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4.6小説の中の世界で、主人公の「隣人」はじめました!? ごく平凡な会社員の私は、大好きな退魔小説『闇の慟哭』の最新刊を買った帰り道、黒いもやに襲われる。 気がつくと、精悍な美貌の男性が助け起こしてくれていた。 あらお隣の如月さん……って、彼は『闇の慟哭』の主人公では!? なぜか私は『闇の慟哭』の端役、田中舞の中に入ってしまったらしい。 “如月の隣人”というちょい役のはずが、二つの魂を宿したことで妖魔に狙われまくる田中(私)。 そのせいで如月に助けてもらうことも多く、あきらかに田中(私です)は「主人公の隣人」の領分を超えた日常を送ることに!?
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4.1妖怪奉行所は、日夜様々な妖怪がやってきては、助けを求める場所。烏天狗一族が与力、同心から牢番までを代々務めている。飛黒はそんな烏天狗の筆頭であり、奉行の月夜公の右腕だ。ある日飛黒が双子の息子右京と左京を奉行所に連れてきた。双子も将来は奉行所でお役目につく身、今のうちに見学させておこうというわけだ。夫婦喧嘩の仲裁、淵の主の脱皮の手助けと、今日もてんてこ舞いの烏天狗達。だが、その陰で双子だけでなく、月夜公の甥の津弓、妖怪の子預かり屋の弥助まで巻き込む、とんでもない事件が進行していた。大人気シリーズ第7弾。
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3.0【第3回カクヨムWeb小説コンテスト 特別賞 受賞作!】 開国帝都。あたらしき女を自称する、ハイカラ娘こと環蒔お嬢さんは今日も元気だ。「溝口さん!百鬼夜行が出たのですって!」と、僕を連れて、噂の現場・銀座へ。 はぁ。「僕は恩ある男爵さまのため、勉学を優先したいのですが」という主張は、もちろん聞いて頂けないんですね? “百鬼夜行”なんてただの噂話……と言いたいけれど、お嬢さんやその友人、人ならざる者まで巻き込んで事件が発展し――。 男爵令嬢のハイカラさんに連れられて、秘密を抱えた書生が挑む、開国帝都のあやかし奇譚、開幕!
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3.8みさきは母が営む小さなクリーニング店を手伝いながら、推理小説家を目指して投稿生活をしている。 そんな彼女の日課は、お客様の様子を観察して、人となりや私生活を推察すること。 たいていのお客様のことは分かるけれど、ひとりだけ私生活がまったく見えないお客様がいる。 橘千尋様。 いつ見ても完璧な絶世の美女なのに、出されるクリーニング物は仕立ての良い男物のスーツのみ。 結婚しているようには見えないし、そもそも生活感すらまるでない。 そんなある日、クリーニング店でみさきが男性に絡まれていると、偶然来店中だった千尋が助けてくれた。 だけど「順番くらい頭の悪いクソガキでも分かりますよ」とすごんだのは男性の低い声! 完璧美女の橘さんは実は男性!? それがきっかけで、みさきと千尋はクリーニング店で起こる小さな謎を次々解決することに! 読めばちょっとだけクリーニングにくわしくなれる!? クリーニング屋さんで起こる、ふんわりほっこりミステリー。
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3.8親の見合い攻撃から逃れるため結婚相談所を訪れた咲は、目の前の相談員に訴えた。年収も容姿も問わない。今すぐ結婚してくれる人で!「では、私はいかがでしょうか」って!? いきなり始まった結婚生活だけど――?
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4.1男も職もなく30歳を迎えた恵里菜。いっそ永久就職……と婚活ツアーに参加すると、一人のイケメン農業男子が! しかし――「スローライフって、農業舐めてんの?」怒りと勢いで長野への移住を決めた恵里菜だが!?
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3.0飛騨高山の片隅で、閑古鳥の鳴く和雑貨屋『うなゐ堂』に愛乃は引き取られた。店を営むのはぐーたら陰陽師のまつりと、家事手伝いの式神うなゐ。そこは訪れるあやかしの悩みを“おもちゃ”で解決する店らしく……!?
