伝記作品一覧

非表示の作品があります

  • 風林火山の旗がゆく 武田信玄 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し…風林火山!漫画で読む伝記シリーズ、戦国武将・武田信玄!その誕生から最期の瞬間までを、戦国時代の諸大名の関係や、合戦のようすなどがわかりやすく交えながら描きました!人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり!う~ん、名言。
  • 福音書のキリスト論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 主イエスの生涯における言行を記録した福音書(マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネ)に、キリストはどのように描かれているのかを読み解く。 【目次】 序 第一部 福音書のキリスト論 一 福音書の資料 A イエスに関する伝承の成立 1 伝承成立の基礎要件としての宣教綱要の確立 2 宣教綱要に基づくイエスに関する伝承の成立と福音書 B イエスに関する伝承の分類 1 受難と死についての伝承 2 復活についての伝承 a 空ろな墓の物語 b 顕現の物語 3 受難、死、復活についてのイエスの予告的言葉の伝承 付 復活の予表としての変貌の物語 4 終末についての伝承 5 救い主出現に関する伝承 6 奇跡についての伝承 7 言葉についての伝承 8 譬喩 二 福音書の伝記的輪郭 三 福音書の構成と特質 A 共観福音書 1 序詞 2 前詞 3 準備時代 4 ガリラヤ伝道 5 山上の説教 6 平地の説教 7 ガリラヤ伝道(続) 8 ガリラヤ伝道(続・続) 9 受難の予告と弟子たちへの教訓 10 エルサレムヘの途上で 11 ユダヤでのことども 12 エルサレムでのことども 13 世の終りについての論し(小黙示録) 14 受難 15 復活と顕現 B ヨハネ福音書 1 序詞 2 準備時代 3 ガリラヤ伝道(第一回) 4 エルサレムヘ上られる(第一回) 5 ガリラヤ伝道(第二回) 6 エルサレムヘ上られる(第二回) 7 ガリラヤ伝道(第三回) 8 エルサレムヘ上られる(第三回) 9 ユダヤでのことども 10 エルサレムヘ上られる(第四回) 11 受難 12 復活と顕現 四 福音書のキリスト論 A マルコ福音書 B マタイ福音書 C ルカ福音書 D ヨハネ福音書 第二部 原始キリスト論の展開 一 原始キリスト論の展開 A 緒論、イエスの復活について B ダビデの子 C 人の子 D キリスト E 原始教会におけるキリスト論展開の実相について 二 主告白のキリスト論とその起源について 小嶋 潤 1908~1997年。キリスト教神学者。立教大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都大学文学博士。 著書に、『基督教概論 学生のための』『基督教の理解』『パウロ神学の根柢 ガラテヤ書に拠る』『基督教の話』『基督教の中心思想』『キリストの愛について』『聖書 キリスト教叢書』『福音書物語選釈』『キリスト教 その由来と成立と特質と』『福音書のキリスト論』『続・福音書物語選釈』『キリスト教の起源と定礎』『新約聖書正典の編成と伝承』『福音書物語選釈 第3巻 山上の説教・その他』『イエス降誕の物語 福音書物語選釈』創文社 1978『新約聖書名言集』『聖書小事典』『西洋教会史』『イギリス教会史』『西洋思想史上のキリスト教』『旧約聖書の時代 その語る歴史と宗教』『新約聖書の世界 原始キリスト教の発足と展開』などがある。
  • 福沢諭吉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本をとびだした諭吉が、世界の広さを日本の人びとに教える先生になる、本当にあった物語。 ●「はじめての伝記えほん」シリーズ● 伝記は生き方のお手本! 実話ならではのドラマを絵本として楽しめ、読み聞かせにも、ひとり読みにもぴったり! 巻末には、地図や年表、解説を掲載。偉人の人生について、さらに理解が深まります。
  • 福沢諭吉
    4.0
    激動の幕末、明治維新の時代、「日本の新しい時代は、人びとの教育から」と考え、福沢諭吉は江戸時代からの身分制度をぬけだし、人はだれもが平等であり自由に意見が話せる国になるための近代教育の基礎をつくっていきました。
  • 福沢諭吉 「自由」を創る
    5.0
    福沢諭吉は幕末に大分県中津に生まれました。下級武士の子として悔しい思をしながら育ちます。長崎や大阪で学問を収め、日本が開国したのちは勝海舟率いる咸臨丸に乗って、アメリカに渡りました。やがて諭吉は日本の近代化を率いる精神的な柱となります。日本がどうか変わるべきかを多くの書物で説きました。なかでも「学問のすすめ」は庶民にも読みやすく、大ベストセラーになります。慶應義塾をつくり、優秀な人材を育てました。<巻末に関連人物伝・年表つきで調べ学習に便利><小学上級から すべての漢字にふりがなつき>
  • 普賢 佳人
    3.7
    中世フランスの女流詩人の伝記を書く主人公〈わたし〉。友人庵文蔵、非合法の運動をする文蔵の妹ユカリ――日常の様々な事件に捲込まれ、その只中に身を置く〈わたし〉の現実を、饒舌自在に描く芥川賞受賞作「普賢」のほか処女作「佳人」、「貧窮問答」など。和漢洋の比類ない学識と絶妙の文体、鋭い批評眼で知られた石川淳の文学原理を鮮明に表出する初期作品群4篇。
  • 藤子・F・不二雄大全集 ユリシーズ/少年船長ほか
    -
    1巻2,200円 (税込)
    発見!F漫画の古典力。 名作児童文学が藤子・F・不二雄漫画として鮮やかに蘇る。講談社の学年誌をメインに活動したトキワ荘時代中期の「名作もの」を集成した第1弾。トロイの木馬作戦で有名な古代ギリシアの英雄・ユリシーズの冒険を描いた、ホーマー原作の「ユリシーズ」をはじめ、伝記物の名作「しょうねんリンカーン」、バランタインの西部劇「名犬クルーソー」、マリアットの海洋冒険譚「少年船長」の計4作を収録。 解説/里中満智子
  • 藤沢周平伝
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    元山形新聞記者が『ひさし伝』(新潮社)に続き、「東京に住んでいながら顔はいつも山形のほうを向いています」と藤沢周平自身が語る、その山形にスポットを当て、69年の人生を辿った独自の伝記。 市井に生きる人々に注がれるやさしいまなざし、忘れられかけている日本の原風景の再現、端正で清冽な詩情あふれる文章などの魅力で、今なお人気の高い作家の人生が、これまでと一風異なる視点から浮かび上がってくる。 山形新聞での井上ひさしとの対談、東京の冬と比較した寄稿など、単行本未収録の作品も紹介されており、丹念な調査から、藤沢周平の「自慢はしない」「普通が一番」という人生哲学が描かれていく。 旧制中学に通いながら文選工として働き、山形師範学校卒業後中学校へ赴任するも、肺結核に罹り東京で療養。退院後は業界新聞を転々としながら小説家への志を抱き続け、ようやく生活が安定するも妻が癌で他界、昭和46年、44歳でようやく「溟い海」でオール讀物新人賞、同48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞し、人気作家になる様子や、『たそがれ清兵衛』『蝉しぐれ』といった名作の背景も詳細に明かされていく。藤沢ファンは必携の一冊だろう。
  • 藤原俊成の研究
    -
    1巻8,250円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全集作成を目的として、俊成の全作品の資料的価値についての諸問題を、総合的に検討する書。著作研究編と伝記資料研究編の二部構成。略年譜、索引付き。
  • 藤原道長
    3.0
    栄華を極めた藤原道長の生涯を史料にもとづき叙述すると共に、周辺の人々との人間関係を詳しく説き起こして人物像を浮かびあがらせる。それまでの図式的な権力者のイメージをしりぞけ、史実にもとづいた初めての本格的な伝記。解説=大津透。
  • 二葉亭四迷伝 ある先駆者の生涯
    -
    明治の黎明期に、近代小説の先駆的な作品『浮雲』を書き、「言文一致体」を創出した文豪・二葉亭四迷の、46年の悲劇的な生涯を、全17章から成る緻密な文体で追う。最終章は、ロシアからの帰途の船上で客死する記述に終り、著者「あとがき」に、「これは彼の生活と時代を再現することを必ずしも目的としたのでなく、伝記の形をとった文学批評だ」とある。評伝文学の古典的名著。読売文学賞受賞作品。
  • フランクリン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 凧あげの実験をして雷の正体をつきとめ,避雷針を発明したフランクリン。でも,そんなことは彼のしてきた仕事のほんの一部分でしかありません。  新聞やベストセラーになるような暦を発行したり,アメリカの独立にも大きな役割を果たしたり,遠近両用眼鏡を発明したり……驚くほどたくさんの創造的な仕事をしてきました。  学校へは2年しか行っていないのに,科学者・実業家・政治家として夢のある仕事をたくさんしてきたフランクリンの魅力的な生涯を紹介。現在日本で自伝以外に刊行されている唯一のフランクリンの伝記。 ★★ もくじ ★★ 第1章 印刷工としてのスタート 第2章 印刷・出版業者としての活躍 第3章 科学者フランクリンの誕生 第4章 実業界を引退して 第5章 フランクリンの社会の科学の研究 第6章 英国でのさまざまな活躍 第7章 アメリカ独立革命とフランクリン 第8章 アメリカ合衆国憲法の制定

