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  • 紀州のドン・ファン殺害 「真犯人」の正体 ゴーストライターが見た全真相
    3.6
    緊急出版!紀州のドン・ファンはなぜ殺されたのか。「疑惑の新妻」独占ロングインタビューを収録。事件のすべてを解明する。『紀州のドン・ファン』シリーズのライターでもある吉田隆氏が、死の直前にドン・ファンと交わした会話や死後に警察が家宅捜索にやってきた場面など、これまで明かされていない事実をすべて書く。
  • 騎手の一分 競馬界の真実
    3.9
    2012年秋のマイルチャンピオンシップ。レースの後、勝利騎手インタビューが行われたウイナーズサークルの中央には、久しぶりの笑顔があった。ユタカさん(武豊騎手)が、約2年ぶりにG1を勝ったんだ。「お久しぶりです」俺はもう家に帰っていたから、そのインタビューはテレビで見たんだけど、何だかとてもさびしく感じた。あの武豊をこんな状態にしたのは誰なのか――。(本書より) (講談社現代新書)
  • 傷つきたくないあなたのスローセックス
    -
    あなたは「愛されるために生まれてきた生命体」です。 人気セックス・セラピストが贈る「幸福になるため」のやさしいメッセージ 今の自分のセックスライフへの疑問。誰にも相談できず、一人で悩む孤独感……。でも、もう安心です。あなたが一番ハッピーになれる答えを、これからさがしていきましょう。女性のみなさんは一人として例外なく、究極のエクスタシーを感じる可能性を秘めています。もちろん、あなたも。どうぞ安心して“自分のしあわせのため”にスローセックスを学んでください。あなたに今必要なのは、正しい知識と、ほんの少しの勇気だけです。 ●愛とセックスに関するトラブルが女性から輝きを奪う ●しあわせはいつだって手をのばした人のところにやってくる ●あなたのカレを「スローセックス」に目覚めさせるノウハウ ●男を甘やかす“イッたフリ”は、この場で封印しなさい ●「女として、このまま終わりたくないっ!!」という貪欲さを ※本作品は2008年1月、小社から刊行された『二人で育てるスローセックス イッたフリはもう、しない。』を改題し文庫化したものです。
  • 疵 花形敬とその時代 本田靖春全作品集
    -
    戦後まもなく、闇市が残っていた時代、渋谷を舞台に大暴れしたインテリヤクザがいた。安藤組の花形敬は腕一本でのしあがっていった男だ。その背景にあるのは、何もなかったところから、急速に復興していくエネルギー溢れる日本。花形は組長代理にまで押し上げられるが、やがて政界・財界とも結びついた暴力団に追い込まれ、東京の街にはビルが立っていく。わずか33年で人生を終えた「男」を通して描かれる活力に満ちた「戦後」 【解説:後藤正治】
  • 奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか
    4.3
    いま、「北海道企業」が続々日本の小売り業を引っ張る位置に躍進している。 似鳥昭雄氏が北海道・札幌で創業し、家具・インテリア販売で日本一に君臨するニトリは、店舗数800以上、8000億円もの売り上げを誇り、35期連続で増収増益を記録。海外市場への進出も着々と進め、売り上げ3兆円を目標に掲げる。 小売業界で首位を争うのは、ニトリだけではない。 ホームセンターで10年以上にわたって業界首位に立ったDCMホールディングス。 ドラッグストアで僅差の2位のツルハ。 食品スーパー4位のアークス。 さらに、イオングループの「優等生」イオン北海道は単体で3200億円もの売り上げを誇る。 調剤薬局で売り上げ日本一となったアインホールディングス。 顧客満足度コンビニ部門でセブン‐イレブンをしのぎ、11年のうち10回の日本一に輝いたセコマ。「セコマ」ブランドの食品、菓子、乳製品、酒を製造し東京、大阪はじめ全国のスーパー、ドラッグストアで販売している。 なぜこれほど、北海道から「強い小売り企業」が続出するのか。 北海道新聞経済部長を務め、長年業界を取材してきた著者が、その秘密に迫る。 ニトリを創業した似鳥氏、ホーマックの創業者・石黒靖尋氏、アークスの横山清氏、ツルハの鶴羽肇・樹兄弟、マイカル北海道(現イオン北海道)の大川祐一氏、アインの大谷喜一氏、セコマの赤尾昭彦氏など多くの起業家・創業者が、不況下の北海道を舞台に切磋琢磨することによって、「業界トップ企業」をつくりあげてきた。 小さな部品がたった一つ欠けたことで、取り寄せるのに膨大な時間とコストを要する「小売り不毛の地」北海道。そのハンデを克服するために積み重ねた努力が、いま、本州や海外の市場に挑戦する際に北海道企業の「強み」となっている。 「夢とロマン」で駆け抜けた男たちのドラマは、読む者の胸を熱くする。 最高のビジネス書にして、熱気あふれる経済ノンフィクションの名著誕生。
  • 奇跡のりんごスープ物語
    3.0
    世界でただ一人無農薬無肥料でりんご栽培に成功した木村秋則さんに惚れ込み、地元の食材でフランス料理の「スペシャリテ」を作る! そう意気込んだ著者だったが―。木村さん夫妻、フレンチの巨匠・三國清三さん、各地の仲間たちに支えられ試行錯誤の日々。そしてついに「木村秋則さんの自然農法栽培りんごの冷製スープ」が完成。木村さんとの出会いから20年。この物語は、「奇跡のリンゴ」が生んだもう一つの奇跡の物語である。
  • 季節のかたみ
    3.5
    今朝の雲はもう居ません。その代わり、風が訪れてくれます。季節の移り変わりを見るのが、私は好きです。なにより有り難いのは、前向きの心でいられることでしょうか。時の移ろいを瑞々しい五感がキリリと掬いとった名篇。「くくる」「壁つち」「台所育ち」……。失った暮らしや言葉の情感が、名残り惜しく懐しく心にしみる、珠玉のエッセイ集。
  • 北一輝論
    -
    二・二六事件に連って北一輝が刑死したのは昭和12年8月であった。以来、正体のつかめない「思想家」として様々な思想図式や議論にさらされてきた。ここに著者は、決定的ともいうべき、この人物についての論著を、周到な実証によって最も客観的な歴史論の立場から迫り達成した。
  • 北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
    3.2
    「俺たちの国はあと2年で崩壊する」――北京大学で邂逅した北朝鮮からの留学生、彼らスーパーエリート達の肉声を、世界で初めて公開する! 毎朝のジョギングで何度も周回遅れにして、北朝鮮スーパーエリート達の心を開いた著者。「大好物は日本食、ハリウッド映画をこよなく愛し、ユーチューブが情報源……」彼らが語った驚愕の真実とは何か!?
