ファンタジー(国内) - KADOKAWA - 富士見L文庫の検索結果
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わたしの幸せな結婚
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。 -
高貴な方々は平凡令息をお求めのようです
王都の学園に入学した貧乏男爵家の令息パトリックは、なぜか学園随一のエリート貴族たちに目をつけられてしまう。 妹を救うため、6回死に戻った筆頭公爵家の嫡男。 ここは「ゲーム」の世界だと主張する、自称転生者の侯爵令息。 彼らの思惑に乗せられ、パトリックは「悪役令嬢」の死を回避し全員が幸せになる結末を目指すことに! 最初は戸惑ったけれど、それぞれの事情を知るうちに彼らに寄り添いたいと思うようになるパトリック。 一方の貴族たちも、お人好しなパトリックにますます執着して、過保護になっていき――。 -
後宮妃の管理人
勅旨により急遽結婚と後宮仕えが決定した大手商家の娘・優蘭。お相手は年下の右丞相で美丈夫とくれば、嫁き遅れとしては申し訳なさしかない。しかし後宮で待ち受けていた美女が一言――「あなたの夫です」って!? -
かくりよの宿飯
祖父の借金のかたに、かくりよにある妖怪たちの宿「天神屋」へと連れてこられた女子大生・葵。宿の大旦那である鬼への嫁入りを回避するため、彼女は得意の料理の腕前を武器に、働いて借金を返そうとするが……? -
浅草鬼嫁日記
鬼姫"茨木童子"を前世に持つ浅草の女子高生・真紀。今は人間の身でありながら、前世の「夫」である"酒呑童子"を(無理矢理)引き連れ、あやかしたちの厄介ごとに首を突っ込む「最強の鬼嫁」の物語、ここに開幕! -
旺華国後宮の薬師
『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。 後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。 ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。 すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。 処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……? 「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」 皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語! -
ぼんくら陰陽師の鬼嫁
やむなき事情で住処をなくした野崎芹は、生活のために通りすがりの陰陽師(!?)北御門皇臥と契約結婚をした。ところが皇臥はかわいい亀や虎の式神を連れているものの、不思議な力は皆無のぼんくら陰陽師で……!? -
龍に恋う
■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■ 寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。 口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが"人ならざる者"がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。 恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。 -
魔王のアトリエ
魔王ヤミは長引く戦争に疲弊し、勇者ルクスに「殺して」と願う。 だが勇者は孤独な少女を殺せなかった。 ――ヤミは初めて恋をした。 ルクスは魔王の死を偽装し戦争を終結させた。 しかし二人きりの穏やかな生活は長くは続かず、ルクスは病死する。 失意の中ルクスの故郷に遺骨を届けると、そこには彼の面影を宿す弟のレイがいた。 行く当てのないヤミは、正体を隠しレイが営むアクセサリ工房に居候することに。 やがて魔王の魔法がアクセサリの持ち主に不思議な奇跡を招くと気づき―― 勇者がいない世界で紡がれる再生の物語。 ※紙書籍初版&電子特典として、書き下ろしショートストーリー【レイのやきもち】を収録 詳細は紙書籍の帯、電子書籍の巻末をご確認ください ==登場人物== ヤミ 父の死後、幼くして魔王となった少女。 強すぎる力ゆえに、孤独に過ごしてきた。 ルクス 魔王を討つためにやってきた勇者。 戦後まもなく病死する。 レイ ルクスの双子の弟。 アクセサリ工房を営む、腕のよい職人。 -
青薔薇アンティークの小公女
◆◇◆『龍に恋う』シリーズの道草家守が描く、新たなマイ・フェア・レディ物語!◆◇◆ 身寄りを亡くし、絶望の淵にいた少女ローザ。彼女はある事情で、居場所も母の遺品すらも奪われた。そこに手を差し伸べたのが、美貌の貴公子アルヴィンだったーー。 ローザは看板娘として、妖精と花のモチーフを蒐集(しゅうしゅう)した彼の店に勤めることに。地位と財をもち、一風変わった彼の優しさに触れて、次第にローザは生来の聡明さと凛と美しい佇まいを取り戻していく。 一方、アルヴィンが伝承上の妖精に強い関心を寄せる背景にも、秘めた過去と哀しみがあり……? 伝承に託された謎が、孤独な二人の魂を救う。西洋幻想浪漫開幕! ◆◇◆妖精の伝承が薄れた産業革命時代。孤独な少女と銀の貴公子が、かけがえのない愛を見つける。これは時代に忘れられた、優しいフェアリーテイル◆◇◆ ※特典として、同著者『龍に恋う』のキャラクターが登場する書き下ろし短編ストーリー「乙女と薔薇と花言葉」を収録。 -
大公妃様のお気に召すまま
地味で平凡、引っ込み思案な子爵令嬢リリスがある日買った人形には、四年前に死んだはずの大公妃ガーベラの魂が宿っていた!? 「わたくしは死んでない」と主張し、尊大で高飛車ながら一途に夫の大公閣下を思うガー様にきゅんきゅんしたリリスは何とか大公閣下に会おうとするが、一介の子爵家では伝手もなく――リリスは、これまでの気弱な彼女なら思いもしなかった行動に出ることに! 一方、人形のために作った趣味のドレスがとある伯爵夫人の目にとまり、ガー様のアドバイスでリリス自身にも注目が集まり始め!? 巻末には、シオンとリリスの「日が沈む前に解散する健全なデート」とその裏側のエピソードを描いた、書き下ろし短編2編を収録! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 リリス・グレイシー グレイシー子爵家の三女。美人な母および姉二人に比べて外見は平凡、性格も控えめ。 引っ込み思案で、自分に自信が無い。流行に合わない、フリフリドレスが好き。 ガー様 大公妃ガーベラ・ドミニクの魂が移されている……と主張している人形。 ガーベラ妃は、四年前に砦に幽閉されている中、流行病で亡くなったとされている。 ランスロット・ドミニク ドミニク大公。ガーベラの夫で、ガーベラを溺愛していた。 ガーベラが亡くなった後はひたすら喪に服している。 シオン・ラズロ ラズロ伯爵令息。礼儀正しく真面目で、固い性格。 城の魔法塔の若きエースで、ランスロットの部下。 サイラス ガーベラの侍従で、元は大国の暗部の人間。 ガーベラのことを「お嬢」と呼び下僕あるいは犬として仕えていた。 -
