ペギー・フォートナムの作品一覧
「ペギー・フォートナム」の「くまのパディントン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ペギー・フォートナム」の「くまのパディントン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
言わずと知れた名作。「暗黒の地」ペルーから密航者としてやってきたクマ。パディントン駅と同じ名前を得たクマは、如何にもこうにもトラブルメーカーで、面倒を見てくれるブラウンさん一家もハラハラしっぱなし。でも、憎めない。それどころかブラウンさんたちは愛情いっぱいに彼と接しているのだ。
菓子パン、はじめてのお風呂、百貨店で服を買う、芝居を見る。おそらく子どもであれば大抵の子がワクワクするであろう出来事が、次から次へと語られる。自分と重ねるように読んでいくと童心に還り、心からああ、楽しかったとすら思う。
パディントンと一緒の家族になった気になって、楽しく過ごした時間だった。強烈に残る『追体験』は、確かに
Posted by ブクログ
松岡享子さんの翻訳がとても上品でいい。ブラウンさん家族の言葉づかいもパディントンの話し方も古き良き日本語という感じ。今の時代の子どもたちに手渡したい本。ロンドンの上流階級の暮らしやイギリス式のお茶の時間など、海外の生活や文化に触れることもできる。パディントンを家族として迎えるブラウン一家のおおらかさと明るさと愛情があふれている。何しろ、くまのぬいぐるみではなく、本当のクマを家族にしているんだから。クマが人間の言葉を話すのに、誰もびっくりしない物語の世界が好きだ。シリーズ全部読んでみたい。パディントンが話す「暗黒の地ペルー」から救命ボートに乗ってロンドンにやってくるという身の上話は何とも憂いを帯
Posted by ブクログ
2022年6月、
英国はプラチナ・ジュビリーのお祝い真っ盛り!
記念コンサートがバッキンガム宮殿で開催され、
オープニングセレモニーの素敵な素敵なエリザベス女王とパディントンのクリームティーの映像が、全世界で話題になっていました。
そんなタイムリーな時に読みました。
まずは、衝撃でした。
パディントン、クマだった。
つまり、ぬいぐるみじゃなかった!!
ちょうどオルセンの「クマのピエール」を読んだあとでしたし、
クマと言えば、プーもテディ・ロビンソンもコールテンくんも、やっぱりぬいぐるみじゃないですか!
そしたらまさかの"暗黒の地ペルー"からやってきたクマだったので、驚き