  • 北朝鮮特殊部隊 白頭山3号作戦
    4.0
    世紀のスクープ。標的は日本の原発とダム! 核より危険な侵入者たち!――佐藤優氏驚愕! 情報の世界の『神話』がついに明らかになった―― ●震撼する永田町 2006年12月某日、この章で述べた「白頭山作戦」の全貌を、私が信頼する、政府中枢で防衛に精通した人物にぶつけてみた。「……これが私がつかんだ、今そこにある危機です」。すると、彼は文字通り口を大きく開けたまま、しばらく絶句した。そして、ポケットからハンカチを取り出すと、吹き出してきた首筋の汗をぬぐい、ネクタイをゆるめた。「あの噂は本当だったのですね……」――<「第4章 白頭山作戦」より>
  • 北東北のシンプルをあつめにいく
    4.0
    時間をかけて訪ね歩き、見つけた北東北の「味」と「デザイン」。堀井さんが虜になった、秋田、盛岡……読めばきっと訪ねたくなる!
  • 機長の決断 日航機墜落の「真実」
    4.3
    JALの元フライト・エンジニアが、フライト・レコーダやボイス・レコーダを始めとする様々な資料を基に、事故当日のコックピットの様子を徹底的に検証する。果たして、123便に助かる術はなかったのか? 事故の原因と過程を推察しつつ、祈りを込めて描いた「もう一つの結末」とは?『グッドラック』を改題。
  • キツネ目 グリコ森永事件全真相
    3.8
    147通にも及ぶ膨大な脅迫状、600点以上の遺留品、さらには目撃、尾行までされながら、ついに時効の彼方へと逃げ込んだ「グリコ森永事件」犯人グループ。 その中心人物、かつ司令塔となったのが、「キツネ目の男」だった。 グリコの江崎勝久社長を自宅から拉致して監禁、身代金を要求するという「実力行使」から、青酸入りの菓子と脅迫状の組み合わせによって裏取引し、企業からカネを奪おうとする「知能犯罪」、そしてメディアや世論を巻き込んだ劇場型のパフォーマンスまで、日本の犯罪史上に残る空前絶後の事件だ。 しかし、犯人グループは、その「痕跡」を消しきれていなかった。 当時、第一線で捜査にあたった刑事、捜査指揮した警察幹部、犯人グループと直接言葉を交わした被害者、脅迫状の的になった企業幹部など、徹底した取材で事件の真相をえぐり出す。 「少なくとも6人いた」という犯人グループの、役割分担、構成にまで迫る! 「キツネ目と仲間たち」の全貌が、闇の向こうから浮かび上がる――。
  • 気付くのが遅すぎて、
    値引きあり
    3.0
    「一般の方」を選ぶ男性芸能人に殿方の真意を知り、世襲総理が"お友達"を登用するワケに呆れ、三、四十代アイドルの延命術に感心する。そんな重箱の隅はよく見えるのに、大局観は抜け落ち気味。非凡な人生視力で切り取った「その時」を重ねて早十年超! 殿堂入り人気エッセイ、新たな地平へ。
  • 気の言葉 宇宙のエネルギーはバラの香りがする
    -
    世界一の気功家が贈る「読むヨーガ」の誕生! 病を治し、幸せと成功を呼ぶ「見えない力」のつかみ方を教えます。 著者は、これまで25年間以上、「気」のパワーを自在に操って、多くの人の心身の病気や症状を治してきた気功治療の第一人者。 ヨーガについても、インドやヒマラヤでの修業の末、奥義を会得して、精力的に指導を続けています。 ヨーロッパの大富豪から日本の主婦まで、世界中に、国籍も性別も世代も立場も違う数多くの患者・生徒を持っています。 宇宙に満ちている気のエネルギーは、いかに劇的に人の心と身体を癒やすのか。 本来すべての人に備わっている自然治癒力は、どうすれば発揮されるのか。 瞑想と呼吸法によって、どうして人生は楽に、生きやすくなるのか。 あらゆる欲望を捨て、苦しみを取り除き、精神を清澄にして、最高の喜びを感じるにはどうすればいいのか……。 気功治療・ヨーガ指導の驚異的な実績をもとに、神秘的なパワーを取り入れて、健康に、幸福に生きるための極上の知恵を教える一冊。 【目次】 はじめに 第1章 無限の「気」の力で、心と身体を治す 第2章 人生を楽にするヨーガの教え 第3章 瞑想と呼吸法で、ゼロから自分を変える 第4章 旅は最高のエネルギーを与えてくれる おわりに 【著者紹介】 望月勇(もちづき・いさむ) 気功治療家、ヨーガ指導者。 1948年静岡県生まれ。会社員生活の後、73年、25歳で世界放浪の旅に出る。ヨーロッパ各国を旅した後、イスラエルのキブツに参加し、シナイ半島、アラブ諸国、インド、ネパールなどを放浪して、78年、5年ぶりに帰国。79年、アフリカに渡り、7ヵ月でサハラ砂漠を野宿とヒッチハイクで横断し、キリマンジャロに登頂。以後も旅を重ねるうち、自らの「気」と「人を癒す力」に目覚め、少林寺拳法、ヨーガ、気功を修得する。87年、ヒマラヤ山中でグルからヨーガの秘伝を、88年、武道家の早川宗甫師より気の奥義を伝授される。 現在、ロンドンに在住し、各国でヨーガ指導と気功治療を行う。著書に『いのちの力』『いのちのヨーガ』(共に平凡社)、『気の発見』(五木寛之氏との共著、角川文庫)などがある。
  • 木下杢太郎随筆集
    -
    北原白秋らと「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、美術家、キリシタン史研究家として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。
  • 気まぐれ列車で出発進行
    -
    時刻表を片手に、その日の気分であちらに寄ったり、こちらに降りたりする、気まぐれ汽車旅の楽しみ。日本縦断鈍行乗り継ぎ気まぐれ列車、日本列島外周気まぐれ列車から、はたまた韓国、香港気まぐれ列車まで、乗りに乗りまくる。レイルウェイ・ライターによる、ユーモアあふれる汽車旅エッセイの会心作!
