透明人間の納屋
  • 値引き

透明人間の納屋

576円 (税込)
403円 (税込) 12月11日まで

2pt

昭和52年夏、密室状態のホテルの部屋から一人の女性が消え失せ、海岸で死体となって発見された。孤独な少年・ヨウイチの隣人で、女性の知人でもあった男は「透明人間は存在する」と囁き、納屋にある機械で透明人間になる薬を作っていると告白する。混乱するヨウイチ。心優しき隣人は犯人なのか? やがて男は外国へ旅立ち、26年後、一通の手紙がヨウイチのもとへ届いた。そこには驚愕の真相が記されていた! (講談社文庫)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

透明人間の納屋 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    島田荘司の長編ミステリー。余りにも不可思議な密室、そして殺人事件と、切なすぎるラストが印象的な作品。島田荘司は御手洗シリーズばかり読んできたが、御手洗のいない作品でもこれ程の衝撃的な物語があるのかと驚愕。また、最後は余りにも悲劇的な結びに絶句してしまった。それ程に印象的な作品。

     小学生のヨウちゃ

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    世界を判断するには、知識という補助線が必要だ。
    けれど子どもには、それがない。
    ないからこそ、無知で無垢で残酷だ。
    その無垢な残酷さで、悪意もなく何かを傷つけていたと気付くのは大人になってから。
    虫の足をむしるのも、誰かの心を壊すのも、本質的には同じ行為だ。

    取り返しのつかない失敗を、社会や次の世

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    最後のタイトル回収が秀逸。透明人間とは…。

    過去への憧憬とともに語られる、子供の目線だからこそ分からない大人の事情。
    子供だった自分と世界がいかに残酷か、大人になってから気付くやりきれなさ。
    頼り甲斐のある大人の有難さ…。

    子供向けと思い少々見くびっていた。
    漢字にはルビがふってあり、子供向けに

    0
    2021年12月15日

    Posted by ブクログ

    時代は昭和52年の夏、孤独な少年ヨウイチの唯一の楽しみは、家の隣で印刷所を営む真鍋との語らい。身近なこと、宇宙のこと、将来のこと、様々な事柄を真面目に語り合った二人だが、一人の女性の消失事件が二人の運命を変えることになる。
    島田荘司氏らしい奇想と、昭和50年代という某国がまだ理想郷と一部に思われてい

    0
    2015年03月09日

    Posted by ブクログ

    透明人間は何を意味するのか。真鍋の正体は?
    最後に明かされた真実に、そういうオチか!と納得。トリックとかないミステリーも楽しめました。

    0
    2013年08月04日

    Posted by ブクログ

    なんとなく買うときから予感はしてたけど、前に読んでた。
    でも再読してみても面白かった。
    島田さんは初期の作品は文句なく名作揃いだけど、後期はやや当たり外れがあると思う。特に社会派の傾向が強いほどイマイチに感じる。この作品はそれらと比べても独特のテイストがあり、異彩を放っている。
    トリック?はまあさほ

    0
    2012年09月24日

    Posted by ブクログ

    講談社ミステリーランド第1回配本作品の文庫化。

    作品冒頭、ペルセウス座流星群の夜が、なんともいえず美しい。
    主人公の少年と隣人の男性が、真夏の夜の浜辺に腰をおろし星を見上げながら語り合う…というか、主に男性が語る場面なのだが、その一言一言に心を動かし、見えるもの聞こえるものに敏感に反応する少年の様

    0
    2012年08月19日

    Posted by ブクログ

    ミステリーランドの一冊と言うことで、児童書との事です。確かに理解しやすかった様に思います。
    でも、しっかりとミステリィで楽しめました。

    0
    2024年06月12日

    Posted by ブクログ

    「透明人間の存在」を作り上げた工作員の技は小さな窓からでも自由に出入りでき、そこにあった「蜘蛛の巣」は証拠を隠滅するに十分だった。蜘蛛の巣は「1時間もあれば1年も前からそこにあるような厚いものになる」という事実を警察は見逃していた。蜘蛛の巣の習性を知る、知らないでこの事件は大きく動いたのだ。

    0
    2022年01月27日

    Posted by ブクログ

    読み終わってこその満足でした。
    すっきりする話は良いですね。
    ファンタジーとミステリーの融合、
    素敵な世界観でした。

    0
    2021年08月24日

透明人間の納屋 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

島田荘司 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す