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「日本」になる遥か前から、この列島には火山があった。いにしえよりこの土地に培われ息づいてきた想像力のあり方から、私たちの精神は何を受け取り、何を忘却しているのか。忘れてなお、何に縛られ、何から自由になりたいのか。ことばによって残された心の断片に渾身の学問的想像力で肉薄する、日本古代文学研究史上の記念碑的作品にして、無二の名著。
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Posted by ブクログ
気になっていた「心の極北」を読み終えた。 白髪の皇子の謎。 老いて尚、成人の儀を拒否し、童形であり続けた彼の、社会に対する思いとはいかなるものか。 そこから『源氏物語』の薫が、元服を嫌がったことへの違和感に繋げていくのも、すごい。 成人という、誰もが当然通過するものである〝社会的儀礼〟を忌避するこ...続きを読むとなどあるのか。 その視点は現代の私たちであっても、何か生きた問いかけになりそうである。 他に「日知りの裔の物語」「偽悪の伝統」「飢えたる戦士」も面白かった。 「日知りの裔の物語」では、『源氏物語』の帝が、桐壺の元へ行けなかった理由が語られる。 三種の神器、特に、宝剣と共に在らねばならぬという帝の持つ性質に縛られた結果であり、院政以降は見られなくなることだと言う。 「偽悪の伝統」では、聖が敢えて「俗悪な嘘」をついて往生することの意味を探る。 善い行いや、僧という地位、また尊さにまとわりつく〝うさんくささ〟から脱する方法として、偽悪は機能する。 「飢えたる戦士」は『平家物語』を取り上げ、食に満たされていたであろう作者は、この時の武士たちが味わったであろう飢えの苦しみに言及出来なかったと進める。 生活には密着し得なかった眼差しだけれど、個人としての魅力を、史実を離して掴み取ったことに、『史記』との類似を見る。
初めての国文学の分野。 すごく興味深いところもあるけど、全体的に読むのが大変だった。 たくさんの資料に当たって、寄り道して、得られる成果はひと握りのような、なんとも言えなさがある。また懲りずに戻ってきたい。
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