タメになるの検索結果

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  • 異常気象の未来予測
    4.6
    毎年のように猛暑・豪雨・豪雪が日本を襲い、異常気象が「普通」の時代に突入しています。現在の日本は四季がなくなり、夏と冬だけの「二季の国」となってしまったと感じている方は多いでしょう。その一因となっているのは二酸化炭素増加による地球温暖化です。このまま二酸化炭素を増やし続ければ、直ぐに地獄のような気候がやってきます。本書では異常気象や気候問題の現状と未来予測、温暖化対策について、解説します。
  • 異常検知と変化検知
    3.5
    企業所属の著者が、データ解析に携わる人の視点でまとめた。必要な理論を幅広く、体系的に述べる。大規模データから「珍しいパターン」を見出す、あるいは変化の「兆し」を素早くつかむ必要がある人なら必読。するする読めて、ずっと使える1冊。現在知られている異常検知・変化検知の手法の大半をカバーした。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 異状死 ~日本人の5人に1人は、死んだら警察の世話になる~(小学館新書)
    4.0
    「多死社会」で起きる“異常”事態。 《イジョウ死》と聞けば多くの人は「異常死」という漢字を思い浮かべ「不審な死に方」を想像するが、本書で取り上げるのは《異状死》である。 検視(検死)というと、殺人事件や事故死、医療ミスによる死亡などの「事件」の話に聞こえがちだが、実態は“ごく普通の死”での検視が大半だ。 自宅や施設など病院以外での死亡や、持病ではなかった死因の場合は基本的に《異状死》と判断され、警察の捜査や検視が必要になる。現在は5人に1人が異状死扱いとなっており、在宅看取りが推進される中でその数は飛躍的に増えていく。親族や自身が《異状死》となった場合、どんなことが起きるのか。 父母を亡くした著者の体験を入り口に、摩訶不思議な日本の死因究明制度とその背景をレポート。さらに、自身や家族が「異状死扱い」されないためにはどうすればいいのか、法医学者や警察医、在宅看取りを行う医師たちを取材し、その対策も探る。 (底本 2022年9月発売作品)
  • 異常とは何か
    3.9
    「異常」「正常」という言葉を、我々は日常的に使っています。かつ、精神の異常と正常の区別も、線引きできるものだと当たり前に考えます。たとえば、統合失調症の患者や、認知症の老人に対して、「正常な感覚を失っている」「異常な世界を見ている」と認識します。しかし、それは「普遍的な真理」なのでしょうか? 本書では異常と正常の線引きがいかになされてきたのか、日本と西洋の古代までさかのぼって検証します。
  • 異常の構造
    4.3
    臨床の場に身を置きつづけながら、綺羅星のような著作および翻訳を遺した稀代の精神病理学者木村敏(1931-2021年)。その創造性は世界的に見ても人後に落ちない。 著者の名を世に広く知らしめるとともに、社会精神医学的な雰囲気を濃く帯びていることで、数ある著作のなかでもひときわ異彩を放つ名著に、畏友・渡辺哲夫による渾身の解説を収録。 「異常」が集団のなかでいかに生み出され、また「異常」とされた人々のうちでなにが生じているのか、社会および個人がはらむ「異常の構造」が克明に描かれる。私たちはなぜ「異常」、とりわけ「精神の異常」に対して深い関心と不安を持たざるを得ないのか。「自然は合理的である」という虚構に支配された近代社会が、多数者からの逸脱をいかに異常として感知し排除するのか。同時に患者のうちで「常識の枠組み」はどのように解体され、またそのことがなぜ「正常人」の常識的日常性を脅かさずにはおかないのか――。 「あとがき」に刻印された「正常人」でしかありえない精神科医としての著者の葛藤は、社会における「異常」の意味を、そして人間が生きることの意味を今なお私たちに問いかけ続けている。(原本:講談社現代新書、1973年) 【本書の内容】 1 現代と異常 2 異常の意味 3 常識の意味 4 常識の病理としての精神分裂病 5 ブランケンブルクの症例アンネ 6 妄想における常識の解体 7 常識的日常世界の「世界公式」 8 精神分裂病者の論理構造 9 合理性の根拠 10 異常の根源 あとがき 解 説(渡辺哲夫)
  • いじわる彼の快感愛撫~やわらか女子は溺愛に追いつけません!(1)
    完結
    4.0
    「可愛すぎるお前が悪い」彼の長い指で熟れてとろけるナカをかき回されて、絶頂―…! 真面目なOL・杏子の職場に、学生時代に何かと絡んできて自分のぽちゃコンプレックスの一因にもなった因縁の同級生・馬場が中途入社してきて!? 「俺のこと忘れちゃった?」と、昔とは全く違う優しい表情をしてぐいっと迫ってくる彼に調子が狂う杏子。そして馬場の歓迎会で飲みすぎてしまい気が付くと、彼の大きな手で胸を揉みしだかれ、全身を愛撫されていて―…。キスされながら、コリコリと乳首を摘ままれて、その手はどんどん下へ下がっていき…。待って、これってどういうこと…? でも気持ちいから止めないで―
  • イジワル上司の甘い求愛
    2.3
    OLの千晶は、入社した家具メーカーでかつて思いを寄せていた高校時代の先輩、智哉と再会する。抜群に仕事ができて切れ者、社内でも注目のエリートである彼に苦手意識を抱いていた千晶だったが、プロジェクトの引き継ぎをきっかけにふたりの距離は急接近。ふたりきりのオフィスで「困ったときは頼ればいい」と涙をぬぐわれ…。仕事では容赦のない彼だけど、思いがけない優しい態度と気遣いに千晶は思わずときめいてしまう。さらには「好きだ。後悔はさせない」と突然の告白! 熱っぽく迫られ身も心もとろとろに溶かされていき…。
  • 異人館(上)
    -
    倒幕の黒幕となったグラバー、野望の生涯。武器商人として長崎随一の財を成した男が見据えた幕末の裏面史! 列強に蝕まれる上海から、長崎・出島を訪れた若き英国商社員トマス・グラバーは、坂本竜馬、高杉晋作、五代友厚ら、維新を目指す若き志士たちと深く交わる。薩摩藩の信用を得たグラバーに、倒幕の鍵を握る艦船取引という大きな商談が持ち込まれた。開国に揺れる日本を裏面から怜悧に見据えた異人の、真実の一代記。<上下巻>
  • 偉人たちのあんまりな死に方 ツタンカーメンからアインシュタインまで
    3.7
    あまりにも悲惨、あまりにもみじめ……。医学が未発達な時代に、あの世界の偉人たちはどんな最期を遂げたのか?思わず同情したくなる、知られざる事実や驚きいっぱいの異色偉人伝!
  • 偉人たちの経済政策
    4.0
    日本の歴史に燦然と輝く実績を遺した、数々の名君たち。彼らの名声を形作ったのは、卓抜な経済政策であった。現代の問題解決にも通ずる彼らの「リアリズム」を、経済学者・竹中平蔵が一挙に見抜く。
  • 偉人たちの死亡診断書
    3.0
    偉人たちの死因を追いながら、現代医療の進歩の様と、未だに難病であり続ける病変の現状をレポート 古今東西世界を動かした偉人たちは、その名を歴史に残してきたが、その死亡原因となると戦死、暗殺、自殺以外はあまりしられてなかった。病で倒れた偉人たちの死因を知ることは、その時代の医学、医療の水準を計ることになる。あの時代だったからこそ、夏目漱石は早死にし、キュリー夫人は白血病に倒れ、徳川家康は食中毒死したのだ。偉人たちの死因から浮かび上がってくる現代医療の“秒進分歩”の発展ぶりと、あらたな病の現実を考察する。 武田信玄と胃がん/マルクスと肺がん/キュリー夫人と白血病/周恩来と胃がん/源頼朝と脳梗塞/パスツールと脳出血/エールリヒと高血圧/レーニンと動脈硬化/ラントシュタイナーと心筋梗塞/藤原道長と糖尿病/足利尊氏と化膿/ナポレオンと砒素中毒/徳川家定・家茂と脚気/トルストイと肺炎/メンデルと肝臓病/スコットと凍死/徳川慶喜と肺炎/夏目漱石と胃潰瘍/若山牧水とアルコール性肝炎/藤原房前と天然痘/アタワルパと天然痘/結城秀康と梅毒/シューベルトと梅毒/平賀源内と破傷風/リヴィングストンと赤痢/アレキサンダー大王とマラリア/徳川家康と食中毒/島津斉彬とコレラ/滝廉太郎・樋口一葉と肺結核/正岡子規と脊椎カリエス/島村抱月とインフルエンザ