    試し読み

    フォロー
  • フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義(歴史学叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 フリードリヒ二世(1712~86)は、プロイセン王で、国家の強大化を実現、文化的に優れ啓蒙専制君主の典型とされる人物である。大王がベルリンにアカデミーを設置するにあたって、フランスの文化人に依拠したのはなぜなのかという問いに迫る。 【目次】 若い国王 フリードリヒとフランス精神 一 課題 二 フランス精神、その言語と哲学──個人および道倍の諸問題──ヴォルテールとダランベール──汎神論者──唯物論者とフリードリヒの批判 三 フランス的生の惑情と文学におけるその現われ──万能著述家 四 著述家としてのフリードリヒ──フリードリヒの書簡──彼の詩──サン・スウシーの哲学者 五 ドイツ文学に関する書 新しいアカデミー 一 理想 二 目標と道程 三 最初の招聘──文学協会──科学アカデミーと科学文学アカデミー──モーペルテュイの十年間 四 フリードリヒとダランベール フリードリヒとドイツ啓蒙主義との結盟 一 七年戦争──実践理性の王 二 フランス啓蒙主義、イギリス啓蒙主義、ドイツ啓蒙主義 三 フリードリヒのドイツ啓蒙主義との結盟──アカデミーの懸賞論文、報告および講義──メリアン──ヘルツベルクとヴェルネル ドイツ啓蒙主義の他界観 一 ドイツ啓蒙主義の宗教性──ドグマの清算──限界と陰影 二 アカデミーの哲学研究──ランベルト──新しい哲学的興味──分析心理学と美学──反カント 教育者としての国家 一 十七・八世紀の教育運動──ルソーとドイツ啓蒙主義の教育家──プロイセン国家の教育制度 二 フリードリヒの文化教育的ならびに国家教育上の諸論考──ツェトリッツとその協力者 通俗的な著述家 ヴィーラント──フリードリヒ、レッシング、カント──啓蒙主義の後期の著述家たち 君主制の弁護 一 自然法の国家観──力学的考察の完成 二 フリードリヒの政治的ならびに歴史的著作──国家の本質と起源、最良の政体である君主制──国家の第一の下僕──権力と国際法──国内政治と対外政策──運命と義務 三 アカデミーにおけるヘルツベルクの講演──フリードリヒの国家の弁護──内外に対し安全な国家──福祉と自由の国家──ヘルツベルクとメーゼル 四 大王の記念事業──プロイセンの伝記とフリードリヒの年代記──王の原稿の冒涜 訳註 訳者あとがき ディルタイ 1833~1911年。ドイツの哲学者。ベルリン大学、バーゼル大学で教鞭を執る。ベルリン大学卒業。 著書に、『ディルタイ全集』(全11巻・別巻1)『体験と創作』 『近代美学史 近代美学の三期と現代美学の課題』『ルネサンスと宗教改革 15・6世紀における人間の把握と分析』『フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義』『近代成立期の人間像』『青年時代のヘーゲル』 『精神科学序説』などがある。
  • フンボルトの冒険 自然という<生命の網>の発明
    4.0
    19世紀前半、ナポレオンと並ぶ絶大な影響力をもち、胸躍る冒険と緻密な観測で世界中を魅了した稀有な科学者フンボルト。 その目は、植生や山肌の細部を読みとると同時に、自然と人間のあらゆる現象の連鎖を鋭く見抜いた。科学を起点として、政治、経済、歴史等あらゆる分野を俯瞰し、「地球はひとつの生命である」と唱えたのだ。 環境破壊や武力紛争等、自然と人間の営みが複雑に絡み合う現代において、博物学最後の巨人の今日的意味を描き出し、科学界をはじめ欧米メディアで絶賛された決定版伝記、ついに邦訳!王立協会科学図書賞受賞、NYタイムズベストブック選定。
  • ブッダ
    -
    世界三大宗教のひとつ、仏教。現代日本の日常生活のなかには、その考え方が生きている場面が多くあります。仏教を開いたブッダは、紀元前5世紀に北インドのシャカ族の王子として生まれました。名をシッダールタといい、不幸なもの、美しくないものから遠ざけられて何不自由なく育てられます。ところがある日、外の世界を目にした彼は、この世は何と多くの苦しみに満ちているかということを知ります。賢い青年に成長したシッダールタは深く悩み、、結婚して子も生まれたにもかかわらず、この世の苦しみである「生・老・病・死」を乗り越える方法を求めて、出家してしまいます。仏教の祖、ブッダの生涯とその教えについてわかりやすく描く1冊です。 *巻末に人物伝つき *小学上級から  *すべての漢字にふりがなつき
  • ブッダ―この世で一番美しいものがたり
    -
    ブッダの伝記は数多い。本書は人間としてのブッダに焦点をあて、ものがたりとして立松流にわかりやすく書かれたものである。白象が王妃の胎内にはいり、王子となって産みおとされたゴータマ・ブッダ。王としての資格を十分に備えていながら出家を決意するゴータマ・ブッダ。出家してからは、悪魔の群れの中で瞑想を続け、悪魔ナムチとの対話という修行ものりこえる。そして、ゴータマは、さとりをひらきブッダとなって、苦しみという人間ならではの現象を、十二因縁(無明・行・識・名識・六処・触・受・愛・取・有・生・老死)にわけ、誰にでも分かるようにして説いた。もちろん説法の道は険しく、最初の伝道には失敗もしている。しかし、時には奇跡や神通力を見せながらも、次第と弟子を増やして自らの使命を果たしたブッダは、最後にあたりまえの人間として死んでいくことを受けいれる。つねに不安に苛まれ死を受け容れられない現代人の生き方を本書は問い直す。

    試し読み

    フォロー
  • ブリヂストン石橋正二郎伝 久留米から世界一へ
    -
    世界一のタイヤメーカーに育て上げたブリヂストンの創業者・石橋正二郎の生涯を活写! 福岡県久留米に生まれ、小さな足袋屋から身を起こし、地下足袋を考案し、当時日本では無理といわれた自動車のタイヤ製造を始め、ついに世界一のタイヤメーカーに育て上げたブリヂストンの創業者・石橋正二郎の生涯を活写した伝記。 【目次】 序 昭和恐慌の真っ只中に創業した石橋正二郎 第一章 久留米と正二郎 事業家石橋正二郎を育んだ祖父安平と久留米商業 足袋王国久留米の魁となった倉田雲平 第二章 実業家への途 大実業家への道を拓く正二郎 独創が独走を生むことを知る 価格革命で市場を制する 大実業家石橋正二郎の誕生 世界商品で世界を制覇  第三章 タイヤメーカーとして歩み始める 国産タイヤこそわが生涯の事業 ブリッヂストンの誕生 日本足袋と経営を分かち、新生ブリヂストンを築く 第四章 世界のブリヂストンへ 世界レベルへ、技術革新で大躍進 果敢な営業で国内を制覇 世界一の工場で世界一のタイヤづくり 第五章 人びとの楽しみと幸福のために 創業者石橋正二郎の最後の決断 企業は公器なりを掲げ、経営と資本を分離 世界企業として羽ばたくブリヂストン 独創と独走の経営を探る 理想社会づくりを目指した正二郎  世界遺産としての絵画コレクションを守るために   参考および引用資料  あとがき 【著者】 林洋海 1942年福岡県生まれ。久留米商業高校卒業。トッパンアイデアセンターを経て、AGIOデザイン主宰。福岡アジアデザイン交流協会会長。日本グラフィックデザイナー協会会員。
  • ブルックナー譚
    -
    泥臭い野心と権威への追従――。残念に生きたその人は、いかにして巨大かつ精緻な交響曲を生んだのか? 21世紀の今、多くの聴衆に支持され、時代と響き合うに至った作曲家の実像。その生涯から場面(エピソード)を小説化、事実記録(伝記)と組み合わせたハイブリッド評伝。【ブルックナー生誕200年記念企画】 *目次より 序 第一章 出生から教師時代まで(1824-1855) 第二章 リンツでの修業時代(1856-1868) 第三章 ヴィーンでの苦難の日々(1868-1878) 第四章 遅れに遅れた名声(1879-1889) 第五章 晩年(1890-1896) エピローグ 死後の名声 後記
  • 分解する
    3.5
    言葉と自在に戯れる、小説の可能性 「アメリカ文学の静かな巨人」のデビュー短編集。言葉と自在に戯れるデイヴィスの作風はすでに顕在。小説、伝記、詩、寓話、回想録、エッセイ……長さもスタイルも雰囲気も多様、つねに意識的で批評的な全34編。 ある女との短命に終わった情事を、男が費用対効果という観点から総括しようとする表題作「分解する」。救いのない不動産に全財産をつぎ込んだ男が、理想の家屋の設計の幻想を若い猟師と共有していくさまを描いて不思議に美しい「設計図」。語学講座のテキストの裏で不穏な自体が進行していく「フランス語講座その1――Le Meutre」。人生で何ひとつ成しえない男のオブローモフ的生活を描く「ワシーリィの生涯のためのスケッチ」。〈夫〉の喉にひっかかった小骨をめぐるどこかほのぼのとした「骨」や、長編『話の終わり』の原型とおぼしきファン必読の短編も。
  • 文学のレッスン(新潮選書)
    5.0
    長篇小説はなぜイギリスで、短篇小説はなぜアメリカで発展したのか。エッセイという形式はどのようにして生まれたのか……小説から詩、エッセイ、伝記、歴史、批評、戯曲まで、古今東西の作品を次々に繰り出しながら、文学の大山脈を奔放自在に探索し、その真髄に迫る。湯川豊による「最晩年の十年」を新たに加えて選書化。
  • 文庫・スノーボール〈上〉ウォーレン・バフェット伝(改訂新版)
    4.2
    5年間の密着取材から生まれた唯一の公認伝記! 大投資家ウォーレン・バフェットが人生とビジネスを語る。投資戦術はもちろん、今まで明かされなかったプライベートのエピソードも披露。全米ベストセラー第1位。
  • 文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉
    -
    5年間の密着取材から生まれた唯一の公認伝記! 大投資家ウォーレン・バフェットが人生とビジネスを語る。投資戦術はもちろん、今まで明かされなかったプライベートのエピソードも披露。全米ベストセラー第1位。
  • プルターク英雄伝─エロビオグラフィア─ (1)
    完結
    5.0
    「プルターク英雄伝」とは、ローマ帝国の著述家プルタルコスが著した古代ギリシャ・ローマの著名な人物の伝記である。『対比列伝』の日本語訳で、古代ギリシャ・ローマの著名人たちを、人となりや言動の似た者で二人一組のセットで対比させていく伝記22編と、セットだが対比ではない単独伝記4編からなる。“プルターク”は、プルタルコスの英語名である。本巻には、テセウス・ロムルス・テミストクレス・ペリクレスの4名の伝記を収録。
  • プロポーズの罠
    -
    文学賞を射止めた最高の夜に、こんな不快な気分になるなんて。何もかも、あの憎いダミアンのせいよ。デビューして間もない伝記作家のエミリーは、現在、大女優だったダミアンの叔母の伝記に取り組んでいる。そして授賞式の帰り道、ダミアンに脅されたのだ。「叔母の伝記を出版したら、きみを告訴する」そうなれば作家生命が危うくなるどころか、路頭に迷ってしまう。エミリーは闘う覚悟をしたが、数日後、彼は奇妙な案を提示してきた。「君の借金を肩代わりするから、僕の書類上の妻になってくれ」お金と結婚で私を縛るつもり? エミリーはただ唖然とした。

