小説・文芸 - 福音館書店作品一覧

  • わがしやパンダ
    NEW
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    ぼくのうちは和菓子屋さん。笹の葉を使ったお菓子が自慢なんだ。そこへある日、かわいいパンダがやってきた! パンダが和菓子を作ると、町でたちまち評判に。ついには町長がこう宣言した。「この町に、パンダがくるなんて、すばらしい! 『パンダまつり』をひらきます!」……パンダに夢中になる町の大騒ぎをユーモラスに描きました。オールカラーの楽しい挿絵が全見開きに入り、読み物に親しみ始めた低学年にぴったりです。

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  • かはたれ 散在ガ池の河童猫
    5.0
    河童族の生き残りの中で、人間でいうと8歳になったばかりの「八寸」と呼ばれる河童が、修行を積んで人の目から姿を隠す術を学ぶため、猫に姿を変えて人間の世界に送り込まれることになった。八寸は麻という女の子の家で暮らすことになり、母親を亡くしたばかりの麻は、猫の八寸に大いに慰められるが、ある日猫を洗ってやると、八寸は河童の姿に戻ってしまったのだった…。心の問題を抱える少女とかわいらしい子どもの河童とのユーモアと感動に満ちたファンタジー。

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  • よい子れんしゅう帳
    5.0
    小学校に入ってこまること、それは、「あいさつのしかた」「じかんわり」「ちこく」「わすれもの」。でも、この本を読むと、きっと、かくじつに、ぜったいに、たぶん、もしかして、ひょっとすると、「よい子」になれるかもしれません。失敗なんてあたりまえ。楽しくのりこえていくコツがいっぱいです。ふろくにれんしゅうノート付き。自分だけの「よい子ノート」をつくってみてね。

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  • 貨物船のはなし
    5.0
    自動車を運ぶ自動車運搬船、コンテナをそのまま積みこめるコンテナ船、石油を運ぶタンカー、旅客と荷物をのせる貨客船……。貨物船の活躍がなければ、現在の私たちのくらしは成り立ちません。3本マストの帆船に始まり、最新のソーラーハイブリッド船まで、様々な貨物船が登場。船のしくみも紹介します。船が大好きでたまらない作者が、渾身の力をこめて、美しい貼り絵で描きました。写真では表現できない、船の表情まで描き出す、独特の絵をお楽しみください。

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  • 森のずかん
    5.0
    森で観察できる昆虫、けもの、鳥、魚、植物のすべてから、森の中でのキャンプ、料理の仕方まで、絵が次つぎに語ってくれる心躍る絵本。森へ行ってみたくなることうけあいです。

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  • 年をとったワニの話 ショヴォー氏とルノー君のお話集1
    5.0
    数十世紀もの年をへたワニは、故郷を捨ててナイルを下り、海に出て12本足のタコと恋仲になるのですが……。苦いユーモアに満ちた表題作ほか、奇想あふれる全4篇を収録。「二十世紀のラ=フォンテーヌ」ショヴォーが、最愛の息子ルノー君に語ったお話に自ら絵をつけた物語のシリーズ、第1弾! 収録作品は「ノコギリザメとトンカチザメの話」「メンドリとアヒルの話」「年をとったワニの話」「おとなしいカメの話」。

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  • はりねずみのノート屋さん
    5.0
    はりねずみのツンタは、うさぎのトトンのためにノートを手作りしましたが、渡すのが恥ずかしくて、贈り主を伏せてプレゼントします。その後も、友達にぴったりのノートを作ってこっそり贈るツンタ。ひみつのノートは村で評判になり、ついには、ツンタは村で「ノート屋」を始めるのでした――。ものを作る楽しみと、それを喜んでもらえる幸せが味わえる物語です。色あざやかでかわいらしい、たっぷりの挿絵とともにお楽しみください。

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  • ぼくのママはうんてんし
    5.0
    のぞむのママは中央線の運転士、パパは看護師。のぞむの通う保育園では、毎日跨線橋を渡って散歩に行く。跨線橋からは電車の車庫と、中央線が見える。運転士は前をしっかり見ているから、跨線橋からママの運転する電車に向かって旗をふれば、きっと見てくれる!と、のぞむは、パパと妹と共にママの誕生祝いを計画するが……誕生日をめぐるエピソードを通し、日々の暮らしと、病院でのパパ、乗務中のママの様子を丁寧に描く。

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  • 草のふえを ならしたら
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    植物の葉や花びら、実でつくる8つの草笛を題材にした、短編童話集です。子どもたちが草笛をならすと、音色にさそわれるように、動物があらわれます。カラスノエンドウの笛の音をききつけたのは、豆ごはんの豆を集める、野ねずみの家族。ささ笛であらわれたのは、たぬきのしょうゆ屋さん。スズメノテッポウの笛から、音楽隊がうまれます。植物の音色がとりもつ、子どもたちと野のいきものとの、愉快で、あたたかな、交流の物語。

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  • 浜辺のたからさがし
    5.0
    砂浜で拾った貝がらや木の実、、外国の文字つきのペットボトルなど出発地を調べて発見……浜辺は思いがけない所とつながっているんだ!

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  • 石油のものがたり
    5.0
    自動車や船、飛行機の燃料として、また、ものを作る原料として、石油は現在私たちの暮らしにかかせません。その石油は、どのようにしてできたのでしょうか? 石油の歴史は、恐竜たちが暮らした太古の時代の海で、植物プランクトンが大量発生したことに始まりました。プランクトンの死がいがなぜ石油になったのか? どうして日本ではあまりとれないのか? 「地球がためこんだ太陽エネルギー」石油のなぞにせまります。

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  • わたしのスカート
    5.0
    ラオスの山に暮らすモン族の女の子・マイは、おかあさんから教わり、初めて民族衣装のスカートを作りました。材料は、すべてがまわりの山や畑でとれたもの。麻の布は、種をまくところから始め、糸を織り、布を染め、そして最後に美しい刺しゅうを縫いつけていきます。おかあさんやおとうさん、おばあちゃんたちの手を借りて、とても長い時間をかけて作り上げた、美しい刺しゅうのスカートをご覧ください。