妖狐の執事はかしずかない
あやかしが見える高校生・遥の前に現れたのは、燕尾服を纏い、耳と尻尾を生やした妖狐・雅火。曰く、遥はあやかしたちを治める顔役を継いでいるらしい。ところが上流階級を知らない遥に、雅火の躾が始まって……!? -
稀色の仮面後宮
◆ー◆ー◆あらすじ◆ー◆ー◆ 特別に記憶力の良い瞳をもつ董珠蘭(とう しゅらん)は、海神の贄として孤独に過ごしていた。そんな彼女の元にやってきたのが謎の青年・劉帆(りゅうほ)だった。 彼女は窮地にある兄を救う条件で、劉帆に連れられ、国の中心・霞正城(かしょうじょう)に。そして後宮の不穏を珠蘭の瞳で探るよう命じられる。 人との触れあいに戸惑いながらも珠蘭は誠実に向き合い、後宮の盗難の事件や呪いの謎に挑んでいく。その姿がしだいに劉帆や妃たちの心をも変化させ、信頼を勝ち得ていくがーー? 全ての謎の行き着く先は、触れてはならないこの国の根幹に関わる秘密だった。 ※電子特典として、巻末に書き下ろしショートストーリー【今宵、条件付きの不死帝に】を収録しています。 ◆ー◆ー◆登場人物紹介◆ー◆ー◆ ◇董珠蘭(とう しゅらん) 特別な記憶力をもつが、孤独な贄だった。兄を解放する条件として、後宮の不穏をその瞳で探ることになり――? ◇楊劉帆(よう りゅうほ) 兄を解放する条件で、珠蘭に後宮に赴くことを提案した美青年。次第に珠蘭に心を動かされて……? ◇董海真(とう かいしん) 珠蘭の兄。孤独な珠蘭を唯一気にかけてくれた肉親。学問の才があり期待されていたが、三年前に失踪していた。 -
白狼様と神隠しの少女
神野木家の下働きのまほろは強欲な当主一家に虐げられてきた。 ある日白皙の美貌の青年・狭霧が訪れる。 神使だという狭霧は「『石』を返せ」と迫るが、当主は狼狽するばかり。 しかも身代わりとしてまほろが差し出されてしまった。 百年前、神野木家には特別な霊石が貸し出された。 返さなければ破滅だと聞き、まほろは失われた霊石を捜すことに。 二人旅の中、狭霧の不器用な優しさや新しい出会いを通してまほろの孤独は癒えていく。 人間嫌いの狭霧ともやがて心を通わせるが、旅路の果てに思いがけない真実を知って――。 ==登場人物== まほろ 神野木家の下働き。 強欲な当主夫妻と一人娘に虐げられ、周囲の使用人からも見下されている。 捨て子の自分を拾ってもらった恩を返すため、懸命に働いている。 狭霧 神霊界の主に仕える神使。人間嫌い。 純真すぎるまほろのことは放っておけず、つい世話を焼いてしまう。 -
宵を待つ月の物語
高校生の坂木夜花(よはな)の住む町は、魔を退治する神祇官(かむつかさ)の一族である社城(やしろ)家が絶大な権力を持つ。 両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。 騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り――後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。 夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。 けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。 夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……? 「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。 ※特典として、発売記念書き下ろし短編を収録しています。 -
メイデーア転生物語
悪名高い魔女の末裔とされる貴族令嬢マキア。ともに育ってきた少年トールが、異世界から来た〈救世主の少女〉の騎士に選ばれ、二人は引き離されてしまう。マキアはもう一度トールに会うため魔法学校の首席を目指す! ■期間限定特典:『かくりよの宿飯』アフターストーリー ※閲覧期限は2019年11月15日まで ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります ※小説自体のダウンロードはできませんので、ご了承ください ※特典内容は紙書籍と同様のものです -
払暁
戦場で瀕死の騎士を助けた男装の魔術師のハルカ。死を望む騎士を叱り飛ばし、お前が生き残ったら一生を拾ってやると伝える。しかしその戯れ言を本気にした男は、戦後ハルカを訪ねてきて強引に主従の契約を結び――。 -
雪花妃伝 ~藍帝後宮始末記~
――――王を害すると託宣を受けて辺境に捨てられた少女は、王の后となる。―――― ◎富士見L文庫×COMIC BRIDGE 頑張る女子主人公コンテスト ファンタジー部門特別賞受賞作◎ (2019年度) 「この娘はいずれ王を害する」 託宣を受け、静かな廟で生涯を終える筈だった鈴雪。しかし、幼い彼女の運命は流転する。王の手で強引に都へ連れ去られ――王后とされたのだ。だが、途方に暮れ泣きじゃくるだけの鈴雪は離宮へ追いやられてしまう。 時は流れ、彼女が十九となったとき。王の世継ぎが死ぬ原因は呪いだという噂が流れていた。噂の払拭と、連続死の真実を探る密命のため、鈴雪は再び後宮へ連れ戻される。離宮で美しく知性ある女性となった鈴雪が投げ込まれたそこは、陰謀渦巻く世界だった……。 <1~2巻、2か月連続配信!> -
捨てられ聖女は働かないっ!
偽りの聖女の罪で追放されたセシリア。けれど聖女とは名ばかりの【過重労働】に辟易していた彼女は、自由を手に入れ大喜び。 たどり着いた最果ての荒れ地を(元)聖女の力で復旧し、念願のスローライフが始まった。 そんな折、セシリアは行き倒れの魔族の少年・アルを拾う。 健気に働くアルに尊さを感じながら暮らしていると、かつての仲間の勇者がセシリアを連れ戻しに現れる。 勇者とアルが喧嘩をはじめ、セシリアはそれに激怒。二人に聖なる制裁を与えたとたん、アルが美青年に成長してしまって……!? -
死の森の魔女は愛を知らない
欲深で冷酷と噂の「死の森の魔女」。正体は祖母の後を継いだ年若き魔女のリコリスだ。ある日森で暮らす彼女のもとに、毒薬を求めて王弟がやってくる。断った彼女だけれど王弟はリコリスを気に入って……? -