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  • 偉人たちのポジティブ名言で学ぶ英語表現
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・偉人の名言を読みながら英語の学び直しができる・偉人のポジティブ名言を読むだけで元気になれる・英語を勉強するのにハードルを感じている人に最適ベストセラー『やり直し英語』シリーズ、『スヌーピーで学ぶすぐに使える英語表現』の著者が、今度はヘミングウエイ、マークトウェイン、シェイクスピア、アドラー、アインシュタインら古今東西の偉人たちの名言で学ばせます。著者が厳選したポジティブ名言を読むだけで、学びながら前向きになれる1冊です。英語をもう一度 勉強し直したい人、やり直したいけど何から始めたらいいかわからに人にピッタリです。
  • 偉人と語るふしぎの化学史 化学法則が生み出されるプロセスを追体験する
    3.0
    「化学」の勉強がつまらないのは、結果だけを覚えこまされるから。どんなアイディアがあって、どこで行き詰まり、解決の糸口はどう見つかったのか……。そのプロセスがわかれば「化学」はとても楽しくなる。化学の重要な法則を生み出した偉人が時空を超えて一堂に会して、熱く自説を闘わせる。教科書には載っていないたくさんの没アイディアも化学の歴史の一部なのだ。
  • 偉人の年収 How much? 年収でわかる!?歴史のヒーロー偉業伝
    3.7
    NHK Eテレで放送中の「偉人の年収 How much? お金を切り口に半生をたどると偉人の生き方が見えてくる」。 織田信長、野口英世、樋口一葉……古今東西の偉人たちは教科書や歴史書のなかでその偉業や地位で語られることは多いが、今に生きる我々にとってはとても遠い存在のように思える。 「年収」という数字に置き換えることでその仕事や暮らしぶりは、リアルに身近に見えてくるようだ。 困窮を極めていたり、お金に無頓着だったり、地位とともに年収爆上がりだったり…。 読んで偉人の人生を追体験し、その年収を知ることで現代に生きる我々の社会や経済とも脈々とつながっていることに気づく、歴史とお金と人生を知る1冊です。 【目次】 ■戦国時代を生きた偉人 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 ■好きに一直線!オタクな偉人 平賀源内 牧野富太郎 ■晩年に活躍した偉人 伊能忠敬 三井高利 ■日本の紙幣にまつわる偉人 樋口一葉 野口英世 津田梅子 葛飾北斎
  • イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅 : 2
    3.0
    イスタンブルのメネメン、カッパドキアのマントゥ、ベイルートのタッブーレ、フェズのタジン、エルサレムのホモス――トルコ、レバノン、モロッコ、イスラエルなど、中東各地の旅で出合った絶品グルメの数々と、現地の達人たちに教わった家庭料理を紹介。日本でも味わえるオリエント・グルメレシピ36品収録。中東料理紀行『おいしい中東 オリエントグルメ旅』に続く、待望のシリーズ第二弾!
  • イスタンブールの大聖堂 モザイク画が語るビザンティン帝国
    3.7
    西洋と東洋が交錯する町、イスタンブール。ブルーモスクとともに市中に聳える聖ソフィア大聖堂は、六世紀、ビザンティン帝国のもっとも格の高い聖堂として建てられ、皇帝の戴冠式をはじめとする数々の儀式が行われた場所である。大聖堂の建築様式と堂内に飾られた壮麗なモザイク画を豊富な写真で紹介しながら、千年の栄華を誇った大帝国がオスマン・トルコの征服によって滅亡するまでの運命を読み解く。
  • イスタンブールを愛した人々 エピソードで綴る激動のトルコ
    4.3
    アジアとヨーロッパとを隔てるボスポラス海峡の両岸にまたがる国際都市イスタンブール。ここにさまざまな目的で滞在した日本人を含む一二人の人物の行動と記録を通して、オスマン帝国の崩壊からトルコ共和国の誕生まで一世紀にわたる激動のトルコの内外情勢をエピソード豊かに紹介する。同時に、歴史の宝庫としての古都の魅力や、同じアジアの一員としてかつて列強に対抗した日本とトルコの不思議な親近感をも伝えてくれる。
  • イスラエル
    3.9
    1巻1,056円 (税込)
    イスラエル国家の暴力性には,いかなる歴史的背景や国内要因が横たわっているのか.統合と分裂のはざまに揺れ動く多文化社会は,これからどこへ向かうのか.シオニズムの論理,建国へと至る力学,アラブ諸国との戦争,新しい移民の波,宗教勢力の伸張など,現代史の諸局面を考察.「ユダヤ国家」の光と影を見つめる.

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  • イスラエルがすごい―マネーを呼ぶイノベーション大国―(新潮新書)
    3.7
    世界の目がイスラエルに集中している。軍事技術、サイバー・セキュリティ、自動運転技術関連の開発力から「第二のシリコンバレー」と呼ばれ、毎年1000社を超すベンチャーが起業。巨額のマネーが流れ込んで、いまや米国に次ぐイノベーション大国なのだ。とりわけドイツと中国が急接近、日本は取り残されるばかりだが……。欧州から取材し続けてきた著者だからこそ見えてくる日本の危機とビジネスチャンスとは。
  • イスラエル軍元兵士が語る非戦論
    4.6
    「抑止力」という考えはもうやめよう――。 イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。 望月衣塑子氏(東京新聞記者)、推薦! ◆目次◆ 第1章 罪深い教育 第2章 軍隊を疑う 第3章 虐殺された民族が虐殺する 第4章 「全ての暴力に反対します」
  • イスラエル戦争の嘘 第三次世界大戦を回避せよ
    3.9
    ◎内容紹介 パレスチナ・ガザ地区を支配するハマスが、突如イスラエルに5000発のロケット砲を放った。イスラエル軍も徹底した報復攻撃で応酬し、多数の死傷者が出ている。「病院」まで標的にするイスラエルの内在的論理は何か。インテリジェンスの大家二人は、ネタニヤフ首相と情報機関に生じた溝の深さを読み解き、ガザの地から上がった戦火は、核戦争のリスクを孕みながら推移していると警告する。この戦いに背後にいる米、露、中の本音を見抜け!日本は独自外交の道を探るべきだ。
  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)
    4.2
    国家とユダヤ人を危害から守るためにあらゆる手段を講じるイスラ エル。イスラエルの新聞記者が政府・軍関係者への膨大な聞き取り から明らかにした、イスラエルで特殊任務にあたるモサド、シン・ ベト、アマンの3機関による、諜報活動と要人暗殺作戦の初の通史
  • イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ争いが続いてしまうのかーー。 この問題を知らずして、世界を語ることはできない! イスラエルと近隣アラブ諸国との間の最初の戦争から75年が経ち、再び燃え上がっている。なぜ戦いは始まり、なぜいまなお火種がくすぶり続けるのか。 複雑な感情のまじりあうイスラエルとパレスチナ問題について、 2023年10月7日のハマスによるテロ攻撃をきっかけに、 フランスの歴史学者たちがポッドキャストで語り合った。 本書では、Q&A形式で構成され、地図や年表、用語と人名解説を追加。 歴史的背景だけでなく、問題の本質がわかる。 巻末には、NHK解説委員・津屋尚氏による、「2023年10月7日のあとに起きたこと」を追加。終わりの見えない争いを知る糸口となる1冊だ。
  • イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる
    3.7
    イスラエル占領地ヨルダン川西岸とガザ地区で始まった大衆蜂起(インティファーダ)は、PLOに画期的な方針変更を打ち出させる状況をつくり、イスラエルには一部ながら、PLOとの対話を求める公然たる声を生み出した。 さらに、ユダヤ対アラブの構図から、当事者間の問題解決へと変わりつつある。イスラエルとパレスチナ双方で現地調査にあたった著者は、両民族の長い受難の歴史の終わりを願い、和平への接点の可能性をさぐる。
  • イスラエルについて知っておきたい30のこと
    4.8
    ユダヤ教とシオニズム、ホロコーストの政治利用、欧米のイスラエル支持……パレスチナ/イスラエル問題の根っこがわかる。
  • イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国
    3.3
    「イスラエル」は、どんな国でしょうか? 中東でよく戦争をしている、小国だが強大な軍事力をもっている、と思う人もいるでしょう。一方、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画『シンドラーのリスト』(1993年)を思い出しながら、長らく迫害されてきたユダヤ人がナチスによるホロコーストの末、ついに作り上げた国と考える人もいるかもしれません。 迫害されてきたかわいそうなユダヤ人が念願かなって作った国、しかしアラブ人(パレスチナ人)を迫害している攻撃的な国――このような対極的なイメージは、いかにして生まれてきたのか。本書は、この謎に迫ります。 ホロコーストがイスラエル建国の大きな後押しになったことは間違いないとしても、そのことはイスラエルの軍事的な志向性を説明しません。さらに歴史を遡ると、19世紀後半からユダヤ人が変化していったこと、それが「国家」による自衛を求める動きにつながっていったことが明らかになります。そこで重要な役割を演じたのが、ロシア人でした。 その具体的な動きを追っていくために、本書はまずロシアのリベラリストに注目します。民族の自由を訴え、それゆえユダヤ人の同化にも反対したマクシム・ヴィナヴェル(1863-1926年)の活動を追っていくとき、パレスチナにユダヤ人国家を作ることを目指すシオニズムに共鳴したユダヤ人の中にも同じ主張をもつ者がいたことが分かります。その典型は、ダニエル・パスマニク(1869-1930年)に見られるものです。 ところが、1880年代にロシアで「ポグロム」と呼ばれるユダヤ人への迫害が始まると、ユダヤ人的側面とロシア人的側面を共存させていたロシアのユダヤ人たちは、徐々にユダヤ的側面に特化していきます。そのときユダヤ人たちがもったのが、ロシアの近代化に寄与してきたユダヤ人は「西洋的」だが、ロシアはそれに対立する「東洋的」な性格を持ち続けている、という認識でした。「東洋的」なロシアによって「西洋的」なユダヤ人が苦境に陥ったとき、「西洋的」な国家はユダヤ人を助けない──その経験は、やがてイスラエルが建国され、アラブ人の暴動が起きたとき、同じ構図をユダヤ人の中に想起させるのです。 『ロシア・シオニズムの想像力』で高い評価を受けた気鋭の研究者が巨大な問いに挑む渾身の論考。現代世界を読み解く手がかりが、ここにあります。 [本書の内容] 序 章 二種類のユダヤ人 第一章 内なる国際関係 第二章 ユダヤ人とロシア帝国 第三章 「ロシア・ユダヤ人」の興亡 第四章 ファシズムを支持したユダヤ人 第五章 民族間関係の記憶 第六章 相補関係のユダヤ化 終 章 多面的な個が民族にまとまるとき
  • イスラエルの自滅~剣によって立つ者、必ず剣によって倒される~
    4.0
    2023年10月からはじまったハマスとイスラエルの「ガザ戦争」は、無辜の民間人に多大な犠牲を出し続けているにもかかわらず、終わりは見えず、さらにはイスラエルは周辺国や周辺勢力とも戦線を拡大している。イスラエルが戦争を続ける根源と目的、またナショナリズムの先鋭化などを詳細に解説し、危機的な展望を示す。イスラエルとパレスチナ問題の核心に迫り、国や勢力が絡み合う中東情勢を見通す一冊。
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する
    4.7
    現代パレスチナ史の世界的泰斗が、シオニズム運動の胎動から2023年ガザ虐殺まで、その歴史をわかりやすく解説。世界水準の基礎知識がコンパクトな一冊にまとまった決定版。
  • イスラエル―ユダヤパワーの源泉―
    3.9
    人口わずか七五〇万の小国イスラエルは、度重なる戦争を切り抜けながら、いかにして超大国アメリカを動かすに至ったか――。そのおそるべき危機管理能力、国防意識、そして周到な外交術とは。強固な二国間関係を生んだ「伝説のロビイスト」や米国ユダヤ系社会から、ホロコーストの生き証人らユダヤ移民たち、そして情報機関モサドの元長官にペレス現大統領まで。四年におよぶ取材を通じて迫った、生身のユダヤ国家!

