作品一覧

  • ハイチムニー荘の醜聞
    3.0
    1巻770円 (税込)
    妹二人を早く結婚させるように父を説得してほしい――友人の奇妙な依頼を受けて、ハイチムニー荘を訪れた作家クライヴは、そこで驚くべき話を聞かされた。友人の父親マシューから、三人の子供の中に、昔自ら死刑に追い込んだ殺人犯の忘れ形見がいると打ち明けられたのだ。驚いたクライヴがその名を尋ねた時、銃声が轟き、弾丸がマシューの頭を貫いた。邸内で大胆不敵は殺人をやってのけた人物は、復讐に燃える死刑囚の遺児だったのか? 絢爛たるヴィクトリア朝の英国に実在した名警部ウィッチャーが登場する第一級の時代ミステリ! 改訳決定版。
  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8
    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    神父は、その谷にただ一人で住んでいた。若者たちを皮切りに、古くからの住人たちは次々と谷を出ていき、村はすっかり寂れてしまった。今や住民と呼べるのは彼だけなのだ。それでも神父は、毎朝鐘を鳴らし、教会を守っている。そこへ…過疎の村で起こった奇妙な事件を描く「静かに鐘の鳴る谷」をはじめ、極北の荒野で、夜中の港町で、異郷の小さな町で、次々起こる20の事件。
  • 七匹の黒猫
    -
    1巻440円 (税込)
    エラリー・クイーンは「悲劇四部作」や「国名シリーズ」などの手のこんだ本格謎解きミステリーで有名であるが、ずっと気楽に読める多くの短編ミステリーも書いた。この短編集には「七匹の黒猫」「アフリカ帰り」「正気にかえる」「神の燈火(かがりび)」のそれぞれ雰囲気の異なる4篇を収めてある。長編ではわからないクイーンのユーモアや軽妙な側面がわかる貴重な一冊。

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  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8

    Posted by ブクログ

    ニック・ヴェルヴェットやサム・ホーソーンのシリーズは読んでいたのですが、これはノン・シリーズのホック短編集です。でも期待に違わず面白かったです。短くても内容の濃い物語や、ラストの落とし方のうまさなど、堪能しました。

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    2010年04月13日
  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8

    Posted by ブクログ

    完成度の非常に高い上質なミステリ短編集。
    存じ上げなかったのですが、
    これを機に他の作品も読んでみたく。

    お気に入りは「夜の映画祭」(渋い!!カッコいい!!)
    「くされ縁」「二度目のチャンス」。
    「大物中の大物」はちょっと星新一ぽくてなお好き。

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    2016年03月01日
  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8

    Posted by ブクログ

    「エドワード・D・ホックは2008年1月17日にニューヨーク州ロチェスターの自宅で心臓発作のために亡くなるまで、950篇以上の短編小説を発表した。ミステリ業界において短編小説の執筆だけで生計を立てていたのは、ホックだけだった。ホックが亡くなった今では、誰もいない」(ミステリ研究家・木村仁良、巻末解説より引用)。

    アンリ・ジャイエが丹精した極上の「エシェゾー」の如き味わいのミステリー。必読のアンソロジーである。

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    2011年11月22日
  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『フレミング警部最後の事件』

    『どこでも見かける男』

    『私が知らない女』

    『夜の冒険』

    『影の映画祭』

    『くされ縁』

    『正義の裁き』

    『空っぽの動物園』

    『静かに鐘の鳴る谷』

    『やめられないこと』

    『もうひとつの戦争』

    『不可能な不可能犯罪』

    『出口』

    『大物中の大物』

    『家族の墓』

    『サソリ使いの娘』

    『知恵の値』

    『二度のチャンス』

    『スペインの町で三週間』

    『ガラガラヘビの男』

    2010年1月21日購入

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    2014年04月06日
  • 夜の冒険 現代短篇の名手たち8

    Posted by ブクログ

    落ちのある話ばかりで、話として完成しすぎていて、ものたりない印象を受ける。余白というか余韻が感じられなかったので、2回読むことはないと思う。

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    2011年08月30日

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