スープ屋かまくら来客簿 あやかしに効く春野菜の夕焼け色スープ

和泉桂 / 細居美恵子

「スープ屋かまくら」――メニューは週替わりのスープのみという、北鎌倉の小さな小さなお店。じつは店主・緒方兄弟のつくるスープには、あやかしを癒やす力があって……。 彼らを頼って店を訪れるお客様とは――？

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: SF・ファンタジー / ファンタジー（国内）
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 富士見L文庫
• 電子版発売日: 2017年04月17日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★☆]

カーブミラーさん……良いお話でした！
涙が出そうになりました！！！
子どもなりに何かを感じ取ってるんですよね。
同じカーブミラーさんでも以前とは違うって……
物と人との繋がりには感動しますね。

乾くんが自分のことを「できる男」みたいな感じで、語ってますが……
実際は、琳兄ちゃんと変わらなくね？って感じでした。
読んでて末っ子感満載な乾くんでした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

鎌倉野菜を使ったスープが売りの飲食店。

イケメン兄弟がやっている、と普通の客も大盛況。
メインのあやかしも大盛況。
ちょっと読んでいて、お腹が空いてくるような描写。
連続短編なので、最後にレシピ付き。

想像すると可愛い光景ですが、当然ながら
口開けば…な存在ばかり。
挫けず相手をできるのは、慣れているから？？

[ブクログ · ★★★☆☆]

乾のキャラが最初しっくりこなくて、読みにくかった。コミュ力は琳と大差なくないか？と言いたくなる。でもそのあたりを「悩める三男」と思って読むと、ハートウォーミング的なお話。カーブミラーの話が好き

[ブクログ · ★★★☆☆]

鎌倉野菜のスープ屋にイケメン兄弟に付喪神、とその方面が好きな人にはある意味よくある安心の設定。鎌倉ネタが多いので行きたくなる。豊島屋の店舗楽しそう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

鎌倉野菜を使ったスープのお店を営むコミュ障で調理担当の次男、給仕の三男が、人間のお客相手の営業の傍ら狛犬の付喪神のコマくんと共に訳有な付喪神たちにスープを飲ませ、眠りに就かせる。空気がとても穏やか。スープのレシピが至極簡単で特別感に欠ける庶民的さだけれど最後のアスパラガスとあさりのスープは新鮮かも。

[ブクログ · ★★★☆☆]

私にとって鎌倉は、いつも混んでいるのと季節によってはとても回りづらいところなので、行ける距離ではある街ですがなかなか足が向きません。でもそこを避ければ行きたいなと思う場所です。付喪神と話せる能力はちょっとうらやましいです。見えすぎるのもつらそうなので、ほどほどにぬいぐるみと話してみたいです。