鬼才のデビュー作。メフィスト賞の性格を決定づけ、後の作家に絶大な影響を与えた超問題作。1200の密室で1200人が殺されるという、密室卿を名乗る正体不明の人物からの犯罪予告が届く。1200年間、誰にも解けなかった密室の秘密を知ると豪語する密室卿の正体とは何か。JDC(日本探偵倶楽部)きっての天才にして、名探偵をも超越したメタ探偵・九十九十九が挑む!
  • 焔火
    値引きあり
    3.9
    1巻1,093円 (税込)
    昭和初期の東北の寒村で貧しい狸とりの息子として、侘しい暮らしを送る男。肺病の家系にあり、村八分にされている。そんな彼の心の慰めは、おミツという村の女だった。盗人の家に生まれ、差別さて続けたおミツと男は惹かれあう。しかし、あるとき村長の息子たちに捕らえられ、おミツは殺され、男は村長の息子等を殺して、命からがら生まれた村を離れる。自然の中でつかの間の幸せを味わう男に迫る追っ手の魔の手。彼の運命はいかに
  • 死者の雨 上
    3.7
    全裸で変死した女教師。 偏執的事件に隠された恐るべき悪。 のどかな学園都市で何が起きているのか? 人気ドラマ原作シリーズ第2弾! 嵐の夜、フランス南西部の学園都市で、全裸で縛られた女性の変死体が見つかった。被害者はエリートばかりが通う名門高校の教師。逮捕された17歳の少年ユーゴは人気者の生徒で、警部セルヴァズがかつて愛した女性の息子だった。 ユーゴは殺害を否認するものの、全ての状況は彼の犯行を物語っていた。だが捜査を進めるうち、セルヴァズの周囲に姿なき猟奇殺人鬼の影がちらつきはじめ……。
  • 蜂のざわめき
    -
    夏の日、姉妹は死体を見つけた。容疑者は、父親。物言わぬ蜂たちは何を見ていたのか。這うように恐怖が押し寄せるミステリー。 十代の姉妹、サムとオリーは母を亡くし、オレゴンの田舎でテント暮らしをする父に引き取られた。ある夏の日、二人は近所の川に女性の死体が浮かんでいるのを見つける。すべての証拠は彼女らの父――変人と周囲から疎まれる彼の犯行を物語っていた。無実を信じて危険な行動に出る姉と、多くを知っていながら口がきけない妹。そんな少女たちの背後に、狂気はひたひたと忍び寄っていた……。
  • バカ息子からのラブレター
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    主人公・天草賢人の少年期から自衛隊入隊後までの混沌とした人生を、自己告白的に綴る小説。家庭での暴力や親子関係の断絶感、学校でのいじめと中退、非行やギャンブル、事故と裁判、入院や精神的変調、恋人との出会いと別れ、大検受験・予備校通学やIQの言及といったさまざまな出来事を、饒舌な一人称で語り、葛藤と絶望と再起への希求をリアルに描く。
  • 奏でるアラ古希
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    筆者のボランティア活動での体験を元にした最新作『奏でるアラ古希』に加え、新職業「賞状書士」の奮戦を描いた『よってあなたを賞します』、人と人との縁が笑顔をもたらす『笑顔の明日』、うらぶれた図書館に異動となった司書とボランティアの交流を描く『たそがれ図書館』他、既刊からよりすぐった4本の作品を加えた、全5本の心温まる物語をお送りします。
  • 薄明
    NEW
    -
    1巻1,089円 (税込)
    浩一は、80歳を過ぎた母の多恵と、妻の奈穂子と三人暮らし。ある日、奈穂子から、「お義母さんは認知症なのではないか」と切り出された。話半分に聞いていた浩一だが、多恵に認知症の検査を受けさせることにした。検査の結果は「異常なし」。ところが、物語はそこから思わぬ展開を見せることに……。社会問題である「認知症」をモチーフに現役の医師が描く、緊張感に満ちた小説。
  • 白いスポーツカー
    -
    1巻1,089円 (税込)
    専門学校を卒業後に入社したガソリンスタンドで働き始めた駿介は、白いスポーツカーで颯爽と現れた社長の娘・亜矢、東西通商専務秘書の三杉万理という二人の魅力的な女性に出会った。愛を深めていった万理と駿介のもとに、ある日、不穏な告発が……。二人の恋路を阻むのはいったい誰だ? 恋と事件を軽快に描いた「白いスポーツカー」のほか、短編「真っすぐな階段」も収録した小説集。
  • チャオの旅
    -
    1巻1,089円 (税込)