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-司書を勤める孝平は追い詰められていた。図書室だよりへ載せた書評が大炎上、廃刊の危機に晒されたのだ。そこへ当の作家・香耶が学校を訪れる。甘く懐かしい空気を纏う彼女は誰なのか?孝平は徐々に惹かれ始めるが…
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4.0幼い頃から彼女は物語が好きだった。そしていつの頃からか、俺は小説を書くようになっていた。自作を二人で読みながら、共に成長していく日々。けれどある時、彼女は“言葉”を失っていく病であることを知って――
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3.05月28日、日曜日。不思議な綿星に触れてから、僕と莉央は同じ日曜日を繰り返している。これは僕の望み。今日が続く限り彼女の命が消えることはない。しかし繰り返す度、僕の中から莉央との思い出は消えていき――
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3.0無精な俺が、毎朝慣れない料理を頑張るのには理由がある。それはミチルと約束したから。兄さんの遺したおしゃまな一人娘ミチルと、バイト暮らしの売れない小説家の俺。半人前な二人が、朝ごはんでつながる家族物語。
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3.8大学の学食で働く楓は、学内の人気者・朝生くんのマンションに、住み込みでご飯を作る契約をしている。学業優秀、スポーツ万能、悩み事も優しく引き受ける彼は、まさに完璧だった――たった一つ、その体重を除いて。
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3.2「スープ屋かまくら」――メニューは週替わりのスープのみという、北鎌倉の小さな小さなお店。じつは店主・緒方兄弟のつくるスープには、あやかしを癒やす力があって……。 彼らを頼って店を訪れるお客様とは――?
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4.0著名な料理研究家を父に持ちながら一切料理ができない女子高生・ちとせ。父の入院をきっかけに壊滅的な食生活を送っていると、先生がお弁当を作ってくれることに。喜んだのも束の間、そのお弁当がトラブルを招いて?
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2.7函館旧市街の外れ、坂の上の紅茶館「くじら亭」。人の心の動きを“匂い”で感じられる少女・彩は、同じ体質を持つ店主・怜二が営むその店で働く事に。やがて紅茶の香りに誘われ、不器用だけど優しい人々が訪れて――
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3.3「何、この誤字脱字だらけのダブンは」架能風香への恋文は見事に散った。フランツ・カフカを敬愛する彼女にふさわしい男になるため、深海楓は急遽小説家を志す。そして彼女の洞察力を目の当たりにすることになる――
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3.8両親を早くに亡くしたあかねは、5人の過保護な兄と暮らしている。たまにウンザリしながらも円満に過ごす日々は、ある時死んだ父から手紙が届くことで一変した。なんとあかねには、あやかしの許嫁がいるようで!?
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3.6医学部へ入学する僕は、桜が美しい春の日に彼女と出会った。明るく振る舞う彼女に、冷たく浮かぶ“300”という数字。それは“人生の残り時間が見える”僕が知ってしまった、彼女とのさよならまでの日数で――
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3.2天才・石ノ森章太郎の傑作SFコミックとして、今なお熱狂的なファンを擁している『サイボーグ009』シリーズ。その中で未完のままで終わった「天使編」と「神々との闘い編」が、42年の歳月を経て、今よみがえる! 戦士として闘うべくサイボーグに改造された9人。本書ではそのうち、001から004までの4人のサイボーグ達のエピソードが語られる。故・石ノ森章太郎の遺稿と創作ノートをもとに小説化したシリーズ第1弾!
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3.8小説投稿サイト「エブリスタ」で「神様×現代ファンタジー」部門急上昇1位を獲得した大人気連載待望の書籍版を電子化! 京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。化け物から神様まで、あやかしが絡むあらゆる事件を人知れず解決するのが彼らの任務である。そんなあやかし課に入隊したばかりの新人女性隊員・大(まさる)。個性豊かなメンバーとともに仕事に励む大だったが、実は彼女には人には言えないある事情があって……。街の平和を守るために、古都を奔走する若き隊員たちの活躍を描いた傑作現代ファンタジー!
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4.0無敵の盟友として高原に名を馳せた、英雄タンラと精霊ジュンガ。しかし戦いの最中、かつて高原を追われた元聖者の術により、タンラの心は歪められ、二人の仲も引き裂かれてしまう。時を経て、国は存亡の危機に瀕していた。神託により、生まれてくる王子を守るため、再び相棒となった二人。世界の命運と、二人の絆を賭けた旅がはじまった――。 ひねくれ者の英雄と一途な精霊の大冒険!
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5.0太平の世を謳歌する中国・唐代の都長安。利発な少年黄良は、病母が所望する桃を買うため、夜光の牡丹をつくりだす。折しも牡丹の花競べが大変盛んに行われていて、名花奇花は大金で売れるのだ。そこに異国の身なりをした偉丈夫と西域の美貌の舞姫の思惑がからみあい、仲間となった3人は一攫千金を図るが、狡猾な宦官が花と舞姫をつけ狙い……第3回松本清張賞を受賞した表題作の他、妖美と機知と冒険満載の、雄大華麗な中国奇想小説を5篇収録。
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3.3華麗なる和風ファンタジー、開幕!皇族ながら、両親の愛を知らずに修道尼院で育った皇女・咲耶(さや)。真秀皇国(まほらこうこく)の皇帝しか見るはずのない予知夢を見る咲耶は、それを他言することを厳しく禁じられていた。隣国に嫁ぐため渡海したある日、夢で故国の惨状を知るも、咲耶は知らせる術がない。しかし――。権謀渦巻く皇国で、特異な生を受けた少女の運命は。
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3.8その蔵には、百年を待たずして魂が宿った“物”がたくさん棲んでいた――。東京から父親の田舎に越してきた女子高生の結花は、敷地内にある古い蔵で“視えて”しまった。それは、着物のイケメン・蘇芳さんをはじめ、たわしの伝兵衛、キセルの華など、長年蔵に閉じ込められていたつくも神たち。結花は半ば強引に、彼らを管理しつつお願いごともこなす「鍵守」として働くことに。最初の仕事はキセルの華を元の持ち主に返すこと。右も左もわからない田舎で、時代錯誤なつくも神たちと共に六十年前の持ち主捜しが始まった――!