    試し読み

    フォロー
  • プーチン(上):生誕から大統領就任まで
    4.0
    「最新かつ最良のプーチン伝」池田嘉郎氏推薦! 本書は、「世界が対峙している男」、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの生誕から、ウクライナ戦争に至る現在までの70年を網羅した、圧巻の伝記だ。 プーチンの幼少年・青年期以来の個人的な資質、その後の経歴から得た歴史観、社会観、手法、西側との関係性を丹念に追いかけ、詳述する。彼自身の言動や各種情報源を無批判に羅列するのではなく、同じ内容に関する彼の発言の変化をとらえた上で比較考察し、さらにその変化そのものから背後にある真相を把握するという、きわめて周到な分析を試みている。これが、本書の記述の信頼性を増し、本格的な伝記たる所以だ。 BBC特派員(モスクワ、ワシントン)を経て、伝記作家として活躍する著者は、ロシアのウクライナ侵攻後に本書に加筆しているが、この暴挙も、以前に執筆した内容に見事に当てはまり、違和感がない。それまでの検証の正しさが、図らずも証明された形となっている。 8年がかりの調査取材によって執筆された本書は、読みやすさと充実のボリューム、高い精度の分析を兼ね備え、類書の追随を許さない。まさに「プーチンの真実」に迫る必読の書。
  • ヘレン・ケラー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見えない、聞こえない、しゃべれない! それでも負けない女の子ヘレン・ケラーが世界を変える、本当にあった物語。 ●「はじめての伝記えほん」シリーズ● 伝記は生き方のお手本! 実話ならではのドラマを絵本として楽しめ、読み聞かせにも、ひとり読みにもぴったり! 巻末には、地図や年表、解説を掲載。偉人の人生について、さらに理解が深まります。
  • ヘレン・ケラー(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界のヒーロー&ヒロインたちは子どものころ何をしていたのか、何を考えていたのか、わかりやすいマンガや解説で読めるシリーズ、世界の伝記NEXT。この本で取り上げるのは、三重苦の困難をもちながら、常に前進しつづけたヘレン・ケラー。野生児のような子供時代から、苦闘する学生時代、人を助ける活動家としての時代まで。「言葉」を知ることで始まった奇跡の人生を描きます。
  • ヘレン・ケラー自伝 (新装版)
    3.0
    ヘレン・ケラーは19世紀後半、アメリカに生まれた社会福祉活動家です。この本は彼女が22歳のときに書いた『わたしの生涯』の翻訳として、かつて刊行されたものをもとにしています。見えない、聞こえない、話せない、の三重苦を、驚くべき努力と周囲の支援で乗り越え、やがて障害者教育、福祉の発展に尽くしました。 巻末には、ヘレンの教育者・サリバン先生の生涯について、東海大学教授・鳥飼行博氏の解説を収録。
  • ヘレン・ケラー物語
    5.0
    ヘレン・ケラーは幼いころ、病気のせいで、目が見えなくなり、耳が聞こえなくなりました。7歳のころ、家庭教師のサリバン先生に出会い、はじめて「ものには名前がある」ことを知ります。サリバン先生とともに、数々の困難を乗り越え、多くの人々に勇気をあたえた女性、ヘレン・ケラーの伝記。<カラー口絵、年表つき 小学中級以上 すべての漢字にふりがなつき>
  • ベギン運動とブラバントの霊性
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 一二世紀の都市の勃興とともに都市には多くの女性が流入した。中でも現在ベルギーであるブラバントの諸都市には、手仕事や病人の看護などをしながら、相互扶助の敬虔な協同生活を営む女性信徒の一団が自然発生的に形成され、ベギン運動として展開していった。自由な生活形態を許す在俗の信徒集団である彼女らの運動は、異端視されることもあったが二〇世紀に至るまで存続した。本書はサン=ティエリのギヨームを源泉として、神の接触を求め霊的一致へと向かう霊性の系譜を、女性史をも視野に入れて考察した霊性史の先駆的試み。 【目次より】 凡例 目次 序言 第I部 サン=ティエリのギヨームの霊性 第一章 サン=ティエリのギヨームとその時代 一 ベルナールとの出会い 二 修道院の改革 三 方法をめぐる異議申し立て 第二章 サン=ティエリのギヨームの霊性 一 愛と理性 二 経験の学問 三 オリゲネスの発見 四 人との出会い 霊的一致 五 愛による知 第II部 ベギン運動とその霊性 第一章 ブラバントのベギン運動 一 研究史と初期のベギン運動 二 ベギンの語源 第二章 ワニーのマリと初期のベギン 一 『ワニーのマリ伝』とカタリ派 二 キリストの人性の信心 三 ベギンと教会 第三章 ハデウェイヒの霊性 一 生涯 二 作品 三 ハデウェイヒの霊性 第III部 ルースブルークの霊性 第一章 ルースブルークの生涯と作品 一 伝記史料 二 ブリュッセル時代 三 グルーネンダール時代 四 ジェルソンの批判 第二章 霊性の系譜 サン=ティエリのギヨーム・ハデウェイヒ・ルースブルーク 一 ルースブルークとサン=ティエリのギヨーム 二 ルースブルークとベギン 結論 あとがき 註 文献目録 略号表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 國府田 武 1941年生まれ。上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。ルーヴァン大学留学。東海大学文学部教授。博士(史学)。 著書に、上智大学中世思想研究所編『中世の修道制』同編『聖ベネディクトゥスと修道院文化』など、 訳書に、F.ブリュシュ他『フランス革命史』、赤木昭三他編『パスカル全集』第1・2巻、(共訳)L.コニェ『キリスト教神秘思想史 3 近代の霊性』(共訳)などがある。
  • 勉強好きな子が育つ パパの習慣
    3.0
    子どもの学力向上のために力になりたいのに、どうしたらいいかわからない。仕事で家にもあまりいないし……そんな忙しいサラリーマンパパでも大丈夫! ちょっとしたお父さんの心がけで、子どもは「勉強が楽しい!」と思えるようになります。「子どもの質問には『一緒に調べよう』で返そう」「伝記の読み聞かせは効果大」など、簡単なのに、やるとやらないとでは大きく差のでる52の方法を厳選して紹介。
  • ベートーベン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 音楽が大好きな男の子が、音が聞こえなくなっても、音楽でみんなを感動させる、本当にあった物語。 ●「はじめての伝記えほん」シリーズ● 伝記は生き方のお手本! 実話ならではのドラマを絵本として楽しめ、読み聞かせにも、ひとり読みにもぴったり! 巻末には、地図や年表、解説を掲載。偉人の人生について、さらに理解が深まります。
  • ベートーベン
    5.0
    カラーイラスト満載で、低・中学年から楽しく読める伝記シリーズ第4巻。耳の病気などの困難を努力と意志でのりこえ、感動的な名曲を作りつづけた作曲家ベートーベンの伝記物語。ひと目で分かる人物ガイドと、偉人がもっと好きになる巻末とじこみ新聞つき。
  • ベートーヴェン捏造
    4.2
    「運命」は、つくれる。 犯人は、誰よりもベートーヴェンに忠義を尽くした男だった── 音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の全貌に迫る歴史ノンフィクション。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【イントロダクション】 「事件」が発覚したのは、1977年――ベートーヴェン没後150年のアニヴァーサリー・イヤー。 震源地は、東ドイツの人民議会会議場で開催された「国際ベートーヴェン学会」。 ふたりの女性研究者が、ベートーヴェンの「会話帳」――聴覚を失ったベートーヴェンがコミュニケーションを取るために使っていた筆談用のノート――に関する衝撃的な発表を行った。 会話帳に、ベートーヴェンの死後、故意に言葉が書き足されている形跡を発見したという。 犯人は、ベートーヴェンの秘書、アントン・フェリックス・シンドラー。 ベートーヴェンにもっとも献身的に仕えた「無給の秘書」として知られた人物である。 ベートーヴェン亡きあとは全部で3バージョンの伝記を書き、後年の──あるいは現代における「楽聖べートーヴェン」のパブリックイメージに大きな影響を及ぼしていた。 たとえば、ベートーヴェンが『交響曲第5番』冒頭の「ジャジャジャジャーン」というモチーフについて「運命はこのように扉を叩くのだ」と述べたという有名なエピソードは、シンドラーの伝記を介して世に広められたものだ。 そんな人物が、会話帳の改竄に手を染めていたとなれば。 それはベートーヴェン像の崩壊に等しかった。 以降、シンドラーは音楽史上最悪のペテン師として、研究者や音楽ファンから袋叩きに遭うことになる。 だが、彼をいたずらに非難することは本当に正しいのだろうか。 シンドラーのまなざしに憑依する──つまりは「犯人目線」で事件の全貌を追うことによって、いまいちど、彼が「嘘」をついた真の動機を明らかにすべきなのではないだろうか。 生い立ち、学生時代の行状、ベートーヴェンとの関係。 ベートーヴェンの死後、会話帳改竄に至るまでの経緯。 罪を犯したあと、どうやってそれを隠しとおしたのか。 そして、100年以上にわたってどのように人びとをだまし続けたか。 それらを知らずして、音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の真相に迫ることはできない。 音楽史上最悪のペテン師を召喚し、彼が見た19世紀の音楽業界を描き起こす前代未聞の歴史ノンフィクション ――ここに開幕。 新聞 ・「中日/東京新聞」 2018年10月28日付朝刊 /三品信氏(中日新聞文化部記者) ・「共同通信」2018年11月24日以降地方紙配信/江川紹子氏(ジャーナリスト) ・「読売新聞」2018年11月25日付朝刊/宮部みゆき氏(作家) 雑誌 ・「週刊現代」2018年11月17日号   ・「週刊文春」2018年11月22日号 ・「小説すばる」2018年12月号/栗原裕一郎氏(評論家) ・「音楽の友」2018年12月号/小沼純一氏(音楽・文芸批評家、早稲田大学文学学術院教授) ・「モーストリー・クラシック」2019年1月号/澤谷夏樹氏(音楽評論家) ・「週刊ポスト」2018年12月3日号/井上章一氏(国際日本文化研究センター教授) ・「ぴあクラシック」Vol.49 2018/19冬/橘ララら氏(ライター)

