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Posted by ブクログ
「イリアス」とともにニ大叙事詩と仰がれるギリシア最古の英雄物語。トロイア戦争終結後のオデュッセウスの冒険。
「アキレウスの怒り」がテーマの戦記ものであった前作から一転、オデュッセウスを中心とした冒険ファンタジーとなっている。父の消息を求めてテレマコスが旅立つ冒頭からワクワクがとまらない。神々が介入してくるのはイリアスとも共通するが、本作ではさらに王宮や冥府、魔女や巨人、漂流や裏切りなど、波瀾万丈の要素が盛りだくさん。紋切り型といわれればまさにその通りで、それは長い時を通してこの偉大な古典が愛されてきたことの証明でもある。無双すぎてモテすぎるオデュッセウス、やってることは今のラノベも変わらんではないか?(笑)。
上巻はこれまでの経緯がすべて語られ、さぁこれからどうなる!?というところで終わる。ここで訳者の解説が入るが、《上巻巻末の解説で下巻のネタバレをする》のはやめてほしい。有名なタイトルとはいえこれから触れる人もいるのだから……。これから読む初見の人は注意してほしいと思う。
Posted by ブクログ
最初に河出新書の「『オデュッセイア』入門」を読んで、その後に手に取りました。
第八歌辺りで映画を鑑賞。
ギリシャ神話の知識がないので、世界観というか言い回しになれるのに時間かかりました。
「朝のまだきに生れ指ばら色の曙の女神」とか。
流し読みみたいな感じで読んでいるので初出で丁寧に説明されていたかもしれないですが、自分は覚えて無くて、出てくるたびに誰この人と思って、あるとき携帯で調べて朝のことかーいってなりました。
本当は映画を見に行く前に読み終わりたかったのですが、
映画見た後に本を読んだら、先に映画見ても良かったかもと思うくらい理解がスムーズになりました。
あの壮大な物語をよく映画化したものだなぁと感心…。
Posted by ブクログ
初めてのオデュッセイア。まだ上巻だが面白かったことは、
・オデュッセウスの不在中、息子テレマコスが憤る求婚者たち(仮の未亡人であるオデュッセウスの妻への)の非道が、求婚者たちがオデュッセウスの牛や羊を食っている、ということ。そこなのか。財産を食いつぶしているということなのかもしれないが、そこは態度をはっきりさせず求婚者たちをのさばらせている妻ペーネロペーに怒るべきところのような気がする
・神々はなんでもできそうなのに、なぜか助けてくれるのは遠回し。人になりすましていろいろと知恵を授けてくれたりするが、もう少し直接に助けてくれてもよさそう。思うに、神々は日本でいえば妖怪のような位置づけで、なぜかこんな不思議なこと不条理なことが起こってしまった、というときに自分の意志や理屈を超えた不思議な力が神々という形をとっているのかなと思った。
・ナウシカもキルケーも、オデュッセイアからとられた
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