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3.0両親に先立たれ、親戚をたらいまわしにされていた少女・奈津。彼女は、ある書物を手に長野県は上田市を目指していた。その書物の一文にはこうあった。《真田左衛門佐信繁 卒》――。道中目撃した「鹿の角」を持つ謎の人物に導かれ、古井戸に誘われた奈津は、気が付くと合戦場のただ中に放り出されていた。彼女を救ったのは、赤き甲冑を身にまとった若武者。彼こそが若き日の、未だ天下に名を轟かせる前の真田幸村その人だった。時を超えた――。そのことを実感する間もなく、奈津は動乱を極めた戦国時代の波に翻弄されていくが……。
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3.6京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、できたばかりの小さな私立図書館。 紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめるアットホームな佇まいのこの図書館には、その雰囲気に惹かれて、奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる……。それぞれに悩みを抱えたお客様に図書館長・小野篁が取り出すのは、解決法が書かれた不思議な書物。そう、彼こそは現世で道に迷った道なしたちを救う冥官だった――。 悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど暖かなライブラリ・ファンタジー。
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3.5神童と持て囃されたのも今は昔、ただのひねくれ女子高生になり果てた御厨紀伊。そんな紀伊が平安時代へタイムスリップ、そこで出会ったのは格好いいけどぶっきらぼう、プライド高くてちょっと優しく、そして誰よりも和歌への情熱溢れる三十六歌仙の一人、壬生忠見だった。平安時代での日々を送るうち、紀伊はときにいがみ合いながらも壬生との距離を縮めていく。しかし、壬生にはある未来が待っていた。時の村上天皇によって催された歌合での勝負に敗れ、悔しさのあまり悶死するという――。はたして二人の関係の行方は、そして壬生の運命は!?
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4.1水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主だ。 その日、住み慣れたアパートは崩壊して失い、「竜宮ホテル」へと移り住むこととなる。執筆一筋で人と関わる事もなく、その目に見える世界をも否定しながら生きてき た響呼であったが「竜宮ホテル」での生活で人やそうでない者たちと自然と触れ合い、少しずつ変わっていく。 書下し新作「旅の猫 風の翼」を収録。
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3.6巧みに言葉を操って、時には商いをし、時には紛争すらも解決する「話術士」。 かつて人間と獣人との戦いに巻き込まれ命を落としかけた青年シン。彼は狐の話術士カズラに助けられ、以来、立派な話術士になるべく彼女と旅を続けていた。 そんなある日、二人は旅先の街の商店で狼の部族の若き族長の少女レアと出会う。大量の武器を買いに来た彼女は部族間の紛争に悩んでおり、シン達はその手助けをすることに決める。だが、その紛争の背後には大きな陰謀が隠されていた! 話術を武器に難局を切り開く、話術士シンと狐の師匠のレトリック・ファンタジー。
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3.4中国唐代。外見は幼児のまま十八歳に成長した千里(せんり)は、天地を望みどおりに創り変えることができる伝説の秘宝「五嶽真形図(ごがくしんぎょうず)」を求めて旅に出る。道連れは吐蕃(とばん)王国の狩人・バソン、少林寺の少年僧・絶海(ぜっかい)、そして謎の道士・趙帰真(ちょうきしん)。魔神・共工(きょうこう)も襲いくる中、図を手にするのは誰なのか!? 中国歴史ファンタジー。(講談社文庫)
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3.9イヒカは深山で、ある子供と出会う。子供は謎めいた女によって山に閉じこめられていた。子供がイヒカに頼む―ぼくを助けに来て。大切なお守りを預かり、助けに戻ることを約束したイヒカ。だが二人は数奇な運命に呑みこまれてゆく。人間の信義に胸が震え、緻密かつ壮大なスケールに心奪われる、傑作大河ファンタジー。
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3.4大学一年生の友哉が雑木林の茶畑で出会った謎の美女、猩子。彼女が営んでいるのは、「あなたにぴったりの日記が見つかる」日記堂というお店。友哉は日記堂で働くことになる。猩子が日記堂を開いている理由は、「ある日記」を探し続けているかららしい。「ある日記」とは一体何か? そしてその日記を探さなければならない理由は? そんな時に世間をにぎわせている「怪盗花泥棒」の盗難予告が――。(講談社文庫)
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4.1「許嫁がさらわれた! 取り返すから手を貸してくれ」飛びこんできた久蔵の絶叫に、弥助は仰天した。人さらいなら、十手持ちにでも訴えるのが筋ではないか。だが、聞けば許嫁は妖怪、しかもいいところのおじょうさんだと言う。え? 許嫁が妖怪? 驚きのあまり言葉を失う弥助だったが、真剣な面持ちで頼みこむ久蔵に、千弥は厄介事が大好物の大妖である妖猫族の姫、王蜜の君を紹介する。王蜜の君の手引きで許嫁の初音がさらわれたと思しき、華蛇族の屋敷に忍びこんだ久蔵だったが……。遊び人久蔵に降りかかる試練を描く、人気シリーズ第5弾!