  • 気まぐれ列車の時刻表
    -
    レイルウェイ・ライターの第一人者が放つ、鉄道大好き人間のユーモア汽車旅エッセイ。日本の鉄道全線を完乗した後、鉄道への愛着はますます募り、すべての鉄道にもう1回ずつ乗り、ひとつでも多くの駅に降りたい、駅の周辺を歩きたいとの衝動に駆られた。好きなように乗ったり降りたりの、気まぐれ列車の楽しみがいっぱい。新しい汽車旅の楽しみ方を見つける!
  • きままな絵筆
    3.0
    カラフルで楽しい、絵入り身辺エッセイ集。 パリの小さな広場に出ている花売りのマダムが、あまりにきれいだったので、広場の端からスケッチをした。マダムはそれと気づいたが、少しも嫌な顔をせず、婉然たる微笑を送ってよこした──。幼いときから絵を描くことが好きだった池波正太郎が、「うまく描けたかしらん」と、はにかみながら発表した、絵と小文。
  • きみに応援歌を 古関裕而物語
    4.0
    朝ドラのモデルは この天才作曲家! 日本が誇る偉大なる作曲家・古関裕而とは?  NHKの連続テレビ小説「エール」の主人公の 知られざるエピソードを名曲とともに綴る! 早稲田大学の応援歌を作ったかと思えば、 慶応義塾大学の応援歌も作曲する。 阪神タイガースの『六甲おろし』を作ったあとに、 読売ジャイアンツの『闘魂こめて』を作ってしまう。 世に送り出した曲は5000曲以上。 古関裕而は、日本が誇る天才作曲家だ。 人を明るく元気にするメロディーを作り続けた 古関裕而の創作の軌跡をたどる!
  • 君のいた時間 大人の流儀Special
    4.3
    そうか君はもういないのか。 いったい何千人の人が、 この切ない気持ちを味わったのだろうか。 ーーともかくノボよ、ありがとう。 愛するペットを失ったすべての人へ送る珠玉のエッセイ集
  • 君の夢 僕の思考 You will dream while I think
    3.9
    「孤独という自由を、人は恐れ、その価値を評価しないよう、真の意志の存在を忘れるよう、人は努力する」(『恋恋蓮歩の演習』より)。磨き抜かれた思考と、作品に込められた想いが凝縮した、著者自身によるフォトエッセィ。折にふれて取り出し、噛みしめたい言葉たち。『議論の余地しかない』へ続く第1集。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 君は隅田川に消えたのか 藤牧義夫と版画の虚実
    4.8
    いま美術界を揺るがす最大のミステリー! 藤牧は生きているのか死んだのか、彼の作品は誰が作ったのか? このところ急速に評価され始めた戦前の版画家の生き様を描くノンフィクション。
  • 君は天皇を見たか 「テンノウヘイカバンザイ」の現場検証
    -
    われわれ国民にとって、天皇とはなんなのか? 種々な時と場所で、実際に天皇を「見た」ことのある政治家、軍人、勤め人、学生、主婦ら、各層136人の語る「天皇体験」から、天皇制の問題を衝く、証言ドキュメント――天皇について話すのは畏れ多いとためらう人……。多くの兵士や国民を死なせた絶対命令者としての戦争責任を厳しく問う人……。実際に天皇を「見た」ことのある多くの人たちの語る天皇体験のことばから、神として「戦前」、象徴として「戦後」の、天皇制の問題を衝く現場レポート。証言による昭和の庶民史。
  • 君はどう生きるか
    NEW
    -
    これから社会に出ていく中高生に向けて、著者が真剣に考えた「本当に役に立つアドバイス」を詰め込んだ一冊。 1 コミュニケーションについて 2 「考えること」について 3 スマホについて 4 自信を持つためには 5 友達について 6 ルッキズムについて 7 いじめについて 8 大人について 9 なんのために生きるか
  • 君は山口高志を見たか 伝説の剛速球投手
    4.2
    阪急ブレーブスの黄金時代を支えた天才剛速球投手の栄光、そして悲哀のノンフィクション。身長169cmから繰り出されるストレートは、160kmを超えた! その剛速球には、男の意志が込められていた。野球が最も輝いていた時代、ひときわ輝く彼のピッチングにファンは痺れ、そのスピードは記憶に焼き付いた。――男の名は、山口高志。伝説がいま甦る!
  • 君もヒーローになりたくないか
    -
    トラキチ必読! タイガ-ス監督の熱血人生。長嶋茂雄と闘い、王貞治と闘った14年間の現役時代と実業界で活躍した14年間を振返り、プロとは何か、リ-ダ-はどうあるべきかなどを、イキイキと語る注目の1冊ーー長島茂雄、王貞治らとしのぎを削り、最高殊勲選手、沢村賞など数々の栄誉に輝いた11年間の選手生活と、3年間の監督兼投手の生活、退団して4年間のサラリーマン生活、そして12年間の社長業……その多彩な歩みの中で、求め続けてきたものはなにか? 強いタイガース復活にかける、阪神・村山監督の熱血人生!
  • キャッチャーという人生
    4.0
    野村と古田の陰に隠れた名捕手たちの物語。肩にメスを入れながら、巨人歴代3位の出場数を誇る村田真一。レギュラーの座を競い合った達川と山中。WBCで明暗を分けた谷繁と里崎。男たちの栄光と挫折――
  • 救急精神病棟
    4.5
    緊急治療を要する精神病患者に24時間取り組む病院の真実! 日本初、救急の精神病患者を専門に受け入れ治療する千葉県精神科医療センターを3年間にわたり密着取材。「精神科救急」と呼ばれる医療の現場をあますところなく精密に活写した。24時間態勢で最前線に立つ医師、看護師たちの闘いと苦悩と喜び、新薬の登場、そして精神科医療の大変革を描く渾身のノンフィクション。
  • 究極軸 好きな「何か」を磨いて成功する9つの習慣
    4.5
    黄帝心仙人の成功はたったひとつの技を磨くことから始まった! グラミー賞50周年記念ツアーライブに参加。一方、ユニクロのCMで、世界三大広告賞を制覇! ソフトバンクのロボットPepperはいまやタイムマシーンのメンバーです。もちろん、数々のコンテストで優勝。だがなんと、足に重大な故障がある著者がダンスを始めたのは大学に入学してからでした……。本書は、自分の武器を持ちたい人、磨きたい人必読です!
  • 九軍神は語らず
    -
    「九軍神」は、「大東亜戦争」の戦端が開かれたハワイ真珠湾への還らざる「特別攻撃隊」へ与えられた「称号」である。この戦争は、決死の真珠湾特攻で開幕し、片道燃料の人間爆弾の特攻で閉幕した。真珠湾特攻の真相と、「軍神」賛美とはうらはらに残された家族の悲惨を、いま改めて問うノンフィクションの力作。ハワイ真珠湾攻撃に散った「九軍神」とは? なぜ彼らは「軍神」にされたのか?
