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記憶に障害を持つ男が書いた奇妙な童話『タンジール蜜柑共和国への帰還』。そこには蜜柑の樹の上の国、ネジ式の関節を持つ妖精、人工筋肉で羽ばたく飛行機などが描かれていた。それらはいったい何を意味しているのか? 御手洗潔は男の脳内の迷宮を探り、男の過去と童話に隠された驚愕の真実に到達する! 本格ミステリー長編の野心作。
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Posted by ブクログ
17年ぶりの再読。 面白い。作中の『タンジール蜜柑共和国への帰還』という小説はそれだけでファンタジー小説として読んでも面白い。 そのファンタジーとしか思えない小説が現実に起きたことを綴ったものだと解き明かしするくだりは読んでいて感心してしまった。 今回は石岡のポジションが研究者のハインリッヒだが、彼...続きを読むとのやり取りも微笑ましかった。 海外での御手洗さんのほうが日本でいるより感情の吐露が素直な気がする。海外の水が合うんだなぁと思う。 やっぱり御手洗さん、好きだなぁ。
初めて読んだミステリー小説でした 高校生のとき、文庫本で1,000ページくらいあって分厚いのに、大学受験が終わって時間があったので選びました。 こういう発想がすごい好き。 眩暈も読みましたが、やっぱりザゼツキーの方が好き。
久しぶりに再読。「タンジール蜜柑共和国への帰還」と、事件の関連が素晴らしいです。そして最後の推理で驚く。こういうことなのか!と驚くけれども筋が通っていてうむむってなるこの感じがいいです。
凄惨な殺人に度肝を抜かれる。 しかし、驚くのはそれだけじゃない。 そんな殺し方をしたのにはわけがある。 感情を揺さぶり、思考を麻痺させる。 最後に論理的思考の痛快さを思い知らされる。
よく練られたプロット! いきなりの難題があのような形で着地するとは。 島田作品の特徴としてあげられる冒頭のありえない謎を 解決するというスタイルの中でも私はこの作品が一番のお気に入り。 人間の脳みそって不思議。
解説にあるとおり、当時50代であった著者が書いたとは思えないくらい、緻密かつ斬新。後半の事件だけでも1冊の本として成り立つくらいですが、その事件の伏線となる100ページの物語が恐ろしいほど丁寧に作られています。
このシリーズは好き。中でもこの本は麻薬中毒者のような世界観、例えるなら江戸川乱歩が好きそうで夢野久作が足をバタバタさせそうな世界観。そんなのを含みながら完全にチェアーディテクティブ。キヨシがウプサラに居るってのもなんかいい。
めずらしく御手洗視点で話が始まったので 「これホントに御手洗さんなの!?」となかなか信じられなかった。 だってかなり普通の人っぽかったんだもん…。 それにしてもカフェ・ラテって。解禁? 脅威の島田ワールド炸裂ですよ。
途中までは、「なんなんだこりゃぁホラーなのか?」と思いつつ読んでましたが、後半を読んで「はわー! すげぇ!」となりました。すごく面白いです。
途絶していた島田作品を再び読み始めて二作目にこれにぶち当たった。すげえ!と唸った作品。ちまちま読み返しては浸った。メルヘン部分も無理なく読める…とゆーより、楽しかった。
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