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  • たぶん、なんとかなるでしょう。
    5.0
    1巻990円 (税込)
    元気いっぱいの兄ブンちゃん(5歳)と弟ダイちゃん(2歳)が繰り広げる、てんやわんやの毎日。おもちゃは片付けない、すぐにケンカする、さらに家の中に秘密基地を作り、スーパーではカートに乗って暴走…。想定外続きのこの子育て、一体どうなる!? ドタバタな日常に、あきれたり、イライラしたりしつつも、まあ「たぶん、なんとかなるでしょう。」と、温かなまなざしで父・堀川真さんが描く爆笑・子育てエッセイマンガです。
  • おばあちゃんの小さかったとき
    5.0
    石けり、おままごと、紙芝居屋さん、お手玉、お風呂屋さん……どれも昭和の懐かしい暮らしの一つ一つです。 この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた『母さんの小さかったとき』(1988年刊行)をあらためて作り直した本です。 ぜひ、お孫さんと一緒のときにこの本を広げて、一緒に読みながら、ご自身の昭和時代の体験を語ってあげてください。大好きなおばあちゃんの言葉が子どもの心に深く染み渡ります。★★★本書は1988年刊行の『母さんの小さかったとき』待望の改定版です。

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  • おばけのクリリン
    5.0
    クリリンは幼稚園に住んでいるどんぐりのおばけです。クリリンは、幼稚園の子どもたちが、おばけの自分の姿を見たら怖がるだろうと思って、いつも姿をかくしています。そして、先生や子どもに化けて、子どもたちと遊んでいます。遊んでいるうちに、ついつい、高い木の枝に飛び上がったりするので、幼稚園の子どもたちの中には、あやしいものがいるのではないかと感づいている子も出てきました。そして、あるとき……。

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  • 昆虫の体重測定
    5.0
    昆虫の重さはどのくらいでしょう。たとえば、テントウムシは、どのくらいの重さがあるのでしょうか。著者は、1万分の1グラムからはかれる電子天びんというはかりを使って、身近な昆虫の体重をしらべました。昆虫は動きまわるし、電子天びんは精度の高い機械なので、人の動きや空調の風にも反応してしまいます。息をひそめるようにして、1匹1匹、慎重にはかっていきます。この本には60種以上の昆虫が、体重つきで登場します。

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  • ゆびぬき小路の秘密
    4.8
    1966年、イングランド。少年バートラムは、「ゆびぬき小路」の仕立屋のおばあさんが縫いつけたふしぎなボタンを手に入れたことから、時間をさかのぼれるようになる。おばあさんは、先祖伝来の5つのボタンを、これはと思った5着の服だけに縫いつけていたのだった。ボタンのむすびつける人と人との時間が、見事なタペストリーのようにつづれ織りにされていくタイム・ファンタジー。野間児童文芸新人賞受賞作。

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  • 食べているのは生きものだ
    4.8
    社会の分業化が進み、効率のよい暮らしになった現代。でもその分だけ身近でない仕事は見えにくくなりました。そして、食べることについても、加工食品が氾濫し、自分が何を食べているのかが分かりにくくなり、「生きものの命をいただいている」という実感が薄くなりました。そんな今だから、私たちの生きる力は、私たちの血となり肉となった、たくさんの命に支えられているということを、あらためて振り返ってみたいと思います。

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  • 私のことば体験
    4.8
    1巻2,200円 (税込)
    敗戦後、子どもたちが心から楽しめる本がなかった日本で、絵本の世界を作り上げてきた松居直。その根底にはことばへの思いがありました。「母の友」連載をまとめた自伝です。
  • ふるさとは、夏
    4.7
    夏休み、父の故郷を初めて訪れたみち夫は、そこでひとりの少女に出会う。バンモチという伝統行事の晩、どこからともなく飛んできた一本の白羽の矢。その謎をめぐって二人の前に、なんとも奇妙でおかしな神様たちがつぎつぎと現れる。はたして白羽の矢は、だれが、何のために?……。作者自身の故郷への想いと方言の魅力がいっぱい詰まった物語世界は、読者の心をとらえてはなしません。作者会心のファンタジー。

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  • 落語少年サダキチ(ご)
    4.7
    ひょんなことで落語に興味を持ち始めた忠志。その忠志が住む町で、次々におこるどろぼう事件。ついには、親友真一の家にもどろぼうが。そんなとき、忠志はあやしい工具箱を拾い……最大のピンチ「花色木綿」篇。小学校の新校歌発表会で、忠志は落語を演じることに。クラスのなかまも伴奏で参加する。だが、かんじんの三味線をだれも弾けない! 最高に熱い「七度狐」篇。大爆笑、大満足の二話収録。時をかける落語少年、第五弾!

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  • 落語少年サダキチ(さん)
    4.7
    老落語家との不思議な出会いから、落語にはまりつつある少年忠志。ライバルとの落語対決を終えひと息つく間もなく、今度は小学生漫才コンビ「カピバラ兄弟」との落語対漫才の大勝負。敗者を待つのは地獄の罰ゲーム! 選んだネタがうまくいかず、苦悩を抱えた忠志は、またまた江戸時代へタイムスリップ! 落語対漫才対決の行方は? そして、謎の女性「ペン子」とは? 爆笑と爽やかな感動を約束する、時をかける落語少年第三弾!

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  • ハイジ(上)
    4.7
    人里から離れて、1人でアルプスの山に住んでいる頑固者のアルムじいのもとに、ある日、孫娘のハイジがやってきます。アルプスの草花のように健やかなハイジはたちまち周囲の人たちを魅了してしまいます。ところが、そんな幸せな日々も、思わぬことでハイジが都会にいくことになり、奪い去られてしまいます。矢川澄子によって物語の細部まで訳出された完訳本。パウル・ハイによる美しい挿絵は原書からの復刻です。

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  • ロシアの昔話
    4.6
    アファナーシェフらによる原話から選びぬかれた「おおきなかぶ」から「魔法の馬」まで、ロシアの大地から生まれた昔話全33話を、美しい訳文と力強い挿絵でおくります。個性あふれる動物が活躍するお話、素朴で単純なお話、ふしぎな魔法にみちたお話など、ロシアの人々の豊かな知恵や勇気やユーモアが詰め込まれた1冊です。世界で知られる絵本画家マブリナのカラー挿絵が19ページ分展開されており、見どころ満載です。

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  • ねこが見た話
    4.6
    うろうろしながら暮らしている、のらねこがのぞき見た、とてつもなく奇妙でユーモラスなお話。のらねこ自身のウィットに富んだ独特な語り口で物語は進んでいきます。第一話「キノコと三人家族のまき」第二話「もちもたれつの館のまき」第三話「おかあさんのいすのまき」第四話「天国か地獄か? のまき」と、ユーモラスに話は進展します。テンポのいい文体、思いもかけない展開に、“おもしろい”と手を打つことうけあいです。