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3.9しとしとと雨降る梅雨の夜、太鼓長屋で養い親の千弥と暮らす弥助のもとに、一人の客が訪ねてきた。化けいたちの宗鉄と名乗る男は、妖怪の子預かり屋の弥助に、八歳になる娘を預けたいという。山奥で、他人と接することなく暮らしていたのだが、母親が亡くなり男手ひとつではどうにもならなくなったのだ。女の子の名はみお。母親が亡くなる少し前から、父に対して心を閉ざしていた。白いお面をつけ、ひたすら周囲を拒絶するみお。だが、弥助のもとに預けられる子妖怪達と接するうちに、みおに変化が……。大人気のお江戸妖怪ファンタジー第4弾。
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3.7これが「陰陽師」の原点だ! 人は何ものかを愛しすぎると鬼になる……魑魅魍魎が跋扈する平安の都を舞台に鬼と女人を描く陰陽師の原点ともいうべき奇譚集。
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-古代の神秘が数多く残る西方南部域には、「山師」と呼ばれる冒険者たちが一獲千金を夢見て集まっている。そのひとり、朱色の従兵機アー・ハークスに乗るデイルは、財宝発掘をもくろんで仲間のガデヴィンらとともに古代の遺跡「嵐の結界」に向かったが、そこで思わぬ敵と遭遇することになった。デイルの前に立ちはだかったのは、故国を滅ぼした忌まわしい黒の帝国の操兵だったのだ。ソノラマ文庫版の「黒き鉄の進軍」「仮面の挽歌」2冊を大幅な加筆修正の上、合本でおくる第1弾!
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-ひたすら権力闘争と他への憎悪に生きる邪悪な種族ダークエルフ。陰謀、裏切り、無慈悲な虐殺こそを美徳とする彼らがつくった悪の地下帝国に、善なる魂をもって生まれてしまったラヴェンダー色の瞳の少年がいた……。天才的な剣と魔法の才能を持つその少年の名はドリッズト。肉親や仲間の残忍な真の姿を知った彼の苦悩、常に命をつけ狙われる学園生活、そして帝国一の剣匠である実父との死をかけた対決などを描く、スリリングな第1巻!! ★★★2024年発行となる本書の内容・訳文は、2019年~2023年に弊社から電子配信をしておりました同名作品とすべて同一です。重複してご購入されませんよう、ご購入に際してはご注意くださいますようお願いします。★★★
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4.0下級貴族の生まれながら、人数合わせで急遽入内することになった暁下姫(きょうかひめ)。大貴族出身の后候補が揃う宮廷で、若き帝を巡る女たちの争いに巻き込まれるのだが……。 女性だてらに薬師を目指していた暁下姫は『ゴールは帝と円満離縁』とばかりに、香(こう)や召し物に医薬の知識をフル活用した工夫を施し、あの手この手で帝を遠ざける。しかし、そのことが宮廷を巻き込む大貴族の権力争いにまで発展し――? 降りかかる火の粉は医薬で振りで払う! 薬師(くすし)を志す姫君の、“皇后を目指さない”平安宮廷ファンタジー開宴!
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3.9大陸の強国、金椛(ジンファ)帝国。貴族である星家の公子、遊圭は、ひとり闇夜を逃げ惑っていた。皇帝が崩御し、叔母が皇后に選ばれ……。「天皇に外戚なし」の法のもとに、星家は一族すべて殉死を命じられたのだ。一家の療母(薬師)、胡娘(コジョウ)の助けにより、一人逃げ延びた遊圭は、町娘の明々に出会う。明々はかつて遊圭に救ってもらったことを恩に感じており、遊圭を匿ってくれた。その矢先、明々の後宮への出仕が決まる。再びの絶望的状況に、明々はからりと言う。「あんたも、一緒に来るといいのよ」――かくして、小柄で女子にも見える体躯を生かし、少年・遊圭は後宮へ出仕することに。しかし美貌の宦官・玄月に正体を疑われ……。つぎつぎと襲いかかる試練に、対抗できるのは己の知恵と仲間だけ。理不尽すぎる世の中で、少年は生き抜くことができるのか。傑作中華風ファンタジー!