碧雲物語
唯一の家族である父を失った貧乏術士の碧凛心(へき りんしん)は、行き倒れるか、望まない奉公に出るかの二択を迫られる。 そこで彼女が選んだのは「男性として奨学金の出るエリート法術学校に入学する」だった! 凛心は卓越した法術の才能で国最高峰と言われる蒼天男士学院に状元(首席)で入学する。 しかし、入学初日に氷の美貌と厳格な人柄で知られる五大貴族の筆頭・趙家次男の冰悧(ひょうり)と最悪な出会いを果たす。 凛心の自由奔放な言動と、自分に厳しく規律を守る冰悧の相性は水と油だった。 そんな折、凛心は学院を抜け出そうとしたところを冰悧に捕まえられて、それがきっかけで学院の大事件に巻き込まれることに……!? 美しき東方世界で繰り広げられる、恋と冒険の本格中華ファンタジー! ※特典として、発売記念書き下ろし短編【趙冰悧感冒了】を収録しています。 -
神さま屋敷の見習い花嫁
祖父を亡くし、幼い弟と二人きりになった高校生の晴。 弟を守るため遺言を頼りに田舎のお屋敷を訪ねると、晴たちを迎えたのはなぜか部屋着姿の涼やかな美形だった。 彼はこの家の主で、神獣を守る特別な一族の御曹司・颯馬。 本家いわく、晴の婚約者だという。 お互い初耳の晴と颯馬は反発するけれど、やむをえずしばらくともに暮らすことに。 式神や神獣に囲まれた不思議な新生活、晴は持ち前の明るさとおいしいごはんで、今まで孤独に神域を守ってきた颯馬を支えて―― 新しい「家族」の形を見つける、和風ファンタジー。 ==登場人物== 天ヶ瀬 晴 高校1年生。幼い頃に両親を亡くし、祖父と弟の幹人と暮らしていた。 昔から、他の人には見えない不思議なものを見る。 前向きな性格で、節約料理が得意。 水守 颯馬 神獣を守る役目を負った特別な一族・水守家の青年。 人や生き物の生気を吸い取る力をもつ。 半ば隔離されるようにして、龍神の通り道となっている屋敷をひとりで守ってきた。 天ヶ瀬 幹人 晴の弟。小学生。 両親を亡くして以来話さなくなったが、晴には幹人の感情がよくわかる。 ギン 祖父の友人で、晴たち家族にしか見えない不思議な存在。 普段は成人男性の姿だが、うれしいことがあるともふもふの生き物になって飛び跳ねる。 -
花橘の書記官
下級書記官の橘花は、ある日書庫の奥から、この国では読むことが禁止とされている歴史書を見つける。 実は橘花には前世の記憶があり、かつては歴史を学ぶことが大好きだったのだ。 禁じられているからこそ、この国をより知りたい―― 食い入るように史書を読み込んでいると、太子殿下の護衛である雄偉に見つかってしまった! 帝室への叛意を疑われ、つい「賢者は歴史に学ぶもの」と反論した橘花を、雄偉は「面白い」と後宮の侍女として召し上げ、 さらに「暗殺を企む太子妃を探ってほしい」と無理難題を押し付けてきて……!? -
蠱毒の恋姫
害を為す蠱毒姫として育った藤香。怪異討伐で名高い暁人のもとへ嫁入りするが、藤香はどうせ自分を成敗するための儀だと疑っていた。しかし暁人は自分も呪われる身、共に生き延びてほしいと寄り添ってくれて――? -
眠り姫は一途な若頭に溺愛されています
親を亡くし叔父に虐められ育った紗夜。人身事故に遭い三年も昏睡状態となってしまったが、目覚めるとヤクザの若頭に見守られていて!? 治療費3千万を払うか、結婚するか。若頭に迫られ同居生活が始まるが……? -
あやかし乙女の教育係
高校生の乙女は幼い頃に母を亡くし、祖父に引き取られた。 妖を見て癒やす力のせいで冷遇されながらも、密かに治癒を続ける中、美しい妖狐の青年、狐白が現れる。 やっと会えたとうれしそうな狐白は乙女を祖父の家から解放し、妖が棲まう“妖界”へ誘った。 実は乙女は、亡き妖界の主・大嶽丸の娘で、次の主候補に選ばれたのだ。 突然の展開と、教育係だという狐白の過剰な忠誠に戸惑うけれど、否定されてきた力を望まれて心が動く。 末永く支えると言ってくれた狐白と一緒に主を目指すうちに、乙女は本来の自分を取り戻し――。 -
後宮茶妃伝
茶道楽と呼ばれるほどお茶に目がない采夏は、献上茶の会場と勘違いしうっかり入内。宦官に扮した皇帝に出会う。お茶を美味しく飲む才能をもつ皇帝とともに、後宮を牛耳る輩に復讐すべく後宮の闇へ斬り込むことに!? -
レディ・バレットは恋の設計図を知らない 白皙の機械人形とはじまりの心音
機械が人々の生活を支える街ノーサンギア。 機械工のハリエットを謎めいた美青年・セブンスが訪ねてくる。 自らを暴走状態だと言い解体を希望する彼は、人間と見紛うほど精巧な機械人形だった。 折しも巷では原因不明の機械の暴走が多発していた。 ハリエットはセブンスの問題を解明するためにも事件を調べることに。 一時的な同居生活で、人間に仕える機能をもつセブンスは完璧に家事をこなし慈しむように世話を焼いてくる。 孤独なハリエットが初めての感情に揺れる中、心をもたないはずのセブンスにも変化が生じ――。 -
その巫女は悪女につき お前は、わたくしを殺す番犬
白王国の大巫女・雪玲は悪女である。 金遣いは荒く傲慢、人を人とも思わない彼女は、新たに護衛となった男にこう言い放った。 「誓いなさい――わたくしに忠誠を尽くす犬になると」 九つの国を束ねる巫女姫。その選定の儀のため、雪玲は護衛の志強とともに帝国へと旅立つ。道中も無理難題を押し付ける雪玲だが、その“真の目的”は別にあり……。 偽物の大巫女である自分を殺してほしい。胸に秘めた宿願を果たすため、志強に憎まれようと悪女を演じ続ける雪玲だったが、その行動はことごとく裏目に出てしまい!? ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 雪玲(せつれい) 仙女の生まれ変わりである白王国の大巫女。とある事情から悪女を演じており、志強に殺されることを望む。 志強(しきょう) 雪玲の専属護衛。自分を犬呼ばわりする雪玲に憤りを感じつつも、その裏に隠された真意を読み解こうとしている。 -
幽遊菓庵~春寿堂の怪奇帳~
高野山の片隅にある和菓子屋『春寿堂』。飄々とした店主の玉藻の正体は狐の妖怪で、訪れる客も注文も妖怪がらみのものばかり。此度はどんな騒ぎが起きるのか? 和菓子とあやかしが結ぶ、暖かな縁のストーリー。 -
悪姫の後宮華演