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  • 生物の消えた島
    4.6
    100年以上前の8月27日、大噴火によって生物が死に絶えたクラカタウ島。水面から200メートルも下の深いところから吹き飛び、島の大部分を失いました。やがて、その島に生物が移住してきましたが、一体どこから、どうやって、やってきたのでしょう? 本書では、生命の再生・営みを、わかりやすく紹介します。世界中の生物学者を驚かせた現代の「天地創造」の物語です。

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  • オンネリとアンネリのふゆ
    4.5
    『オンネリとアンネリのおうち』で小さな可愛いおうちを手に入れたオンネリとアンネリのもとに、11月のある日、ショーララと名乗る小さな家族が薔薇乃木夫人をたずねてきました。彼らは、彼らをつかまえようとする悪い人間たちから逃げているといいます。そこでふたりは、夫人が見つかるまで、家にかくまうことにしました。はたして、彼らを守ることができるのでしょうか。フィンランド生まれの、ハラハラドキドキの冬の物語。

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  • カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月
    4.5
    カブトムシときいて思い浮かべるのは、あの立派な角をはやした成虫のオスの姿でしょう。でもこの姿ですごすのは、約1年のカブトムシの一生のうちわずかひと月ほど。それ以外の時期は地面の下でひたすら腐葉土や朽ち木を食べてすごしています。最近のさまざまな研究により、これまでわかっていなかった幼虫たちのくらしぶりがあきらかになってきました。幼虫たちは土の中で“群れ”をつくってくらしていたのです。幼虫飼育のヒントも満載です。

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  • 大根はエライ
    4.5
    さまざまな料理で使われている大根。生でも煮てもおいしい。薬味として主菜の味を引き立てたり、いっしょに煮たものの味を引き立てたり。人気も実力もあるのに、どこか奥ゆかしい。メインの食材を引き立てる脇役に徹している感じがします。日本でいちばん食べられている野菜なのに、なぜでしょう? その理由を考えるうちに、大根に「派手に生きるだけが人生じゃないぜ!」と教えられているような気がしてきます。

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  • 宝島
    4.5
    入り江を見下ろす静かな宿屋に、「船長」と呼ばれる老いた船乗りが泊まっていた。ある日、杖をついた男が現れて小さな紙切れを手渡すと、船長は発作を起こして死んでしまう。船長が遺した1枚の地図は、やがて宿屋の少年ジムを思いもよらない冒険へと誘い出すことになる。1本足の海賊ジョン・シルバー、隠された宝を示す謎の地図……。個性的な登場人物と、手に汗握る展開で、多くの子どもたちを魅了してきた冒険物語の古典。

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  • アマガエルとくらす
    4.5
     アマガエルの寿命は、どのくらいだと思いますか? この本の著者は、自分の家の窓を3年続けて訪れたアマガエルといっしょにくらすようになりました。このカエルは、結局14年間もこの家ですごすことになったのです。エサを食べる、冬眠する、脱皮する、といった四季を通じたカエルの様子と、テレビを楽しんだり、見知らぬ人をこわがったり、という人間との交流が、飾りのない文章で語られる絵本です。

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  • ねずくん とらくんの あつい あつい あつい
    4.5
    1巻1,210円 (税込)
     暑い日です。ねずくんととらくんは、あまりの暑さにぐったり。ねずくんがうちわであおぐととらくんは涼しくなりますが、ねずくんは疲れてしまいます。かわりばんこにあおぎ合うと、なんだかかえって暑くなってしまいました。そこで、とらくんが押入れの奥から扇風機を出してきて、スイッチを入れますが……。ねずくんととらくんは、果たして涼しくなることができるでしょうか。人気絵本作家たるいしまこの愉快な絵童話。

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  • ぼくのロボット大旅行
    4.5
    空高くを飛べて、海にも深くもぐれる“ぼく”の作ったロボット。人口頭脳が頭のてっぺんに搭載されていたり、外の様子が見えるモニターやライトがついているのはもちろん、ロボットの中には、冷蔵庫やベッド、お風呂や研究室まであって装備は万端です。そんな夢のような“ぼく”のロボットにのって、北極、北米、南米、オーストラリア、アフリカ、それに深海や宇宙まで旅をする、想像力が膨らむ、楽しい絵本です。

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  • ホホジロザメ
    4.5
    オットセイに忍び寄る大きな影。その正体は巨大なホホジロザメだ。気づかれないように真下に移動する。そして一気に急上昇……巨体が宙を舞う。ホホジロザメは映画「ジョーズ」のモデルとも言われ、魚類最強ハンターとして有名です。近年の研究によって、サメが海の中でどのように暮らし、命を繋いでるのかが次第に明らかになってきました。サメ映画を見る前に、絵本でホホジロザメに出会ってみませんか。

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  • 野ねずみきょうだいの草花あそび 初夏から秋まで
    4.5
    草花あそびが大好きな野ねずみきょうだいの、初夏から秋まで、3つのお話。季節にあわせて登場する草花あそびは、エノコログサのウサギ、ドクダミの天使、オシロイバナの女の子、カラスウリのバギーと赤ちゃん、ヘクソカズラのおばけ、ノブドウのツバメ、ジュズダマとススキのネックレス、キンモクセイのかおりかごなど約20種類。どれも新鮮で美しく、きっと作ってみたくなります。新しい草花あそびの絵本、第2弾。

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  • かんじるえ
    4.5
    字だけの絵本です。えっ、絵本なのに字だけって、どういうことなのでしょう!? 文章だけのフツーの本ではありません。はたまた、絵文字の本でもありません。じつはこの絵本、「絵」がすべて「漢字」だけで描かれています。数えきれないほどの字で埋め尽くされた空、海辺、牧場、田んぼ、池、花火……。字だけで描かれた夏の風景を通して、アートの世界を感じてみませんか。百聞は一見にしかず、ぜひ手にとってご覧ください。

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  • そらのかんちゃん、ちていのコロちゃん
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    かんちゃんは、雲の上のくにに住んでいます。ある日雲からおっこちて、着いた先は、火山の中の地底温泉プール。地底のくにに住むコロちゃんと友だちになりました。ふたりは、雲の上のくに、地底のくに、氷のくにで、たっぷり食べ、遊びます。それは、幼い子どもたちの暮らしそのものです。「スノークリームにじシチュー」「こうもりつうしん」など魅力的な食べ物や脇役も登場する、不思議で楽しいお話です。全3話。