    試し読み

    フォロー
  • ペガサスの記憶
    3.6
    桐島洋子と三人の子供たちが繋ぐ家族の物語。 「この伝記を読めば、なぜ私たちが桐島さんにあれほど熱狂したかわかる」・・・林真理子(作家) フリージャーナリストとしてマス・メディアで活躍するかたわら、未婚のまま、かれん、ノエル、ローランドの三姉弟を育て上げ、「女性の自立と成熟」の代名詞として女性の絶大なる人気を集めた桐島洋子による、破天荒で波瀾万丈な自伝に加え、三人の子供達が、母への思いを存分に綴った、最初で最後の「桐島家」本格自叙伝。長年の桐島洋子ファンをはじめ、自分らしく生きることを模索する現代の女性たちに、年代を超えて勇気と元気を与えてくれる1冊。 「大胆不敵で聡明で驚くばかりの行動力。お嬢様育ちで女王様のようでもあり、恋をすると熱烈――」(桐島かれん) 「人間としての母に対する私たちのリスペクトは揺るぎないものです。その絆はどんなことがあっても変わりません」(桐島ノエル) 「現代のシングルマザーたちが置かれている環境も大変ですが、母の生き様が少しでも励みになってくれたら幸いです」(桐島ローランド) 今こそ知りたい! 「桐島洋子」という生き方。
  • 方丈記/水木しげるの泉鏡花伝 水木しげる漫画大全集
    4.0
    <「水木しげる漫画大全集」FINAL SEASON!> 「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」といった代表作はもちろん、幻の貸本や新聞掲載の1コマ漫画まで、あらゆる水木漫画をコンプリート。未収録原稿や、カラーイラストなども余すことなく収録した唯一無二の完全版をお届けします。京極夏彦責任監修『水木しげる漫画大全集』第3期全35巻刊行開始!! 『水木しげる漫画大全集』(20132015)、第3期、第15回配本。 ★収録作品 「方丈記」「水木しげるの泉鏡花伝」 ★資料編 ★解説「『ねずみ男』と呼ばれて」山岸凉子(漫画家) ★初出一覧 ★付録「茂鐵新報」330号(通巻98号) ・ある日の一言「鏡花もやっぱり“霊”について解っていたから」 ・解題「方丈記/水木しげるの泉鏡花伝」 (ほか) ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず―― 平安鎌倉期を生きた歌人、鴨長明の苦労に満ちた人生を描いた、伝記漫画「方丈記」。さらに、「黒猫」「高野聖」といった代表作のコミカライズと共に、明治大正期に活躍した文人、泉鏡花の生涯を描いた、「水木しげるの泉鏡花伝」。孤高の文学者の伝記2作品を収録! ★解説「『ねずみ男』と呼ばれて」山岸凉子(漫画家)
  • 北条義時(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年の大河ドラマ主人公として注目される北条義時。平安時代の末期に生まれ、姉の政子が源頼朝と結婚したことから運命が動き出します。頼朝に仕えて平氏をたおし、鎌倉幕府でも活躍。さらに頼朝の死後、朝廷との争いである承久の乱に勝利します。明治時代直前まで続く「武士の世」を確立させた北条義時の生涯を、まんがでわかりやすく紹介します。
  • 報徳論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二宮翁一生の事績を正しく記し、後続する伝記すべての原本となった名作『報徳記』から四十年。翁の女婿として翁に深く親炙した著者が、報徳思想の精髄を論ず。
  • 「星の王子さま」物語
    3.5
    従来の伝記的事実を丁寧に洗い直し、最新の資料・研究をもとに新たな解釈を提示。作品の物語世界と作者の実人生とが偶然にも重なり合い、その最晩年に美しく見事に結晶する様を描く。
  • 星の光源 ~アン・マンズフィールド・サリヴァン異聞
    -
    1巻1,485円 (税込)
    「1866年、4月14日。太陽はすでに昇っていた。人間の目には見えないが、太陽の左には金星、右に水星が並んでいた。(中略)この3つが並ぶと、知的な会話能力とそれにまつわる有能な人脈が形成される暗示になる。アン・マンズフィールド・サリヴァン・メイシーは、その星を持って生まれようとしていた」(本文より)。ヘレン・ケラーと出会う前の、教師の萌芽までを描いた伝記小説。
  • 星をつかみそこねる男 水木しげる漫画大全集
    完結
    2.0
    水木しげる初の長編伝記作品、「星をつかみそこねる男」を一挙収録。単行本での描き下ろし追加ページに加え、幻の関連作「幕末の親父」を初出時のまま収録した、まさに水木流新撰組の決定版! 水木ならではのユーモアと哀愁を交え、世に知られた英雄像とは異なる滑稽だが等身大の人物像を描く、唯一無二の近藤勇伝。 ★解説「徹底して突き放した俯瞰の笑い」黒鉄ヒロシ(漫画家)
  • 本能寺の変
    4.0
    本能寺の変は、光秀と信長・秀吉のあいだに渦巻いた愛と憎しみの葛藤の結果であった。現在、考えられる限りの史料を渉猟し、想像力と構想力を駆使して著者が浮かび上がらせた本能寺の変の真実。それは情念と情念の交錯する壮大なドラマであった。本書は学問としての歴史と伝記、それに文学創作を融合させて世に問う新しい試みである。