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  • イスラエルvs.ユダヤ人【増補新版〈ガザ以後〉】――中東版「アパルトヘイト」とハイテク軍事産業
    5.0
    二〇二三年年末以降のハマスとの衝突・ガザにおける暴虐について加筆した増補新版。戦闘が周辺諸国へ広がり、世界各地で外国人排斥が熾烈化する中、ユダヤ人ジャーナリストである著者が、イスラエル社会の日常から法制度までを横断し、今後の国際関係を見通す。
  • イスラム移民
    3.5
    政府・財界・「専門家」・マスコミが「多様性」「多文化共生」でゴリ押し! 日本人はイスラム教徒と共生できるか? ◎日本にいるイスラム教徒は約27万人 ◎日本の憲法・法律・社会常識より「神の法」が上位 ◎多様性を認めないイスラム教の教義 ◎ハラールを理解せずに提供されるハラール給食 ◎多文化体験でモスクに小学生を連れていく教員 ◎ジハードとして破壊される地蔵・神社 ◎土葬墓地を作りたいイスラム教徒と反対する住民 ◎ヨーロッパで頻発するイスラム教徒の問題 ◎頻発するクルド人問題を見て見ぬふりの政治家とマスコミ ◎クルド人問題で取り残される川口市民の不安 ◎労働者不足対策で今後イスラム教徒が急増 ◎来るべきイスラム教徒の宗教2世問題 日本人はイスラム教を理解した上でイスラム教徒を受け入れようとしているのか!? イスラム教徒をめぐる問題を解き明かし、現実的な共存の方策を示す! 【目次】 はじめに 「多様性」の名の下にイスラム教徒を受け入れる日本 第1章 日本人がイスラム教徒に関心を持てば共生できるのか ①イスラム教徒は「多様性の尊重」と共生できるか/②イスラム教徒は日本の学校教育と共生できるか 第2章 ガンビア人地蔵・神社破壊事件から考える他宗教との共生 第3章 イスラム教徒の土葬問題を追う 第4章 イスラム移民・難民を受け入れた国はどうなっているか ①イスラム化するイギリス/②イスラム化するヨーロッパ/③イスラム化する東アジア 第5章 埼玉県川口市クルド人問題が示す移民受け入れの現実 第6章 労働者不足対策でイスラム移民・難民を歓迎する日本 ①移民政策を進める政府と財界/②自称「難民」を「かわいそう」で受け入れていいのか おわりに 日本が「イスラム化」する日
  • イスラム――癒しの知恵
    4.0
    イスラム教徒は自殺しない? イスラム教徒の実像は好戦的ではなかった。張り巡らされる癒しの知恵は、助け合いから性にまでおよぶ。我々はイスラムを、ふだん異質の文化、宗教としてしか認識していないかもしれないが、既存の価値観が崩壊しつつある今、実は彼らから学ぶべき事は多い。日本ではまったく伝えられていない、平安と癒しをもたらすムスリムのメンタリティーを学ぶと同時に、日本人の心の処方箋ともなる一冊。【目次】はじめに/第一章 信じることによる癒し/第二章 行いによる癒し/第三章 ひとりでいるのは悪いこと/終章 世俗主義の国家という不幸/あとがき
  • イスラム飲酒紀行
    3.7
    1巻942円 (税込)
    「辺境作家」の著者は、毎日酒を飲まないと一日を終えられない。取材でイスラム圏にいるときも必死でご禁制の酒を探す。そこで見えてきたイスラム圏の“建前と本音”とは?

