好奇心の部屋 デロール

好奇心の部屋 デロール

小説・文芸
1,430円 (税込)

7pt

4.0

フランスの首都パリの、とある大通りに面したショーウィンドーを見ると、なんとそこにはライオンが!? その家の中に入ってみると、ほかにも動物の剥製や昆虫標本、化石や鉱物などがいっぱい! このふしぎな場所「デロール」は200年近く前から、訪れた人の好奇心をくすぐり続けてきました。なぜ、こんな場所が生まれたのでしょう? なぜ、デロールは200年も人々の好奇心の対象なのでしょう? さあ、一緒にデロール探検に出発!

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好奇心の部屋 デロール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私が今一番行ってみたいお店。至るところに剥製がある夢のようなお店。パリのデロール。
    今森光彦さんの写真で、このお店のワクワク感が眺めているだけで感じられる。いくら見ていても飽きない、大好きな本。

    0
    2018年03月11日

    Posted by ブクログ

    デロールは剥製や標本を売るお店の名前。
    文・写真は今森光彦。
    このような店は日本にもあるのだろうか。
    生きているかのような剥製が素晴らしい。
    近くにあれば行ってみたいね。

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    これおもしろかった。
    子どもでも読みやすいと思うし、大人は興味深い。
    いいなぁ、行ってみたいなぁ、と。
    美しい世界。作り物のようで、本物のようで。その狭間。素敵。

    0
    2014年07月02日

    Posted by ブクログ

    パリの、様々な生き物の剥製や標本を商うお店「デロール」の探訪写真。
    1831年開店という店の中には生きているように自然な姿のライオンや白熊、ヘラジカ、鳥などが処狭しと置かれている。
    床に寝そべる犬や熊、歩いているような孔雀、足を蹴上げるシマウマなどなどいっぱいがいる!
    ページを開くごとに、「ウオーッ」と小さく歓声をあげてしまう。

    昆虫や蝶々もいる。また剥製に取り付ける様々な色と大きさのガラスで作った目玉にもギョっとする。
    魚の剥製、両生類や爬虫類の骨・・、植物・鉱物までありとあらゆるものがありそうだ。
    小さなタツノオトシゴの標本もある。

    ヨーロッパの異国の動植物への趣味の高まりに応じて、このような店ができたのだろう。
    植物画家メーリアンのことを思い出す。写真のない頃の実証主義、知らないものを見たいという好奇心が羽ばたいた時代が、現代の都市にもまだある。

    昔、東南アジアのおみやげに蝶々を頂いた。展翅して額装しようと渋谷の志賀昆虫を訪ねたことを思い出す。昆虫・蝶々などを採集する人々対象の専門店。不思議な生と死の展示場だと当時は思った。出来上がった展翅の蝶々は、なんだか不気味に感じてすぐに人にあげてしまったっけ。

    「好奇心の部屋」であるデロールは、私には怖い。しかし覗いてみたい気もする。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    パリには「デロール」というお店があります。1831年創業。ショーウィンドウにはライオン、羊、ちょっとのぞくとビーバーや狐、ロバも並んでいます。まるで生きているように見えますが、じっとしている彼らはみんな剥製。このお店の商品です。この本は、パリでお客さんに世界への夢やおどろきを与える不思議なお店について、今森光彦さんの写真と文章で紹介したものです。

    実は動物の剥製にはあまり良い印象を持っていませんでした。なんとなく、貴族が自分の力を誇示するために生き物を殺して飾るという固定観念(剥製造りをしてる人ごめんなさい)。いきものを美しいと感じるのはわかるけどわざわざ殺さなくても、図鑑とか見たらいいじゃん、と思ってました。そんな気持ちでこの本を見ていたら「はじめて見る貴重な動植物を長く保存できる剥製や標本は、のちのち時間をかけて種類を見わけたり、絵を描く見本として、なくてはならないものだったのです」という一文が。そうか、昔のヨーロッパの精密な絵が載っている図鑑。あれを作る時、役立っていたのか。
    確かにデロールの剥製たちは、自然の中で見せる姿勢をとっていて、彼らのことをよく知っている人が、その動物のことを伝えようとしている感じがします。もともと理科実験の道具を扱っていたデロールは、時代的背景から剥製を扱うようになったそうで、博物館的な側面が強いように見えます。お客さんが質問をするとスタッフがその標本について教えてくれて、なんと標本に手で触れることもできるとか(ライオンにも触れちゃう!)。なんなら博物館よりもさらに世界中の自然の魅力や不思議と距離が近いかもしれません。

    読み終わる頃には、剥製=貴族の館に掛かってる鹿の首という固定観念を捨てることができました。なお、デロールはこの本が作られた後に火災に遭い、貴重な剥製や標本の多くを失ってしまったそう。エルメスなどの支援を受けてお店は今もやっているとはいえ、創業以来のデロールの姿を知ることができる本でもあります。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お父さんのような誰かに導かれて、安心しきってわくわくした気持ちだけでデロールに初めて入ってみた気持ち。初めて見る景色にどきどきしてページをめくることに緊張するほどだった。剥製たちのポーズの工夫にも気がつかないほどだった。
    19世紀の人達の興奮が伝わってくるし、わたしも静かに興奮する。写真一枚一枚もじっくり眺めたいし、文章も一文字一文字漏らさず読み込みたい。好奇心の一冊。

    0
    2018年02月14日

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