    『おいらのいた14年間は、きっと母ちゃんにとって「幸せな旅」だった』。1300キロの旅、新しい家、海沿いの散歩、窓から見える富士山……。おいらの目に映ったかけがえのない日々を綴った、心温まる日々。これは、出会えたすべての人たちへ贈る、愛おしく、温かく、そして切ない思い出の記録──「さあて、“おいらの旅”の始まりだ。“おいらの旅”を、おいら目線で紹介しよう」
  • 手探りの道
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家の中が大分スッキリしたところで、時間がかかるだろうと後まわしにしていたことに取りかかった。『今迄一度も読み返すことがなかったな』と思いながら、ダンボール箱に収められた、夫・真一郎からの古い手紙の束を取り出す。──単身赴任でアルジェリアに赴任した夫からの手紙、娘の手術や介護の手記。娘の入院中に母に預けた長男の様子を報せる手紙で、彌生の振り返る小説。
  • 真帆哀歌
    -
    1巻1,089円 (税込)
    大戦前夜のジャズシーンを舞台に、中国人歌手・白娘(パイニャン)と天才クラリネット奏者・真帆(まほ)の出会いと別離を描く。神戸、銀座、上海、杭州をめぐる艱難が二人の愛を試し、戦後三十年余の捜索と奇縁が切なさと幻想を紡ぐ。濃密な人間描写とジャズの調べが胸に残る傑作で、読後の余韻が深く長く続く。歴史の重みと幻想が交錯し、世代を超えて響く物語。
  • 恋の幽霊
    3.0
    1巻1,089円 (税込)
    江國香織さん推薦! 「言葉によって規定されてしまう前の、繊細で野蛮できりのない‘恋’が、 容赦なく流れる時間のすきまからこぼれてくる。」    *   *   * 京、青澄、土、しき。 高校で4人は出会い、恋に落ちた。 身体が発熱し、恋のぜんぶを出し尽くしてしまった。 そして、あの事件が起こる。 あれから15年--。 パワハラの年下上司と体だけの関係をつづける「京」 娘を家庭に縛り付ける毒親の支配から逃れられない「青澄」 貧しい大家族のなかで愛されて育った「土」 両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」 「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」 大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底にいる「わたしたち」を動かしはじめる。 あの特別な感情を文芸の最前線でアップデートする新次元の「恋」小説! 解説:金原ひとみ
  • 心の中の暗い野原で
    -
    1巻1,089円 (税込)
    幼馴染でかつての恋人、麗子への切実な恋文のように綴られた秋彦の物語。一通の手紙に込められた幼き日の告白は、誰にも語られなかった切ない真実。幼い頃から心に抱き続けた純粋な愛と激しい後悔、両親の確執や別れ、別の相手との結婚で得た幸せと、かつての熱情が呼び戻す喪失感。地区の運動会での奇妙な再会や麗子の死を経て、永遠に彼を縛る想いの深淵を描く一冊。
  • 二人の眞子
    -
    1巻1,089円 (税込)
    難病の多系統萎縮症を患った妻の眞子の介護をしている松井は細菌性肺炎で入院することになり、そこで妻と同名の川内眞子と出会う。眞子の手厚い看護を受ける中で、松井は眞子に惹かれていく。やがて長い間介護をした妻が旅立ち、松井自身も最期を迎える時、松井の目に映ったものは……。妻と看護師、同名の二人の女性を愛した男の人生を通じ医療と介護のリアルを描く。
  • NF─エヌ・エフ─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「NFの歌は聞こえた?」「試合中たしかに鳴り響いているもの、流れているものがあったんだ。そうだね、あれがNFの歌なのかもしれない」「言葉で説明するのは難しいようね」「歌というより、どっちかといえば一種の幸福感みたいなものかな」動物たちはなぜ闘うのだろう? 人間の争いとは異なる獣たちの闘いの本質を求めて、創司はNF(ナチュラル・ファイティング)のリングに上る。
  • 銀行員の歩む「獣道」
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「昭和」とは本当に“勢い”のある時代だったのか……。「どんな人でも暗い道よりも明るい道を歩きたい。だが、人として生きてゆくには誰も通ったことのない、暗くて、危険な獣道にも似た道を選んで進まざるを得ないこともある」(「まえがき」より)ままならないことも、理不尽なことも、「仕事」として生き抜いた男の自叙伝。今の時代「生きる」ことに迷うあなたに──。
  • 今日は何をしない日にしようか
    -
    1巻1,089円 (税込)