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  • イスラム過激原理主義 なぜテロに走るのか
    4.6
    イスラム過激派が話題になるのは戦争やテロの際に限られているため、彼らは無謀な狂信者集団だと思われている。しかし現実には、彼らは独自の革命思想のもとに組織化され、各々の論理と目的のため冷静に手段を選択している。スポンサーとなっている国家さえある。敬虔な若者たちが、暴力的な原理主義運動に身を投じるのはなぜか。その誕生から世界を震撼させる現在まで、イスラム原理主義の思想と歴史を解明する。
  • イスラム化するヨーロッパ
    4.2
    多発するテロ、移民二世・三世の増加、押し寄せる難民──欧州は今まさに「イスラム化」の危機に瀕している。西欧育ちの若者が、なぜ過激派に共鳴するのか。 自由の国フランスで、なぜベールの着用が禁止されるのか。戦後復興の担い手は、いかにして厄介者となったのか。そして、欧州の「自由」と「寛容」は、いかに失われつつあるのか──。長年の現地取材に基づき、欧州を覆う苦悩から、世界の明日を読み解く!
  • イスラムがヨーロッパ世界を創造した~歴史に探る「共存の道」~
    4.0
    今のヨーロッパの文化における基礎の一つは、イスラムの学術的成果や農業技術、工芸、食事文化などにルーツをもちます。ヨーロッパの中世から近代までの発展は、イスラム文明の文化・社会的影響や遺産抜きではあり得ませんでした。(「はじめに」より)中東とヨーロッパかはいかに交わり、溶け合い、互いに寛容の心をもって共存を実現してきたのか。現代社会を正しく理解するために、意外な史実を学び、知る。
  • イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相
    3.9
    多発する「過激派テロ」、「信教の自由」も「LGBT」も否定、「子供への体罰」や「児童婚」が蔓延、「女性の価値」は男性の半分……。 イスラム教は本当に異教徒に寛容で穏健な宗教なのか? 世界的に突出して偏向している日本の「通説」を検証することにより、「イスラム教のリアル」が見えてくる。 学者・メディアによってつくられた「常識」を問い直し、イスラム教徒とのあるべき共生の道筋を示す! 【目次】 ◆ はじめに ― イスラム研究者が拡散させた「誤ったイスラム像」 ◆ 第一章 「イスラムは平和の宗教」か 外務省「イスラム研究会」設立/ジハードは「聖戦」ではなく「努力」?/自爆攻撃は正当化されるか 他 ◆ 第二章 「イスラム教ではなくイスラームと呼ぶべき」か 日本のイスラム研究業界の「ルール」/「単なる宗教ではない」というイメージ戦略/政治信条やイデオロギーの投影の対象 他 ◆ 第三章 「イスラムは異教徒に寛容な宗教」か 高校世界史の教科書にも描かれる「寛容さ」/異教徒は「殺すべき対象」/棄教者は死刑 他 ◆ 第四章 「イスラム過激派テロの原因は社会にある」か 「イスラム主義との戦い」を宣言したフランス/イスラム過激派テロをアメリカのせいにする陰謀論者/テロの原因はイデオロギー自体にある 他 ◆ 第五章 「ヒジャーブはイスラム教徒女性の自由と解放の象徴」か ヒジャーブは「サラリーマンのネクタイのようなもの」?/ヒジャーブ着用により女性は守られるか/異教徒の女性は性奴隷/ヨーロッパで続発するレイプ事件/ヒジャーブをしない自由も尊重されるべき 他 ◆ 第六章 「ほとんどのイスラム教徒は穏健派」か イスラム過激派を支持するイスラム教徒は少なくない/身体刑の執行を支持/信教の自由、表現の自由を否定/LGBTを否定/蔓延する子供への体罰・精神的虐待と児童婚/女性の価値は男性の半分/妻は夫に完全服従 他 ◆ 第七章 「イスラム教を怖いと思うのは差別」か イスラモフォビア(イスラム恐怖症)批判/イギリスで加速するイスラモフォビアへの法規制/日本でも広がる「イスラム教は怖い=差別」の風潮 他 ◆ 第八章 「飯山陽はヘイトを煽る差別主義者」か 日本のイスラム研究業界の不文律「/ニセ学者」のレッテル/インターネット上の誹謗中傷/日本のイスラム研究者が本当に守りたいもの 他 ◆ 終章 イスラム教を正しく理解するために イスラム主義の台頭を許した西欧の「罪悪感」/ポリコレと多文化主義の見直し/「アブラハム合意」を歓迎しないのは誰か/日本のイスラム研究者とメディアが広めたウソからの脱却を 他
  • イスラム教徒の頭の中 アラブ人と日本人、何が違って何が同じ?
    3.3
    エジプト考古学者として、エジプト人女性との結婚(離婚)を通じて、アラブ社会とともに歩んだ吉村先生が見聞きしてきたアラブ人の本質を描いた一冊。 “契約結婚”が当たり前のアラブ式の結婚観、アラブの家庭、アラブの女性たちの考え方など深く入り込んだからこそわかる、彼らの行動様式から吉村式のつきあい方を教えます。 今こそ知りたい、日本人とアラブ人、何が違って何が同じ? 吉村先生の目を通して見えてきた、イスラム教社会の本当のところ。 アラブ式あいさつでは、お天気の話はダメって知ってた? まずは目の前にいる相手を尊重することがアラブ社会では大事とされていること。 「なぜ?」がわかれば、もっとわかりあえます。 アラブ入門に最適な一冊です。
  • イスラム教の論理(新潮新書)
    4.1
    神の啓示の言葉を集めたコーランによれば、異教徒は抹殺すべき対象である。彼らを奴隷化することも間違っていない。ジハードは最高の倫理的振る舞いである。その意味で、カリフ制を宣言し、イスラム法によって統治し、ジハードに邁進する「イスラム国」は、イスラム教の論理で見れば「正しい」のだ──。気鋭のイスラム思想研究者が、コーランを典拠に西側の倫理とはかけ離れた「イスラム教の本当の姿」を描き出す。
  • イスラム金融入門 世界マネーの新潮流
    3.8
    サブプライム・ショックでアメリカ型経済システムへの信頼が失墜するなか、「イスラム金融」の存在感が高まっている。イスラム金融とはイスラム教の戒律シャリーアに従った金融の仕組み。最大の特徴は「利子」がないことにある。いまイスラム金融市場には中東の巨額なオイルマネーが流入、急拡大する市場に参入すべく、非イスラム教国も商品開発・インフラ整備に乗り出した。イスラム金融は世界金融市場を制するのか? 日本は乗り遅れていないのか? 注目の金融システムのすべてが分かる!
  • イスラム金融はなぜ強い
    4.0
    崩壊寸前の欧米型金融システムを横目に、原油高を背景にして年々躍進を続けるイスラム金融。リアルな経済活動に根ざしているがゆえの強みについて、斯界の第一人者が考察する。
  • イスラム国“カリフ”バグダディ氏に直撃スピリチュアル・インタビュー
    4.0
    【緊急出版!】 「イスラム国」事件の核心と、指導者の知られざる本心に迫る! なぜテロによる報復をくり返すのか? そして、日本に対する意外な見方とは? 世界を震撼させるイスラム国および“カリフ”を称するバグダディ氏を冷静かつ客観的に分析し、中東の平和と世界の進むべき未来を導きだす。
  • 「イスラム国」最終戦争
    3.0
    残忍な事件で世界を騒がす「イスラム国(IS)」。しかし、その壊滅への道はすでに始まっている! 次なる新天地、多発するヨーロッパのテロ事件、シリア・中東の未来、日本への影響など、元在シリア大使である著者が最新情勢を解説する。
  • イスラム国「世界同時テロ」
    4.3
    海外でテロに遭う日本人は確実に増える  テロリズムは感染症に似ている。いったん流行すると、次々に伝播して模倣するものが続出する。 その熱情はしばらくテロリストたちのモチベーションを扇動し、容易に収束することはない。 伝染病の爆発的流行、すなわちパンデミックの現象に似ているのだ。 現在、猛威を振るっているイスラム・テロの宿主は、もちろんISにほかならない。 今後、アジアを含む世界のイスラム圏、もしくはイスラム社会が存在する十字軍の国々(欧米諸国)であるならば、どこでも外国人を狙ったテロが発生するだろう。 外国人がいそうな場所が必ず狙われるが、そうした場所には当然、日本人もいる。 つまり、海外にいる日本人への脅威度は、確実に増している。
  • 「イスラム国」と「恐怖の輸出」
    3.0
    IS「建国」1年。新たなテロ指令を発し、ますます不安定化する世界の現実を、インテリジェンス、危機管理のエキスパートが詳細に解き明かす!なぜISの勢いは衰えないのか?関係各国の思惑とは?アメリカの決定的失敗とは?これからのキーワードは「フランチャイズ化」と「一匹狼型テロ」「敵」となった日本と日本人の自衛策は? (講談社現代新書)
  • イスラム国の正体
    3.9
    新たなる同時テロの火種か、単なるテロ集団か──世界中の若者を引きつける武装組織「イスラム国」の現状・未来とは? 首切り動画や奴隷売買など、謎に包まれた組織を、元シリア大使として現地にネットワークを持つ著者が解説する。
  • イスラム国の野望
    4.0
    2014年6月、イスラム過激派の一組織が「イスラム国」の樹立を宣言。 西欧社会がアラブに押しつけた国家の枠組が突き崩されたことで、国際社会に大きな衝撃が走った。 数々の残虐な行為が非難されている。 だがイスラム国は単に恐怖政治によって勢力を拡大しているわけではない。 なぜ資金提供者が現れるのか。 なぜ世界中から志願兵の若者が集まるのか。 7世紀ムハンマドの時代を理想と掲げる集団が目指すものは何なのか。 中東問題の第一人者が複雑な中東情勢を徹底的にわかりやすく解きほぐし、その正体に迫る。
  • イスラム10のなぞ 世界史への招待
    4.0
    今世紀末までに世界最大の宗教人口に達することが予想されるイスラム――。しかし、複雑怪奇な中東情勢は理解しにくく、世界16億人の心を捉えて離さないイスラムの本質はよく知られていない。そもそもなぜ、イスラムはこんにち世界宗教としての地位を獲得することができたのか。なぜ、アラブ諸国とイスラエルの和解は進まないのか――。「10のなぞ」を解き明かすことで歴史の真実と意外な事実が見えてくる。イスラム入門に最適な書。
  • イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか
    4.0
    イスラム過激派の勢力拡大に日本はどう立ち向かうのか? 外事警察の司令塔による情勢分析。佐藤優、高橋和夫、福田和也各氏絶賛! 各界の第一人者を驚嘆させた『グローバル・ジハード』を、最新情報によって全面改定新書化! ●「日本に対外インテリジェンス機関を設け、テロ対策を行うことは非現実的。本書はその理由を適切に指摘した」 佐藤優氏――佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.054(2015年2月13日号)読書ノート ●「松本氏の議論は、テロリズムが市民社会に突きつける究極の問いである」 高橋和夫氏――東京新聞2009年1月11日付書評 ●「豊富な事例の提示も含めて、現在、日本語で読める本のなかで間違いなくベストと言い切れる本」 福田和也氏――「福田和也の闘う時評」週刊新潮2008年12月25日号
  • イスラム世界 やさしいQ&A
    4.0
    イスラム世界の今を知る、22個のQ&Aで、イスラム教徒に聞いてみたかったことが分かります。なりたちを知る、12個のQ&Aで、ニュースに取り上げられている社会問題が理解できるようになります。結婚から難民問題まで、幅広い疑問に対し、『ZAi ONLINE』「教えて! 尚子先生」でおなじみの、岩永尚子氏が優しく解説します!(小学校高学年~)
  • イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北
    4.0
    混迷を極める中東に突如現れたイスラム国。捕虜の殺害や少数民族への迫害が欧米経由で厳しい批判と共に報じられているが、その過激な行動の裏にある歴史と論理は何か? また、本書はイスラムそのものに対するメディアの偏見と、第一次世界大戦時に確立された欧米による中東秩序の限界を指摘。そして、集団的自衛権の行使容認で中東に自衛隊が派遣される可能性が高まる中、日本が今後イスラム世界と衝突することなく、共存するために何が必要なのかを示す。【目次】はじめに/序章 中東で起きていること/第一章 16億人のムスリムを見方にするか、敵に回すか/第二章 まちがいだらけのイスラム報道/第三章 イスラム世界の堕落とイスラム国の衝撃/第四章 日本人にとってのイスラム/おわりに 戦争は人の心の中で生まれる/あとがき
  • イスラム潮流と日本
    4.0
    「イスラム国」に世界中の若者たちが向かうのはなぜか? 中東イスラム問題の専門家、国際政治学者として「報道ステーション」出演でも知られる著者が、長年にわたる中東イスラム研究から描く、アメリカのイスラム政策の挫折、ガザ問題に見られるイスラエル国家の本質、混迷する中東イスラム世界と日本の関わり、国際政治の舞台裏を歴史的考察をふまえて描く!
  • イスラムと近代化 共和国トルコの苦闘
    4.5
    「世俗化」=「近代化」、「イスラム」=「反動」では、ない。「共和国トルコの父」ケマル・アタテュルクによって否定されたはずのイスラムは、なぜその後も長く生き残ったのか。幾重にも複雑に絡まった糸を解きほぐし、イスラム世界における近代化の問題を「脱イスラム」のフロントランナー、トルコ共和国の歩みから読み解く。(講談社選書メチエ)
  • イスラムと仲よくなれる本
    3.3
    本書では、パリ在住のムスリマ(女性のイスラム教徒)の著者が、知られざるイスラム教の文化と風習をお伝えします。イラストを交えた小学生でも読めるわかりやすい内容で、イスラム教の楽しくてかわいい一面をお教えしますよ。
  • イスラム2.0 SNSが変えた1400年の宗教観
    4.2
    ウェブにアップされた『コーラン』「ハディース」。一部の宗教エリートのものだった知識や解釈が、翻訳・検索機能により容易に直接触れられるようになる。原点回帰がすすむイスラム教徒の価値観は、SNSにより極めて早く広範囲に、そして心に深く刺さるものとなり拡散されていく。ヨーロッパでは「同化しない」イスラム教徒たちが、「移住」と「多産」によりイスラム化をすすめる、「静かなるジハード」が進行し問題となっている。突きつけられた現実に、日本はどう対処すべきか!?
  • イスラムに負けた米国
    4.0
    イラクもアフガンも、泥沼。世界の民主化、テロ撲滅を唱え、最強の軍事力を誇る超大国アメリカは、どこで間違い、力で劣るはずのイスラムに敗れつづけるのか。イスラエル偏重の米国内の政策決定、自国の国益を優先し強権政治やゲリラの支援に突っ走る矛盾、イスラムの文化伝統への無知……。こんなアメリカに追随する日本は危うい。博学の中東研究専門家が圧巻の現地取材を踏まえ、超大国「敗北の原因」を徹底分析。