  • 救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる
    4.3
    震災に備えて列島を強靱なものに作り替え、東海道ベルト地帯を強化し、分散型の国土構造のもと地方都市を活性化――こうしてGDP900兆円のユートピアが生まれる! 日本は石油ショックのあと世界一の省エネ大国になり、阪神淡路大震災のあとは耐震設計が驚くほど進み、耐震技術についてもまた世界一の国になった――こうした日本の柳の枝のような、しなやかな強靭さ、すなわち「レジリエンス」をさらに磨きGDPを2倍に!
  • 九州独立計画 玄海原発と九州のしあわせ
    -
    あの『家栽の人』原作者が、生まれ育った九州に根を下ろし、ひたすら歩く中で起きた「3・11」。人々の営みを破壊する原発に対する怒りから出発した玄海取材は、意外な方向に展開する。原発を誘致した人々から玄海町長まで訪ね、原発運転差し止め判決を下した伝説の裁判長にロングインタビュー。さらに「やらせメール」で悪名を馳せた古川康佐賀県知事に肉薄する。佐賀と九州、九州と日本の関係を問い直す大型ノンフィクション!
  • 97歳テル子先生 人は好奇心の数だけ生きられる 元気の処方箋
    -
    テレビ・雑誌で大反響!97歳の現役最高齢の女医・貴島テル子先生。戦争のため75日間で終わった新婚生活。夫からの150通のラブレターを励みに35歳で医師免許取得。以来小児科医として7万人もの子どもたちを診続けてきたテル子先生が、健康のこと、子育てのこと、若さの秘訣、楽しく暮らすヒントを綴ります。写真満載で、読むと元気が湧いてくること請け合いの、まさに「元気の処方箋」です。
  • 97歳の悩み相談
    4.0
    悩み「何をやろうとしても、なかなか続けられません」=答え「これが好きだと決めたら、誰が何と言ってもそこを離れないこと。そうすれば、ちょっと時間がかかっても成功します」/悩み「他人と自分を比べて、ひどい劣等感に襲われてしまいます」=答え「自分のいいところを伸ばしてください。容貌が気に入らないなら、整形したっていい。とにかく自分のいいところを見つけて、自信を持つこと」──人間関係、コンプレックス、恋愛、家族、将来のことなど、若い世代のリアルな悩みに97歳の寂聴さんが答えます。人生の大先輩の直言が胸にストンと落ちる、幸福に生きるためのアドバイス。
  • 宮中五十年
    -
    明治35年、学習院在学中の著者は宮中に召し出された。4、5人の少年たちとともに、大人たちが出入り禁止の奥御殿で天皇に仕えるのである。10歳の少年が近くで見た明治天皇は、大声で厳しく、几帳面ながら、優しい思いやりを見せた。「大帝崩御」後は、昭憲皇太后、大正天皇、貞明皇后、秩父宮らに近侍し、半世紀を宮中に仕えることとなる。近代史研究者にたびたび引用されてきた重要史料の、初の文庫化。原武史氏が解説執筆。
  • 宮中取材余話 皇室の風
    -
    本書は雑誌『選択』に2008年から10年にわたって今も連載されているコラム「皇室の風」を書籍化するものです。いまや天皇による退位の表明がなされ、「平成」はカウントダウンの段階に入りました。この30年がわが国の歴史においていかなる時代であったのか、社会の変動と皇室がどうかかわってきたのか、そしてきたるべき新元号のもと、皇室と日本はどうなっていくのかを展望します。
  • 9・11の標的をつくった男 天才と差別 建築家ミノル・ヤマサキの生涯
    4.0
    建設当時、ピラミッド以来最大の建造物といわれたビルを創ったのは、日本人の血をひく建築家ミノル・ヤマサキだった。シアトルのスラム街で育ち、差別と偏見と戦いながら、世界を相手に建築の世界でのし上がって行った日系2世。しかし、その成功の裏では、四度の結婚を繰り返す華麗な女性遍歴、仕事漬けの毎日に崩れ行く家庭、度重なる病気と非道な事務所経営――、日米の綿密な取材により忘れられた世界的な建築家の実像に迫る。
  • 球童 伊良部秀輝伝
    4.0
    球速最高記録達成、大リーグ移籍をめぐる大騒動、アジア人初のチャンピオンリング獲得、2度の逮捕歴、複雑な家庭環境、そして突然の死・・・。伊良部秀輝は、多くの人とぶつかり、誤解されながらも、野球を深く愛し、自分を認めてくれる場を求め続けた。死の直前に伊良部にインタビューをした著者は、伊良部の日米の知人たち、さらにはメディアに登場したことがない実父を訪ねる。誰も知らなかった伊良部秀輝の姿が、ここにある。
  • 救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え!
    5.0
    「患者を病院へ運ぶ」から「医師が現場へ向かう」へ。ドクターヘリを飛ばすべく奮闘する人々の熱い挑戦を描いたノンフィクション。
  • 宮中某重大事件
    -
    近代日本の成立を宮中某重大事件を軸に描く。昭和天皇ご成婚をめぐる暗闘の持つ意味とは? 藩閥政治から軍国主義台頭へのターニングポイントとなった事件を新資料をもとに新視点により息詰まる筆致で追う衝撃ノンフィクション。知的興奮の一冊。 ●9時25分、まず皇太子の御用車が到着した。興奮をおし殺した観衆は、ゆったりと右、左へと顔をむけて応える皇太子に、手を合わせて拝む者、頭を垂れて拝礼する者と、思いおもいの恰好で迎える。軍人たちは、不動の姿勢で敬礼をする。…… 9時43分、「カッ、カッ、カッ」と、二重橋のまえに蹄の音も高らかに、良子女王の儀仗の列が到着した。女王の着た緋色の唐絹が窓の中であざやかに輝いている。最敬礼をする将校たちの前を、朱塗りの自動車が駆け抜けて二重橋の正門に消える。 …… 6年余の曲折をへて、裕仁皇太子と良子女王は、晴れて夫婦になったのであった。(本文より)
  • 巨悪を許すな! 国税記者の事件簿
    -
    国税局査察部新人マルサ、新米記者の参考書銀座のホステス、芸能プロ、ヤリ手経営者に凄腕コンサルタント……脱税に絡む「わるいやつら」の巧妙な手口をベテラン国税記者が徹底的に解き明かす。新米の国税担当記者や国税職員らの入門書、新人のマルサ査察官や特捜検事の参考書として関係者の間で大いに活用されているという伝説の書(著者は東京国税局査察部から講演を依頼された唯一の記者)が、新章を含む大幅加筆.