    試し読み

    フォロー
  • 牧師が語る仏法の師
    5.0
    米国バプテスト教会の牧師が語る宗教間対話の旅路。ガンジー、マーチン・ルーサー・キング、池田大作を師とした非暴力運動の展開を、著者自身の数々のエピソードを交えて綴る。原著(A Baptist Preacher's Buddhist Teacher)は、世界各国の独立系出版社から発刊された優秀書籍を顕彰する、第23回「インディペンデント・パブリッシャー・ブック・アワード」の「宗教(東洋・西洋)」部門で「金賞」を受賞、過去2年間に全米で発刊されたキリスト教関連の優れた書籍に贈られる「2019イルミネーション・ブック・アワード」の伝記・回顧録部門でも「金賞」を受賞。大学の神学部の授業などでも活用されるなど、高い評価を受けている。
  • 凡人伝
    -
    主人公の英語教師はあるときふと思い立つ。世に偉人伝は数多あるが、第二のナポレオンは現れない。ならば失敗に鑑みる『凡人伝』を書くほうがよほど有益だ。神童と謳われ、その後凡人の道を歩む自分の伝記を書こう、と。自然主義、プロレタリア文学隆盛時に全く新たな分野を開拓、「ふつうの人々」の生活に寄りそい、上質で良識ある笑いを文学にもたらした、ユーモア小説の第一人者による傑作長篇。
  • ポール・ローマーと経済成長の謎
    4.0
    ●2018年ノーベル経済学賞受賞者ポール・ローマーの画期的な経済成長論をめぐる物語 ●『大停滞』などで知られる経済学者タイラー・コーエンが激賞! 「偉人としてのポール・ローマーにスポットを当てた本としては、ウォルシュのこの本がある。科学読み物としても伝記としても非常に優れた作品」 「1990年10月、シカゴ大学の経済学者である36歳のポール・ローマーが主要学術雑誌に経済成長の数学的モデルを発表すると、2世紀以上にわたって正式には認められず日陰の存在だった知識経済学が、ようやく脚光を浴びるようになった。この論文には、簡単そうにも難解そうにも受け取れる『内生的技術変化』(Endogenous Technological Change)というタイトルがついていた。」(本書序章から) 技術革新を経済成長論に取り込んだことで2018年にノーベル経済学賞を受賞したのがポール・ローマー。この経済学者としては異色の生き方をしたローマーを縦糸に、アダム・スミス『国富論』以来の「謎」として残された「ピン工場」と「見えざる手」の矛盾、その後の経済学では「収穫逓増」と「収穫逓減」の対立をめぐる経済成長論の変遷を横糸として、経済理論をめぐる古今の経済学者の人間劇を描く。 登場する経済学者はノーベル賞のスターらがずらり。ロバート・ソロー、ロバート・ルーカス、ポール・クルーグマン、ポール・サミュエルソン、ケネス・アロー、宇沢弘文らだ。解説は、ローマーのロチェスター大学時代に師事した佐々木宏夫・早稲田大学教授。
  • マイヤ・プリセツカヤ
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どんなにつらく悲しくても、くじけずに、世界にはばたくバレリーナになった女の子の、本当にあった物語。 ●「はじめての伝記えほん」シリーズ● 伝記は生き方のお手本! 実話ならではのドラマを絵本として楽しめ、読み聞かせにも、ひとり読みにもぴったり! 巻末には、地図や年表、解説を掲載。偉人の人生について、さらに理解が深まります。
  • マイヤ・プリセツカヤ
    3.5
    ソ連の首都モスクワで生まれたマイヤは、バレエ学校に入学し、幸せな日々を送っていた。しかし、スターリンの粛清により父は逮捕され、母も行方不明になってしまう。バレエ学校卒業後、マイヤはボリショイ・バレエに入団し、トップスターとして活躍する。だがその一方で、ソ連当局から24時間監視され、海外公演も許されなかった。さまざまな政治的圧力がかけられるなか、バレエを踊るために闘い続けた偉大なバレリーナの物語。
  • 牧野富太郎ものがたり 草木とみた夢
    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    小学校中退の独学で日本初の本格的な植物図鑑を送り出し、「日本の植物学の父」とよばれた牧野富太郎。 貧しさや困難に見舞われながらも「草を褥に木の根を枕 花と恋して九十年」の言葉どおり、ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生涯を、簡潔な文と美しい絵で描く、あたらしい伝記絵本。 巻末に国立科学博物館植物研究部研究主幹・田中伸幸氏の解説と、作中に描かれた牧野富太郎ゆかりの植物一覧を掲載。見返しに年譜つき。

    試し読み

    フォロー
  • マクシム・ゴーリキイの伝記 幼年時代・少年時代・青年時代
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • マザー・テレサ 愛と祈りをこめて
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「すべてを捨てて、貧しい人のためにはたらきなさい」ある時、神様の声を聞き、生涯を神への信仰と、恵まれない人びとの救済に捧げたマザー・テレサ。その生涯を、代表的な場面とマザーのメッセージとともにわかりやすく紹介します。「あなたにもすばらしいことができます。あなたも望まれて生まれてきた大切な人なのです」世界中から今もなお敬愛され続けている偉人を知る感動の伝記絵本です。マザー・テレサ(1910~1997年)は、わが子の幸せをひたすら願う母親のように、苦しむ人のために、どこへでも出かけて行きました。目の前のひとりひとりを大切な人として、愛と祈りをこめて奉仕しました。そして、亡くなってもなお、世界中の人々から「マザー(お母さん)」としたわれ、尊敬されています。きっと、今も天国から、私たちを見守り勇気づけてくださっているでしょう。――中井俊已
  • マザー・テレサ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神様の教えにみちびかれ、テレサはひとり、遠い国へ! 弱い人、貧しい人に尽くしたテレサの、本当にあった物語。 ●「はじめての伝記えほん」シリーズ● 伝記は生き方のお手本! 実話ならではのドラマを絵本として楽しめ、読み聞かせにも、ひとり読みにもぴったり! 巻末には、地図や年表、解説を掲載。偉人の人生について、さらに理解が深まります。
  • マザー・テレサ 愛の贈り物 世界の母が遺してくれた大切な教えと言葉
    -
    本書は伝記ではありません。マザー・テレサに救われた日本人たちの真実の物語です。貧しい人たちに尽くしたことで知られるマザー・テレサ。彼女はなぜ、世界中から愛されるのでしょうか。それは、インドの人々だけではなく、世界中の寂しく傷ついた心を救ってきたからかもしれません。本書では、100回以上のインド訪問を通してマザー・テレサと出会い、帰天の日にも立ち会った経験を持つ著者が、彼女の大切な教えと言葉を紹介します。学校や家庭から見捨てられ、「自分なんて生まれてこなければよかった」と嘆く子どもたちを癒したマザーの温かい言葉、視力を失くし塞ぎ込んでいた女性を包んだ彼女の真心、子どもたちを救うために警察官を辞め、マザーと出会い、ボランティアに生きた男性の決意……。日本人たちの実話を交えつつ明かされる、生前のマザーが本当に伝えたかったメッセージに、思わず涙がこぼれる一冊です。マザー・テレサ列聖を記念して文庫化。

    試し読み

    フォロー
  • マザー・テレサ(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心の貧しさこそひと切れのパンの飢えよりももっと貧しいことなのです。マザー・テレサは、インドのコルカタでなやみ苦しむ人のために、努力をおしまず働きつづけ、ノーベル平和賞を受賞しました。多くの問題に立ち向かったそのすがたはわたしたちに心の勇気を教えてくれます。
  • マザー・テレサ (新装版)
    -
    マザー・テレサは、1910年マケドニアに生まれた修道女です。たったひとりでインドのコルカタのスラム街に入り、死ととなりあわせに生きる、もっともまずしい人びとをすくう活動を始めました。病人を看病し、孤児を育て、苦しむすべての人を愛し、生きる希望をあたえたのです。マザー・テレサのつくった「神の愛の宣教者会」は世界中で奉仕活動し、1979年ノーベル平和賞を受賞しました。
  • マシン・命
    -
    油まみれの栄冠――世界の自動車王・本田宗一郎の少年時代の熱い涙と生き様。その感動の物語をバロン吉元が懇切丁寧に、かつ愛情たっぷりに描いて話題をさらった好編だ。伝記という作品の性格上、一方的に主人公におもねるような作品もまま見受けられるなか、そこはさすがに天下のバロン吉元先生だ。マンガ本来の面白さ、特有の味わいも存分に味わわせてくれる。マンガ大好き人間も十分満足できる仕上がりなのだ。
  • ますむら・ひろし 宮沢賢治選集 1 グスコーブドリの伝記
    4.7
    天変地異による不作と飢饉に苦しむ農民達。飢饉により一家離散となったグスコーブドリは困難を乗り越え、火山局の技師となる。全ての人々の幸せを願い、飢饉を防ぐため彼が選んだ道とは?登場人物を猫に置き換えながらも宮沢賢治の世界を忠実に漫画で描き宮沢賢治学会よりイーハトーブ賞を授与された珠玉の作品をお届けします。◆収録作品◆グスコーブドリの伝記・猫の事務所・どんぐりと山猫・カイロ団長
  • また会う日まで
    3.8
    1巻3,800円 (税込)
    海軍軍人、天文学者、クリスチャンとして、明治から戦後までを生きた秋吉利雄。この三つの資質はどのように混じり合い、競い合ったのか。著者の祖母の兄である大伯父を主人公にした伝記と日本の近代史を融合した超弩級の歴史小説。『静かな大地』『ワカタケル』につづく史伝小説で、円熟した作家の新たな代表作が誕生した。朝日新聞大好評連載小説の書籍化。
  • マックス・ヴェーバー 主体的人間の悲喜劇
    4.0
    『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をはじめ、今も読み継がれる名著を数多く残した知の巨人マックス・ヴェーバー(一八六四―一九二〇)。その作品たちはどのようにして生み出されてきたのか。百花繚乱たるヴェーバー研究に新たな地平を拓く「伝記論的転回」をふまえた、決定版となる評伝がここに誕生!