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4.4欲深で冷酷と噂の「死の森の魔女」。正体は祖母の後を継いだ年若き魔女のリコリスだ。ある日森で暮らす彼女のもとに、毒薬を求めて王弟がやってくる。断った彼女だけれど王弟はリコリスを気に入って……?
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-超古代ムー大陸が沈んだ後、乱れ始めた島々の物語。亡き王の娘・ファネラは、王国を救えるか!? ーー超古代大陸ムーが沈んだ後の島々の世界では、神宝聖堂を中心に頂く王国に混乱が訪れた。亡き王の血を引く姫・ファネラは、はたして王国を救うことができるのか!? 超古代大陸アトランティスを扱った大ベストセラー『風の大陸』と対をなす、新シリーズ『神宝聖堂の王国』。傑作ファンタジー・ノベル。
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5.0――――王を害すると託宣を受けて辺境に捨てられた少女は、王の后となる。―――― ◎富士見L文庫×COMIC BRIDGE 頑張る女子主人公コンテスト ファンタジー部門特別賞受賞作◎ (2019年度) 「この娘はいずれ王を害する」 託宣を受け、静かな廟で生涯を終える筈だった鈴雪。しかし、幼い彼女の運命は流転する。王の手で強引に都へ連れ去られ――王后とされたのだ。だが、途方に暮れ泣きじゃくるだけの鈴雪は離宮へ追いやられてしまう。 時は流れ、彼女が十九となったとき。王の世継ぎが死ぬ原因は呪いだという噂が流れていた。噂の払拭と、連続死の真実を探る密命のため、鈴雪は再び後宮へ連れ戻される。離宮で美しく知性ある女性となった鈴雪が投げ込まれたそこは、陰謀渦巻く世界だった……。 <1~2巻、2か月連続配信!>
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4.3肝試しを境に居なくなってしまった弟を捜すため、速水莉莉は不思議な事件を解くという噂を頼ってある雑居ビルへやって来た。彼女を迎えたのは双子の兄弟。不機嫌な兄の桜木晴と、弟の嵐は陽気だけれど幽霊で……!?
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-なに、よくあることさと見すごしてしまう日常の出来事も、狂気と知性に妖しく彩られた華麗なる料理人・豊田有恒の手にかかると、ドタバタハチャハチャと、たちまちその姿を怪しく変える。読者の前に出されたこの奇妙な20の一品料理。はたして、いかなる味がするものか? ぜひご試食されんことを!(ただし食あたりされても責任は持ちません。――編集部註)
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4.0少女が夢で見た美しい世界に迷いこんでしまう「夢の果て」、鹿の娘が森の小屋でジャムを作る青年に恋をする「あるジャム屋の話」、都会で暮らす息子のもとに母親がふしぎなおよめさんをよこす「ききょうの娘」など、空想と現実の間にある身近な空間を舞台にして、澄んだ感性が織りなす、色彩感も豊かな8編のファンタジーを収録した短編集。
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3.0変身や分身への願望、コピー人間や冷凍人間の実現、ドリーム・ショップやプレイイング・アスレチックなどを背景に、鬼才が想像力の限りを尽して描く、ファンタスティック・ワールド・ストーリー。夢と笑いと恐怖とお色気がいっぱいの宝石箱。現代と未来の様々な「ドリ-ム・ランド」に遊ぶ、ヤングたちの奇想天外な物語。単行本末収録作品をふくむ傑作ショートショート20編。せち辛い世の中に反発して幻想の世界に飛び出せば、俄然勇気と希望が湧いてくる!
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5.0妖しいまでの美しさを誇る、白い医師・メフィスト。彼に復讐するために、影斬士(えいざんし)が魔界都市〈新宿〉に現れた。古(いにしえ)の時代より、脈々と暗黒の世界を生き続けてきた魔戦士の秘術は、影流。人間の影を、斬り刻んでしまうのだ。その必殺法が、メフィストを追いつめる。空前絶後の大ピンチ! 伝奇アクション「魔界医師メフィスト」シリーズ第2弾。
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3.8MMORPG《3R》――「楽しみながら学ぶ」を目標に授業にオンラインゲームを取り入れ、大きな成果を上げた私立栄臨学園。だがその結果、今日では生徒たちの間に「レベルこそがすべて」という風潮が広がっていた。新藤零央はそんな現状に疑問を抱き、ひとり孤独なプレイを続けていたが、ある日の大型アップデートを境に、彼の学園生活は大きく変わり始める――。リアルとゲームが交錯する、新感覚・学園×オンラインゲーム小説、始動!