  • 教育工場の子どもたち
    3.0
    実際に学校をまわった教育現場からの報告ーー愛知・千葉などから全国にひろがった極端な管理主義教育は、教室での子どもたちの自由を奪い、その心を窒息死寸前にまで追い込んでいる。創造的で生きいきとした生活は、どうしたら甦るのか。いじめや子どもの自殺など緊急な課題を考えつつ、各地の小中学校をまわって、教育の反動化の実態を明らかにする。
  • 教育の論理―文部省廃止論―
    -
    情熱をこめて説く若者独特の「教育の自由」。文部省を廃止せよ。それは教育を荒廃から救い教師や子どもたちを甦らせる。具体的なデータを提示し、教育の自由のために情熱をこめてつづる力作。――いま、日本の教育を荒廃と腐敗に陥れているのは、文部省である。官僚主義のはびこる文部省の関心は、管理監督取締りにあり、教育の自主性は皆無の現状なのだ。だが輝ける未来は、教育の自由なくしてはありえない。ここに文部省廃止の必然性が生じるのである。教育の自由にささげられた、羽仁五郎の文部省廃止論。
  • 教誨師
    4.5
    半世紀にわたり、死刑囚と対話を重ね、死刑執行に立ち会い続けた教誨師・渡邉普相。「わしが死んでから世に出して下さいの」という約束のもと、初めて語られた死刑の現場とは? 死刑制度が持つ矛盾と苦しみを一身に背負って生きた僧侶の人生を通して、死刑の内実を描いた問題作! 第1回城山三郎賞受賞。
  • 兄弟 追憶のhide
    3.9
    2022年夏公開の映画「TELL ME ~hideと見た景色~」原作! 主演は今井翼! 監督:塚本連平 出演:今井翼 塚本高史 JUON 津田健次郎 配給:KADOKAWA いま明かされるhideの素顔 X JAPANギタリストとして、ソロ・アーティストとしてミュージックシーンを全速力で駆け抜けたhide。弟が見つめた伝説のロックスターの「真実」がここに! 新エピソード満載で文庫化! X JAPANそしてソロ活動の絶頂期に急逝したギタリストhide。強烈な残像は今なおファンの胸を熱くし、若いアーティストたちを刺激する。hideのただ1人の弟であり、パーソナル・マネージャーだった著者が綴る“真実のhide”。少年時代、X再結成ほか新エピソードを満載して、待望の文庫化! 「本当の俺を見ててくれるのは、おまえだけだから」 いつもそばにいた弟が語る、hideの魂。 横須賀に生まれた3つ違いの兄弟、秀人と裕士。ギブソンのレスポールを手にどぶ板通りにかよった兄は、X JAPANでロックスターの頂点へと駆け上がる。弟は“hideさん”のパーソナル・マネージャーになった――。 ※本書は、2004年7月に角川書店より刊行された『兄弟 追憶のhide』に大幅加筆し、文庫化したものです。
  • 兄弟横綱 若貴の心・技・体
    -
    知られざる精進が史上初の偉業を! 大相撲放送45年の名アナウンサーが兄弟の秘めたる情熱と相撲美学、若貴の心・技・体を明かす!! ●平成10年名古屋場所。貴乃花は完全復活を思わせる土俵を全うして5場所ぶりに19回目の賜杯を手にした。ところが。貴乃花の口から思いがけない言葉がとび出した。「引退も考えておりました。どんなに努力しても力が出ないものですから……」愛知県体育館が、一瞬ピタッとすべて音を止めたかのように静かになった。(中略) 平成10年5月27日。相撲協会の使者を迎え、正式に兄弟横綱が決まった日、「入門のときからの夢だったのですから、いい意味でのライバルでありたい」と静かに語った先輩横綱の弟貴乃花。「ライバルではありません。兄弟です」と笑顔を見せた兄横綱若乃花。ここ一番の集中力でガンバる兄。道を求めて精進し、近寄り難い存在の求道的(ぐどうてき)な弟。戦いの場に対峙するふたりに、厳しく過酷な競い合いの日々がやってくる。横綱の責任は重い。――本文より抜粋
  • 凶徒津田三蔵
    -
    明治24年5月11日、来遊中のロシア皇太子ニコラスが、滋賀県大津京町筋を通過中、沿道警備の巡査に切りつけられ負傷した。この大津事件を起した津田三蔵の人間像をリアルに描いた表題作。大津事件をめぐって愛国者の名を後世に残した下手人・津田三蔵、責任者・明治天皇、ほかに畠山勇子、児島惟謙の4人を論じた「愛国者たち」を収録。谷崎潤一郎賞、野間文芸賞を受賞した作家の名作。
  • 京都のおねだん
    3.3
    お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都では値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。
  • 京の庭
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都の名園といわれる庭園40ヶ所を、「池泉庭園」「枯山水庭園」「茶庭」に分類し、それぞれを造園時代順に配列。庭園のどこに立って、どのように鑑賞すれば、本当の美をとらえることができるかを、その由来・作庭のポイントなど、やさしく解説した、ハンディーな名園解説書。
  • 今日よりは 明日はきっと 良くなると 愛犬・太刀と暮らした16年
    -