    試し読み

    フォロー
  • 松下幸之助(学習漫画 世界の伝記NEXT)
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 松下電器産業(現パナソニック)を、小さな町工場から世界的な企業にまで成長させた人物は、和歌山県の裕福な家に生まれました。しかし、お父さんの仕事の失敗により、9歳で小学校をやめて、自転車店などで働きはじめます。そのころみがかれた商人としてのセンスは、自分で作った会社を経営するのに非常に役立ちました。世界恐慌・第二次世界大戦などの数かずの困難も、前向きで素直な心で乗り越えていく幸之助は、日本一のお金持ちになり、いつしか『経営の神様』とよばれるまでになります。常に広い視野と柔軟な心で対応し、書いた本やその言葉が、いま現在もたくさんの人びとの心に響きつづけている幸之助。その一生を、漫画で学びましょう。
  • 魔都紅色幽撃隊 ~FIREBALL SUMMER GIG~
    3.5
    今井秋芳監督(「東京魔人學園」ほか)が手がける學園ジュヴナイル伝記「魔都紅色幽撃隊」の公式ノベル!!  霊と戦う出版社・夕隙社とそれに関わる少年少女たちのひと夏をオリジナルストーリーで描く。青春と友情、成長の物語。 【STORY】  “霊”と戦う出版社「夕隙社」に訪れた夏休み。  気前のいいクライアントからの招待で、主人公・東摩は仲間たちと共に奄美大島へと飛ぶ。青い空、どこまでも続く澄んだ海、キラキラと輝く白い砂浜。大自然を満喫する一行だが、露天風呂に出現した「落ち武者の霊」をきっかけに、不可解な出来事が起こってゆく。  そして流星群―――FIREBALL――が降り注ぐ夜、遂に戦いの火蓋が切って落とされた…! 『魔都紅色幽撃隊』完全オリジナルストーリー。
  • 学び直す日本史<中・近世編>
    -
    日本の中・近世は、武士が大活躍した時代。壇ノ浦の戦い、応仁の乱、本能寺の変、関ヶ原の戦い……誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。約700年間に及ぶ武士政権の時代を1冊にまとめたのが本書です。1章で「源氏の時代」、2章で「南北朝の動乱」、3章で「戦国時代」、4章で「秀吉の天下統一」、そして5章で「徳川幕府」を扱っています。本文に加えて、人物関係や地理上の位置関係を図表でわかりやすく解説。また、合戦の様子を描いた「屏風」を掲載することで、臨場感あふれる構成となっています。さらに欄外の「その時世界は」「人物伝記」「用語解説」で詳細な情報も網羅。また、「頼朝は富士川の合戦に参戦していない?」「無礼講は下着姿で?」「桶狭間古戦場は2箇所ある?」「松平定信は賄賂を渡して出世!?」「葛飾北斎の娘の名は『オーイ』?」などのこぼれ話も収録。

    試し読み

    フォロー
  • マリー・アントワネット(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オーストリアの皇女として生まれたアントワネットは、14歳でフランスに嫁ぐが、近代社会の始まりとなったフランス革命のなかで、幸福の歯車は狂っていく。断頭台に消えた王妃、37年の人生を追う――。世界の伝記に「NEXT」が登場。世界のヒーロー&ヒロインたちは子どものころ何をしていたのか、何を考えていたのか、わかりやすいマンガや解説で読める!
  • マリー・キュリー
    -
    カラーイラスト満載で、低・中学年から楽しく読める伝記シリーズ第14巻。放射線を研究し、ポロニウムやラジウムを発見。世界ではじめて二度のノーベル賞を受賞した女性科学者マリー・キュリーの伝記。カラー絵で楽しく読め、巻頭図解や新聞つき。
  • マリー・キュリー
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 科学の先生にあこがれたマリーが、世界ではじめて2度のノーベル賞をとるまでの、本当にあった物語。 ●「はじめての伝記えほん」シリーズ● 伝記は生き方のお手本! 実話ならではのドラマを絵本として楽しめ、読み聞かせにも、ひとり読みにもぴったり! 巻末には、地図や年表、解説を掲載。偉人の人生について、さらに理解が深まります。
  • マリー・キュリー(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界のヒーロー&ヒロインたちは子どものころ何をしていたのか、何を考えていたのか、わかりやすいマンガや解説で読めるシリーズ、世界の伝記NEXT。この本で取り上げるのは、新しい元素ラジウムの発見と放射能の研究により二度のノーベル賞受賞に輝く女性科学者マリー。19世紀末~20世紀初頭、人類の幸せのために科学の分野を進み続けた元祖理系女子の生涯を描きます。
  • マルいアタマをもっとマルく! 日能研クエスト 歴史人物伝 織田信長 日本をかえた天才の野望
    -
    三英傑の一人にして、「天下布武」を打ち出し、戦国時代を終焉へと向かわせた、希代の英雄織田信長。「比叡山焼き討ち」「楽市・楽座」「長篠の戦い」など、古い時代を打ち壊し、新しい時代を創造し続けた天才の生涯を物語とコラムを交えながらわかりやすく解説。ただの伝記ではなく、信長の「天才性」とはいったいなんだったのか? どのように時代をかえたのか? に注目した、画期的な歴史人物伝です。
  • マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    新札の肖像に選ばれた、渋沢栄一(1万円札)、津田梅子(5千円札)、北里柴三郎(千円札)の名言や人生が、カラーのマンガと物語で楽しく読める! 福澤諭吉、夏目漱石、野口英世、紫式部、樋口一葉、新渡戸稲造ら旧札の偉人たちのマンガ伝記も併録。
  • まんが日本の歴史と偉人伝
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の歴史を時系列でわかりやすく、偉人の伝記とともにまんがで解説。聖徳太子の時代から、戦後の日本までをまんがで楽しく学べる1冊。
  • マンガ マーク・モビアス ──新興市場ファンドの父
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20年で36000%の驚異的成長! エマージングマーケットの第一人者 熱狂と崩壊―― "BRICs" という言葉が誕生する16年も前に、 未知の荒海に乗り出した探検家がいた。彼の名はマーク・モビアス。 BRICsからアフリカまで、まだ誰にも注目されていない企業を探し 自家用ジェット機で、年200日以上は新興諸国を飛びまわる! エマージング投資の第一人者が教える 究極のバリュー企業の発掘ルール “BRICs”(ブラジル・ロシア・インド・中国)や“ポストBRICs”など 経済発展が期待される新興国への投資に注目が集まる中 新興市場投資で20年間、トップファンドマネジャーとして 君臨し続けるマーク・モビアス。 彼の率いるチームは スタンダード&プアーズ、マイクロパル、モーニングスター CNBC、ロイターなど世界中から100以上もの名声ある賞を受賞している。 すべての崩壊は次のブームの種を宿している。 グローバル投資の大原則とは? 徹底した長期分散、グローバル投資の方針で過去20年で100カ国以上 16,000社以上の企業を、自らの足で訪れ有望な成長企業を発掘した モビアス流投資法を読み解くカギとは・・・ ・5年先を見つめた割安企業の発掘――長期バリュー投資 ・世界中の複数の卵を複数のかごにもる――国際分散投資 ・選ぶのは国ではない、企業だ――ボトムアップアプローチ 政治的混乱や経済変動が激しい新興国市場において、己の目と足で 成功を築き上げたエマージング投資、第一人者の伝記コミック。
  • マンガ 名言で読む感動の偉人伝 愛と勇気にあふれた人々
    -
    「名言」を切り口とした、古今東西の偉人たちの感動の物語。勇気と愛で困難を乗り越えた人々の人生がわかり、読者自身の考え方も変わるはず。1人=10ページくらいだから読みやすい(約40人を収録)。オールカラー。
  • マンガ 名言で読む感動の偉人伝 自分らしく生きた人々
    -
    「名言」を切り口とした、古今東西の偉人たちの感動の物語。自分ら聞しく生き、何かをなしとげた人々の人生がわかり、読者自身の考え方も変わるはず。1人=10ページくらいだから読みやすい(約40人を収録)。オールカラー。
  • 三浦綾子 電子全集 愛の鬼才―西村久蔵の歩んだ道
    3.0
    キリスト者としての西村久蔵の一生を克明に描いた伝記小説。 札幌の小さな牛乳販売店の長男として生まれ、札幌商業学校の教師となり、洋菓子店ニシムラ(後の西村食品工業)を創業した西村久蔵。わけへだてなく人々に大きな深い愛をもって尽くし、著者・三浦綾子にとっても心の師であった久蔵の、キリスト者としての一生を克明に描いた伝記小説。北海道銘菓「ユカたん」「レモンケーキ」などを作り上げた、初期の試行錯誤の様子も描かれている。 1981年(昭和56年)日本テレビ系列で、西村食品工業とそれに携わった人々をモデルにしたヒューマンドラマ「百円ケーキの店」を放送。聴覚障がい者のためのケーキ店を描いた。 「三浦綾子電子全集」付録として、「忘れ得ぬ人 忘れえぬ言葉」のテーマで書かれた主人公・西村久蔵についてのエッセイを収録!

    試し読み

    フォロー
  • 三浦綾子 電子全集 新しき鍵―結婚について考える
    -
    半生を共に歩む夫・三浦光世氏の生い立ちを綴りながら、嫁ぐ前の若い女性に宛てた手紙形式でやさしく語りかけるエッセイ。 「結婚生活には、思いがけない(中略)ことがある。(中略)苦しさやなにかを乗り越えていくと、いろんな不思議なよいことがたくさん発見できていく。そういうところで、やっぱり結婚生活って無限にすごいことだなと(後略)」(巻末対談)。夫・三浦光世氏の生い立ちを綴りながら、貧しさについて、美について、罪について、赦しについて、愛について、そして結婚についてを、嫁ぐ前の若い女性に宛てた手紙形式でやさしく語りかける好エッセイ。光世氏の伝記としても読むことができる。巻末には、綾子・光世夫妻の結婚36年の対談も掲載。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による結婚生活について記したエッセイ「新婚旅行」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)
    3.5
    虚飾のない、血のかよった人間味溢れる「ちいろば先生」こと榎本保郎牧師の姿を描く、伝記小説。 貧しい家庭に育ち、家の手伝いをしながらも、中学に合格し、積極的な活動をしていた榎本保郎。しかし満州から復員してから、虚無に陥り、生きる目的を失ってしまう。苦労して同志社大学神学部の聴講生になったものの、自殺騒動を起こしてしまうのだ。徐々に落ち着きを取り戻し、神学部にも復学し、神への献身を決意するのだが・・・。 自らをイエスの乗り物、小さいロバに擬し、生涯を伝道に捧げた榎本康郎牧師の壮絶な生と死を綴った伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、主人公・榎本保郎の弟・栄次氏が新潟の高校校長になったときの三浦綾子のお祝いの言葉を収録!