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  • イスラムの怒り
    4.2
    06年サッカー・ワールドカップ決勝戦で、ジダンは何に激怒してマテラッツィに頭突きをしたのか。この問いかけから、イスラム教徒(ムスリム)は、何に怒っているのか、そして我々のイスラム理解はいかに間違っているか、なぜ西欧はイスラムを執拗に嫌うのか、をわかりやすく解きほぐす。ムスリムに対してしてはいけないこと、そしてそれはなぜいけないか、なども豊富な実例つきで解説。異文化交流への道を探る。【目次】序章 ジダンは何に激怒したのか/第一章 「テロとの戦い」の失敗/第二章 隣人としてのムスリム/第三章 西欧は、なぜイスラムを嫌うのか/第四章 すれ違いの相互理解/終章 ムスリムは何に怒るのか/おわりに
  • イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか
    3.1
    イスラムを過剰に怖れる必要はない。私たちが思っている以上に、日本人は尊敬されているのだ。日本は理想的社会と見られ、アニメやマンガも引っ張りだこ。礼儀正しさや義理、人情といった美風に強い関心と共感を持っているのだ。欧米の植民地主義に屈せず独立を守った日本の歴史や皇室の伝統への、ムスリムの畏敬の念を紹介し、その良好な対日感情をどう国益に結びつけるかを論じる。日本人のためのイスラム入門。
  • イスラム、ヒンズー、ユダヤ教…… 宗教別 おもてなしマニュアル
    3.5
    激増する外国人観光客。だが「無宗教」の日本人はいまひとつ異教徒のタブーがわからない。そもそもハラールって何だ。酒を飲むイスラム教徒がいるのに、アルコール消毒まで禁止の人もいる! ヒンズー教徒はうどん屋のだしがヤバい? アメリカ人でもユダヤ教徒はチーズバーガーNG。安息日はスマホもいじれない!? 異教徒をもてなす際に抑えておきたいポイントを宗教別に解説する入門書。ホテル、レストラン、観光地のスタッフも必見。
  • イスラム唯一の希望の国 日本
    4.0
    1巻880円 (税込)
    トランプ大統領は就任式で「イスラム過激主義を根絶する」と高らかに宣言した。ドイツのいくつかの地域では若いムスリムの失業率は30%に上ると推測されており、フランスではムスリム女性の服装が厳しく規制されている。中国・インドでもムスリムは迫害や差別を受けている。そんな情勢の中、日本がイスラムにとっての希望の国となっている。イスラムの人々は日本のソフトパワーや科学技術を賞賛し、日本もシリア難民を受け入れ始めている。歴史をひもとけば、日本とイランは石油取引が始まる前から貿易が盛んだった。戦前の日本は「日本主導の下にアジアを統合して、欧米の世界支配に対抗する」という「大アジア主義」に則り、ロシアやオスマン帝国、東南アジア、中国のムスリムと連携しようとした。本書ではこのような日本とイスラムの関係史を辿り、日本の役割を考える。

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  • イスラーム化する世界
    5.0
    コーランの新解釈から、ジェンダー、人種問題、宗教間対話など、世界共通の問題に立ち向かうムスリムのリーダーたち。国境を越えて人々をグローバルにつなげる彼らの活動に迫る。 パレスチナ・イスラエル紛争から9・11まで、連綿と続く暴力の歴史がもたらしたのは「狂信的なテロリスト集団」など、理解を拒む宗教としてのイメージであった。しかしいま、コーランの新解釈から世界規模で新たな対話を求める動きが活発化しつつある。これまでの宗教観を刷新し、同時代を生きるイスラームを知るための入門書。
  • イスラームからお金を考える
    4.2
    (1)イスラームには利子の禁止や喜捨の義務など信仰に基づいた経済の仕組みがある。今急速に発展しつつあり、世界の金融危機にも揺るがないイスラーム経済とは? (2)お金のもうけ方について独自の教えがあるイスラーム。利子の禁止や喜捨の義務など信仰に基づいた経済の仕組みとは? 急速に発展してきているイスラーム経済の知恵に学べば金融資本主義を乗り越えられる!? (3)お金もうけが天国へのパスポート。/イスラームの世界では、助け合い精神で経済が回っている。お金を持っている人が持っていない人へ与える喜捨や銀行が無利子で事業へ出資し、儲けが出たら分配するムダーラバという仕組みだ。どちらも自分の利益のためにお金を使うのではなく、信仰に基づいた行動なのだ。現在の金融資本主義社会が抱える問題と限界を克服する、古くて新しい考え方、それが「イスラーム経済」だ。
  • イスラームから世界を見る
    4.0
    誤解や偏見とともに語られがちなイスラーム。その本当の姿をイスラーム世界の内側から解き明かす。イスラームの「いま」を知り、「これから」を考えるための一冊。誕生・発展の歴史から、各地で相次ぐ民主化運動の背景まで、知っておきたい基礎知識をしっかり解説。
  • イスラームから見た西洋哲学
    3.5
    キリスト教を中心とした西洋哲学がイスラームの世界ではどのように解釈されてきたのか、それがイスラームの哲学にどう影響を及ぼしてきたのかを、イスラーム法学者がわかりやすく解説。
  • イスラームからヨーロッパをみる 社会の深層で何が起きているのか
    4.2
    ヨーロッパとイスラームの共生は,なぜうまくいかないのか? シリア戦争と難民,トルコの存在,「イスラーム国」の背景.そしてムスリム女性が被るベールへの規制,多文化主義の否定など,過去二〇年間に起きたことを,著者四〇年のフィールドワークをもとに,イスラームの視座から読み解く.

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  • イスラーム教 「異端」と「正統」の思想史
    3.3
    「最終預言者」ムハンマド亡き後、「信仰」の正しさは誰が決めるのか。あくまで信仰の純正性を追究する「極端派」、生活との「妥協」を計るその他の多数派。イスラーム教は両者の対立・抗争のダイナミズムから誕生した。イスラーム教形成のプロセスを根源から考察し、ムハンマドが創始した新たなる宗教がスンナ派、シーア派に分かれ、われわれの知る「イスラーム教」になるプロセスを読み直す、スリリングな思想史の登場。
  • イスラーム金融とは何か(小学館新書)
    4.0
    世界のマーケットを動かすイスラームパワー。  1970年代のオイルブームを契機に成長を続け、その後も原油価格の高騰を背景に、世界の金融市場で関心が高まっている「イスラーム金融」。  いまやイスラーム諸国の人口は約20億人、世界人口に占める割合が26%を占めるに至り、もはや「異端」として片づけられない存在となっている。  さらに近年では、金融の世界的サステナビリティやバブル抑制といった観点からも大きな注目を集めている。  その本質は、「イスラームの教義に従った」金融手法。たとえば、 「利子の授受の禁止」「投機的取引の禁止」「不確実な取引の禁止」「アルコールや豚肉の取引の禁止」など、西欧の伝統的な金融ルールとは大きく異なるスキームを持つ。  それゆえ、これまでわが国でもあまり理解されてこなかったと言える「イスラーム金融」。この独特の金融概念の要諦を、国際経済・金融・通貨などの諸問題に関する調査研究を行なう国際通貨研究所に集った各ジャンルのスペシャリストたちが、徹底解説する。 (底本 2024年2月発売作品)
  • イスラーム圏で働く 暮らしとビジネスのヒント
    4.1
    世界に広がる16億人のイスラーム市場。石油から、食や観光など、イスラームの人びととの付き合いはこれからのビジネスに必須だ。でも、なじみなく戸惑う人も多いのでは? そんな時の心強い味方――商社・建設・食品・観光など、現地で活躍する日本人が、土地と人と仕事を語る。地域別解説も付した体験的イスラーム案内。