    岩手県大槌町の小畑幸子さんは、2011年の東日本大震災で一人息子を失いました。息子の捜索中のケガが原因で、夫も亡くなります。幸子さん自身も、乳がんを患ったり、骨折をしたりと、たいへんなことばかりが続きます。支えになったのは、心の中にあるものを、短歌という形にして表現すること。そして、飼い犬、太刀(たち)の存在でした。悲しい体験にもめげることなく、前を向いて暮らす幸子さんの姿に、勇気づけられます。
  • 許永中 日本の闇を背負い続けた男
    4.3
    出版社から忌避され、封印され続けた原稿は、ベストセラーに。そして待望の文庫化!――生まれ育った大阪・中津からスタートし、数多くのバブル企業家、政治家、ヤクザ、企業舎弟、フィクサーたちを取材して得られた許永中の実像は、「稀代の詐欺師」などではなかった! 「バブルの申し子」は何を守り、何を実現しようとしていたのか。日本で最も恐れられ、愛された男の悲劇! ●封印され続けてきた原稿が語る驚愕の真実! ●「裏社会の帝王」「最後の黒幕」「謎の日韓大物ロビイスト」の素顔 ●獄中の許永中との60通を超える往復書簡が語る悲劇 ●「朝鮮部落」と呼ばれた被差別部落の不条理 ●政財界と裏社会をつなぐ「闇の伝達人」の役割
  • 巨鯨
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「母クジラが、ようやく頭を右に振った。そして子クジラをかばうように、私の目の前をゆっくりと旋回していく」──クジラと人間の、啓示に満ちた出会い。子クジラによりそう母クジラの目の優しさ、潮噴きの瞬間、ブリーチの躍動……、それらのすべてに、人間の心を潤してくれる、不思議な力がある。10年にわたる観察と海中撮影で得たクジラの素顔、感動の写真集。
  • 巨泉の遺言撤回 「今回の人生ではOOしない」
    4.0
    2度目のがんで死にかけたら、もっと「やりたいこと」がはっきりした。伝説の高視聴率男がその座を自ら捨てて、50代半ばでセミリタイア。それは「人生の優先順位」があったから。以来25年。海外4ヵ国を住まいとする著者・大橋巨泉氏こそ、自分らしく生きる達人! だから、80歳の今も人生を愉しめるし若々しい。本書は、人生を豊かに生きるためのヒントがちりばめられた1冊です。
  • キリンの運びかた、教えます
    3.8
    岩手から、東京へお嫁に行くことになったキリンのリンゴ。キリンをのせたトラックが、深夜の高速道路を走る!/日本でつくられた866両の鉄道車両を、イギリスまで運べ! いくつもの作業チームが困難に立ち向かう巨大プロジェクト/治療を続けながら、新しい病院へ移転する。ひとつのミスも許されない、命によりそう病院の引越し。「運ぶ」プロたちの仕事を描いた3つのお話を収録。
  • きれいな言葉より素直な叫び
    値引きあり
    4.0
    舞台がある限り、そこに立ち続ける。 踊り子として、書き手として、「美」と「性」に食らいつく。 むき出しの新井見枝香は、無敵だ。 ――塩田武士(作家)   書店員×エッセイスト×踊り子  書店員、エッセイスト、踊り子、三足の草鞋を履く著者による 「生きづらさ」を原動力に書き綴ったエッセイ集。 本を届け、文章を綴り、今日も踊り続ける。 お客を楽しませたいと必死になるのも、結局は自分の気持ちのためなのだ。踊り子を応援する人たちもまた、突き詰めれば自分のためではないだろうか。できればそうであってほしい。裸になってステージから見えたものは、客席に座る人たちだ。こちらに目を向けているということそのものが、私には素直な叫びに思えてならない。キラキラとした嘘ばかりの世界で、それだけが信じられる。 *小説現代の好評連載「きれいな言葉より素直な叫び」を加筆修正したものです。
  • 岐路
    -
    セミリタイア生活を捨て、なぜ「政治」を選んだのか? 日本の危機的状況は今も変わらない―― 1に健康、2にパートナー、3に趣味。後半生の優先順位を守り、冬はオセアニア、夏はカナダに太陽を追う「ひまわり生活」は十分快適。ひとつ気がかりは、日本の行方だ。「沈没」へ最悪の道を進む日本政治への提言を熱く語り、リタイアから政治へ、巨泉流生き方の岐路がここにある。<『こんな民主主義いらない』『異見のすすめ』を再編>
  • 金属バット殺人事件
    -
    誰からも「よい子」と愛されていた少年が、ある夜、突然、両親を殴り殺した。いったい今は、何が正常で、何が異常なのか。この一家の両親にも、次男にも、異常なものなど、どこにもなかった。正常な少年を駆り立てた動機とその異常な行動の間の「真白」な闇とは、何であったのか。現代っ子の意識に潜む狂気を暴く問題作! 川崎市で起きた衝撃の事件に鋭いメスを入れる。
  • 金融ダークサイド 元経済ヤクザが明かす「マネーと暴力」の新世界
    3.8
    ゴーン事件は黒い氷山の一角にすぎない!マネーロンダリング、仮想通貨2.0、人工知能との仁義なき投資戦争……。元経済ヤクザが明かす、金と暴力が支配する「黒い経済」の地下世界。そしてフィンテックが切り開く金融市場の最前線。「マネーの世界に正義はない。あるのは最強の暴力の所有者による思惑だけだ。」 * * *[本書の内容]はじめに第1章 元経済ヤクザが明かすゴーン事件の最深層第2章 世界を行き交うマネーのシステム 第3章 獲物を狙うアメリカ第4章 私の黒い経済史第5章 マネーのブラックホール第6章 金融閉鎖列島を脱出したブラックマネー第7章 フィンテックが生み出す新世界 * * *これを知らなければ、来たるべき国際金融の世界は生き残れない!