    試し読み

    フォロー
  • 三浦綾子 電子全集 母
    4.2
    『蟹工船』の著者・小林多喜二の母・セツの波乱に富んだ生涯を描いた伝記小説。 秋田の貧しい家に生まれたセキは、農家の小林家に嫁ぐが、長男の死を機に北海道小樽に一家で渡り、パン屋を経営する。伯父の援助で進学した次男の多喜二は、卒業後、銀行に勤め、家計を支えるようになるが、反国家権力の小説により、何度か投獄され、そしてついには・・・。 プロレタリア文学で後生に名を残した『蟹工船』の著者・小林多喜二と、その母・セツの波乱に富んだ生涯を描いた伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、「母」を元にした舞台上演への寄稿文、夫・三浦光世氏による「創作秘話」、愛用のパーキンソン病患者用の椅子写真を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり
    3.4
    日本初のドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の骨太な波乱に満ちた生涯を描く伝記小説。 家の事情で、幼いころ生母と別れ、養子となり、一攫千金を夢見て16歳で家を飛び出す五十嵐健治。さまざまな仕事に就いては、投げ出すという奔放を繰り返す中で、キリスト教に目覚める。紆余曲折を経て、三越百貨店の宮中係となり、そして、日本で初めてのドライ・クリーニング店「白洋舎」を創業した五十嵐健治の波乱に富み、しかし骨太な一生を、一人語りで綴った伝記小説。網羅的ではあるが、明治・大正・昭和の主要な出来事が紹介され、一種の近現代史にもなっている。 「三浦綾子電子全集」付録として、白洋舎発行の雑誌に寄稿した本書を書き終えた感想と、『氷点』の当選祝いに五十嵐健治氏から贈られた真珠のネックレス写真 を収録!

    試し読み

    フォロー
  • 三浦綾子 電子全集 われ弱ければ-矢嶋楫子伝
    4.0
    時代の常識を超えて新しい女性の創造に命を燃やした女子学院初代院長・矢嶋楫子(やじま・かじこ)の生涯 厳しい明治の世にあって、結婚、出産、離婚、そして郷里・熊本から上京し、教師の道を歩みながら妻子ある人の子を産んだ矢嶋楫子・・・。日本キリスト教婦人矯風会を結成し、禁酒、禁煙、廃娼運動を広く行う一方、女子学院の初代院長となる。愛と情熱のおもむくままに生きた新しい女性・矢嶋楫子93年の生涯を、著者が思いを込めて綴った伝記小説。 「三浦綾子電子全集」付録として、矢嶋楫子や女子学院、矯風会関連の写真と、「道南オリーブの会ニュース」発足10周年記念号に三浦綾子が寄せた文章「信仰の自治」を収録! 2013年に矢嶋楫子 生誕180周年。

    試し読み

    フォロー
  • みがわり
    3.7
    ファンを名乗る主婦から、亡くなった姉の伝記執筆を依頼された新人作家の律。その姉は生前の姿形が律と瓜二つだったという。取材のために主婦の自宅を訪れると、娘は驚愕の表情を浮かべ、夫は意味ありげに見つめてきた。伝記を書き進めるうち、依頼主の企みに気づいた律。姉は本当に死んだのか ――?孤独な姉妹の、時を超えた愛の物語。
  • ミケルアンヂェロ
    -
    ミケルアンヂェロは、いま、生きている。うたがうひとは、“ダヴィデ”を見よ! イタリアの自由都市フィレンツェの市民として生まれ、「屈従の手工芸から公共自由の芸術へ」と、民衆とともに歩んだミケルアンヂェロの伝記。昭和十四年、軍国主義下の暗い時代に、自由への熱い思いをこめて書かれた名著。