誰もが恐れる『悪姫(あっき)』、胡令花。 けれど正体は、悪女とは真逆の愛らしい顔と純粋な性格。 それは誰も知らない……はずだった。 皇太子・伯蓮から密命を受けるまでは。 「我が妃、そして我が弟になれ」 自身の秘密を守るためにやむなく二重生活を始めたものの、問題が続々と発生。 『悪姫』は寵妃だと勘違いされ、弟の時は伯蓮による溺愛が過ぎてかき乱される。 そんな中、東宮でおぞましい事件が起こってしまい……? 「悪を誅する悪の出番ね」 己の使命を胸に、悪姫と弟、二つの顔を使って事件を解決に導きます! ●〇●著者・甲斐田紫乃の大人気シリーズ『旺華国後宮の薬師 7』も2023年7月~同時配信開始!●〇● ----- ■2冊同時刊行キャンペーン 期間限定! 購入特典SSが読める二次元コードを収録♪ 特典は、『旺華国後宮の薬師』のキャラクターが演技に挑戦する、 書き下ろしSS「結成!? 後宮劇団」です。 <閲覧期間:2024年7月14日正午まで> ※本特典はダウンロードはできません。 ※特典内容は紙書籍と同様のものです。 ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます。 ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります。 ※第三者やSNS等での公開・配布は固くお断りいたします。 ※システム等のやむを得ない事情により、期間内であっても予告なく公開を終了する場合があります。 ----- -
魔王の食卓
食いしん坊の魔法使い・フェリ シアは、世界を救った英雄に遭うため、学校の卒業式を抜け出し、相棒のハリネズミと共に旅立った。 そこで仏頂面の青年・カナンに出逢い、道中のお礼に急ごしらえの窯でトマトのピザを振舞う。熱々を頬張るとカナンに魔力が戻り、今後のご飯も頼まれてしまった。 旅に男手は要るし、利点もある。それはカナンが魔王の息子だということ。フェリシアの大切な祖母の仇も魔族。人の良さそうな魔王の息子には悪いけれど、魔族に効く毒が分かるかもしれない。契約を交わし、二人の旅は始まった。 -
平安あかしあやかし陰陽師
【彼こそが、安倍晴明の歴史に隠れし師匠!】 この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄(かものみつよし)。安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は――女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。 幼なじみの歌人・藤原為頼(ふじわらのためより)が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で……。 安倍晴明に鬼才と言わしめた陰陽師が、あやしき影と対峙する宮廷絵巻。これより開宴――! -
千駄木ねこ茶房の文豪ごはん
社畜生活に疲れ果て、会社を休職中の亜紀。そんな彼女の元に祖母が倒れたとの一報が入る。急ぎ見舞うと、祖母から「店を守ってくれ」と頼まれてしまう。ひとまず千駄木にある店の様子を見に行くことに。すると店の前に見知らぬ美男子が行き倒れていた! その上「何も食べていにゃいから食事を二人分作ってくれ」とお願いされ……いや、お願いしてきたのは、男の側から現れた、立派な口髭を蓄えた黒猫で!? 文豪が愛したごはんを通し、悩みを抱えた人々の心を癒やしていく、ほっこりおいしい人情物語! -
あやかし極道「鬼灯組」に嫁入りします
黒塗りの車にぶつかり、無理やり組に連行された葛野華が出会ったのは、麗しい美形の妖怪――鬼夜叉の漆季と、九尾の狐の狛夜。 なんとここはあやかし極道「鬼灯組」だった。 祖母の形見・翠晶が妖怪の宝物らしく、その力で彼らの本性を暴いてしまった華は、対の宝物・玉璽を捜し出さないと命はないと脅される。 さらに、華が逃げないよう「次期組長の花嫁にする」と宣言されてしまった。 最強の漆季と若頭の狛夜、対立が激化する次期候補の二人に迫られながら、キケンで刺激的な極道暮らしをすることになり……!? -
諸説あります。
誰もが振り返る美貌を持ちながら、ニコリとも笑わない男――美術史准教授・五条雪彦。彼の助手となった心理学専攻の雨音は、畑違いの分野に苦戦中だ。しかも、頼れる彼のもとには絵画以外の謎も持ち込まれて――? -
六道先生の原稿は順調に遅れています
中堅出版社の文芸編集・桐島詠美は、年単位で原稿が上がらないベテラン作家・六道先生の担当をすることに。さっそく六道のもとへ挨拶(と催促)に向かうのだが、そこで彼が怪奇を喰らって創作をする妖怪だと知り!? -
紅至宝物語
用心棒のウィードはいわくつきの宝・紅吉祥【くれないきっしょう】のハントに同行する。 それは数百年に一度、指輪や盃等を依代に顕現する、国をも揺るがす力を秘めた代物らしい。 だが顕現のとき「器」に選ばれたのは人間――舞姫ラウラだった。 元奴隷の彼女は権力者に利用されかねないその力を拒絶。 力を捨てるため聖地への旅を決意し、報酬につられたウィードは護衛を引き受ける。 奔放なラウラに手を焼くウィード。 一方ラウラは人生に投げやりな彼が歯がゆい。 即席の主従関係でしかなかった二人が変わっていく中、紅吉祥を狙う者が現れ――。 ==登場人物== ウィード 腕利きの用心棒。面倒を嫌い、高額の報酬が出る依頼しか引き受けない。 女の悲鳴が苦手。 過去は別の仕事をしていたようだが……? ラウラ 旅芸人の一座の舞姫。 卓越した舞の技量と容姿の美しさから、「傾国の舞姫」と呼ばれる。 奔放な性格だが、他人を細やかに気遣う一面も。 -
仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
かけだし仙人の智桂はある日、人だった頃の妹姫の輿入れの話を耳にする。輿入れ先は不穏な噂のある隣国で、心配になった智桂は人のふりをしてこっそり忍びこむ。そこで若き将軍・希柳の命を救い運命が動き出す――! -
英国骨董店がらくた偽装結婚
華族令嬢の一之宮 菊華は両親を喪い、強欲な叔父夫婦に育てられた。淑やかに躾けられた美しい人形のような菊華は、年頃を迎え、老人の後妻として売られそうになる。 たまらず家を飛び出しはや五年――。 貿易船にもぐりこんだ菊華はイギリスに停泊する船でしっかり者で目端の利く下働き(男)に成長していた。愛する骨董品に携わる仕事で、将来は自分の骨董店を持つのが夢だ。 そんな折、貿易商会の会頭である東堂政宗が船を訪れる。 彼と因縁のあった菊華は女性だと暴露され、なぜか彼と結婚することに……!? 豪華絢爛なアンティークジュエリーと陰謀うずまく社交界をめぐる、恋と謎の物語。 -
二階の悪魔さん 地獄への帰り方、探してます。
世紀末の日本へ召喚された地獄の侯爵アヴナス。 彼は召喚者に置き去りにされたため願いを叶えられず、地獄に帰れなくなった。 それから二十四年──召喚者を探し続けるアヴナスは築三十二年の弁当屋の二階に住んでいる。 からあげを愛し慎ましく暮らしながら、地獄への帰還を切望していた。 そんな折、弁当屋を営む真辺文から合唱サークルの助っ人を頼まれ、弁当のからあげ増量と共に引き受ける。 しかし、それがきっかけで地獄帰還へのヒントが…!? 孤高の悪魔と普通の人々が織りなす悪魔的(非)日常の四畳半喜劇! ※特典として、発売記念書き下ろし短編「常連客への道」を収録しています。 -