  • 偽作家のリアル・ライフ
    -
    注目される作家の20代の頃の第一エッセイ集――1961年生まれの著者のデビュー作「優しいサヨクのための嬉遊曲」創造の秘密。1961年生まれの著者の衝撃的なデビュー作品『優しいサヨクのための嬉遊曲』の創造の秘密。青くささを唯一の拠り所にする「怖るべき子供」島田雅彦の、きらめく才気をあますところなく伝える第一エッセイ集。「日本のおじさんやおばさんは醜い! 勝手に遊ぶ少年少女は美しい! 世界は美しい者たちのためにある」
  • 義足でかがやく
    3.0
    義足の人って、ともだちにいる? この本では、障害があるけど元気に毎日をすごしている子どもたちと、そのがんばりをサポートする大人たちの活躍を、紹介します。義足は「夢」をかなえてくれる! ぜったい読みたい感動ノンフィクションです。
  • 義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた
    -
    敗れ去っても美名を残す者、勝ち残っても罵声を浴びる者。人物たちの真価を決めたのは何か? 関ヶ原の小早川秀秋の寝返りに従わなかった松野主馬、明治の終焉とともに夫に殉じた乃木希典夫人……確かな歴史観と志ある者へのまなざしで定評ある著者が、激動の時代を生き、そして消えていった男たち女たちを記す人物評伝。(講談社文庫)
  • ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発
    3.8
    2014年7月、GMaC(ギヴ・ミー・ア・チャンス=ぼくにチャンスを)と呼ばれるプログラムが、千葉県にある八街少年院でスタートしました。非行を犯して少年院に送られた少年たちが、動物愛護センターなどに保護された「保護犬」を訓練する。その経験をとおして、一度は社会からドロップアウトした少年たちが、少しずつ変わっていきます--。
  • 逆転無罪 少年はなぜ罪に陥れられたか
    -
    刑事の過酷な取り調べに"偽りの自白"をした少年たちは、婦女暴行殺人犯にされてしまった。アリバイも血液型の不一致も、法廷では無視され有罪判決。無実を訴える彼らの叫びを追い、新聞記者はていねいな取材をつづける。失われた青春の悲惨をたどり、「冤罪ほど残酷な人災はない」実態を克明に明かすルポ。
  • 逆境エブリデイ
    値引きあり
    4.0
    ドイツ、インド、スペイン、韓国、イタリア、フランス、カンボジア、アメリカ縦断、そして横断一人旅。まぐまぐ創業者大川弘一がフルスピードで駆け抜けた400日間全記録。旅を愛する人や起業を志す若者へ、決してオススメできない逆境ツアーはこちらです。「あんた、今どこにいるのよ」(母)
  • 逆境が男の「器」を磨く
    4.3
    「粋=余裕」で大ピンチもチャンスにできる! 15億円の借金と5年間のウツが人生を変えた!――野暮なヤツは生き残れない。どん底から這い上がった男が語る「壁をブチ破る人生哲学」。 ●30代、40代は24時間、脇目も振らずにデザインとものづくりに取り組んだ。おそらく人の3、4倍は働いていたはずだ。「デザイナーとして世界で勝負したい」と決意を固めてニューヨークに進出。だが、そのころから少しずつおかしくなっていった。ニューヨークで注目されたのはいいが、会社で唯一のデザイナーであり、経営者でもある僕が日本を離れている間に、東京のオフィスはひどい状態になっていた。気づいたら、なんと15億円の借金を背負っていたのである。身の回りのものを処分して借金返済にあてて、それでも残った数億円を返す日々… 僕の48歳から57歳までの9年間は、まさにそういう時間だった。 ●29歳の無謀な独立 ●人間以下の扱いをされた屈辱 ●正真正銘すべてを失った日 ●5年におよぶウツとの闘い ●1枚のシャツが僕の人生を変えた ●自己観察から真実の姿が見える ●女は男のどこを見ているか? ●「捨てる」ことが粋な人生を育む ●社長の服で会社がわかる ●『VERY』の服は虎屋の羊羹
  • 行人坂の魔物 みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」
    3.2
    目黒・行人坂は、江戸時代に火付けの大罪をおかした「八百屋お七」の井戸があるだけでなく、明和の大火を引き起こした凶事の地として知られる。この地で発展した目黒雅叙園は、イトマン事件をはじめとする数々の経済事件の舞台となってきた。バブル経済の崩壊後、ハゲタカ・ファンドがこの雅叙園を買収。ハゲタカに踊らされた大手邦銀は、今も「債権飛ばし」を続けている。なぜ、禍禍しいこの土地で、人々は翻弄され続けるのか。
  • ギリシアの古代オリンピック
    -
    古代のオリンピックは、神話時代、陰謀により殺された王の葬礼競技に遡る。意外な起源、知られざる競技、近代オリンピックにつながるいろいろな物語。いま、知りたいオリンピックのルーツ。豊富な図版とエピソードをまじえて綴る古代オリンピックの全貌。 〈本書の内容〉 ●競技開催中はいかなる争いも中止し、平和のうちに競技に専念すべし(聖なる休戦条約) ●古代、聖火リレーは徒競争の一種目で宗教的な側面を持った ●古代、女性は参加も観戦もできなかった、しかし女子のみの競技祭があった ●古代、記録よりも選手の技の美しさが評価された
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion
    4.1
    「正解とは、真実とは、本人が最も納得できる仮説にほかならないのです」(『地球儀のスライス』より)。著者が撮影したスタイリッシュな写真に、小説からの引用とメッセージをクロスさせた、「森ワールド」を立体的に堪能できるフォトエッセィ。なくしてしまった時間と、忘れてしまった気持ちに出会える1冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 銀色のあしあと
    4.0
    苦しみに会ったことは私にとって幸せでした――不慮の事故で手足の自由を失い、筆を口にくわえ、花に寄せて命の詩画(しが)を歌い上げる星野富弘。大病に怯(ひる)まず執筆を続ける作家・三浦綾子が、彼を訪ね、美しい自然の中で生きることの喜びを語り合う。爽やかな風が心を包み、癒やされ、生きる勇気を呼び起こす感動の対話。心迷う時、そっと手にとってください。
  • 銀行倒産 ドキュメント金融恐慌
    -
    「今日正午頃に於て、渡辺銀行がとうとう破綻をいたしました」――昭和2年春、時の大蔵大臣の発言が日本を震撼させた。なぜ銀行は倒産したのか? これまで沈黙していた関係者の証言を掘りおこし、政界・財界・大蔵省の隠された動きに光をあてる。金融恐慌の真相と教訓を、現代に問いかけるドキュメント。
  • 銀座噺 志らく百点
    5.0
    創刊以来半世紀を超えた銀座百店会発行の小冊子『銀座百点』で、2009年から3年間連載されたコラム「志らく百点」を1冊にまとめた単行本。落語家・立川志らくが、師匠の談志に代わり新旧織り交ぜた36人のエンターテイナーを、銀座との関わりを辿りつつ語る芸談集です。挿絵、題字などのアートワークは南伸坊氏が担当。大衆芸能ファンに贈る、読んで見て楽しめる鉄板の癒し本!
  • 銀座を歩く 四百年の歴史体験
    -
    30年以上銀座の街を研究し、NHK『ブラタモリ』ではタモリを感嘆させた著者による「銀座歩き」の決定版! 新橋からスタートし、銀座通りと並木通りを歩き、知る人ぞ知る裏路地も豊富に紹介する。街中に今も残る江戸、明治、昭和の歴史的名残から最新のモダンエリアまで、豊富な最新写真や地図でわかりやすく解説。著者が銀座の魅力を読者に語りかけながら案内していくスタイルなので、銀ブラのお供に最適なとっておきガイド。
  • クイズで入門 日本の仏像
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 阿修羅像(興福寺)の手は6本、顔は3つ。では耳はいくつ? 答えて、わかって、会いに行こう!――楽しくクイズに答えていくうちに忘れていた仏像の名前を思い出したり、基本知識が身につく本! かんたんなものから、深まったクイズ、コラムまでいろいろあってお寺に行ったときにも役立ちます。日本の仏像の素敵さ、美しさにあらためて感動。できるだけたくさんの仏像に会いに行って好きになれる像に出会って! ●千手観音は本当に手が1000本ある? ●お釈迦様のおでこの白いポッチは何? ●如来と菩薩、男? 女? ●奈良の大仏とガンダム、大きいのはどっち? ●髪をお下げにして花をつけたりしているのは誰?