    試し読み

    フォロー
  • みすゞと雅輔(新潮文庫)
    4.2
    「みんなちがって、みんないい。」小さな命の輝きを詠った金子みすゞ。弟の雅輔(がすけ)は幼くして養子に出され、みすゞを姉と知らずに文学の友となる。新発見の雅輔の日記から浮かび上がる二人の文芸への情熱、青春の光と影、愛と嫉妬、みすゞの自死、永遠の別れ。大正デモクラシーに生まれた童謡詩が、戦争にむかう昭和に衰退する時代背景を描きながら、知られざるみすゞ像に迫る、画期的伝記小説。(解説・片山宏行)
  • 水の如くに~柔術の祖・関口柔心 不敗の生涯~
    -
    乱世から江戸の泰平へと移る時代、ただ無心に強さを追い求めた男がいた。関口氏心、のちの関口柔心。関口流柔術を創始した男。士分にありながら、捕手術(格闘)から居合い術まで様々な流派の極意を体得し、一対一の戦いでは絶対不敗の域に到達した。柔心はなぜこれほど純粋に強さを追求したのか。歴史に隠された最強武術家の姿が浮かび上がる傑作伝記小説。
  • 箕作り弥平商伝記
    3.5
    山深き秋田で、足は悪いが誰よりも美しい箕を作る若者・弥平。初めての行商では1枚も売れず。なんとか商いのコツを掴んだ弥平は勇躍、新天地の関東平野へ足を延ばすが、途方もない壁にぶち当たる。それは箕作りへの理不尽な差別。誇り高き職人がなぜこんな目に……。そして、弥平は1人の少女に恋をした。(講談社文庫)
  • 宮沢賢治
    3.5
    子どもの頃から自然とふれあい、豊かな感情の持ち主だった宮沢賢治。『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』など、童話や詩をたくさんつくり、子どもからおとなまで幅広く読まれています。彼の生涯をわかりやすく描いたコミックです。
  • 宮沢賢治(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 貧しい農民を救いたいと思っていた宮沢賢治は、得意な物語をつくることで、農民の暮らしを明るくしようとした。彼の物語は、自然を愛し、宇宙をまたにかける壮大なファンタジーとして実をむすぶ。※解説は収録されていません。
  • 宮沢賢治童話集 銀河鉄道の夜
    3.5
    収録作品「銀河鉄道の夜」「グスコーブドリの伝記」「雨ニモマケズ」「ふたごの星」「よだかの星」【小学中級から ★★】
  • 宮沢賢治童話・小説全集
    -
    人間の理想の生き方を追求し、独自の世界観を詩や童話に表現した宮沢賢治。今なお人々の心をとらえて離さない賢治の童話、小説全集決定版。 ●目次 【注文の多い料理店】 序 どんぐりと山猫 狼森と笊森、盗森 注文の多い料理店 烏の北斗七星 水仙月の四日 山男の四月 かしわばやしの夜 月夜のでんしんばしら 鹿踊りのはじまり 【童話・小説集】 秋田街道 あけがた 朝に就ての童話的構図 ありときのこ 或る農学生の日誌 イーハトーボ農学校の春 イギリス海岸 泉ある家 いちょうの実 茨海小学校 インドラの網 うろこ雲 おきなぐさ オツベルと象 女 貝の火 カイロ団長 蛙のゴム靴 学者アラムハラドの見た着物 風の又三郎 花壇工作 家長制度 丹藤川(「家長制度」先駆形) ガドルフの百合 雁の童子 革トランク 黄いろのトマト 疑獄元兇 気のいい火山弾 銀河鉄道の夜 グスコーブドリの伝記 クねずみ 蜘蛛となめくじと狸 車 黒ぶだう 虔十公園林 耕耘部の時計 氷と後光 さいかち淵 サガレンと八月 ざしき童子のはなし さるのこしかけ 山地の稜 シグナルとシグナレス 紫紺染について 十月の末 十六日 税務署長の冒険 セロ弾きのゴーシュ 台川 大礼服の例外的効果 谷 種山ヶ原 タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった チュウリップの幻術 ツェねずみ 月夜のけだもの 月夜のでんしんばしらの軍歌 土神と狐 土神ときつね 手紙 一 手紙 二 手紙 三 手紙 四 電車 毒蛾 毒もみのすきな署長さん 床屋 図書館幻想 とっこべとら子 鳥箱先生とフウねずみ 鳥をとるやなぎ 楢ノ木大学士の野宿 なめとこ山の熊 虹の絵具皿 二十六夜 沼森 猫 猫の事務所 バキチの仕事 化物丁場 函館港春夜光景 畑のへり 花巻農学校精神歌 花椰菜 林の底 ひかりの素足 ビジテリアン大祭 ひのきとひなげし 氷河鼠の毛皮 双子の星 二人の役人 二人の役人(旧字旧仮名版) 葡萄水 フランドン農学校の豚 ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記 ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ 北守将軍と三人兄弟の医者 星めぐりの歌 ポラーノの広場 洞熊学校を卒業した三人 マグノリアの木 祭の晩 まなづるとダァリヤ マリヴロンと少女 みじかい木ぺん めくらぶどうと虹 柳沢 やまなし 雪渡り よく利く薬とえらい薬 よだかの星 四又の百合 ラジュウムの雁 龍と詩人 若い木霊
  • 宮沢賢治の食卓
    -
    銀河鉄道の夜、風の又三郎などでおなじみ誰もが知っている宮沢賢治の作品と ともに紡がれるエピソードを食べ物と共にお届けします。魚乃目三太の人情味 ある描写で描かれる伝記グルメ浪漫。
  • 明恵 和歌と仏教の相克
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中世仏教を代表する僧の一人である、明恵(1173‐1232)の和歌を丹念に読み解きながら、和歌と仏教のかかわりを明らかにする。思想、文学、美術等、分野ごとに細分化しがちな明恵の研究を俯瞰し、これまで十分に解明されてこなかった、文学表現と仏教思想・信仰の連関を初めて本格的に究明。伝記や説話に関する基礎資料も整備した、明恵の総体的研究の礎となる一書。
  • ミレーの生涯
    -
    「芸術は命がけだ」--〈種まく人〉〈落穂拾い〉をはじめ、農民の真の美しさを描き続けた画家ミレー。感動の名画を生んだのは、波乱と苦難に満ちた生涯だった。ミレー生誕200年を機に貴重な伝記を復刊!
  • 明清文学の人びと(中国学芸叢書) 職業別文学誌
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 明清時代、文学の創作者・享受者の層は飛躍的に拡大すると同時に、作品にも実に様々な人びとが登場した。本書は、職業分化の進展したこの時代の文学を、身分・階層・職業別という独自の切り口で観察し、人びとと文学との関わりに焦点を当てる。著者は明末通俗文学の作者馮夢龍への関心を出発点に、白話小説を中心とする幅広い資料を探り、多様な視線が織りこまれた明清文学の魅力に迫る。作品の背景をなす社会の様相をも浮かび上がらせた文学的明清社会史ともいうべき、新しい文学史。 【目次より】 はじめに 一 本書の目的と構成 二 明清という時代 三 明清の文学 四 「俗」文学の時代 五 大衆化、大量化の時代 第一章 皇帝 一 「文」の主宰者としての皇帝 二 清代皇帝の文学 三 感傷的な皇帝像 四 遊ぶ皇帝 五 皇帝を描くリスク 六 皇帝に寄り添う影 宦官について 七 宦官のプラス面 八 文学作品中の宦官 第二章 受験生 一 読書人 二 士と庶 三 科挙の受験勉強 四 科挙の階段 五 試験場のありさま 六 合格すれば 七 科挙をめぐる小説 八 家庭教師のこと 第三章 官僚 一 科挙合格から 二 官僚の仕事 三 赴任途中の事故 四 官僚の身の危険 五 郷紳になる 第四章 農民 一 文学作品の中の農民 二 裁判文書に見える農民 三 農村の歌 四 農村の祭りと藝能 五 農民の物語 六 『紅楼夢』の農民 第五章 職人 一 文学の中の職人 二 工藝品の役割 三 玉職人の物語 四 園林を守る植木職人 五 歌の歌い手としての職人 第六章 商人 一 中国の士農工商 二 客商の場合 三 商人の伝記 四 詩を作る商人たち 五 中商人 六 小商人 第七章 医者 一 医者の地位 二 医者と文学 三 医者の詩、傳山の場合 四 小説に見える医者 五 『金瓶梅』の医者 六 笑話の中の医者 第八章 江湖の人々 一 江湖とは? 二 『水滸伝』 江湖の小説 三 小説の中の易者 四 旅藝人 第九章 奴僕 一 力を労する者 二 旅の道連れ 三 明末の奴変 四 阿寄の伝 五 奴僕の物語 六 悪しき奴僕 七 物語の中の婢 第十章 僧侶 一 明代の詩と仏教 二 清初における僧侶の詩 三 小説の中の僧侶 四 笑話の中の僧侶 五 破戒僧の肯定 参考文献 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大木 康 1959年生まれ。中国文学・文化学者。東京大学東洋文化研究所教授。 東京大学文学部中国文学専攻卒、同大学博士課程単位取得退学。文学博士。専門は、明代の通俗文芸、出版文化、科挙制度と知識人。 著書に、『明末のはぐれ知識人』『不平の中国文学史』『中国明清時代の文学』『中国近世小説への招待』『中国遊里空間』『馮夢龍『山歌』の研究』『明末江南の出版文化』『原文で楽しむ明清文人の小品世界』『明清文学の人びと』『「史記」と「漢書」』 『中国明末のメディア革命』『冒襄と『影梅庵憶語』の研究』『蘇州花街散歩 山塘街の物語』『馮夢龍と明末俗文学』『明清江南社会文化史研究』など、 訳書に、彭見明『山の郵便配達』 『中国古典小説選12.笑林・笑賛・笑府他』『現代語訳 司馬遷 史記』(編訳)などがある。
  • 紫式部
    -
    カラーイラスト満載で、低・中学年から楽しく読める伝記シリーズ第13巻。千年以上読みつがれる『源氏物語』の作者・紫式部の伝記が、カラー絵とやさしい文章で楽しく読める! ひと目でわかる人物ガイドと、歩みをおさらいできる年表つき。
  • 紫式部(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部の生涯を、美しい絵とドラマチックなストーリーでえがいた学習まんが! 漢学者の父のもとに生まれた紫式部は学問に秀でていましたが、当時、女性に学問はいらないといわれ、その才能をかくさなければなりませんでした。藤原宣孝と結婚して娘を産みますが、宣孝は病で亡くなってしまい、紫式部はその悲しみをうめるために『源氏物語』を書きはじめたとされています。それが、ときの権力者である藤原道長の目にとまり、宮中に出仕することに。出仕後も書きつづけられた『源氏物語』は、多くの人の心を打つ名作となったのです。謎にみちた紫式部の生涯を、わかりやすいまんがで楽しく読める1冊です!
  • 『紫式部集』歌の場と表現
    -
    1巻9,900円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『紫式部集』を伝記研究から解放し、自立した作品として捉える試み。特定の場において詠じられる歌は、個人的な感情とは別に、儀礼性に即した表現形式を必然とするが、歌集という統一性のある作品となる際、歌人の記憶や感慨において意味付けられ、再び選択・配列される。新たな原理に基づき編纂されたという視点から『紫式部集』を読み直す。
  • 紫式部集 付 大弐三位集・藤原惟規集
    -
    『源氏物語』の作者として名高い紫式部も,実名や伝記など詳しいことは知られていない.しかし,この集に収められた彼女のほぼ全生涯にわたる歌と詞書は,その勝気で聡明な少女時代から晩年までの生活や心情・人柄などを,細かく感じとらせてくれる.娘・大弐三位,兄・惟規の集も併せ,紫式部研究に不可欠の一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 紫式部日記 紫式部集論考
    -
    1巻14,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 当時の女流作家が手を染めた代表的ジャンルである、和歌と物語と日記に、一つずつ作品を残した、紫式部。彼女にとっての、「家集」とは、「日記」とは、何であったのか。紫式部の日記と家集。この二作品を、源氏作者の心理性向や伝記の資料として見るのではなく、それぞれに独立した作品として評価する。
  • メアリー・アニング
    4.3
    メアリー・アニングは、19世紀イギリスで、当時ほとんど知られていなかった魚竜や首長竜の化石を次つぎ発見した、元祖化石ハンター。貧しい海辺の町に育ち、生活のため化石を発掘・販売して暮らしていたメアリーが、ダーウィンの「進化論」にまで影響をあたえる大発見で学術界にその名を残すようになるまでの、数奇な物語です。
  • 明治人物夜話
    -
    明治天皇の御逸事、大西郷の一言、海舟邸の玄関、大隈侯の碁、広瀬中佐余聞、天下の記者山田一郎、尾崎紅葉雑記、荷風の思い出、狩野亨吉先生、三遊亭円朝など、日本の黎明期といわれる明治に輩出した、政治家・文人など50余人の、知られざる逸事・言行を、著者多年の研究資料により、その真実を描く。伝記に定評ある著者による、「近世人物夜話」に続く名著。
  • 明治の革新者 ~ロマン的魂と商業~
    -
    激動期を生き抜く秘訣 近代国家・日本を創り上げた 25人の名経営者たちの履歴書から学べ! 「明治・大正の、功成り名を遂げた実業家たちの伝記をひもといていくと、 心に『浪漫的な冒険』の精神と『詩』を抱えた人物でないかぎり、語の正しい意味での 革新者(イノベーター)たりえないことがわかってきた」(著者まえがきより) 同書は、近代国家・日本の礎を築いた二十五人の実業家たちの物語である。 仏文学者・鹿島茂氏が彼らの“履歴書”を通して、「人生に必要なものは何であるか」を 私たちに問いかけます。混沌と波乱に満ちた21世紀の今こそ 自らの力で道を切開いてきた男たちの人生から学ぶための一冊! 最終章「昭和の名経営者たちの人を奮い立たせる言葉」も、心に響く。
  • 明治の人物誌
    3.9
    星新一の父・星一は、苦学しながらアメリカの大学を卒業し、帰国して製薬会社をおこした。事業は成功したが、やがて政争に巻き込まれ衰退していく。それでも常にエネルギッシュで近代人的な生き方を貫いた生涯だった。彼の夢と理想に手をかした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など、近代国家の形成期に活躍した明治人たちとの交流の中から、星一の生涯を辿った異色の伝記。
  • メリー・スチュアート(上)
    -
    あるときは残忍な殺人者、または聖なる殉教者、あるときは愚かな陰謀家として、16世紀ヨーロッパの政治権力とからむ宗教的分裂の時代を背景に生きたスコットランドの女王メリー・スチュアート。生後6日にして女王に。58年にはフランス皇太子と結婚、翌年フランス王妃となり、61年には夫の早世により帰国。以後新旧両教派の争いと家臣間の内紛を極めた政治情勢の中に生き、さまざまな争いの渦中に、エリザベス女王廃位の陰謀荷担の疑いで監禁され、19年間各地に幽閉後、処刑された。ツヴァイクは豊富な資料をもとに、悲劇の女性を、対照的なリアリスト、エリザベスとの心理的対立の中に捉えて描く。「ジョゼフ・フーシェ」「マリー・アントワネット」とならびツヴァイクの三大伝記小説とされる。

最近チェックした本