柳良平の作品一覧
「柳良平」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「ROE革命の財務戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「柳良平」の「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2024/10/2発売分まで)」「ROE革命の財務戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本企業は生産性が低いといわれている。低い理由として、売上至上主義が根強く、利益率に対する意識の低さや、株主不在のガバナンス(政策保有株式が多く、株主の意見が反映されにくい)が指摘される。
また生産性を図るひとつの尺度として、ROE(自己資本利益率)がある。アベノミクス前で日本企業のROEが4%程度だったのが、2014年経済産業省がまとめた報告書(通称「伊藤リポート」)で8%を目指すことが盛り込まれ、その後新型コロナウイルス感染拡大前で8%程度まで上昇した。
しかしながら、その上昇要因はコストカットと円安が大きく、その企業収益の向上が給料に反映されていない(労働分配率が上がっていない)こと
Posted by ブクログ
またまた広木隆好きなので確認。
投資本と思ったら経営者向けの本、巡りめぐって投資家のための本でもあるが。読んだ後で自分の所属する会社のことを検証してみたくなった。
日本企業が過小評価されている理由をデータで丁寧に説明しているが、終章会談にある、要するにプロ経営者が少ないことと、現状で致命的に困っている人が少ない構造が理由。困ってないのに強制されるとどうなるか、手段が目的になる。
『ESGのためのESGではなくて、企業価値創造の為のESG』とは、確かに結論。
統計が少し分からないと辛いかもしれない。分かってても分からない(確められない)部分があり、少し不満。
Posted by ブクログ
「伊藤レポートによるROEの目標8%」
この8%がなぜ求められるのか、ROEがなぜ大事なのかを徹底的に余すことなく説明されている。
『ROEが奪う競争力』を読み、ROE経営に否定的だった自分からすると、頭が大混乱する。
無理やり本書をまとめると、ROEを8%にすることは簡単とか言ってるけどめっちゃむずいよ。
それが達成できたら、普通に財務にめっちゃ強い経営陣になってるし、そしたら本当の意味で強い経営陣になってるよ。
やろうと思えばできると言ってないで実行してみなよ!良いことばかりだよ。 的な感じ。
実際に、海外のみならず日本の個人投資家の多くがROEを重視するという声が強まっているのは事実