髪結い乙女の嫁入り
天下井華弥は髪結い師だ。依頼人の髪を結い、整え、服飾も合わせて仕立て上げるのを生業としている。天涯孤独でありながら、彼女は自分の腕を頼りに生きてきた。 しかし脅迫まがいの求婚を受け、仕事を取り上げられかける。万事休すの華弥に手を差し伸べたのは、亡き母が結んだ婚姻契約を持つ男、梅景斎だった。斎の仕える梅之宮家に入れば仕事も身柄も守れると。 華弥は現状打破と、母の意図を知るため、斎に嫁ぐ決意を固める。そして嫁いだ先の家で、現人神だという主人の美幸に、専属の髪結い師になるように言われて……!? ※電子特典として、巻末に『後宮妃の管理人』書き下ろしショートストーリーを収録。 -
女男爵の庭師
庭師になるため田舎から出てきたサラ。しかし鞄をひったくられ紹介状をなくしてしまう。 路頭に迷ったサラは、訳ありで未だ誰も採用されていないという庭師の求人に飛びつく。 その屋敷の主は、美しくも破天荒と噂の、男装の女男爵・アイリだった。 難題の採用試験をサラはあふれる植物愛で突破。 庭師となったサラはアイリに連れられ庭園を巡ることに。 行く先々で事件が起こるが、アイリの洞察力とサラの植物知識で解き明かしていく。 やがてサラは、ある花と父の死の真相を追うアイリの孤独に気づき――。 ==登場人物== アイリ 『特別継承権』を認められ、女性の身だが暫定的に男爵位をもち、男装を好む。 たぐいまれなる美貌と頭脳をもつが、破天荒と噂される。 サラ 田舎から出てきた17才の少女。 祖母の影響で草花をこよなく愛し、庭づくりとその知識は誰にも負けない。 ※特典として、発売記念書き下ろし短編を収録しています。 -
ジギタリスの女王に忠誠を
内乱続きの小国の新王は何の力もない元修道女のマーガレットだった。けれど国王になった直後に内乱が勃発し、さらに宝剣も盗まれて――!? 無力な少女が血塗られた玉座を制する、光あふれるヒストリカル・ロマン! -
聖女と悪魔の終身契約
当代随一の退魔師《聖女》エマには秘密がある。それは、魔を祓う身でありながら、強力な魔物・クロエと「契約」していること。 幼い頃魔物に襲われたエマは、クロエを召喚し生き延びた。以来、自分を「姫さま」と呼んで嬉々として世話を焼くクロエと、いびつな主従関係を築いてきた。孤独なエマにとって、クロエの重く深い愛は、時に魅惑的な毒のようだ。 人々を襲う黒い魔獣、死を呼ぶ葬送のワルツ、母の腹に宿ったまま生まれない赤子。エマは今日もクロエを従えて退魔に向かう――消えた妹を捜し求めて。 ==登場人物== エマ 《聖女》と名高い、当代随一の退魔師。 クロエと「契約」し、その力を使って魔を祓っている。 「いつも言っているけど、余計なことは何もするな」 ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ クロエ 千年を生きる高位の魔物。 エマを溺愛し、身の回りの世話を焼いている。 「憎らしくてとってもかわいい僕の姫さま」 -
きみに、にゃあと鳴いてやる。
仕事に疲れたOL・舞原留里は、ある日吉祥寺で一匹の猫となる。自由だ! と喜ぶも猫としての生活力はゼロ。焦っていると、高校の同級生・岸田頼朝に遭遇。ある特異体質を持つ彼に留里(猫)はお持ち帰りされて!? -
わたしの幸せな結婚【ノベル分冊版】
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。 -
「浅草鬼嫁日記」「かくりよの宿飯」友麻碧小説2作品試し読み合本
友麻碧の「浅草鬼嫁日記」「かくりよの宿飯」2作品の試し読み合本が登場!200ページ以上を収録した大ボリュームの試し読みでご堪能ください。 【収録作品】 『浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。』 鬼姫"茨木童子"を前世に持つ浅草の女子高生・真紀。今は人間の身でありながら、前世の「夫」で"酒呑童子"だった同級生の天酒馨を(無理矢理)引き連れ、あやかしたちの厄介ごとに首を突っ込む。「最強の鬼嫁」の物語、ここに開幕! 『かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。』 祖父の借金のかたに、隠世(かくりよ)にある妖怪たちの宿「天神屋」へと連れてこられた女子大生・葵。宿の大旦那である鬼への嫁入りを回避するため、彼女は得意の料理の腕前を武器に、働いて借金を返そうとするが……? 大人気あやかし宿飯細腕繁盛記! -
愛之助(推定2歳・雄)の考察
ぼくの名前は愛之助。ご主人様は千尋。千尋は頑張り屋で、とっても可愛いメスなんだ。同居人のルーイ(ゴールデンレトリバー)もぼくも太鼓判ってやつを押すね。そんな千尋に最近気になるオスができたみたいで――。 -
赤毛のトアと罪の騎士団
曲がった事が嫌いな騎士の少女トアは、姉を侮辱した第三王子を殴り飛ばした罪で北の広大な墓所“聖ドロティア葬園”に左遷される。 収容された者は命を落とすというその地では、歴代当主が各国から徴集した男性囚人に墓をあばかせ、なにかを探しているらしい――。 身を守るため男装で葬園に赴いたトアは“罪の騎士団”と呼ばれる罪人達ーー毒舌似非神父ゼファー、天才少年医術師アズリカ、食に命を捧げる料理人エルイーズらと出会う。 成り行きで彼らの“団長”となってしまったトアに現葬園当主ロキから“墓堀り”の命が下りて……!? -
雨の魔術師
幻想に満ちた魔術学院ドラクロウ。偉大な師の元で愛され育った天才少女・シャロムは、突然魔力を失い、今は学院の落ちこぼれだ。 ある朝シャロムが妖精の悪戯に困っていると、一人の少年に助けられる。 口の悪い彼は学院一優秀な生徒・ユエルで、なぜかシャムルは試験のパートナーに見込まれてしまった。 躊躇いながらも協力し、次第に心通わせる二人。だがシャロムは悲しい真実を知る。呪いに蝕まれ、もう決して元の<雨の魔術師>に戻れない事を――。 すれ違いながらも二人の魔術師が歩む、恋と再生を紡いだ物語。 -
あやかし兄弟と桜の事件簿
刑事の桜は人間の兄弟に生まれ変わった猫又と妖狐に出会った。あやかしも動物も人間も思わずかしずくほどの美貌と食欲を持つ彼ら。桜が料理作りに通い詰める一方、焼き肉を見返りにあやかし兄弟が殺人事件に挑む! -
あやかし万来、おむすび処はじめました。
諸事情で会社を辞め、実家に戻った望未。しかし実家は満員で、商店街の空き店舗に追い出されてしまった。そんな時……「俺の嫁になってくれ!」空腹で行き倒れた男をおむすびで助けたら、いきなり求婚されて!? -
あやかし双子のお医者さん
肝試しを境に居なくなってしまった弟を捜すため、速水莉莉は不思議な事件を解くという噂を頼ってある雑居ビルへやって来た。彼女を迎えたのは双子の兄弟。不機嫌な兄の桜木晴と、弟の嵐は陽気だけれど幽霊で……!? -