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  • ドエクル探検隊
    4.5
    1巻3,850円 (税込)
    時代は1930年代。小学校を卒業したばかりの竜二とさゆりは風おじさんの家へ招かれる。動物の言葉がわかるおじさんの家には、神代に祖先をもつ個性豊かな動物たちが一緒に暮らしていた。ある日、この一家のもとにアンデス山脈にいるズグロキンメフクロウから手紙が届く。危機を知らせる差し迫った内容に、さっそく探検隊が結成され、一行は南米ペルーへと向かう。それは太古に巨大哺乳類が絶滅した謎に迫る大冒険の始まりだった。

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  • やぎこ先生 いちねんせい
    4.5
    春の訪れとともに、山里の小さな小学校にやってきたのは、「先生一年生」のやぎこ先生。さっそく、入学したばかりの一年生子やぎたちと、ハラハラドキドキの一年がはじまります。けれども、事件をおこしてしまうのは、やぎこ先生ばかり。学校に着ていく服に悩みすぎて遅刻したり、夏休みの宿題を出し忘れてしまったり……。でも、八匹の子やぎたちは、元気なやぎこ先生の背中を見ながら、たくましく成長していきます。

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  • 校庭のざっ草
    4.5
    校庭のすみ、あき地や道ばたにしぜんに生えている野草をざっ草といいます。『校庭のざっ草』は、95種の身近なざっ草をていねいにスケッチし、花の色やつるの形などから、ひとつひとつの名前をたどることができる……そんなつくりかたをしています。 ひとつひとつのざっ草の名前はあまり知られていませんが、でも、ざっ草の花をじっと見つめてみてください。 小さい花なのですが、花だんの花にまけない美しさです! 『校庭のざっ草』は、そんなざっ草と友達になろうよ! と呼びかけます。

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  • 水はみどろの宮
    4.5
    七つになるお葉は、山犬らんに導かれて山の懐へと入っていく。山の湖の底深く、「水はみどろの宮」の穢れを祓う千年狐のごんの守と出会ったお葉は、山の声を聴くようになった。そんなお葉のもとに、片目の黒猫おノンがやってくる。やがて山の精たちの祀りに招かれたお葉が見たものとは……。「遠い原初の呼び声に耳をすまし、未来にむけてそのメッセージを送るために」、作者から子どもたちに贈る珠玉の物語。

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  • ノラネコの研究
    4.4
    アフリカの草原やアマゾンのジャングルへ行かなくても、動物の観察はできます。たとえば近所のノラネコ。「わたし」は、町に住んでいるネコたちに名前をつけて特徴を書いたネコカードを作ります。じっと座って、どのネコがいつごろやってくるか調べたり、ネコに電波を出す装置をつけて、どこにいるか調べたりします。「わたし」がいちばん好きな、ネコのあとを1日こっそりついていく観察方法を紹介します。ゆかいな動物行動学入門の本。

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  • 家をせおって歩く かんぜん版
    4.4
    1巻1,540円 (税込)
    みなさんは、どんな家に住んでいますか? アパート? マンション? それとも一軒家? アーティストの村上慧さんは、発泡スチロールで作った小さな白い家をせおって歩いて、日本各地を移動しながら生活しています。さらに、このくらしをするために韓国やスウェーデンへも行きました。お風呂はどうするんだろう? トイレは? 食事は? どんな寝心地? 何だか大変そう、でも楽しそうな、小さな家とのくらしを紹介します。

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  • 鬼の橋
    4.4
    1巻825円 (税込)
    平安時代の京の都。妹を亡くし失意の日々を送る少年篁は、ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこではすでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。歴史上の人物、小野篁の少年時代を描いた第3回児童文学ファンタジー大賞受賞作、待望の文庫化。

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  • パンツはながれる
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    おばあさんは、川に洗濯にいった帰り道、おじいさんのパンツを川に落としてしまいました。にげるパンツをつかまえようと、おばあさんはあの手この手で必死においかけます。作者が、おやすみ前の我が子に語ったおはなしから生まれた本作。軽快なストーリー展開、巧みなくりかえしと予想外の結末に、子どもも大人も引き込まれるでしょう。ストップモーションアニメーションのようなコミカルな絵が、おはなしの魅力をより一層引き立てます。

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  • よい子への道
    4.4
    1~2巻1,100~1,320円 (税込)
    子どもたちの日常や学校生活を元にしたジョーク満載の漫画絵本。「よい子」になるには、何をしてはいけないのか、愉快な子どもたちがにぎやかに教えてくれます。「よい子」になるには「してはいけないこと」がいっぱいで大変です。学級花壇に温泉を作ってはいけないし、保健室でお気に入りのぬいぐるみとねてはいけません……子どもたちはもちろん大人たちも大笑い間違いなし。たくさん笑って「よい子」になりましょう!

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  • くまのパディントン
    4.4
    ブラウン夫妻がパディントン駅で見つけた子ぐまが、夫妻にひきとられ縦横無尽に活躍します。

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  • どうくつを たんけんする
    4.3
    どうくつの中は真っ暗闇で、石と水ばかりの世界だと思っていませんか。でもそこに一歩入れば、夢の御殿とよびたくなるような美しさです。途方もなく長い年月を経てできあがった鍾乳石は、つららのように垂れ下がっていたり、たけのこのように地面から伸びていたり、真珠のような丸い粒だったりと、ふしぎな形のものばかり。どうやってこんなものができたのでしょう。世界各地のどうくつをもぐった画家が、みなさんをご案内します。

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  • はからはじまるカルシウムのはなし
    4.3
    この作品は、「カルシウム」という子どもたちが耳にすることも多い元素を主人公として、物質の循環を実感してもらうことをテーマとした作品です。土に埋めた男の子の歯を皮切りとして、コマツナやカタツムリ、マイマイカブリ、というようにカルシウムの居場所はどんどん移っていきます。時には水のなかにも・・・・・・。果たして最後はどこにたどり着くのでしょうか。

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  • あやとりの記
    4.3
    1巻825円 (税込)
    幼子のみっちんは、火葬場の隠亡「岩殿」、“あいさつのよい”大男の孤児「ヒロム兄やん」、それにいつも懐に犬を入れた女乞食「犬の仔せっちゃん」など、人間の世界のかたすみで生きているような人々にみちびかれ、土地の霊たちと交わってゆく。しいたげられがちな人こそが「よか魂」をもち、魂のよい人間ならば、神さまと話すことができるのだという世の神秘が、あたたかみある熊本方言とともにつづられてゆく。

