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傑作
ほんと一番島田荘司らしい作品だと思う
まずバーンと何か「よくわからない話」を出して
それをこれは解ける謎だと、徐々に解き明かしていく。
御手洗作品のいつもの流れ
眩暈はそのよくわからない話が断トツで不気味で奇妙で気味が悪い。
そしてこれを「現実ですよ」。と。「これは現実にあった話なのです」。と。
精神病患者の妄想(ドグラ・マグラっぽいかも)として持ち込まれたあまりにも異様な文章をこれは現実だ、ではゲームをしましょうと。現実か妄想かと。
これは凄い作品。何度でも読み返したくなる。
DNAを知らない石岡ももちろん必見だ。
Posted by ブクログ
『だからウロボロスなんです。蛇が尻尾をするすると飲み込んでいくと、すぽんと異次元の空間へと消滅する、そういう現象を思惟的に結論しても、さして意味はない。何故なら現実にそういうことは起こらない。
海の水の総量が茶匙何杯であるかを知ることが可能かと問われれば、明らかにイエスであり、明らかにノーでしょう。
脳の機能を物質レベルで解明したという時、これが何を意味するかといえば、ほかならぬ脳自身がこれを理解したということです。これはパラドックスなのですよ。
自分自身とは、永久に握手はできないのです。』
島田荘司は重たいけど面白いなぁ。
そもそも島田荘司は重たいので避けてきたけど、そろそろ本気で読み漁りたいな。『暗闇坂の人喰いの木』と『アトポス』あたりをとりあえず読みたいな。
Posted by ブクログ
「占星術殺人事件」を愛読する青年の日記から始まる物語。
私たちが今読んでいるこれは夢が現か。読み進めるほどに目の前が揺れてぐらぐらしてくる、まさに眩暈を起こしそうな御手洗潔シリーズ長編6作目。
→
冒頭のインパクトがすごい!
占星術殺人事件も冒頭がとにかく入りにくかったんだけど、今作もしっかり冒頭で選別されている感じある(笑)
でも、二章で御手洗たちが出てくるので、まだ読みやすい……いや、御手洗と教授の会話もまぁまぁわからんな……。
石岡くんが活躍?する三章あたりからは→
グイグイ読める。ホラー味もあるし、夏にピッタリ(ほんまに?)
トリックは今回もすごい。毎回ダイナミックな力技!島田先生といえばこれやよ。大好き!
ちゃんとハピエン?やし、読後感は良い……?(?が多いな!)
次はアトポス!!分厚い〜!楽しみ〜!!
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