あやかし万華鏡
繁華街を逸れた路地に佇む、小さな万華鏡専門店。妖異に容赦なく、甘味に弱い万華鏡師・佐香は、「人を喰う美」を作り出す唯一無二の万華鏡師。そんな彼の作り出す幻想に惹かれ、今日も人外なお客がやって来る―― -
あやかし遊郭の居候
御一新より時は下った花街で。下働きの千早は突然売られることを知り、行く宛もなく逃げ出した。たどり着いたのは、江戸の御世もかくやと思わせる絢爛な遊郭。戸惑う千早を、綺麗な楼主の朔は迎え入れ、追手はのっぺらぼうが蹴散らす。そこは人の世の外、あやかしの遊郭・月虹楼だった。 あやかしが忘れ去られようという時分、飛び込んできた千早こそ人の世との絆を繋ぐと朔は言う。流されて生きてきた千早だが、恩返しのため月虹楼の手助けをすることに。一方人の世でも、千早を捜し求める者たちがいて……? -
あやかし嫁入り縁結び
■□■『あやかし双子のお医者さん』『九十九さん家のあやかし事情』に続く、椎名蓮月の新シリーズ、発売決定!!■□■ 一人暮らしをはじめたしっかり者の大学生・結維(ゆい)。彼女が秘密を抱えた青年・小太郎(こたろう)と出会うことで、心あたたまる現代ご縁結びお伽草子のはじまりはじまり――。 -
あやし絵刺繍幻燈譚
古寺織物に勤める原画師の早苗と刺繍師の瑞穂は、性格も見た目も正反対の兄弟。二人はある日、人にとり憑いているという刺繍の検分を依頼される。一族に伝わる刺繍の「秘術」で事件を解決しようとする二人だが…… -
ある小説家をめぐる一冊
若き女流作家・空野の担当になった編集者の田中。だが“書いたことが現実になる”と空野から聞かされ、原稿は取れないまま。半信半疑のある日、田中は空野が描いた物語をなぞるような不思議な事件に巻き込まれ…… -
生贄乙女の婚礼
荒ぶる神に生贄として捧げられた如月千代。彼女は弟を守るため、神の力を封じる毒と一緒に食べられたい。その瞬間を待つ千代の前に、秀麗な龍神・銀嶺が現れる。誰もが恐れる龍神は、けれど千代を花嫁として丁重に扱うばかりで――いっこうに食べてくれない! 銀嶺の優しさに癒やされつつも、食べられようと自分磨きに励む千代。一方で、千代の不憫な境遇を神の力技で解決しようとする銀嶺。から回りながら共に暮らす二人は、やがて互いの隠し事を通じて向き合うようになり――。生贄乙女と龍神様、運命の婚礼物語が始まる。 -
生贄妃は天命を占う
「どうしたもんかなぁ」新米占い師・月麗は困っていた。占いが権力者の逆鱗に触れて強制連行。生贄にされるはずが、人違いで神様の妃になるはめに陥ったのだ。 早速皇帝・洪封から命じられ、恋愛運を占ってみるが、結果は「妻に見えず」。偽妃だから当然だ。 それに生贄だとバレたら、月麗は喰われてしまう――。 怯える姿を尻目に、皇帝は月麗を喰べるつもりもなく、たっぷり溺愛しようと後宮専属の占筮者へと任命した。 だけれど後宮は一癖も二癖もある妃達ばかり。慌てる月麗の前に、モフモフの黒猫が現れて……? -
出雲新聞編集局日報 かみさま新聞、増刷中。
新人記者の悠馬が配属されたのは、いかつい先輩の恭平と、デスクに猫がいるだけの、のんびりした新聞編集局――と思いきや、その御役目は、悩める人々を救う神様の活躍を記事にした“かみさま新聞”の発行だった!? -
出雲新聞編集局日報 かみさま新聞、恋結び?
悠馬たちの所属する“かみさま新聞”編集部に珍客が訪れた。その少女・あかりは、神様の力で行方不明の父親を探して欲しいという。神様に、猫に、そして少女にまで振り回される、悠馬の記者ライフはどうなる……!? -
上野の神様にこい願わくは
夜の不忍池から現れたびしょ濡れの男。彼は龍になって空へと消えていった。なぜか兄のスーツケースを持って――。翌日真穂が訪れたのは、龍が向かったと思われる資料館。出てきたのは、美貌の学芸員で……!? -
うぐいす浄土逗留記
民話や伝承を好む大学生・伊緒は、二十歳の誕生日を境に見知らぬ世界へと誘われる。妖怪や人でないものが住まう異郷で、助けてくれた白蛇の化身の青年・七郎に恩を返すため、手探りの生活を始めることとなり……? -
うちの社食がマズくて困ってます
OL・梓は素敵な社食に憧れ転職。いざ実食! が、社食がマズい……。しかも入社早々「働かない部署」と噂の「働き方改革推進課」へ異動となってしまう。しかし梓は社食への夢を諦めきれず、ある野望を抱くが――? -
榮国物語
貧乏官僚の家に生まれた春蘭と春雷。姉の春蘭はあまりに賢く、弟の春雷はあまりに美しく育ったため、性別を間違えられることもしばしば。「姉は絶世の美女、弟は利発な有望株」という誤った噂は皇帝の耳にも届き!? -
エディター!
アイドルのゴシップに、未解決の通り魔事件――伝説的スクープを出してきた週刊永冬編集部。そこに配属された上原岬を待っていたのはゲスな激務だった! 毎日がんばる編集ガールの、なりふりかまわぬお仕事小説! -
江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる
○◎●第5回カクヨムコンテスト大賞受賞作●◎○ 歴史好きなキャバ嬢として活躍していた杏奈(あんな)は、ある日目覚めると花魁・山吹(やまぶき)に成り代わっていた! 現代に戻れないと覚悟した杏奈は、知恵と気っ風の良さで江戸の憧れである花魁の頂点になることを決心する。 しかし直後に、人気を競う花魁に、客から贈られた大切な着物を汚される事件が起こる。その馴染み客は数刻後には来楼予定。汚された着物を着れば機嫌を損ね、言い訳すれば格を落とす。”山吹”の危機に、杏奈は古典から学んだ教養と接客の機転で応じ……? 山吹花魁の伝説、ここに開幕! 書き下ろしショートエピソード「紅椿花魁昔語り」収録。 -
閻魔とひまわり
母を亡くし天涯孤独な向日葵は、法律事務所の仕事も解雇され落ち込んでいた矢先、突然黄泉の国の法廷へ迷い込んでしまう。 するとあやかし裁判を統べる閻魔・蒼晴から「黄泉への無断侵入は大罪」と牢屋に連行されてしまって!? どうにか疑いが晴れた向日葵は、実は幼い頃に蒼晴と「けっこんけいやくしょ」を交わしていたらしく、結婚をしないとどうせ地獄行きは確定。 それならいっそ居場所のない身、と向日葵は同居を始めるけれど、何故かあやかし裁判の補佐として奮闘することに……? 閻魔へ嫁入り目前の冥界恋物語。 -
縁結び神社の悪魔さま
誠実な男性と結婚を望む婚活女子・珠子。参拝すれば必ず恋人ができ、イケメン神主が恋愛相談にものってくれると噂の神社を訪れてみたのだが……そこには羽を生やした全裸の男が!しかも男は自分を悪魔だと言い――? -
エース!!
野球をやめ、無名の都立高校に進学して一ヶ月。慧はシニア時代の自分を知る元気と出逢う。小さな身体でキャッチャーが楽しくて仕方がないという元気に引きずられ、1年生だけの野球部に入部することになるのだが…… -
エール!!
