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社会の分業化が進み、効率のよい暮らしになった現代。でもその分だけ身近でない仕事は見えにくくなりました。そして、食べることについても、加工食品が氾濫し、自分が何を食べているのかが分かりにくくなり、「生きものの命をいただいている」という実感が薄くなりました。そんな今だから、私たちの生きる力は、私たちの血となり肉となった、たくさんの命に支えられているということを、あらためて振り返ってみたいと思います。
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Posted by ブクログ
食べている植物とかは、べつに生きたものじゃないと思っていたけど、よく考えてみると、植物も生きているんだなと思った。
「肉」は生きものです。食育用の本ですが現実をしっかり見せるという意図のため刺激的な写真が多いのが特徴。現地の人々が生活の糧とする生きもの、そして私たちの暮らしに届けられる肉、様々な関連を思い知らされる本でした。
忘れちゃいけないことを教えてもらいました。 日本人であれば、どの世代の方にも読んでもらうべき内容かと思います。 とても考えさせられます。
・食べものの大切さや、命について書かれた本です。ぼくはこれを読んで、食べものや命の大切さを改めてわかりました。 ・この本には僕が知らなかった世界各地の多彩な食生活と暮らしが書かれています。日本の食生活や暮らしが分かりました。もっと日本のことを知りたいです。
現代の日本は分業化されて、衣食住はもちろん自分の周りの全てのものが、どの様に作られ加工され運ばれて自分元に届いたのか、分からない。一方、発展途上国では、ダイレクトに自分が食べているものが、生きていたものだったと実感できる生活が今でも営なまれている。世界中で食べられているものを豊富な写真を用いて視覚的...続きを読むに教えてくれる。驚きと伴に自分の食べ物に想像を膨らませることが出来るであろう。同時に、自分と違う人を知り認めることが出来る大人へと成長を願い、子どもたちに読んで欲しい。
タイトルどおりの写真絵本。 当たり前のことだけど忘れがちなことでもあるな。子どもだけでなく、大人も胸にとどめておくべき内容。食べているもので、塩だけが生き物ではないというフレーズに、改めて自分の食べているものに無自覚であったことを思い知らされる。
娘の会社の上司で、屠殺=「ほふる」という動詞を「聞いたことがない」という中年男性が居たそうな。 殺したての羊肉を塩だけの味付けで食べる、そりゃ美味いだろう(モンゴル人は鳥も魚も食べない)(司馬遼太郎によると好きな食べ物には羊肉の部位を挙げる、唐辛子を味見し「良いものだ」とは言うが求めはしない、定住の...続きを読む栽培物を避けるらしい)蒸留酒の瓶が食卓に見える百年変わらないということはないようだ(パオの中には太陽光電源インターネット接続もあるかもしれない)(文明化で草原は砂漠化し黄砂被害が出ている) 食物のタブーはあらゆる民族にあるが、飢餓等に瀕したとき食べたことのないものを食べた者が生き残ることで「文明」が進む…
10歳1ヶ月の娘 7歳1ヶ月の息子に読み聞かせ なかなかショッキングな写真が たくさん載っている 生きものを食べている 分かってはいたけれど あまりにもリアルな姿に ドキドキしてしまう。 世界の食事の事情もすごい。 トカゲ。これは厳しい。 昆虫食もなかなかのもの ブタに鶏に 丸焼きそのまま...続きを読む姿は ほんとどうして美味しそうと 思えないのだろう 魚の解体ショーは嬉々として 喜んでしまうのに。 人間って、つくづく勝手な生きものだ。 そして植物も生きもの 人間は 生きもの食べて生きている。 塩以外はすべて生きもの。 という言葉に ハッとする。たしかに。
子どもの本専門店で衝動買い。これを子どもに買い与える親は少ないかもしれないけれど、いい絵本だと思います。人として、肉を食べている以上、やっぱりこういうことを知っておきたいね。
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