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4.4巨大書庫・仙文閣(せんぶんかく)。そこに干渉した王朝は程なく滅びるという伝説の場所。 帝国・春(しゅん)の少女、文杏(ぶんきょう)は、一冊の本をそこに届けるべく必死だった。 危険思想の持主として粛清された恩師が遺した、唯一の書物。 けれど仙文閣の典書(司書)だという黒髪碧眼の青年・徐麗考(じょれいこう)に、 蔵書になったとしても、本が永遠に残るわけではないと言われ、 心配のあまり仙文閣に住み込むことに……。 少女小説の手練、三川みりが贈る、 命がけで本を護る少女と天才司書青年の新感覚中華ファンタジー!
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3.9新米巫女の貞彩蓮(ていさいれん)は、 景国の祭祀を司る貞家の一人娘なのに 霊力は未熟で、宮廷の華やかな儀式には参加させてもらえず、 言いつけられるのは街で起きた霊的な事件の調査ばかり。 その日も護衛の皇甫珪(こうほけい)と宦官殺人事件を調べていると、 美貌の第三公子・騎遼と出会う。 なぜか騎遼に気に入られた彩蓮は、 宮廷の後継者争いに巻き込まれていき……!?
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3.4OL・由奈はへこんでいた。猫のストラップが彼に幼稚だとダメ出された上、壊れてしまったのだ。そこへ目の前を二足歩行の猫がすたこら通り過ぎていく。傍らに「なんでも直します」と書いた店「猫庵」があって……?
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5.0「ぼくは、いつでも待っています。あなたの夢のなかの公園で」と、子どもたちに別れのあいさつをして、空の彼方に去っていった公園の木馬(「木馬がのった白い船」)、秋祭りの日に集まってくる人たちの願いごとをかなえる、ふしぎなギターをもった妖精(「小さい妖精の小さいギター」)――など、鋭い感性と豊かな想像力でつづるメルヘンの世界。立原文学の魅力あふれる秀作、15編を収録。愛と優しさ、詩情あふれるメルヘン集!
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3.0ほんとうのかなしみは、きらきらきれい……。世界でいちばんすてきなのは、大好きな人とおどることだよ。おどろうよ、かなしいときも、世界は愛と魔法にあふれているんだ。愛することも死ぬことも、あこがれも孤独も、どこまでもつづいている夢なのだから――と、抱きしめてくれた白くまの正体は……。昇華されたかなしみと夢が、きらきら光る物語。それは一生にたったひとつのあなた自身のメルヘンかも……。エキゾチックな香りにつつまれた表題作など、ビター・スウィートの大人のメルヘン13編。人を愛する心に響くほろ苦く素敵な物語。
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5.0ロマンチックな海をテ-マにしたメルヘン集――なぎさは、ひとりぽっちで海辺に住む女の子。ある日、みどり色の体をした海の若者が現われ、銀のいるかにのって海の底へ。海に同化したいと望みながら、現実の生活に手足をとらえられてしまい、この世のものとはちがう愛に身をまかせきれなかった、少女の悲しい愛の物語「なぎさの愛の物語」。ほかに、魚をテーマにした12編の小さなメルヘン「小さな魚物語」と、ふしぎな美しい夢の中では生きられなかった娘、さやかの物語、「海のやかた」を収録したマリン・ファンタジー集。
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-ファンタジックな世界に人の心の機微を織り込み、色彩豊かにつづる、心をやさしくつつむ珠玉の愛のメルヘン集。――ホテルの一室にこもって、編み物に熱中するおかしなおばあさん(「蝶を編む人」)、「きっと、しあわせにしてあげる」とジュンにささやいた小さな木(「ささやく木」)など、人の心にひそむさまざまな想いをつづった、立原えりかの愛と幻想の世界。やさしさにあふれる21編のファンタジーを収録した短編集。
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-立原文学の魅力あふれる愛と幻想の世界。大人になって見る夢があります――天国にいるママの声が聞きたいと、パパがはじめて泣きました。そこで、六つの男の子は、パパにすてきな贈りもの、天国と結ぶ糸電話をプレゼントします……という表題作「赤い糸の電話」、恋人と妖精の世界へ帰るため、幸福な人間の流すなみだを集めているおばあさんが……という「十万粒のなみだ」など、そっとだれかを愛するあなたにおくる11編のファンタジー。心のせつなさが、かなしさが、やさしさが、ゆめをつむぎ出します。あなたに聞こえる、愛と魔法の声が……。
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5.0南の島を舞台のファンタスチックな愛の物語――2月29日。この日、誕生日をむかえた少女さらの前に、公園で二人のふしぎな人たちが……。南の海にうかぶ「花とみつの島」から来たイカダカズラの夫人と金の羽の若者です。二人に出会ったさらは、人間には見えない世界へと旅立ちます。そして、12歳になったさらを待っていたのは……。ふしぎな南の島を舞台にくりひろげられる、心やさしい愛の冒険物語。
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5.0北国の小さな村から、夢を求めて東京へ来た若者。つらい日々を送る若者へ、村に残った娘は、愛の祈りを風にのせてとどけてきます……(「しあわせな森へ」)。空とぶドラゴンの魔法のとりこにされ、家庭をすてた、「永遠」という字の書けない女の、あでやかな飛翔――(「アフレシア」)。など、ありのままの人生の美しさや愛のすがたを、花や蝶や妖精の形をかりて、きびしくやさしく語りかける、重い現実を愛と優しさでつつんだ、メルヘン12編を収録。若い女性のためのスイートなファンタジー。「もっとしあわせになりたい」――花・蝶・星・妖精……。
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3.8毎夜悪夢にうなされていた女子大生・楓。十二単の姫が「憎らしい……」とさめざめ泣く夢だった。 あるとき友人の恋愛相談で、変わり者だが腕利きと噂のまじない屋を訪れると、出迎えたイケメン陰陽師・斎から「今度はどんな呪いを掛けるつもりだ!?」と追い返されてしまう。初対面でそれってどういうこと!? それは連日のあの夢が関係しているようで――? 前世の呪いで陰キャになった残念陰陽師が、大事なものを「代償」に望みを叶えてくれるとしたら!?非モテ陰陽師と呪いをかけた張本人(?)の奇妙なまじない事件帖!!