幼い頃からエースとして活躍し、幼馴染みの武蔵と甲子園を目指していた勝利。しかし、怪我によってその夢は潰えてしまう。野球を嫌いにもなれず、自分の居場所を探す勝利が見つけたのは、古ぼけた応援旗だった――。 -
桜花妃料理帖
桜花国に伝わる妃を選び出す桜。手違いで桜を受け取ってしまった宮廷料理人の玉葉は、期間限定の妃になってしまった! 玉葉は自分の作る料理を美味しそうに食べ、懐いてくる国王・紫苑を放っておくことができず…… -
王妃ベルタの肖像
王妃と仲睦まじいと評判の国王のもとに、第二妃として嫁いだ辺境領主の娘ベルタ。王宮で誰も愛さず誰にも愛されないと思っていたベルタは予想外の妊娠をしたことで、子供とともに政治の濁流に呑み込まれていく――。 -
お越しください、稲荷寿司あやかし神社
借金のカタに寂れた神社で働き始めた奏。すると神主の息子が突如狐に変身!そこはあやかしの隠里だった。神社の存続を掛け稲荷茶屋の手伝いを頼まれた奏は、厄介事を持ち込むあやかし相手に稲荷寿司作りに励むが!? -
お師匠さまは、天神様
京都の大学で日本古代史を専攻する博士研究員(ポストドクター)の万桜は、友人に騙され、太宰府にある廃館寸前の『天神様博物堂』へと左遷される。 そんな万桜の前に、態度がでかくて口の悪い古風な平安装束を着た“少年”――『菅原道真』が現れた!! 彼は「学者としてあまりに怠惰なおぬしを咎めにきた」と傷心の万桜を叱り飛ばし、ちゃっかり家にまで上がりこんでくる始末。 だが、渋々ながらも付き合ううちに、万桜は忘れていた“学ぶ楽しさ”を思い出し!? がけっぷち歴女とちびっこ怨霊……もとい天神様の奇妙な師弟関係始まる! -
お邪魔してます、こたつ犬
宏美は東京でOL生活中。仕事帰りにスマホを見ると、母親から突然、今向かってるとメッセージが。正直、仕事で疲れているので、相手をするのは面倒だ。そう思い帰宅すると――「お邪魔しています」。部屋には何故か、こたつに入った喋る犬がいて!? 犬は一宿一飯の恩義と言い、なんと宏美の声真似をして、やって来た母親の相手をしてくれた。すると傍目に二人の会話を聞く宏美にも、母親との思い出が蘇り……。 そんなちょっとだけ疲れた普通の人たちの物語。こたつ犬があなたの“や”なこと、代わります。 -
おたすけ幽霊カフェ
恋も仕事もどうでもよくなり、とある岬を訪れたさゆみ。寒さで行き倒れ寸前になっていたさゆみを助けてくれたのは、近くの鄙びた喫茶店のマスター・大河原だった。しかし喫茶店にいたのは大河原だけではなくて――? -
堕ち神さまの神頼み
男子高校生の叶の家に、ある日突然やって来た元・神様と狛犬(擬人化)。元・神様いわく、人々の願いを叶えるために、力を失った自分を手伝って欲しいという。だが、そこには色々事情があって――。心温まる物語。 -
お父さんはクールな娘に構われたい
垣本正樹はどんな取引先にも好かれる敏腕営業マン。ところが高校生になった娘の実咲とは微妙な距離感で、家族の時間を作ってもらえない。そこで正樹は仕事で培った交渉術を使った、娘との関係改善を決意して……!? -
お直し処猫庵
OL・由奈はへこんでいた。猫のストラップが彼に幼稚だとダメ出された上、壊れてしまったのだ。そこへ目の前を二足歩行の猫がすたこら通り過ぎていく。傍らに「なんでも直します」と書いた店「猫庵」があって……? -
鬼狩り神社の守り姫
高校生の透子は唯一の味方だった祖母を亡くした。伯母に虐げられ絶望する透子の前に、失踪した母の親族が現れる。「鬼狩り」を生業とする神坂家は透子自身が嫌ってきた「力」を歓迎するという。初めて自分を認められた透子は神坂の神社で暮らすことを決める。 待っていたのは、同い年の少年・千尋や有能な術者・千瑛との共同生活。透子は神坂に生まれながら能力がない千尋の苦悩に触れ、正反対の二人は心を通わせていく。居場所をもらったように感じ始めた透子だが、頻発する行方不明事件をその力で探れと命じられ――。 ===キャラクター紹介=== 芦屋透子 高校2年生。「不思議なことばかり言う子」と伯母からは辛く当たられてきた。 唯一自分を守ってくれた祖母を喪い絶望していたところに、神坂家の人間が迎えにやってくる。 神坂千尋 高校2年生。一族に生まれながら能力が発現しなかったために思い悩んできた。 屈折した背景をもつが明るく素直な性格で、困っている人は放っておけない。学校でも人気がある。 だいふく 透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。 人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 -
鬼はたまゆら、帝都に酔う
◆◆◆あらすじ◆◆◆ 帝都軍で怪異を討伐する神宮寺彰人は、冷酷な軍人として民衆に恐れられている。 その彼に《千鬼の頭目》と呼ばれる鬼――嵐花の討伐命令が下った。 嵐花は絶世の美貌と強大な力を持ち、帝都中で騒ぎを起こすが、気まぐれに人助けもし、どこか憎めない。 そんな嵐花に彰人は無意識に惹かれてしまい、この鬼を討つことは正しいのか、と苦悩し始める。 迷いつつも軍人として任務を果たそうとする彰人。 だが鬼を討つ術には彰人自身の命が必要で……!? 孤高の軍人と美しき鬼。桜舞う帝都の追走劇、ここに開幕――! ※電子特典として、巻末に『妖狐の執事はかしずかない』の書き下ろしコラボSS1篇を収録 ◆◆◆登場人物◆◆◆ ◆神宮寺彰人(じんぐうじあきひと) 帝都軍陰陽特務部少尉。 当代随一の術者で、怪異討伐のためなら容赦がないと恐れられている。 ◆嵐花(らんか) 《千鬼の頭目》と呼ばれる伝説の悪鬼。 帝都中で騒ぎを起こすが、どこか憎めない一面がある。 -
お弁当代行屋さんの届けもの
フレンチシェフの眞琴が始めた“お弁当代行屋”にやってくる「忘れられないお弁当」を求める人たち。眞琴は依頼人の思い出の中からレシピ、味付け、そして想いを読み解き、“あの味”を再現していく――。 -
思い出読みの憶絵さん
仙台の片隅に佇む鄙びた古物屋。店に似合わない美しい店員は眼帯をしていた。そんな店だからか、持ち込まれるのは奇妙な品ばかり。屋根裏の湯呑、不幸の玩具――。彼女の鑑定“思い出読み”がつなぐ、想いと縁の物語 -
折紙堂来客帖