    深い心の傷を抱えた人々の再生を描く短編集。別れの手紙で交わる多村黄菜と高見幸太郎のやりとりを軸に、幼い想いの象徴としてのカブトムシが示す贖罪と赦し。母からの手紙が導く新たな命、カケルの誕生。月夜に語られる三人の目撃談から始まる『満月の子守唄』では、見えない絆と奇跡の再会が白い鳥居の下に結実する。それぞれの物語が手紙や証言で交差し、新たな感動と発見が待つ。
  • 最愛なる人へ ~あなたへの最後の手紙~
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「小春日和のこの頃、いかがお過ごしですか。あれから二年の月日が過ぎようとしています。お元気ですか? 私はもうすぐ嫁ぎます。一枚の手紙をあなたに書いています。私は嫁いでいいですか。あなたから最後に返事を待っています」京都嵯峨野を舞台に結婚を前に心に秘めた男性を想い、コスモスの花のように揺れる女性の心理を繊細に描いた小説。
  • 母と盲人
    -
    1巻1,089円 (税込)
    家族と平穏に暮らしていた雄三は、ある日、視覚の異常に気づく。その後、難病のベーチェット病と診断され、失明の可能性を告げられる。視力の低下で美容師の仕事もできなくなり自暴自棄になった雄三は自ら離婚を選択し、引き籠り同然の暮らしをするように。そんな雄三を案じた母・春枝は、あるチャレンジを始めるが……。光を奪われた雄三と、パワフルで前向きなおふくろとの日々を描く小説。
  • 白い犬
    -
    1巻1,089円 (税込)
    映画の流れに身をまかせて/時々目が合うと/むしょうに照れくさかった/君はちょっぴり冗談なんか/言ってみせるけど/僕にはそんな余裕もなかった/とにかく君の笑顔がうれしかった/時間よとまれ 時間よとまれ/いつまでもこうしていたいから(「時間よとまれ」より) 恋愛、人生の悲哀や無情、社会をテーマに自由自在な表現と飾らない言葉で紡いだ、けのすけ渾身の自伝的詩集。
  • パトラ・セブン あの夏休み
    -
    1巻1,089円 (税込)
    東京で建築士として充実した日々を過ごす鈴木翔太は、かつていじめで登校拒否気味だった。小6の夏休みに沖縄赴任中の父を訪ね、島人のあたたかな暮らしと闘牛パトラ・セブンの世話に携わりながら、自信と生きる喜びを取り戻す。社会人となり、結婚を前提とする恋人を母に紹介する節目に、15年前の夏の日々を愛おしく語る、絆と成長の軌跡を示す感動青春譚。
  • 帰巣の限界をこえて ─ミツ蜂の大冒険─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    運命なんて、こわくない。1~2ヵ月しか生きられない働き蜂が自分の生き方を問い直した。自由とはなにか、働くとはなにか。心の声に従い、冒険の旅へ。小さな羽ばたきは、運命すらこえていく。すべてを受け入れ、生き抜いたミツ蜂モーネ。その小さな命の旅に、心が揺さぶられ人間としての人生を重ねる。小さな命が教えてくれる、自由への祈りと希望の物語。
  • LOVE LOVE ラブホテル
    -
    1巻1,089円 (税込)
    ここでは、スタッフが「いらっしゃいませ」と言うことはないし、お客様の氏名も住所も記入不要。なぜなら、いわゆるラブホテルだからだ。ホテルにやって来る“お客様”には、事情を抱えている人がいる。そして今日もホテルパッシオ支配人の公彦のもとに不穏な連絡が……。ユーモアのある軽妙な文体で、社会の闇を読者の眼前にあぶりだす。現役のラブホテル支配人の手による連作小説7編。
  • 森の歓声
    -
    1巻1,089円 (税込)
    エリが通った立島高校は自然豊かな環境だったが、高校と町ができて100年を前に周辺の土地の再開発が行われ、新興住宅地ができた。エリはそこに新しく開園した保育園に勤め始めた。園長、園児、保護者。様々な人に出会う中で、エリは高校生の時に聞いた森に関する言い伝えを思い出す。森へと足を踏み入れたとき、闇と光、崩壊と再生、対比する世界が回りだす……。新感覚小説第二弾。
  • 雨上がりの未来に
    -
    1巻1,089円 (税込)
    渋谷で美容院を開いて夢を叶えたリリは、経営も軌道に乗り順調な毎日を送るも、どこか空虚感を抱いていた。そんな折、俳優兼ミュージシャンとして活動中の高校の同級生・雪を偶然見かけ、連絡を取り合うように。似た者同士でかつては恋愛関係に至らなかった雪との再会、さらに新たな出会いを経て、リリが望んだ未来とは? 音楽活動もしている著者が自身の楽曲とリンクさせて描いた小説家デビュー作。