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  • わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話
    4.3
    「カメムシ」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか? 「あの臭い虫?」と、おそらくあまり良いイメージはもっていないのではないでしょうか。でも、じつはカメムシには、美しいものや、かわったかたちのものなど、いろんな種類がいて、よく見ると、なかなかおもしろい生きものなのです。岩手県葛巻町にある小学校で、そんなカメムシをみんなでさがして、調べて、「カメムシずかん」まで作ってしまったお話です。

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  • 愛の一家 あるドイツの冬物語
    4.3
    ペフリング一家は、陽気な音楽教師の父親と思慮深くやさしい母親、そして個性豊かな7人の子どもたちの大家族。子だくさんゆえお金の苦労は絶えず、その上いつも何かしら騒動が起きててんやわんや。けれど、困ったことが起きれば家族みんなで知恵を出し合い、助け合って解決していきます。暮らしぶりはつましくとも深い信頼で結ばれた家族の姿を描き、1907年にドイツで出版されて以来、世界中で読み継がれてきた家庭小説の傑作です。

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  • 水族館 いきものとひとのいちにち
    4.3
    水族館に勤めていた著者が描く、とある水族館の1日。展示室やバックヤードでは多くのスタッフが働いています。生きものの世話。水槽の掃除や点検。お客さんが生きものをじっくり観察して理解を深められるように、説明パネルを用意したり、イベントを企画したりするのも大切な仕事です。ページの折りかえしをめくると、舞台裏をのぞくことができます。浄水装置の構造から照明の工夫まで「水族館のヒミツ」をじっくりごらん下さい。

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  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見
    4.3
    「まりも」は、名前の通り丸い形をした藻のなかま。北海道の阿寒湖にすむものが有名ですが、じつは、富士山のふもと山中湖にも、まりもがすんでいるのです。最近は数が減ってほとんど見られなくなり、絶滅したのではないかと案じられていました。ところが、50年以上も前、当時小学生だった著者は、自由研究のため山中湖からまりもを持ち帰り、今日まで自宅で大切に育て続けていたのです。様々な縁に守られて数十年家庭で育まれたまりもの物語

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  • 4ミリ同盟
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    ポイット氏は、今日もがっくりと肩を落とした。「またダメだった……」果たしてこれは何度目の失敗だろう。いったいいつになったら……?ひとり悩むポイット氏に、ある日見知らぬ女性が声をかけてきた。――「あなた、まだ〈アレ〉を食べていませんね?」そして知らされる衝撃の事実。どこか風変わりな中年と老年の男女4人による、ちょっと奇妙なお話。もしかしてあなたも、〈4ミリ〉のお仲間ですか?

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  • オバケの長七郎
    4.3
    五歳のオバケ長七郎は、未熟で、消えることも、なにかに化けることもできません。はやく一人前のオバケになって、みんなをこわがらせたいと努力しますが、商店街の子どもたちやおとなにまで大人気。ちっともこわがってもらえません。そんな長七郎が、消えることができたら、こんどは、元に戻れなくなったり、おかしな事件がつぎつぎとおこります。人情味あふれる商店街を舞台にした、オバケのゆかいな物語です。

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  • グドーさんのおさんぽびより
    4.3
    おさんぽ好きなおじさん、グドーさんは、なかよしのイカサワさん、キーコちゃんと連れだってきょうもふらりと外へ出かけます。3人は、ぶらぶらさんぽしながら、おしゃべりしたり、お茶したり、自由気ままに過ごします。のどかで楽しい日常を彩るのは、3人それぞれの、勘ちがい、聞きまちがい、言いまちがい、記憶ちがいが引き起こす、くすりと笑えるハプニングの数々。おとぼけ3人組がおりなす、力の抜けた新しいお話集。全20話。

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  • こおり
    4.3
    宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!

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  • しゅるしゅるぱん
    4.3
    突然東京を離れ、父親の田舎、岩手の朱瑠町に引っ越すことになった解人。古くから山神様が祀られている山のふもとで、慣れない新生活を始めた解人だったが、身のまわりで次々と奇妙なことが起こる。いぶかり、苛立つ解人の前に謎めいた男の子が現れた。「しゅるしゅるぱん」と名乗る彼は、いったいだれなのか。なぜ解人にだけ姿をみせるのか。解人の家族の現在と過去を行き交いながら、その謎が少しずつ解き明かされていく。

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  • ゾウと ともだちになった きっちゃん
    4.3
    どうぶつえんできっちゃんは、ゾウを見てびっくり!大きなからだ、ほうきみたいなしっぽ、おざぶとんみたいな耳。きっちゃんはゾウが大好きになります。ところが、ゾウたちはそんな彼女におかまいなし。つぎの日よう日にまたどうぶつえんにやってきたきっちゃんは、ふと、あることに気づきます。「ゾウって、おかおがぜんぜんちがう、まぁるいおかおと、ながいおかお」そして日に日に、きっちゃんはゾウのとりこになっていくのです。

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  • みらくるミルク
    4.3
    人間がミルクをとるために飼った最初の動物は、ヤギでした。ウシが飼われるようになったのは、8000年ほど前。長い時間をかけ、人間は動物のミルクを様々に加工して食べることをおぼえました。その歴史にはおどろきがいっぱいです。ヤギ、ヒツジ、トナカイ、ラクダにウシ。人間がほかの動物のミルクを飲むようになり、チーズやヨーグルトなどの乳製品が身近な食べものになるまでを、温かみのある絵でつづった1冊です。

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  • 黒いお姫さま ドイツの昔話
    4.3
    『マクスとモーリツのいたずら』で有名な絵物語作家ヴィルヘルム・ブッシュが蒐集した、ドイツの昔話。表題作「黒いお姫さま」のほか、「かしこい百姓」「小人のぼうし」「金のくさりをつけた王子さま」「スリクシェばあさん」「しようがないヤギ」「ムッシェティーア、グレナディーア、プンペディーア」「寒い冬」「ふたごの兄弟」「かじ屋と坊主」「魔法にかけられたお城」の全11編がおさめられています。