角川文庫キャラクター小説大賞《読者賞》受賞作『地獄くらやみ花もなき』に続く、 第五回 富士見ラノベ文芸大賞〈審査員特別賞〉受賞の期待作が、ついに刊行! 祖父と2人暮らしの高校生・漱也はあやかしの世との狭間「茜辺原」に迷い込む。そこで出会ったのが、青い瞳の少女・蒼生と、彼女が店主としてあやかしと人の問題を解決する「折紙堂」。 漱也は突然彼の前に現れた<真っ黒お化け>の謎を解くためにも折紙堂に通うことに。同時に、お人好しな漱也は知人の悩み事のために蒼生の知恵を借りていく。 折り紙とあやかしにまつわるさまざまな謎が、聡明な蒼生の知識と漱也の真心で紐解かれ――? 折り紙が紡ぐ、現代和風ファンタジー、開幕! -
織ノ王国物語
【女装の王子は宿命に挑む!】 遊牧のテントが燃えている。兵士が迫り来る。王族でありながら草原の民として生きる王女ララは、民をかばったために己の命を狙う兵に見つかり、炎の中を馬で逃げていた。殺される!死に直面したララを間一髪で救ったのは、国一番の剣士ユージーンだった。 しかし、嘘を嫌悪するユージーンに、ララの正体が女装した少年だと気づかれてしまい……!? 「お前は誰だ! ララ様はどこだ」 これは賢く純真な王子が、彼の資質を見定めんとする剣士と草原の民の幼馴染とともに、簒奪された草原の王国を再興する物語! -
陰陽花伝
幼い頃に呪いをかけられた鶴丸は、男と偽り、陰陽師となる。出向先の検非違使庁で、鶴丸は少将の孝行を相棒にあやかしの事件に挑むことに! 女に戻れば死。陰陽師として競り負けても死。平安風陰陽伝記、開幕! -
怪異探偵の喰加味さんは悪意しか食べない
一風変わった探偵・喰加味に騙され、探偵の助手となった優。彼の目の前で喰加味は毎回依頼人に握手を求めるが、それは妖怪である彼が人間の悪意を食べるための儀式だった!凸凹コンビが謎解く怪奇ミステリー! -
怪談アイドルはじめます。
アイドルグループ「STAiRs」所属の隆治は霊媒体質。今日もPVの撮影でホラーな現象が頻発し、これでは活動もままならない。ところが他のメンバーも、口々に「見えて」いることを訴えだして……? -
華炎の葬奏
現代社会の裏側、呪術師たちのオークションへ、深凪は自身を売りに出した。その価値は、一夜にして滅んだ呪術界の名家・櫻木家の唯一の生き残りであること。対価に望むのは、櫻木家を滅ぼした怨霊『黒の御方』の調伏。会場の誰もが躊躇うなか、一人の青年・祀鶴が名乗りを上げる。彼こそ呪術師たちに忌み嫌われる術師殺しの一族・錦野家の現当主だった。 「その覚悟に敬意を表して、お前を買ってやる」そんな祀鶴の手を取る深凪。調伏を望む『黒の御方』が、自分を虐げてきた義母の、怨霊と化した姿だと知って――。 -
科学喫茶と夏の空蝉
喫茶店『C3-Lab』 のマスターで元科学者の緋子。ある朝、常連の冬子が連れてきた少年は行方不明者だった。冬子は彼を「霊障がある状態っぽい」と言う。さらに「ここは安全だから」と喫茶店に預けられ――!? -
貸出禁止のたまゆら図書館
閑静な山奥にひっそりと佇む≪たまゆら図書館≫。千穂は一冊の書籍を手に取ったことで、本に憑く妖怪・白火と出逢う。「藪の中」「伊豆の踊子」……本に願いを込めた人と、その想いを糧に生きる儚きあやかしの物語。 -
菓匠風月~深夜霊時の夢菓房~
就職を控える陽斗へ「チチキトク」と電報が届く。帰郷を迎えたのは弟・良夜。父は亡くなり、弟が家業の和菓子屋を継いだのだ。人見知りの弟のため陽斗は一肌脱ぐことになるが、真夜中の客は厄介な神様や妖ばかりで? -
華仙公主夜話
初代皇帝が仙人の力を借りて建国したという伝説を持つ基照国。 絶世の美女ともてはやされる酒楼の女主・祥明花のもとにある日、若き宰相の李伯慶が訪ねてくる。 実は明花の正体は、先帝の落とし胤と噂の姫・華仙公主。伯慶は滅亡寸前の国と幼い次期皇帝・紫旗を守るため、明花に協力するよう取引を持ちかけてきたのだ。 国はどうでもいいが可愛い紫旗は助けたい。その一心で、きな臭い伯慶の誘いに乗ることを決めた明花だったが……? 腕力系公主と腹黒宰相の凸凹コンビ、果たして傾国を回避できるか!? -
華那国後宮後始末帖
後宮の宮女・翡翠の日常は突然一変する。反乱が起き、新皇帝が後宮全員の死罪を宣告したのだ。決死で抗議に行った翡翠は、思いがけず元婚約者の旺柳と再会する。 旺柳は憤る翡翠をなだめつつ内心焦っていた。――彼こそ新皇帝だからだ。今も翡翠を愛する旺柳は自分は皇帝の側近だと嘘をつき、死罪撤回を掛け合うと約束する。 かくして死罪は免れるも後宮解体の方針は変わらない。翡翠は妃や宮女総勢千人の行き先を探す「始末官」に任命される。翡翠と旺柳は彼女らの希望を聞き出そうとするが、無理難題の山積みで……!? ==登場人物== 翡翠(ひすい) 美しい筆跡を買われて女官として後宮に入ったが、現在は下働きをしている。 今でも旺柳が好きだが、立場が違うと自分に言い聞かせている。 旺柳(おうりゅう) 地方出身。腐敗した政治を行っていた前皇帝に代わって、現皇帝として即位した。 翡翠には皇帝であることを隠している。 元婚約者の翡翠を溺愛している。 -
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「生きている人間って、だいたい退屈」 彼女の名前はジャンヌ・クーロン。独立独歩の最強令嬢、登場 伯爵令嬢のジャンヌは霊が見える。 さらに歯に衣着せぬ物言いを母親に疎まれ、十歳から修道院に入れられていた。 月日は流れ十六歳のある日、女伯爵である姉マリーズから帰宅を促す手紙が届く。 クーロン家でジャンヌを待っていたのは、大量に生き霊を憑けたマリーズと、伯爵家存続のための意に沿わない結婚の話だった。 ジャンヌはマリーズに「生き霊を払ったら結婚の話をなしにする」という交換条件を持ちかける。 そこで明らかになったのは、マリーズのとんでもない裏の顔で――。 霊を蹴散らし従える令嬢ジャンヌのホーンテッドコメディ、開幕! -
カフェ・グリムへようこそ
童話をモチーフにした料理やスイーツで、ひそかな人気を集める「カフェ・グリム」。就職活動でやらかした帰り道、育美はふとそのお店へ迷い込む。店内ではグリム兄弟に扮する二人の青年が言い争いをしていて……!? -
鎌倉おやつ処の死に神
鎌倉には死に神がいる。命を奪い、それを他人に施すことができる死に神が。「私は死んでもいいんです。だから私の寿命を母に与えて」命を賭してでも叶えたい悲痛な願いに寄り添うことを選んだ、哀しい死に神の物語