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3.8初代皇帝が仙人の力を借りて建国したという伝説を持つ基照国。 絶世の美女ともてはやされる酒楼の女主・祥明花のもとにある日、若き宰相の李伯慶が訪ねてくる。 実は明花の正体は、先帝の落とし胤と噂の姫・華仙公主。伯慶は滅亡寸前の国と幼い次期皇帝・紫旗を守るため、明花に協力するよう取引を持ちかけてきたのだ。 国はどうでもいいが可愛い紫旗は助けたい。その一心で、きな臭い伯慶の誘いに乗ることを決めた明花だったが……? 腕力系公主と腹黒宰相の凸凹コンビ、果たして傾国を回避できるか!?
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3.2これはかつて失われたはずの光景、人々の情念が形を成す「裂け目」。かつて夫婦だった鮎美と遼平は、裂け目を封じることのできる能力を持つ一族だった。息子の誕生で、二人の運命の歯車は狂いはじめ……。
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4.0人間の英知を集めて完成した、人工の理想の海上楽園都市の島「アフロディーテ」に夢を託して移住した青年・蒔田雄一。彼をを待つ試練とは何か? 美少女アニタをめぐる若者たちの熱い思い、権力者たちとの熾烈な闘い、雄大な陸海に展開するニュー・メカ群……。青年の夢とロマンを縦横に描く、傑作長編SF冒険譚。青春て何だ? ハイテク都市に愛と理想を追う青年の物語。
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3.5航空大手・カメリア航空の新たな部署「地上お客様係」に配属されてきた社員――安達彩夏。 彼女の働く職場は、税関で探知犬とともに働くイケメン・陸翔や、大学時代の同期で弁護士の尾崎斗哉をはじめ、個性的な面々ばかり。 当初は、合併元が違うメンバーどうしの諍いや、彩夏と弟が恋人だと誤解されたりトラブルが続出!? しかし、彩夏による気っぷの良いクレーマー対応や、大規模なロストバゲージを経て、しだいに地上お客様係の面々も変化しはじめて……。働き女子のための痛快お仕事ドラマ、開幕!
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-人外の者が住むアドラメレクを創造した偉大な魔術師の後継者セレナは、人狼族のクロルを自らの夫としてオークションで競り落とした。 成人した人狼族は手懐けるのが無理だとされていた。 年月が経ち、クロルはすっかりセレナの番と周りからは認識されていたが、実情はちがう。 セレナは、研究施設の拡大のために、人魚族と交渉をはじめたが……
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4.2正月明け、学生寮に戻った宗田真響はルームメイトの鈴原泉水子の変化に気がつく。「相楽と休み中に何かあったのだ」祝福すべきなのに、なぜか喜べない真響。泉水子の相手が深行と確定されれば、泉水子を中心とする「チーム姫神」の中で、忍者の家系宗田家と陰陽師の家系高柳家とのバランスが変わってくる。そんなある日、横浜のスケートリンクで合宿が行われることになるが、これは宗田家がスポンサードとなりチーム姫神、及び真響が隠れ蓑に婿候補と報告した深行を見定めるために仕組まれたものだった。大殿である祖父が本気で彼女の婿取りに乗り出したと聞いて、うんざりする真響。そして始まった教室に現れたインストラクターは、アメリカ留学中の真響の従兄弟、克巳だった。彼は真響に結婚を申し込むが、彼女に対する執着が悪霊を呼び寄せてしまう。ファン待望、RDG新刊ついに文庫で登場!他に「影絵芝居」「九月の転校生」「相楽君は忙しい」も同時収録
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3.0美少年に「木偶の坊」と罵られ落ち込む警察官・徹平。新しい下宿先を訪れると、出てきた管理人は先程の少年・穂高。元漫画家だという彼と一緒に過ごすうちに、何故か奇妙な事件に巻き込まれることになり……?