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  • 美術館にもぐりこめ!
    4.3
    ふしぎ美術館のお宝をねらってしのびこんだ、ちょっとドジなどろぼう三人組といっしょに、美術館のウラがわをのぞいてみましょう。企画展がどのようにスタートするのか、絵や彫刻などの美術品がどうやって運ばれ、展示されるか、絵のならべ方や照明の工夫、収蔵庫のひみつなど、学芸員や警備員、空調管理や清掃員、受付や監視員など美術館ではたらくプロたちの仕事もよくわかります。

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  • 魔女の宅急便
    4.3
    1~6巻1,650~1,760円 (税込)
    「ひとり立ち」するためにはじめての街にやってきた13歳の魔女キキと相棒の黒猫ジジ。彼女が懸命に考えて自立するために始めた仕事は、ほうきで空を飛んで荷物を届ける宅急便屋さんでした。ミスしておちこんだりしながらも元気に生きるキキは荷物を運びながら大事なことを発見していきます。相棒の黒猫ジジと喜び悲しみを共にしながら、町の人たちに受け入れられるようになるまでの1年をさわやかに描いた物語。

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  • 一緒に生きる 親子の風景
    4.3
    歌人・東直子が綴る子育てエッセイ。先人たちの詩や短歌と共に、今、幼い子と共に暮らす人たちがいだく悩みや葛藤にそっと寄り添う。巻末に作家・山崎ナオコーラとの子育て対談を収録。
  • オンネリとアンネリのおうち
    4.2
    なかよしの女の子オンネリとアンネリは、夏休みのある日、「正直な拾い主さんにさしあげます」と書かれた封筒をひろいました。中に入っていたのは、たくさんのお金。家族の誰にもかまってもらえず、いつもひとりぼっちだったふたりは、そのお金でふたりだけのおうちを買うことにしました。女の子の憧れがぎっしりつまった夢のようなおうちで、ふたりだけの暮らしがはじまります。フィンランド生まれの、楽しくて幸せな夏の物語。

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  • 月へ行きたい
    4.2
    1969年にアポロ11号が月面に到着して以来、12人が地球からロケットで月へ行きました。でもじつは、月へ行く方法はロケットしかない、というわけではありません。 満月の夜、男の子は、月へ行く方法を、あれこれと考えはじめました。巨大な橋を月へわたそうか、風船でとんで行くのもいいなぁ……。さてさて、そんなことで月へ行けるのでしょうか。人類が旅したいちばん遠い場所、月まで38万キロの旅へ、いざ出発!

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  • 好奇心の部屋 デロール
    4.2
    フランスの首都パリの、とある大通りに面したショーウィンドーを見ると、なんとそこにはライオンが!? その家の中に入ってみると、ほかにも動物の剥製や昆虫標本、化石や鉱物などがいっぱい! このふしぎな場所「デロール」は200年近く前から、訪れた人の好奇心をくすぐり続けてきました。なぜ、こんな場所が生まれたのでしょう? なぜ、デロールは200年も人々の好奇心の対象なのでしょう? さあ、一緒にデロール探検に出発!

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  • ははがうまれる
    4.2
    多くの人のトラウマと向き合ってきた精神科医が、自身の経験や専門知識も交え、子育てのこと、母親を取り巻く様々な問題について、やさしく語りかけるエッセイ集。赤ちゃんの泣き声にイライラしてしまう、ママ友付き合いで自分一人がはずれているように感じる…。日常の小さな悩みや違和感、言葉にならない気持ちを丁寧にすくい取り、そこから抜け出すヒントを提示してくれます。月刊誌「母の友」連載時に多くの共感を呼びました。

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  • うなぎのうーちゃん だいぼうけん
    4.2
    南の海で産まれたうなぎのうーちゃんは、潮の流れに乗り日本にやってきます。海から川へと上るうなぎを狙って、漁が行われます。ここで捕獲されたシラスうなぎを養殖したものを、私たちは普段食べているのです。漁から逃れたうなぎは川を上り、川で5~10年近く暮らします。様々な試練を乗り越え、再び海へ戻るうなぎの大回遊の物語。うなぎを通して、現代社会が抱えている環境や資源の問題なども感じていただければと思います。

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  • 落語少年サダキチ
    4.2
    1~2巻1,540~1,650円 (税込)
    五年生の清海忠志は、ある日、不良にからまれていた酔っ払いのおじいを助けてやる。助けてもらったお礼にと、道ばたで勝手に落語を始めてしまうおじい。めいわくに思う忠志だったが、なんとこれがめちゃくちゃおもしろい! それもそのはず、この酔っ払い老人は、名人と呼ばれる落語家、笑酔亭粋梅だったのだ。落語と衝撃的な出会いを果たした忠志が、落語を武器にさまざまな困難を乗り切って、文字通り時空も越えて大活躍!

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  • エルマーと16ぴきのりゅう
    4.2
    エルマーのお話の完結編。やっと家に帰りついたりゅうを捕えようと、人間がやってきます。エルマーは、りゅうの家族を救おうと……。心躍る結末です。

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  • エルマーのぼうけん
    4.2
    動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

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  • いちばんでんしゃの うんてんし
    4.1
    中央線、下り一番電車は、東京駅4時39分発、高尾行。一番電車の運転士は、4時前に東京駅の事務室から中央線ホームに向かい、電車を運転する前の大切な仕事「出区点検」を行います。運転台の機器だけではなく、台車や連結器、客室内の設備など、ひとつひとつ点検。そしてお客さんが乗車しドアが閉まると、いよいよ出発です。運転士の仕事はもちろん、すれ違う電車、駅や周囲の風景など楽しみながら高尾駅までどうぞご一緒に。

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  • カエサルくんとカレンダー 2月はどうしてみじかいの?
    4.1
    皆さんは、日常的に使っているカレンダーの基本が、いつ頃、誰によって作られたのか、どのような理由でできたのか? ご存じですか?そこには、ローマ時代の皇帝のわがままや、エジプトの女王との恋や、さまざまなドラマが隠されています。2月がどうして、短いのか。30日と31日の月があるのは、どうしてか? 7月と8月だけ31日が並ぶのはどうしてか?明日からカレンダーを見る目が変わる絵本です。

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  • ケイゾウさんは四月がきらいです。
    4.1
    ケイゾウさんは幼稚園に住むにわとりです。うさぎのみみこがやってきてから、ケイゾウさんの暮らしは、一変しました。各章「ケイゾウさんは〇〇がきらいです。」と名づけた、主人公ふたりの織りなす十のお話を、季節感あふれるカラフルな絵とともにお届けいたします。月刊雑誌「母の友」掲載当初から人気沸騰のケイゾウさんとみみこちゃん。さて、あなたのごひいきは、どちらになるでしょうか。

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  • ハッピーノート
    4.1
    小学校でも塾でも、友だちを前に思うように自分を出せずにいる6年生の聡子。塾の帰りにいつも一緒に勉強する霧島くんにひそかな思いを寄せていますが、本当の気持ちは言えないままです。家ではイライラしてつい両親にあたってしまい……。そんな聡子ですが、もっと霧島くんと仲良くなろうとがんばるうちに、次第に周囲の人との関係も変わってきます。単行本発売以来、多くの年若い読者から圧倒的支持を得ている作品の、待望の文庫化です!

