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Posted by ブクログ 2024年01月09日
下巻は一気読み。
故国を発ってから20年後にやっとのことで帰還。
息子との再会はなんと豚小屋でした。
しかし乞食の姿のまま、息子や忠実な下僕の豚飼い・牛飼い以外には自身の素性を明かさずに情報収集開始。
オデュッセウス家の財産を食い潰したり、妻に言い寄っている求婚者どもにどう報復するかについて息...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月17日
英雄の帰還、そして復讐。劇的に描かれる、悪漢勢の醜態と家族や家臣との絆は、数千年の古さを感じさせない。
主に冒険譚だった上巻から一転、主要人物が故郷イタケに集結し、本作の悪役となっている求婚者たちと対決するお話になっていく。ほとんどの舞台がオデュッセウスの自宅である屋敷となり、本来の主人自らが正体...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月25日
ジョイスの『ユリシーズ』を読むにあたっての再読です。
『オデュッセイア』は、言わずと知れたホメロスの『イリアス』と並ぶ長編叙事詩。
ポセイドンの逆鱗に触れたオデュッセウスは、トロイア戦争終結後、10年もの間、苦難の冒険を続け、やっと妻子の待つ故郷のイタケ島に帰り着く。
『オデュッセイア』1211...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月09日
ご存知イリアスの続編。
堅忍不抜の英雄オデュッセウスが、イリオス戦争のあと、故国イタケへ20年かけて帰り着くまでの物語。うーん、これも面白かった。イリアスの感想の繰り返しになりますが、決まり文句が相変わらず気持ち良い。気に入っているところでは、「夜が開けると」という表現は「朝まだきに生まれ指薔薇色の...続きを読む
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