【感想・ネタバレ】夜の冒険 現代短篇の名手たち8のレビュー

あらすじ

神父は、その谷にただ一人で住んでいた。若者たちを皮切りに、古くからの住人たちは次々と谷を出ていき、村はすっかり寂れてしまった。今や住民と呼べるのは彼だけなのだ。それでも神父は、毎朝鐘を鳴らし、教会を守っている。そこへ…過疎の村で起こった奇妙な事件を描く「静かに鐘の鳴る谷」をはじめ、極北の荒野で、夜中の港町で、異郷の小さな町で、次々起こる20の事件。

4.1
Rated 4.1 stars out of 5
Rated 5 stars out of 5
Rated 4 stars out of 5
Rated 3 stars out of 5
Rated 2 stars out of 5
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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ニック・ヴェルヴェットやサム・ホーソーンのシリーズは読んでいたのですが、これはノン・シリーズのホック短編集です。でも期待に違わず面白かったです。短くても内容の濃い物語や、ラストの落とし方のうまさなど、堪能しました。

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2010年04月13日

Posted by ブクログ

「フレミング警部最後の事件」が良かった。完成度の高い短編。
初出が1960~1980年頃なのでかなり古いミステリーの短編集。完成度は高いがあとに残るものはない。

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2024年12月26日

Posted by ブクログ

完成度の非常に高い上質なミステリ短編集。
存じ上げなかったのですが、
これを機に他の作品も読んでみたく。

お気に入りは「夜の映画祭」(渋い!!カッコいい!!)
「くされ縁」「二度目のチャンス」。
「大物中の大物」はちょっと星新一ぽくてなお好き。

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2016年03月01日

Posted by ブクログ

「エドワード・D・ホックは2008年1月17日にニューヨーク州ロチェスターの自宅で心臓発作のために亡くなるまで、950篇以上の短編小説を発表した。ミステリ業界において短編小説の執筆だけで生計を立てていたのは、ホックだけだった。ホックが亡くなった今では、誰もいない」(ミステリ研究家・木村仁良、巻末解説より引用)。

アンリ・ジャイエが丹精した極上の「エシェゾー」の如き味わいのミステリー。必読のアンソロジーである。

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2011年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『フレミング警部最後の事件』

『どこでも見かける男』

『私が知らない女』

『夜の冒険』

『影の映画祭』

『くされ縁』

『正義の裁き』

『空っぽの動物園』

『静かに鐘の鳴る谷』

『やめられないこと』

『もうひとつの戦争』

『不可能な不可能犯罪』

『出口』

『大物中の大物』

『家族の墓』

『サソリ使いの娘』

『知恵の値』

『二度のチャンス』

『スペインの町で三週間』

『ガラガラヘビの男』

2010年1月21日購入

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2014年04月06日

Posted by ブクログ

落ちのある話ばかりで、話として完成しすぎていて、ものたりない印象を受ける。余白というか余韻が感じられなかったので、2回読むことはないと思う。

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2011年08月30日