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  • エルマーとりゅう
    4.1
    『エルマーのぼうけん』の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。

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  • おおやさんはねこ
    4.0
    1巻770円 (税込)
    ぼくが引っ越そうと思い部屋を探していると、不動産屋のガラス戸に格安物件の案内がありました。しかし、条件のひとつに「毎日、お魚を食べる方」と書いてあったのです。ぼくは気になって中に入り、尋ねました。いろいろ質問をされたあと、立派なくさりのついた鍵をくれて、その場で部屋を借りることができましたが……。芥川賞作家が子どもたちに贈る、動物ファンタジーの傑作です。

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  • オニタロウ
    4.0
    ある日、鬼からの挑戦状がたけのこ園に届きます。「おれさまは、わがままで悪いこどもが大すきだ。相撲で勝負して勝てなければ、おれさまのコブンになれ。まっていろ。~鬼の親分より」。もう、園のこどもたちは大騒ぎ。さっそく相撲の練習をしたり、落とし穴を作ったり、豆を準備したり……。そうして、ついに約束の日がやってきます。が、園に現れたのは弱虫のオニタロウでした。さてさて、どうなることやら。節分に読んでほしいお話。

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  • かさをかしてあげたあひるさん 村山籌子おはなし集
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    心優しいあひるさんは、雨のなか外にいるにわとりさんに傘をかしてあげたいけれど、うちに1本しかない傘をかしたらお母さんが困ってしまいます。心優しいあひるさんを描いた表題作をはじめ、川に落ちたまねぎさん、あごひげをなくしたライオンさんなど。愉快な動物や野菜たちが泣いたり笑ったり怒ったり、にぎやかな17編を収めた童話集。読み聞かせはもちろん、お子さんがはじめて自分で読む童話としてもおすすめです。

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  • キャンピングカーのたび
    4.0
    海の向こうの星空がきれいなキャンプ場へ、主人公とお父さんは「のろのろごう」で出かけます。「のろのろごう」はちょっと小さなキャンピングカー。力がないのでスピードはでませんが、車の中でご飯を食べたり、泊まったりできるのです。キャブコンやバンコンなど、旅の途中で出合うキャンピングカーにはいろいろなタイプがあってびっくり。秘密基地? 隠れ家? 今人気のキャンピングカーに詳しくなれる絵本です。

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  • スズムシくん
    4.0
    おじいちゃんが、スズムシのたまごをもってやってきた。飼育ケースの中には土しか見えない。けれど、ある日ゴマつぶみたいなスズムシの赤ん坊が生まれていた。おじいちゃんの手紙や電話に教えられながら、スズムシと暮らす少女。気づいたことを書きとめるスズムシノートのページも埋まっていく。夏休みの頃にはうるさすぎるほど鳴いたスズムシも、夏が終わり…著者、木坂涼の10数年の飼育経験から生まれた絵本。

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  • ねずくん とらくんの さむい さむい さむい
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    寒い冬の朝、目をさますと外は一面雪景色! 大よろこびのねずくんは、とらくんを起こして、一緒に外に遊びに出かけます。 ねずくんは氷の上で得意のアイススケート。ところが、あっ、大変! 氷が割れて、ばしゃんとねずくんは冷たい水の中へ! カチンカチンに凍りついたねずくんを温めようととらくんはいろいろ試みますが……。 せっかちなねずくんとのんびり屋のとらくんの仲良しコンビが繰り広げる愉快な騒動。

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  • みんなのかお
    4.0
    こんなに間近で、動物の顔をまじまじと見たことがあるでしょうか?同じ動物でも、よく見ると、「こんなに違うの?」と驚くほど、みんな個性あふれる表情をしています。目の大きさやしわや模様、歯並び、鼻の位置や大きさ、輪郭など、気になるところがたくさんあって、見るたびに新しい発見がありそうです。ゴリラ、キリン、カバなど……24種の哺乳類をそれぞれ21匹ずつ、日本中の動物園を巡って撮った動物の顔写真絵本です。

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  • 海の中のくらし 動物たちが教えてくれる
    4.0
    南極にすむウェッデルアザラシ、亜南極のキングペンギン、小笠原のマッコウクジラ。私たち人間が直接観察することのできない深い海の中を泳ぎまわる動物たちは、どうやって生きているのか? 彼らの生活はほとんど解明されていませんでした。長らく謎につつまれてきた海の動物たちの行動を、小型のカメラや速度計、深度計を動物の背中にとりつけて調査する「バイオロギング」があきらかにします。

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  • 糸あそび 布あそび
    4.0
    さあ織物に挑戦しよう! 特別な道具はいりません。身近にあるものを使って簡単にできます。できあがったものは、ぞうり、コースター、かご、ベルトなど、便利に使えるものばかり。織っていると楽しくてやめられなくなり、織物の仕組みもようくわかります。 織物教室での経験を生かして、子どもたちのつまづきやすいところをしっかりとおさえた、ていねいで楽しい作り方の本です。

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  • 落語少年サダキチ(よん)
    4.0
    助けた酔っ払いの老人は、実は名人と呼ばれた落語家だった。そんな出会いから、落語に興味を持ち始めた少年忠志。今回は、親戚の住む田舎で落語会、それも怪談噺をすることに。しかも落語会のあとはお墓で肝だめし。じつは忠志、お化けが大の苦手なのだ。お化け妖怪大行進、大笑いのあと、背筋がぞくっとする「狸の化け寺」のほか、江戸時代のひとはリサイクル名人? 「いかけ屋」の2篇を収録。時をかける落語少年、第四弾!

