作品一覧

  • 火山列島の思想
    3.5
    「日本」になる遥か前から、この列島には火山があった。いにしえよりこの土地に培われ息づいてきた想像力のあり方から、私たちの精神は何を受け取り、何を忘却しているのか。忘れてなお、何に縛られ、何から自由になりたいのか。ことばによって残された心の断片に渾身の学問的想像力で肉薄する、日本古代文学研究史上の記念碑的作品にして、無二の名著。
  • 火山列島の思想
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日本人の心の原像とは何か? われわれの祖先たちはいかなる意識をもってこの火山列島に生き、またそれはどのようにわれわれの心に刻みこまれているのだろうか? 原始の日本人の呪術的想像力、そして古代的社会機構によるその変容のプロセスに、徹底した実証、渾身の学問的想像力で迫る、日本古代文学研究史上の記念碑的作品。

ユーザーレビュー

  • 火山列島の思想

    Posted by ブクログ

    気になっていた「心の極北」を読み終えた。
    白髪の皇子の謎。
    老いて尚、成人の儀を拒否し、童形であり続けた彼の、社会に対する思いとはいかなるものか。
    そこから『源氏物語』の薫が、元服を嫌がったことへの違和感に繋げていくのも、すごい。

    成人という、誰もが当然通過するものである〝社会的儀礼〟を忌避することなどあるのか。

    その視点は現代の私たちであっても、何か生きた問いかけになりそうである。

    他に「日知りの裔の物語」「偽悪の伝統」「飢えたる戦士」も面白かった。

    「日知りの裔の物語」では、『源氏物語』の帝が、桐壺の元へ行けなかった理由が語られる。
    三種の神器、特に、宝剣と共に在らねばならぬという

    0
    2022年08月13日
  • 火山列島の思想

    Posted by ブクログ

    初めての国文学の分野。
    すごく興味深いところもあるけど、全体的に読むのが大変だった。
    たくさんの資料に当たって、寄り道して、得られる成果はひと握りのような、なんとも言えなさがある。また懲りずに戻ってきたい。

    0
    2022年08月01日

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