作品一覧

  • カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月
    4.5
    1巻1,430円 (税込)
    カブトムシときいて思い浮かべるのは、あの立派な角をはやした成虫のオスの姿でしょう。でもこの姿ですごすのは、約1年のカブトムシの一生のうちわずかひと月ほど。それ以外の時期は地面の下でひたすら腐葉土や朽ち木を食べてすごしています。最近のさまざまな研究により、これまでわかっていなかった幼虫たちのくらしぶりがあきらかになってきました。幼虫たちは土の中で“群れ”をつくってくらしていたのです。幼虫飼育のヒントも満載です。

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  • カブトムシの謎をとく
    4.0
    1巻880円 (税込)
    ほんとに夜型? 天敵は何? 大きさはどうやって決まる? カブトムシの生態を解き明かし、仮説の立て方、調査方法なども解説。自然研究の魅力はここにある。

ユーザーレビュー

  • カブトムシの謎をとく

    Posted by ブクログ

    小島さんはけっこうカブトムシの本を書いてあり、だいたい同じ内容ですか、今回はオオスズメバチとの関係があり興味がありました

    0
    2023年10月02日
  • カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月

    Posted by ブクログ

    カブトムシの一生について、詳細に記されています。

    内容は本格的ですが、吹き出しつきのイラストがあり、低学年でも楽しく読めるように工夫されています。本文は読み聞かせをし、イラスト部分を自分で読んでもいいかもしれません。

    とりわけ衝撃的だったのは、蛹が、自らの蛹室を他の幼虫に破壊されないよう、生きものの気配を感じるとぐるぐる回転して振動音を出し、蛹室への侵入を防ぐということ。
    蛹になってしばらくすると、蛹の中身はドロドロのクリーム色の液体!になるものの、なんとその状態でもぐるぐる回転する筋肉だけは残っていて、振動は可能だということ。

    カブトムシおそるべし!

    小さな生き物の生き方のすごさに、

    0
    2022年07月03日
  • カブトムシの謎をとく

    Posted by ブクログ

    著者はカブトムシを中心に研究をしている研究者で、子ども向けの本もたくさん出している。
    これは中学生以上という感じだけど、内容は小学生向けと似たようなものだろうと思ったら、違いました。
    テーマ(謎)を見つけて仮説を立て、実験・観察を行って実証するということをやるのは研究者としては当然だけど、著者は近場でできるもの、短い期間でできるもの、専門的なソフトや機械を使わずに行えるものをたくさん行っており(それを本書で詳しく紹介)、生き物に興味がある人、将来研究者を目指している若い人にめちゃくちゃ参考になるのである。
    著者がアドバイスしたことで、小学生が素晴らしい研究を行い、学術論文として発表し、評価され

    0
    2024年10月06日
  • カブトムシの謎をとく

    Posted by ブクログ

    カブトムシ(他の虫の記述もあり)に関して、基本的なことから最新の研究まで記載されており勉強になりました。
    著者のエピソードが随所にあり生き物好きであることがよく伝わってきました。

    ・学問的なバックグラウンドがないと目の前で面白いことが起こっていても気づけない
    ・探し方を知る。引き出しが多いほど観察が楽しくなる。覚えればそれしか目につかなくなる。
    ・身の回りに少し注意を払うだけで、世界が広がる、人生が豊かになる
    といった内容について共感しました。

    0
    2023年08月19日
  • カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月

    Posted by ブクログ

    3歳6ヶ月 *購入本*

    ◎子セレクト。前に表紙だけ見て「読みたい」と言っていて、月刊誌で出ていたものがハードカバーになっていることを知らなかったので、本屋で見かけて私も読みたくて購入。
    お昼寝前に読んでいたら途中で寝てしまったけど、なかなか面白い内容。内容的には難しいけど、今後読み続けてくれたらいいな。むしろ今の時点でも質問責めしてくれたら尚良し。

    寝る前に続きを読んだら、「もぐらは幼虫食べるの?」と言っていた。

    月刊たくさんのふしぎの絵本なので、小学生向きだけど、カブトムシ好きの子なら幼児でも聞いていられると思う(理解度の違いはあれど。)表紙はコミックチックだけど、中は硬派な感じでさす

    0
    2021年08月06日

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