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4.0本好きの高校2年生、紙山ヨミは、司書教諭のノリコから、夏休みの間バイトをしないかと、とある本屋を紹介される。さきみたま市の裏道通り三番地にあるその書店の名は「まほろば屋書店」――なんと、魂の宿る生きた本「まほろ本」を扱っている、世にも不思議な書店だった。ヨミはそこでまほろ本の「中の人」サクヤと出会い――? 暖かな筆致で「生きた本」を描き出す、瑞々しい書店ファンタジー! (第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞作) ※本書は二〇一五年七月に小社より刊行された単行本を元に加筆・修正を行い、文庫化したものです。
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3.5ぼくの名前は愛之助。ご主人様は千尋。千尋は頑張り屋で、とっても可愛いメスなんだ。同居人のルーイ(ゴールデンレトリバー)もぼくも太鼓判ってやつを押すね。そんな千尋に最近気になるオスができたみたいで――。
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3.5届けられなかった思いを載せた手紙が届く登天郵便局と、幽霊専門の案件を扱うたそがれ探偵社を舞台に、この世とあの世の間に漂う六つの謎を解く、シリーズ初の短編集。謎の向こうに見えてくるのは、切ない過去か、くすぶる怨念か。ちょっぴり怖くてのちほっこり。今を大切にしたくなる温かな物語。<文庫書下ろし>
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-二度の自殺のペナルティーとして死神として働かされることになったドクトル黄は、あの世のお役人に頼み込んで、東南アジアのムクムク王国をその勤務地にしてもらう。 そこは「お気楽法」と呼ばれる法の下、国民はみなお気楽に暮らす豊かな国。 しばらくは平穏に稼業をこなしていたドクトル黄だが、ある日オオサンショウウオのシンゴを同僚に押し付けられてからは雲行きが怪しくなり、王宮がらみの事件に巻き込まれてしまう。 逃避行の末にドクトル黄が見出した自分の行くべき道とは――。
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5.0路地を曲がるとそこは――不機嫌な“魔女”がつくる癒やしのお菓子のお店。病気の祖母に頼まれ、神楽坂にある菓子店「アデル」を訪ねた茅由。店主を名乗る傍若無人な青年・輝はなんと“魔女”を名乗り……!?
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4.1フレンチシェフの眞琴が始めた“お弁当代行屋”にやってくる「忘れられないお弁当」を求める人たち。眞琴は依頼人の思い出の中からレシピ、味付け、そして想いを読み解き、“あの味”を再現していく――。
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3.7アルバイトに励む死神が出会ったのは、綺麗に死にたいと言う嘘つきな少年、物語の中で自殺した小説家、世界を「良い人」で埋め尽くす計画を立てた青年、それから年老いた誇り高き道化師。四つの魂の物語。
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-悪名高い令嬢マリア=フィルハートに婚約者を殺された僕は、彼女に復讐すると同時に、何度転生しても彼女を探し出し殺すことを誓った。 そして迎えた三回目の転生で女学園の教師として生まれ変わった僕は、その学園の中で再び彼女を探し出し、命を狙おうと試みる。でも今回出会ったマリアは、悪徳令嬢どころか聖女そのもので……?! ああ、マリア。悪徳令嬢だった君が聖女に転生し、とうとう僕は恋をする。
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4.5バーを営む伊吹は、八年前のクリスマスに妻を亡くした。もう一度妻に会いたいと願う伊吹の前に現れたのは、「吾輩」と名乗る一匹の黒猫。黒猫は、客を感動させる酒をつくったら死んだ者を呼び寄せてやると言い――。
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3.7鎌倉には死に神がいる。命を奪い、それを他人に施すことができる死に神が。「私は死んでもいいんです。だから私の寿命を母に与えて」命を賭してでも叶えたい悲痛な願いに寄り添うことを選んだ、哀しい死に神の物語
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3.5若き女流作家・空野の担当になった編集者の田中。だが“書いたことが現実になる”と空野から聞かされ、原稿は取れないまま。半信半疑のある日、田中は空野が描いた物語をなぞるような不思議な事件に巻き込まれ……
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3.5必要とする人しか辿り着けない質屋冥暗堂。そこは二番目に大切な物を質草に、創作された“贋作妖怪”を貸し出すあやかし質屋だった。心に傷を負った借り主とまがい物の妖怪の交流が涙を誘う、心に響くあやかし譚