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  • イスラーム国の衝撃
    4.2
    謎の「国家」の正体に迫る イスラーム国はなぜ不気味なのか? どこが新しいのか? 組織原理、根本思想、資金源、メディア戦略から、その実態を明らかにする。
  • イスラーム思想を読みとく
    4.0
    現代イスラームの「過激派」と「穏健派」の争点はどこにあるのか? なぜ、同じスンナ派同士で争うのか? 「穏健派」のムスリムは、なぜ「過激派」を「破門」しないのか? イスラーム神学、古典イスラーム法学、現代イスラーム思想を横断し、問題の背景と核心に迫る。「イスラームのテロ」に警鐘を鳴らすのでも、「平和な宗教」としてイスラームを擁護するのでもなく、対立の思想的争点を浮き彫りにする一冊。
  • イスラーム 生と死と聖戦
    3.8
    絶え間ない緊張が続く、中東イスラーム諸国をとりまく情勢。「イスラーム原理主義」すなわち「過激」「危険思想」というイメージが再生産されるなか、本来は唯一神・アッラーの存在こそが、人間の人間による支配と国家の暴走、対立を食い止める秩序になりうると著者は説く。国境を越えて勢力を拡大する「イスラーム国」への評価も踏まえながら、ムスリムたちの死生観をわかりやすく解説する、必読の一冊。東京大学先端科学技術研究センター准教授・池内恵氏の解説付き。【目次】序章 イスラームとジハード/第一章 イスラーム法とは何か?/第二章 神/第三章 死後の世界/第四章 イスラームは政治である/第五章 カリフ制について考える/終章 「イスラーム国」と真のカリフ制再興/解説――自由主義者の「イスラーム国」論~あるいは中田考「先輩」について 池内 恵
  • 〈イスラーム世界〉とは何か 「新しい世界史」を描く
    4.0
    ジャーナリズムで、また学問の世界でも普通に使われる用語、「イスラーム世界」とは何のことで、一体どこのことを指しているのだろうか? ムスリムが多い地域のことだろうか、それとも、支配者がムスリムである国々、あるいはイスラーム法が社会を律している地域のことだろうか。ただ単に、アラビア半島やシリア、パレスチナなどの「中東地域」のことを指しているのだろうか? 本書は、高校世界史にも出てくるこの「イスラーム世界」という単語の歴史的背景を検証し、この用語を無批判に用いて世界史を描くことの問題性を明らかにしていく。 前近代のムスリムによる「イスラーム世界」の認識、19世紀のヨーロッパで「イスラーム世界」という概念が生み出されてきた過程、さらに日本における「イスラーム世界」という捉え方の誕生と、それが現代日本人の世界観に及ぼした影響などを明らかにする中で、著者は、「イスラーム世界」という概念は一種のイデオロギーであって地理的空間としては存在せず、この語は歴史学の用語として「使用すべきではない」という。そして、地球環境と人類史的視点から「新しい世界史」を構想し叙述する方法の模索が始まる。 本書は刊行当時、歴史学者・イスラーム学者の間に議論を引き起こし、アジア・太平洋賞特別賞を受賞した。文庫化にあたり、原本刊行後の議論を踏まえて「補章」を加筆。〔原本:『イスラーム世界の創造』東京大学出版会、2005年〕
  • イスラームの常識がわかる小事典
    3.7
    世界人口の約五人に一人がイスラーム教徒でありながら、日本人はイスラームやムスリムを正しく理解していない。「右手にクルアーン(コーラン)、左手に剣」という好戦的で危険な思想という見方は間違いである。歴史をふりかえれば、むしろ他宗教より排他的ではなく、理性や平和を重んじる教義なのだ。では現在、緊迫するイラク情勢、パレスティナ問題をどう見たらよいのか。本書は、日本人イスラーム教徒である著者が、ムハンマド誕生から教義の真髄、発展史、中東情勢の読み方までを解説。「なぜ日本には信徒が少ないのか」「『クルアーン』はどのように成立したのか」「イスラム五行とは」「一夫多妻制は本当か」など基本知識がない人にもわかりやすく説明する。さらに、多くの誤解や偏見をときほぐす。「ジハード」とは本来、「聖戦」ではなく「努力すること」という意味。イスラームはキリスト教を土台に生まれた等々。日本人ムスリムがアッラーの教えを説く。

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  • イスラームの論理と倫理
    4.3
    イスラームは、穏健で寛容で民主的な、平和の宗教か? かたや男性・イスラーム法学者にしてイスラム教徒=中田考。かたや女性・イスラム思想研究者にして非イスラム教徒=飯山陽。ともにイスラームを専門としつつも、立場を異にする二者が交わす、妥協を排した書簡による対話。 IS、トルコ・クルド問題、アフガニスタン中村哲氏殺害、ハラール認証、イラン情勢、コロナ禍の影響……。同じトピックを論じても、これだけ世界の見方が違う。はたして日本人は、イスラームをどれだけ理解しているか? 神の前の自由・平等? 人が獲得した自由・平等? 誰も教えてくれなかった、イスラーム世界の真実をめぐる、火花を散らす対話の記録。 「20年以上前に初めて出会った時から今に至るまで、中田先生は私にとって、全く分かり合うことのできない異質な他者です。中田先生だけでなく、私は日本の中東イスラム研究業界に属する多くの研究者と、ほとんど全く分かり合うことができません。(…)私はこの往復書簡を通して、中田先生と分かり合おうとも、中田先生を説得しようとも全く思いませんでした。私の目的は、ひとつにはもちろん、それぞれのテーマについての分析を提示することですが、もうひとつは中田先生と私の議論が徹頭徹尾嚙み合わないことを読者の方々によくよくご覧いただき、その上で、なぜこうも嚙み合わないのかについての理由を明らかにすることです。」(飯山陽 まえがきより) 「人文社会科学の他の分野と比べても職業的専門家の絶対数が圧倒的に少なくマーケットも小さいイスラーム研究が学問の名に値するものに成長するためには、どんなにレベルが低く誤解と偏見に満ちていようとも、イスラームを理解できない人、理解しようとも思わない人にさえも広く読まれる作品ができるだけ多く生み出され、流通することが不可欠だと私は信じています。(…)本書ができるだけ多くの読者の目に留まり、読者の中からたとえ一握りほどの数であったとしても、本書に書かれたことの背後にある「誰の目も見たことがなく耳が聞いたともなく心に浮かんだこともない」(預言者ムハンマドの言葉)広大で深淵な世界を垣間見、彼らに続こうと志す者たちが現れることを願ってやみません。」(中田考 あとがきより) 【目次】 第一書簡 あるべきイスラーム理解のために 第二書簡 イスラム国をめぐって 第三書簡 トルコ、クルド問題について 第四書簡 タイのイスラーム事情 第五書簡 中村哲氏殺害事件をめぐって 第六書簡 ハラール認証の問題 第七書簡 イラン/アメリカ関係の深層 第八書簡 コロナウイルス禍がもたらしたもの 第九書簡 トルコのコロナ対応をめぐる考察 最終書簡 インシャーアッラー それぞれの結語として
  • イスラーム文化 その根柢にあるもの
    4.3
    イスラーム文化を真にイスラーム的ならしめているものは何か。――著者はイスラームの宗教について説くことからはじめ、その実現としての法と倫理におよび、さらにそれらを支える基盤の中にいわば顕教的なものと密教的なものとの激しいせめぎ合いを認め、イスラーム文化の根元に迫ろうとする。世界的な権威による第一級の啓蒙書。

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  • 泉鏡花きのこ文学集成
    3.0
    1巻2,970円 (税込)
    「牛肉のひれや、人間の娘より、柔々(やわやわ)として膏(あぶら)が滴る……甘味(うまい)ぞのッ」 “世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成! 『原色日本菌類図鑑』より、190種以上のきのこ図版を収録! その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付!  お姫様は茸(きのこ)だものをや。  紅茸と言うだあね、薄紅(うすあこ)うて、白うて、美い綺麗な婦人(おんな)よ。  山路はぞろぞろと皆、お祭礼(まつり)の茸だね。坊様も尼様も交ってよ、尼は大勢、びしょびしょびしょびしょと湿った処(ところ)を、坊主様(ぼんさま)は、すたすたすたすた乾いた土を行く。湿地茸(しめじたけ)、木茸(きくらげ)、針茸、革茸(こうたけ)、羊肚茸(いぐち)、白茸、やあ、一杯だ一杯だ。  初茸なんか、親孝行で、夜遊びはいたしません、指を啣(くわ)えて居るだよ。……さあ、お姫様の踊がはじまる。(「茸の舞姫」より)
  • いずみさん、とっておいてはどうですか
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある姉妹が昭和30年代に過ごした時空間を丁寧にとっておかれた手作りの人形や絵日記などからたどり、高野文子が物語に再構成する
  • 出雲新聞編集局日報 かみさま新聞、増刷中。
    値引きあり
    3.0
    新人記者の悠馬が配属されたのは、いかつい先輩の恭平と、デスクに猫がいるだけの、のんびりした新聞編集局――と思いきや、その御役目は、悩める人々を救う神様の活躍を記事にした“かみさま新聞”の発行だった!?
  • 出雲新聞編集局日報 かみさま新聞、恋結び?
    値引きあり
    1.5
    悠馬たちの所属する“かみさま新聞”編集部に珍客が訪れた。その少女・あかりは、神様の力で行方不明の父親を探して欲しいという。神様に、猫に、そして少女にまで振り回される、悠馬の記者ライフはどうなる……!?
  • 「出雲神話」の真実 封印された日本古代史を解く
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    出雲には何かが眠っている。それは古代史に興味を持つものの胸に必ず去来する感慨であろう。謎が満ちあふれる、出雲大社をはじめとする諸社や出雲神話。日本書紀・古事記において出雲が占める重い役割。そして、5~6世紀に制度化された「国造家」が、出雲にだけ残され、いまだに存在しているという事実……。さらに、一箇所から350本以上の銅剣が見つかった出雲の荒神谷遺跡の発掘や、様々な土地の文化の流入が読み取れる奈良の纒向遺跡の発掘など、近年の考古学の発掘の成果も、出雲が強大な勢力であり、ヤマト朝廷の成立にあたっても大きな役割を担ったことを実証しはじめている。そして、状況証拠が指し示すとおり、実は「蘇我氏」「物部氏」こそが、出雲に由来する正統なる氏族だったとすれば……。ヤマト建国の謎も邪馬台国の謎も解き明かす「最後の鍵」がついに開かれる! 大胆な仮説で古代日本の真相に迫る、歴史ロマンに満ちた一冊。
  • 出雲神話論
    3.0
    1巻3,762円 (税込)
    【担当編集ノート】三浦佑之さんといえば、大ベストセラー『口語訳 古事記』の著者にして現代古事記研究を牽引する人です。お嬢さんの三浦しをんさん曰く「コジオタ(古事記オタク)」。その三浦さんの主張の核心こそ「『記紀』の呪縛からの解放」です。簡単にいえば「多くの人は『古事記』と『日本書紀』を似たようなものと考えがちだが、それは大きなまちがい。ふたつの書物はまったく別の意図をもって編纂されたと考えるべきで、その証拠が出雲神話とよばれるものである」ということ。古事記は、上・中・下の3巻から成り、神々のことは上巻において大河小説のように語られます。そのなかで、出雲神話と呼ばれる部分はおおむね以下の部分です。1)アマテラスの弟スサノヲが高天の原を追放され、出雲の国の肥の河の上流にやってきて、コシノヤマタノヲロチを退治し、生贄になって喰われるはずのクシナダヒメ(櫛名田比売)を助けて結婚し、子孫が繁栄する話。2)スサノヲから数えると7代目にあたる子孫オホナムヂが傷ついたウサギを助けたり、命を狙う兄たちから逃れて根の堅州国に行くなどの試練と成長を語る冒険物語。3)オホナムヂがなぜかスサノヲの娘スセリビメと結ばれ、スサノヲからのさまざまな試練を克服し、最後には、スサノヲのもつ呪宝を奪いスセリビメを連れて地上にもどる話。4)逃げるオホナムヂに向かってスサノヲが「大国主」となって地上を支配しろと祝福し、オホナムヂは地上にもどって兄たちを追い払う。スサノヲのことば通りにオホクニヌシとなって地上の主として君臨する話。5)地上の王となったオホクニヌシと女たちをめぐる物語、および国作りを助ける神の話。オホクニヌシとその子孫たちの栄華。じつはこのほとんどが『古事記』のみにある記述であり、『日本書紀』の正伝(書紀の編者が、正統な伝えとして採用した本文)には存在しないのです。なぜ『古事記』にだけ出雲神話があるのか、またそれに続く、俗に「国譲り神話」と称される出雲の滅びの物語にはなにが隠されているのか? ここに徹底的に焦点を絞りながら『古事記』神話、ひいては古代における日本列島の姿を考えてみたいというのが、三浦さんのもくろみです。本書は三浦さんの古事記研究生活50年余の総決算ともいうべき一書です。広く江湖の諸子に問うしだいです。
  • 出雲世界紀行―生きているアジア、神々の祝祭―(新潮文庫)
    3.8
    子供から老人までが熱狂する神楽、「荒神様有り」と記された不思議な不動産広告。神話を信じて卵を食べない町や、なぜか観光客が絶えない謎の町。出雲・石見・境港。旅するうちに見えてきたのは……。目に見えない存在を信じる暮らしや、伝統を支える持続可能な知恵、遠く東南アジアにまでつながる文化の〈地下茎〉だった。そして旅は、温かい涙が流れるクライマックスへ。『どこにでも神様』改題。(解説・志川節子)
  • 〈出雲〉という思想 近代日本の抹殺された神々
    3.8
    明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、〈伊勢〉=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう1つの神道・〈出雲〉。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が〈出雲〉という場所(トポス)をとおし、近代日本のもう1つの思想史を大胆に描く意欲作。(講談社学術文庫)
  • 出雲と大和 古代国家の原像をたずねて
    3.7
    大和の中心にある三輪山になぜ出雲の神様が祭られているのか? それは出雲が大和に早くから進出し、邪馬台国を創ったのも出雲の人々だったからではないか? ゆかりの地を歩きながら、記紀・出雲風土記・魏志倭人伝等を読み解き、古代世界における出雲の存在と役割の実態にせまる。古代史理解に新たな観点を打ちだす一冊。