  • 苦悩と楽観
    -
    1巻1,089円 (税込)
    夫の浮気に苦しむ妻…でも、私は、私の船に乗り、大海原へと漕ぎ出す決意をする。私は一人じゃない。今までも、これからも。そして、私は私を愛しく思う。「何があってもどんなに苦しくても私は何だかんだ、いつも、幸せかもしれない。そんな風にこれからも思うだろう。私は生きて行く。幸せと一緒に。たくさんの出会いに感謝しながら。アッケラカンと笑って生きて行くんだ」(本文より)
  • 小説神楽坂
    -
    1巻1,089円 (税込)
    学生運動が激化していた時代、私立大学に通う「ボク」はノンポリのモラトリアムを謳歌していた。そんな中で年上の女優の美月と知り合い、神楽坂で暮らすようになる……戻らない遠い青春の日々を振り返る表題作のほか、水槽内で完璧な循環型世界を構築する方法を明かした「模擬世界のはなし」など、リアルの中にファンタジックな世界観を感じさせる全4編。
  • 有明月の月下美人
    -
    1巻1,089円 (税込)
    救急救命専門医・毛利慎吾が勤務する救急救命センターに、特別養護老人ホームから96歳の心肺停止患者が搬送される。毛利は死因を老衰と判断するが、同乗していた介護職員橘百合の存在が気になった。数カ月後、同じ施設から95歳の心肺停止患者がセンターに搬送され、そこには百合の姿が。毛利は自身の判断に疑念を抱き、調査を始めるが……。医療と介護、現場のリアルと問題に迫る医療小説。
  • 福井のひ・と・み That's life.
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「ふと気づくと、自分がこんな年! と思うほどの年齢になっていました。思い起こすといろいろなことがあり、よくここまで生きてきたと思います。子育て、家の守り、仕事などがんばって今がある。今までの人生いろいろなことがあり、人生のゴールが見えてきた今、私が見てきた景色、私が思ったことを残しておきたいと思いました」。心地よい空間へと誘ってくれるフォト&ポエム集!
  • ほほえみの詠
    -
    1巻1,089円 (税込)
    著者は「詩を書くということは、私にとって、日記をつけることのようなもの」と語る。そうして生み出された、季節の移ろいや大切な人への思い、折々に感じたことなどをまっすぐに表現した作品の数々から厳選して収載する。「君はもっと素敵な人になるのだろう/そんな君を私はそばで見ているほか/手だてはなく/それでいいと思ってもいる/君のほほえみの/そのそばにいるだけで」(本文より)
  • パセリとチコリと、鶴美さん
    -
    1巻1,089円 (税込)
    おかしな名前の娘二人と母親の鶴美さん、そしておばあさんの4人暮らしで、鶴美さんのことを娘が語るユニークなストーリ─。夫を亡くした鶴美さんですが、いろいろなことを経験していくなかで、ついに、かっこいい男性も見つけます。人生の流れに逆らいません、失敗を恐れません、努力を惜しみません、過去は振り返りません、という鶴美さんの生き方はきっと大きな参考になることでしょう。
  • 私の名前は、ミーたん。知的障害者です。
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「定年を過ぎて初めて結婚をしたら、いきなり4人の子どもができました。その4人の子どもの3人目の娘が知的障害者でした」(本文より)。ミーたんの見ている世界を通して、知的障害や自閉症のことを少しでも伝えたい──。毎日を咲顔(えがお)で暮らしている両親との日々を、ミーたん視点で描いたエピソードとポエムで綴った、家族愛たっぷりの心あたたまるユーモラスな一冊。
  • 詩集 めんどうくさい人間
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「自由詩はネットをはらないでテニスをやるようなものだ」とロバート・フロスト(アメリカの国民的詩人)は指摘しています。好き勝手に自由詩を書くことは単なる「型なし」でしかないと、自戒しています。また若い時見えなかったことが、年齢を重ねてはじめて見えることもあります。月並みですが、年をとるのも悪いことばかりではありません。著者50年ぶりの自由詩集。
  • 峠がある街
    -
    1巻1,089円 (税込)
    施設から失踪した兄タケル、妹ナツは会えるだろうか──。ある日、実母と兄がいることを知らされたナツは兄の生活する障害者施設へ行くことに……。知的障害者と彼らを取り巻く状況、介助する人々への理解を喚起する物語。「この小説が、障害者の日常や支援を考えるためのたたき台になれば、筆者にとってはこの上ない喜びです」(「あとがき」より)