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  • きょうはおやすみします がっこうのてんこちゃん
    4.0
    ある日、てんこちゃんは熱で学校を休みました。でも、熱をはかる前から「行きたくない」と思っていたのです。それからしばらく経ったある朝、また同じ気持ちになります。勇気を出して、てんこちゃんが家族にそのことを伝えると……。学校にも慣れ、様々な感情が出る時期。特に、今回は「学校に行きたくない」という気持ちと向き合う親子の姿を丁寧に描きます。今を生きる子どもたちの心にそっと寄りそうシリーズ第2弾。全5話。
  • 石は元素の案内人
    4.0
    鉱物で描く元素のものがたり。結晶を愛する著者が、元素の姿を求め、岩塩の結晶をハンマーで極小まで割り、庭で鉱石を熱す。するとみえてくる、元素・原子の世界。この世はぜんぶ原子でできていて、それは90種類ってほんと?石といっしょに考えよう。美しく、ちょっとかわった元素の本です。有機化学者でもある著者の実験魂あふれる一冊。石ころと元素の世界のたしかな結びつきを、子どもたちに届けます。

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  • う・ん・ち
    4.0
    ヘビのうんちは長いの? コウモリはどうやってうんちをするの? クジラのうんちは? うんちの「?」をあつめました。とびっきりくさいうんち、さわやかなにおいのするうんち、でっかいうんち、長いうんち…、いろいろな生きものがいろいろなうんちをします。あなたのうんちは??? おわりよければ、すべてよし。"食べる"こととおなじくらい"うんち"にもこだわりたいものです。

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  • えんの松原
    4.0
    1巻880円 (税込)
    帝の住まう内裏のとなりに鬱蒼と広がる松の林。そこは「えんの松原」とよばれる怨霊たちのすみかでした。少年でありながら女童として宮中に仕える音羽は、東宮・憲平に祟る怨霊の正体を探るべく、深い闇のなかへと分け入っていきます。そこで彼が見たものは?……真実を求める2人の少年の絆と勇気、そして魂の再生の物語です。

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  • そらとぶこくばん
    4.0
    2ねん1くみのこくばんは、クラスの子どもたちにも担任の先生にも大事にされていないので、ある夜、教室を抜け出し、王様の食卓になろうと、お城をめざして飛び立ちます。ところが、王様の食卓になる道はきびしく、なかなかうまくいきません。黒板はあきらめずに旅を続けますが…リズミカルでスピード感あふれるねじめ正一の文章と、のんびりして、とぼけた味わいの山口マオの絵が一体となった愉快な絵童話。

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  • 鰹のたんぽぽ釣り ラビントットと空の魚 [第一話]
    4.0
    魚が空を飛び、鳥は地中を泳ぐ不思議な世界。耳長族の少年ラビントットは、父親の跡を継いで一人前の漁師になろうと山へ修業に出ますが、高いところが怖くて親方のもとを逃げだし、今は鰯漁をしながらのひとり暮らし。ある日、お得意先のタバスコ村から結婚式のお祝い用にと「大きな魚」の注文を受けてしまい、なんとか鰹を釣り落とそうと苦心するのですが、これが一筋縄ではいきません……。異色のファンタジー、シリーズ第一作。

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  • 風の魔女カイサ ニルスが出会った物語 2
    4.0
    スウェーデン中部の町にやってきたニルスは、大市の前夜、吹きすさぶ嵐の中で一頭の老いた馬と出会います。そして、馬とかつての飼い主との久々の再会に立ち会うことになります。「役立たず」と見捨てた愛馬への、温かな気持ちは甦るのでしょうか? 冷酷な仕打ちで路頭に迷わせた幼い姉妹への償いは? この地に古くから棲む“厳しくて優しい魔女”が事のなりゆきを見守り、幾度か不思議な風を吹かせてドラマの展開を演出します。

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  • デタラメ研究所 まじめにサイコロころころふって100万回
    4.0
    サイコロふって身近にかんじる“確率コミックス”。エヌくんは、ある日道でサイコロをひろった。そこからあらわれたのは、宇宙人! ではなくてデタラメ研究所所員のアールくん。この宇宙のデタラメ現象を研究しているという。<サイコロをふって「1」の目が出るのは6回に1回だ>と言うエヌくんを、アールくんはふしぎな“デタラメ”と“確率”の世界へいざないます。さて、どんな旅になるのか、おたのしみに~! 予測できない今と未来をいきるすべての子どもたちに。

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  • トルコのゼーラおばあさん、メッカへ行く
    4.0
    作者の新藤さんは、しばしば友人の住むトルコを訪れます。そして、トルコではヤヌック村に行き、ゼーラおばあさんをたずね、庭でお茶をご馳走になりながら、イスラームの人々の暮らしについて、いろいろ教えてもらいます。そのゼーラおばあさんが、サウジアラビアにあるイスラーム教の聖地メッカへ巡礼に行ったというのです。さて、新藤さんは、おばあさんからどんな話を聞くことができたのでしょうか。

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  • マダガスカルのバオバブ
    4.0
    バオバブは幹の上に根っこがついているようなふしぎな姿をした木です。世界にはおよそ11種類のバオバブがあり、そのうち8種類(マダガスカル固有のものが7種類)がマダガスカルにあります。バオバブはたる形だったり、やせ形だったり、巨大だったり、生えている場所によって、かたちも大きさもいろいろです。どうしてこんんなにふしぎな姿をしているのか? バオバブに魅せられた写真家の堀内さんが謎にせまります。

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  • 海べをはしる人車鉄道 東海道線のいま、むかし
    4.0
    ときは明治、蒸気機関車が煙をあげてはしっていた時代です。東海道本線からはずれてしまった小田原―熱海間を、人が押してはしる鉄道がありました。海べの道にしかれたその人車鉄道は、景色もよく、がたごとのんびり、風情があったそうです。その後その道は、軽便鉄道がはしり、東海道本線となり、新幹線がはしる路線へと変わっていきます。130年前から現代まで、海べの道を定点に、見て楽しいパノラマ交通発達史。

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  • 川は道 森は家
    4.0
    北海道の向こう岸、ロシアの沿岸に、ウスリータイガとよばれる森があります。トラやクマ、カワウソやシマフクロウが今も生息する豊穣な森です。この森で古くからくらす猟師たちは、川で魚をとったり、シカやイノシシを狩って生活しています。彼らは、「私たちにとって、森は家」と言います。深い森に棲む、人、動物、草木それぞれの営みと、そのつながりを、現地を旅した写真家が感性豊かに綴ります。

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