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  • いずれ起業したいな、と思っているきみに17歳からのスタートアップの授業【BOW BOOKS019】
    3.5
    【本書籍は発行元:BOW&PARTNERS、発売元:中央経済グループパブリッシングの商品です】 高校生から社会人まで「起業」に興味を持ったら最初に読む本! ベンチャー起業とアントレプレナーシップの定義から、シードステージ、スタートアップ、アーリーミッドステージ、IPOまでのベンチャーのライフサイクル、そして、ビジョンとビジネスモデルの作り方の基礎、ビジネスチャンスの見つけ方、さらにはIT・バイオなど、これからのスタートアップ注目領域までを、マッキンゼーなどを経てこれまで70社以上の起業や事業開発・投資育成の現場に参画してきた著者が、身近な例を挙げて全くの素人にもできるスタートアップのはじめ方とその心構えを語る。 【もくじ】 はじめに 第1講 アントレプレナーの勧め ベンチャー? スタートアップ? 挑戦せよ。そして、早く失敗せよ。 人生を決める選択の二つの基準 誰が世界を動かす人になるのか? ベンチャーには本拠地がある 資本主義を理解する 何が経営資源を引き寄せるか? 第1講 KEY POINT 第2講 ベンチャーのライフサイクル 最初はみんなベンチャーだった! ベンチャーの成長曲線はS字カーブ シーズステージからスタートアップ前夜まで エンジェル投資家に投資を依頼する スタートアップを待ち受ける三つの危機 アーリーミドルステージへの資金調達 レイターステージでの資金調達 いよいよIPO! 日本にベンチャーを増やす処方箋 第2講 KEY POINT 第3講 ビジョンとアントレプレナーシップ イグジットは何のため? ベンチャーで最も重要なのは、ビジョン ビジョンの三つの枠組み 着眼・突入・徹底 第3講 KEY POINT 第4講 儲けの仕組み 1%の着眼なくして、99%の突入、徹底なし ブランドバッグから弁当屋まで、着眼の例 居酒屋とラーメン屋と弁当屋が儲かるには? 第4講 KEY POINT 第5講 着眼の技法 現場・現実・現物の三現主義 WHO、WHAT、HOWの三軸で考える バリュー(パフォーマンス/コスト) ヒット商品番付で着眼の演習を 人間の最大の資質 第5講 KEY POINT 第6講 事業機会が潜む三つの「間」 ここまでの復習 三つの「間」に事業機会を見つける 人間と人間の「間」を繋ぐ 空間と空間の「間」を繋ぐ 時間と時間の「間」を繋ぐ 四つのアプローチ 第6講 KEY POINT 第7講 2050年、テクノロジーとスタートアップの旅 第四次産業革命 AI IoTと5G ビッグデータ ブロックチェーンと仮想通貨、NFT ロボティクス VR、AR、MR、メタバース iPS細胞とゲノム編集 3Dプリンター テクノロジーから未来を想像する 第7講 KEY POINT 第8講 ビジョンをビジネスモデルに練り上げるビジネスモデルって何? 新しいビジネスモデルが既存のビジネスモデルに置き換わるとき ビジネスモデルを考えるときの要素 学生起業家の先輩の事例から、ビジネスモデルを体感しよう 第8講 KEY POINT 第9講 ビジネスモデルケーススタディ QBハウスのケース JINSのケース クックパッドのケース 第9講 KEY POINT 第10講 エンジェル投資家の視点 ピーター・ティールの20 UNDER 20 プロジェクト あらためて言おう。最初は、みんな、ベンチャーだった It's your turn.さあ、きみたちの番だ。 ビジネスプランとピッチ用の提案書をつくってみよう あとがき
  • 異性
    3.9
    好きだから許せる? 好きだけど許せない!? 男と女は互いにひかれあいながら、どうしてわかりあえないのか。カクちゃん&ほむほむが、男と女についてとことん考えた、恋愛考察エッセイ。