  • LAST END
    -
    1巻1,089円 (税込)
    死後の世界に、人々が次々とやってくる。10代から70代まで、年齢も性別もバラバラの彼らの共通点は、自ら命を絶ったということ。死後の世界の案内人は、彼らに問う。「ひとつだけ願いを叶えましょう」と。願いを叶えるため現世に戻った彼らは、皆、生きていた時に見えていなかったもの、知らなかった真実を知る……。死後の世界を描きながら、生きる意味を考えさせられる。
  • シャロームを探して
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「普通に生きていくことをずっと続けていくのは難しい」──人生の後半になって自分に正直に生きようとする父、中学時代の壮絶な経験を抱えながら生きる母、親友の行動に不信感を覚えていく娘、それぞれの行動、考えが交錯した先に見えたものは……「多様性の時代」に新たな視点で家族の形を描いた「家族の再生」物語。今日も自分なりの理想郷(ユートピア)を探して──。
  • 母親の偏愛は息子を不幸にする
    -
    1巻1,089円 (税込)
    1960年、鳥取県倉吉市。米子から転勤してきた彼と恋に落ち、愛を確かめ合った私。日を追うごとに絆を深め、愛されることの歓びと、愛することの幸せを彼から教わった私は、この幸せが一生続くことを心から願い信じていた。ところが、彼を盲目的に溺愛する母親の登場により一変。現代でいうところの“毒親”に翻弄され、運命を左右されてしまう男女の愛と葛藤を描いた恋愛小説。
  • ここから はじまる ─詩集─
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「店にはいろいろな人々が訪れ/様々な言葉や用事を持ち込み/いろいろな買い物をしていた/その中で老人は/詩を書き続け/人々に親切にし続けた/そうして/詩を書くことが/どんな生き方とつながるかを/教えてくれた/私も/そんな風に老いていきたいものだ」(「詩を書いていた老人」抜粋)。自らの魂の自伝とも言える心の足跡を編み上げた詩集。
  • タイフーン・湯あみ
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「湯河原駅では、巨大なクリスマスツリーの撤去作業が行われていた。作業着にボアの付いた帽子を被った町役場の職員が、横に倒した大木に撒かれたイルミネーションライトを黙々と外している。高校三年生の川本湊は、その様子を横目でちらりと見やると、さして興味も示さずに予備校への道を急いだ」(「湯あみ」本文抜粋)。独創的な着想が冴えるエンターテイメント性の高い作品、二編収載。
  • プレーボール! ~プロ野球審判員物語~
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「退場王──それが陽生に与えられた、ありがたくない異名だった。他の審判員より退場宣告することが多いのは、監督や選手側に一方的に非があるわけではないことに、陽生は気づいていた。一番の原因は、自分のチキンハート。監督や選手が少しでも反抗的な態度を見せれば、すぐに退場カードを切ってしまうのだ」。プロ野球選手を夢見て、その後審判員となった陽生の半生を鮮やかに描く。
  • 愛されて 生きて
    -
    1巻1,089円 (税込)
    高校生活最後の夏休み、春は自殺未遂を図って病院に入院していた。姉・夏美が春の恋人の旬を誘惑したことが原因だった。献身的に支えてくれる旬や、両親、兄の愛情によって、春は徐々に心身共に回復し、旬との結婚を迎えるが……。様々な障害や悲しみを経験しながらも常に前向きな気持ちを持ち続け、やがて幸せを掴む春と旬の愛の軌跡を描く恋愛小説。
  • 男がゆく
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    1巻1,089円 (税込)
    「こんなかぼそい 梅ですら 寒さにさからい 生きている 厳しい苦しい 世の中も なんの負けるな まっすぐにゆけ」(「梅のこころ」より)。少年時代の瑞々しい感性が横溢する作品から、80代の現在地点から見えるあれこれや感じることをユーモラスに綴った作品まで、詩作という表現を得て心を解放し自由を手に入れた著者の喜びが伝わってくる珠玉の55編。

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