作品一覧

  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
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    1~999巻550円 (税込)
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • ROEを超える企業価値創造
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    なぜ日本企業は不当に低く評価されているのか? 「見えない資産」を活かせ! 上場企業(金融除く)のバランスシートには依然として200兆円近い広義の現金(現金+有価証券)が積み上がり、上場企業の1割以上で広義の現金の方が時価総額より大きい。アベノミクス前後で株価もROEもほぼ倍増したが、企業価値の創造は十分ではない。一方、ESG(環境、社会、統治)ブームの中、ROEを忌み嫌う一部の経営者も非財務情報のアピールには熱心であるが、日本企業のPBR(株価純資産倍率)はほぼ1倍で推移しており、非財務資本の価値が付加価値として市場から認識されていない。 その背景には、日本市場の長期的低迷、「資本の価値」の低評価、企業と投資家の認識ギャップ、低いROEとコーポレートガバナンスの問題等があり、歴史的文化的要因も含めてきわめて根が深い。近年アベノミクスのガバナンス改革、「伊藤レポート」などでROEは向上してきたが、いまだ道半ばであり、その質が問われている。皮相的なROE経営ではなく長期的持続的な価値創造に貢献することが重要である。 わが国企業には資本コストやROEが十分に理解されていないのではないだろうか。あるいは当局のリードに盲目的に追従して皮相的なROE経営や横並びの配当政策に陥っていないだろうか。一部の投資家のショートターミズムも悪影響を及ぼしてはいないだろうか。 そして究極的には、企業価値は非財務資本から財務資本に転換されて生成されると考えられるが、いかにしてそれを具現化して資本市場の理解を得ていくのか。潜在的には非財務資本の価値がきわめて高いはずの日本企業が過小評価される事態に陥っている現状を打破し、コーポレートガバナンスや財務リテラシー、ESGとそのIR(説明責任の履行)を改善することで、大きな企業価値の向上が図れるのではないか。ESGが救世主になる可能性があるのではないだろうか。 こうした思いでわれわれ3人はそれぞれ啓蒙活動をしてきたが、本書は3人の長年の日本企業の企業価値向上への思いを伝える集大成と言って良い。 ――「はじめに」より抜粋
  • ROE革命の財務戦略
    3.3
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 直接金融中心、外国人投資家の急増等により、ROE=株主の利益に着目する経営が求められている。多くの市場調査の結果や統計資料から、近未来の経営のかたちを提示する。

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  • ROEを超える企業価値創造

    Posted by ブクログ

    日本企業は生産性が低いといわれている。低い理由として、売上至上主義が根強く、利益率に対する意識の低さや、株主不在のガバナンス(政策保有株式が多く、株主の意見が反映されにくい)が指摘される。

    また生産性を図るひとつの尺度として、ROE(自己資本利益率)がある。アベノミクス前で日本企業のROEが4%程度だったのが、2014年経済産業省がまとめた報告書(通称「伊藤リポート」)で8%を目指すことが盛り込まれ、その後新型コロナウイルス感染拡大前で8%程度まで上昇した。

    しかしながら、その上昇要因はコストカットと円安が大きく、その企業収益の向上が給料に反映されていない(労働分配率が上がっていない)こと

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    2022年02月07日
  • ROEを超える企業価値創造

    Posted by ブクログ

    またまた広木隆好きなので確認。
    投資本と思ったら経営者向けの本、巡りめぐって投資家のための本でもあるが。読んだ後で自分の所属する会社のことを検証してみたくなった。
    日本企業が過小評価されている理由をデータで丁寧に説明しているが、終章会談にある、要するにプロ経営者が少ないことと、現状で致命的に困っている人が少ない構造が理由。困ってないのに強制されるとどうなるか、手段が目的になる。
    『ESGのためのESGではなくて、企業価値創造の為のESG』とは、確かに結論。
    統計が少し分からないと辛いかもしれない。分かってても分からない(確められない)部分があり、少し不満。

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    2021年05月09日
  • ROE革命の財務戦略

    Posted by ブクログ

    2019年44冊目。満足度★★★★☆ 外国人投資家へのサーベイを盛り込んだ「企業価値最大化」策の提案書。非常にベーシックであるが大事なことが書かれている。証券アナリスト1次レベルの知識があれば理解深まる。

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    2019年04月24日
  • ROEを超える企業価値創造

    Posted by ブクログ

    柳CFOが主筆者なようで相当に理論書テイストだった。ROEとESGの検討は面白く読めた。海外も日本も資本市場という「共通ルール」とは言うが、村社会論理の日本ではROEを高めるのに労働分配率を下げてやるのが手っ取り早かっただけなのだなと思われた。橘玲氏の煽り的に言えば企業の奴隷としての労働者でもある。自律した個人と言うならばフィナンシャルリテラシー、有り体に言えば投資家としての存在も持つことを真剣に検討すべきだろう。

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    2019年03月22日
  • ROE革命の財務戦略

    Posted by ブクログ

    「伊藤レポートによるROEの目標8%」
    この8%がなぜ求められるのか、ROEがなぜ大事なのかを徹底的に余すことなく説明されている。
    『ROEが奪う競争力』を読み、ROE経営に否定的だった自分からすると、頭が大混乱する。

    無理やり本書をまとめると、ROEを8%にすることは簡単とか言ってるけどめっちゃむずいよ。
    それが達成できたら、普通に財務にめっちゃ強い経営陣になってるし、そしたら本当の意味で強い経営陣になってるよ。
    やろうと思えばできると言ってないで実行してみなよ!良いことばかりだよ。 的な感じ。

    実際に、海外のみならず日本の個人投資家の多くがROEを重視するという声が強まっているのは事実

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    2021年11月30日

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