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  • 異性の心を上手に透視する方法
    4.2
    恋愛関係において、私たちはロボットのように決まった行動をすることが、最新の研究で明らかになっている。 にもかかわらず、人はなぜ「最悪の相手」への誘惑に勝てないのか・・・。 異性の気持ちを見抜く方法を、実例を交えてわかりやすく解説し、全米ベストセラーとなった衝撃の一冊。 【著者紹介】 アミール・レバイン博士 精神科医・神経科学者。イスラエルのヘブライ大学医学部卒業後、ニューヨーク州立精神医学研究所で研修医として勤め、3年連続でトップの成績を修める。 PTSD(心的外傷後ストレス障害)を受けた母親とその子どものための外来クリニックで働いていたときに、親子間のアタッチメントの重要性に気付く。 大人のアタッチメント・タイプが日常生活に及ぼす影響は大きいと確信し、ノーベル賞受賞者の神経科学者エリック・カンデルとともにコロンビア大学で研究を続けた。 現在もコロンビア大学の発達神経科学室長を務めている。 レイチェル・ヘラー 心理学・文化人類学・社会学の分野で学士号を取得後、コロンビア大学で社会組織心理学の修士号を取得。 卒業後はコンサルティング会社で大手のクライアントを担当した。 その後、イスラエルのエデュケーショナル・サイコロジー・サービスで勤務し、家族間の関係改善に努めた。 現在は夫と3人の子どもたちとサンフランシスコ在住。 塚越悦子 国際結婚成功コンサルタント。My Peaceful Family代表。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科卒業。 モントレー国際大学大学院で行政学修士を取得後、国連勤務やJICAコンサルタントを経て、2002年にアメリカ人の夫との結婚のため渡米。 自分自身の国際結婚生活で、紆余曲折や苦労を経験し、あとに続く人の役に立ちたいとの思いからライフコーチの資格を取得し、My Peaceful Familyを立ち上げて国際結婚を目指す女性や、国際結婚カップルにコーチングを提供している。 成功する国際結婚の秘訣ブログ (ameblo.jp/mypeacefulfamily)、国際結婚・海外生活がテーマのMy Peaceful Familyポッドキャスト番組を通じて情報発信を続けている。
  • 異世界兄妹の料理無双 ~なかよし兄妹、極うま料理で異世界を席巻する!~
    3.0
    伯爵の息子リュカは今日も夜中にこっそり料理の研究中。 この世界に生まれる前は21世紀の日本に生きていた高校生で、食べることと料理が何よりも好きだった。 記憶がはっきりしているわけではないのだが、無性に美味しいものが食べたいという衝動のもとに行動してしまうのは今世でも変わらない。 領地の貧しい人たちのため、固い肉をなんとかできないかと試行錯誤しているのだ。 そんな時、思い出すのは前世の妹あすかのこと。 食べることが大好きで、何かと料理のアイデアをくれていた。 もう会えないと思っていたのだが、生まれてきたリュカの妹はーー!?
  • 異世界コンサル株式会社
    値引きあり
    4.5
    「小説家になろう! 」で部門別ランキング第1位! (その他部門の総合評価にて) 異世界に転生した冒険者の視点から、経営のコツとビジネススキルが学べる、異色のビジネスライトノベル。 「もう、冒険者やめたほうがいいんじゃないですか?」膝のけがをきっかけに、仲間から解雇通告を受け、パーティーを解雇になった、30歳手前の転移者、ケンジ。現世では経営コンサルタントとして活躍していたケンジはこれをきっかけに、冒険者を支援する「コンサルタント」として生きていくことになる。ケンジに思いを寄せる赤毛のアーチャー・サラ、「剣牙の兵団」の美麗なる団長・ジルボアらと出会いの中で、ケンジは現世で培ったビジネススキルを駆使しながら、出世を果たしていく。そして、あるとき「冒険者のための靴」の開発を決意し、起業するのだが――。中世テイストのファンタジーストーリーの中で、わかりやすく自然にビジネスハウツーも学べる、異色のビジネスライトノベル。
  • 異世界酒場のチート殺し
    2.5
    料理人として働くゼロは、突然暴れ出した客にナイフで刺され気を失った。 そして、目が覚めると大自然の中、真っ裸で横たわっていた。しかも、なぜか目の前には美少女。 どうやら、その美少女ニリアの転移魔法によって、地球とは異なる世界へと召喚されてしまったらしい。 その世界では召喚された人間にかならず与えられるという『限定能力(チート)』が猛威を振るっていた。 そのためニリアは、対抗手段としてゼロを召喚したのだ。だが、ゼロはゴブリン一匹にすら殺されそうになるほど弱かった……。 落胆するニリア。しかし、これがゼロの最強伝説の始まりであった――。 ※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
  • 異世界誕生 2006
    4.2
    「なにせクソ・オブ・ザ・クソだからな。まずジャンルが悪い。今どきファンタジー小説なんてあり得ないだろ」2006年、春。小学六年の嶋田チカは、昨年トラックにはねられて死んだ兄・タカシの分まで夕飯を用意する母のフミエにうんざりしていた。たいていのことは我慢できたチカだが、最近始まった母の趣味には心底困っている。フミエはPCをたどたどしく操作し、タカシの遺したプロットを元に小説を書いていた。タカシが異世界に転生し、現世での知識を武器に魔王に立ち向かうファンタジー小説だ。執筆をやめさせたいチカは、兄をはねた元運転手の片山に相談する。しかし片山はフミエの小説に魅了され、チカにある提案をする――。どことなく空虚な時代、しかし、熱い時代。混沌極めるネットの海に、愛が、罪が、想いが寄り集まって、“異世界”が産声を上げる。
  • 異世界ちゃんこ~横綱目前に召喚されたんだが~ ストーリアダッシュ連載版 第1話
    完結
    3.6
    第1話 キラーベアの味噌ちゃんこ鍋 大相撲初場所・千秋楽、二場所連続優勝を果たした大関・高良山はついに念願の横綱昇進を確実なものにする…がその瞬間、なぜか目の前には巨大なモンスターが現れ…!?  ※この作品はWEBコミックサイト「まんがライフSTORIAダッシュ」にて掲載されたものです。
  • 異世界転生者のための創作BOOK
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ファンタジーの世界観の中に登場する幻想的なアイテムをカンタンに創作できる一冊】 Twitterで人気の正体が謎に包まれた作家「倉戸みと」による、異世界ファンタジーの世界観を再現した数々のアイテムの作り方を紹介する一冊です。 魔法道具、幻想模型、魔法生物など、まるで本物のような作品を、カンタンかつ、プチプラで作れるレシピを約30種類掲載します。 伝説の鍛冶屋が打ち直すとよみがえる『錆びた聖剣』や、強い力を秘めた『賢者の石』、 ミニチュアとしても楽しめる『ダンジョン模型』や機械に寄生する『電脳粘菌』など、アイテムからモンスターまで幅広く掲載します。 ファンタジー好き、RPG好きはもちろん、ハロウィンやSNSへの投稿でも驚かれる作品が満載の一冊です。 倉戸みと/著 錬金術絵をテーマに創作活動を行う、「黒の錬金術学会」主宰。企業プロモーション用の立体造形などを手掛ける傍ら、初心者にもやさしい創作技術の研究を日々重ねている。オリジナル雑貨はヴィレッジヴァンガード等でも販売している。
  • 異世界で商人やるほうが自分に合っていたので結果ラッキーかも (1)
    完結
    3.0
    この国・オイレンブルクの食べ物はマズい――。栄養はある。しかし、食の娯楽ってどうなっているのか、と疑うレベルの残念な味だった。前の世界で底辺編集者(40代独身、契約社員、収入僅か)をしていたタナカ。こちらの世界の“貧乏”貴族の長男として生まれ変わったが、出来の良い弟がいたことで、用無しと家から放出され、旅をしなければならなくなった。前の世界の記憶を頼りに村や町を転々として人助けをし、日銭を稼いでいる。そしてたどり着いた大きな街も活気がない。やはりここでも美味いというものへの興味がない。店で出されたものがマズかったので、厨房を借りて、ありもので美味いものを作って振舞ったところ、喜ばれ、タダで数日泊めてもらえることになった。長居するつもりはなかったのだが、食べ物に興味を持った王女・エルフリーデに詰め寄られ、一緒にオイレンブルクの食の改善をすることに……。

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  • 異世界で生き抜けシバドン 第一話
    5.0
    1~5巻143円 (税込)
    恐竜研究所に勤める青年が愛犬と散歩中、謎の生物に遭遇し異次元に吸い込まれる。 時空の歪みの中で青年と愛犬は一体化し異世界(白亜紀)に飛ばされる。 謎の生物に一年間生き抜かなければ現代には帰れない事を告げられる。 生きるか死ぬかシバドンとしての恐竜時代大冒険が始まる。 全24ページ
  • 異世界で学ぶ人材業界
    3.5
    高校生の少年・神戸秋水は異世界に召喚された――。それも、世界を救う勇者として。だが、召喚プログラムの誤作動により、彼が継承するはずだった勇者の能力は、100人の少女たちに散らばってしまっていた! 秋水が元の世界に帰るには、その少女たちとキスをして勇者の能力を取り戻す必要があるらしい。そして秋水は、彼を召喚した少女・ノアとともに、異世界で人材募集を行うことになる。ターゲットは100人の女勇者――!?
  • 異世界トリップして、元帥閣下から求愛されました ~最愛の姫への寵愛~【1】
    完結
    4.0
    「おまえはこの国を救う光だ」侯爵令嬢マリアローズという異世界前世の記憶をもつ久我山凜は、突然その王国に引き戻されるように異世界トリップしてしまう。そこはマリアローズの死後10年後の世界で、凜は27歳で今も独り身の元婚約者ヴォルフレイン元帥閣下に再会し、驚愕の表情で凝視される。「その美しい瞳を見せてくれ」魅力的な蕩ける声で甘やかされ、熱い腕に抱かれ貫かれる――。彼は身代わりで人を愛する人ではないと信じていても、身分違いのせいで愛妾になるしかない!? でもこれって正妃の宣言では!? 最奥を更に愛され翻弄される。クールな国王軍元帥閣下と、祝福の乙女の異世界トリップラブ!! ※セット版との重複購入にご注意ください。
  • 異世界に飛ばされたおっさんは何処へ行く?
    3.4
    ネットで人気爆発! おっさんが異世界を満喫する、ほのぼの冒険ファンタジー、開幕!気づくと、異世界に飛ばされていた心優しきおっさん・タクマ(35歳)。その世界を管理する女神によると、もう地球には帰れないとのこと……。しかし、諦めのいい彼は運命を受け入れ、異世界で生きることを決意。女神により付与された、地球の商品を購入できる能力「異世界商店」で、バイクを買ったり、キャンプ道具を揃えたり、気ままな異世界ライフを謳歌する! 懐いてくれた子狼のヴァイス、愛くるしい孤児たち、そんな可愛い存在たちに囲まれて、心優しきおっさんは今日も何処へ行く?
  • 異世界のトイレで大をする。 1
    無料あり
    3.6
    人は一生のうち、時間にして3年間をトイレの中ですごすという。あなたはその時間を大切にできていますか? 異世界に転生した勇者はドラゴンのウロコを便座にしスライムでお尻を拭く快適トイレを求め冒険へ…!
  • 異世界冒険ガイド きみならどうする!? はじめての冒険
    4.7
    オーソドックスな“剣と魔法のファンタジー”世界を冒険する時の「こんなときどうしたらいいのかな?」に答えていく、ありそうでなかったガイドブック。 読者は冒険者=「きみ」となって、仲間とともに冒険に出ることになる。本書は、いくつかの章に分かれており、酒場やダンジョン、洞窟、街などそれぞれのシチュエーションが説明される。 そして、いくつかの行動の選択肢の中から「自分だったらどうする?」と考えて答えを選ぶのだ。 もちろん冒険には絶対の正解はないが、ファンタジーRPGにおけるよくある設定や基本ルール、お約束などを解説していく。 これを読んで学べば異世界で最強冒険者になることも夢ではない!

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