  • 悔いなく生きよう
    4.0
    「誇り」と「自信」を持って人生を送るために。――仕事と人生との関わりについての洞察力は、高年齢化社会を生きる私たちに深い示唆を与えてくれる! ●心豊かに生きていける社会づくりを 鬼の特捜検事から、仏のボランティアへ転身を図って6年。第二の生きがいとしたボランティアのネットワークづくりに邁進する著者が、自らの人事課長時代の経験から、職場での人間関係、上司との付き合い、部下への気配り、誇りを持って仕事に取り組むためのヒントを示唆。人生80年時代を有意義に生き抜くには、「心」の在り方の見直しが必要と、サラリーマンが生きる指針とすべきものを明快に教示します。
  • 食いものの恨み
    3.0
    脳天を貫く美味! 胃袋を甘やかせ! ――内臓もあますところなく使い切ってアンコウのドブ汁をこしらえ、書庫を沖縄の墓室に見立てて泡盛を育て、最高級奈良漬を食べ終えた床でパパイヤを漬ける……。名古屋の味噌蔵から韓国、インド、屋久島、厳寒の東北まで足を運び、中国のエピキュリアンのように、あらゆる食を味わい尽くす。痛快グルマン・エッセイ!
  • 空港 25時間
    4.0
    パイロット、パーサーなどの飛行機の乗務員だけが飛行機を飛ばすのではない。空港カウンター、貨物の搭載、機内クリーニング、整備、運航管理、航空管制、税関など、空港で働く人々が携わる仕事のすべてを取材。彼らの語る自分の仕事内容と、安全に飛ばす誇りから、飛行機は誰が飛ばしているのかを描く。※本書は1996年1月、草思社より刊行された「大空港25時」を改題し、加筆・訂正したものです。
  • 空想犯
    3.0
    空想犯アンノに手引きされ、嘘力、着眼力、発想力が急増! 人生が愉快になる刺激本! 1938年10月30日午後8時すぎ、アメリカで緊急ニュースが流れた。「火星人が着陸した」というのである。目撃者へのインタビュー、大統領の声音によるメッセージなどをまじえたニュースだった。かのオーソン・ウェルズの演出による、H・G・ウェルズの『宇宙戦争』のラジオドラマだったが、アメリカ中がパニックに陥った……CBSは75万ドルの請求を受けたが、それは却下された――これはアメリカの空想犯の話。空想犯アンノが極上の空想法を伝授。
  • 空白の軌跡 心臓移植に賭けた男たち
    -
    なぜ日本で心臓移植空白の時代が続いたのか? ――わが国初の心臓移植は、1968年夏、北都の病院で行われた。しかし、この和田心臓移植は、心臓のみならず、臓器移植そのものをタブー視させるに至った。そして日本の心臓移植は、長い空白の歳月を強いられる。いま臓器移植の新しい時代を迎えつつあるが、長い空白の期間、外科医たちの苦悩と奮闘を描く。潮賞受賞作品。
  • 空白の五分間 三河島事故 ある運転士の受難
    -
    三河島事故の真の責任者は誰か? そのとき電車運転士は、意識がないまま刺戟に応じて行動する「自動人間」ではなかったのか? 160人もの犠牲者を生んだ二重衝突事故をつなぐ五分間の空白に、何が起こったか? 有罪にされた運転士の行動の謎に、そして事故の真相に、脳神経外科医が医学のメスを入れ解明する、ドキュメント力作。
  • 腐った翼 JAL65年の浮沈
    4.3
    国に守られ、政治家と癒着し、甘い汁を吸って世界に大きく羽ばたいた"国策"企業の内実は、デタラメ経営そのものだ。御巣鷹山事故が起きても打つ手なし。社員は派閥闘争に専心し、経営陣は巨額赤字をひた隠す。乗客のJAL離れは進み、2010年1月、とうとう2兆3000億円もの負債を抱えて倒産。その破産処理には、もちろん国民の血税が投入されている。59年間にわたる堕落ぶりを描いた、組織と人間のドキュメント!
  • 草の花 現代日本のエッセイ
    5.0
    基督教系の女子学院で、級友に「あなたは感情が強いのよ。そして正直なのよ、いゝ人なのよ」と言われた著者。継母との間も円満にいった思春期の幸福な一時の後に、やがて「わがまゝな父、負けていないはゝ、短気でおこりっぽい弟、決して平和とはいえない」日常が来る。後年の幸田文の資質と文学の原形が鮮やかに描き取られた回想の記「草の花」に、「身近にあるすきま」ほかを併録。
  • クジラの死体はかく語る
    -
    高濃度の水銀、PCB、そしてドーモイ酸の恐怖――クジラの体内汚染が教える、日本人だけが知らない海からの非常事態メッセージ! ●1989年に、北大西洋のサバを食べていたザトウクジラの群れがつぎつぎに死亡した。関係者に衝撃を与えたのは、クジラの死亡原因が、海洋性生物毒のドーモイ酸であったことだ。さらにもう一つ、貝毒の食中毒の原因として知られるドーモイ酸が、貝毒だけではなく、魚からも検出されるという衝撃である。このことは、まさに人間の食生活を直撃する。欧米ではBSE(狂牛病)と同じく、このドーモイ酸が人間を含む哺乳類の脳を壊す性質をもっていることに注目している。ドーモイ酸は、急性の脳症を起こし死に至らしめる。また、助かっても記憶障害の後遺症をもたらす。――<「3.クジラを解剖してわかること」より抜粋>
  • 崩れ
    3.5
    山の崩れの愁いと淋しさ、川の荒れの哀しさは、捨てようとして捨てられず、いとおしくさえ思いはじめて……老いて一つの種の芽吹いたままに、訊ね歩いた「崩れ」。桜島、有珠山、常願寺川……みずみずしい感性が捉えた荒廃の山河は、切なく胸に迫る。自然の崩壊に己の老いを重ね、生あるものの哀しみを見つめた名編。
  • 屈託なく生きる
    -
    長島茂雄、岡本綾子らスポーツ選手、武田豊、盛田昭夫氏ら経営者、加藤紘一、平松守彦、渡辺美智雄氏ら政治家と、各分野で爽やかに活躍している人たちに、生き方の秘訣をインタビュー。天性型、テーマ設定型、気合い一生型などタイプ別に分析して、超一流人間の知恵をあなたに伝授いたします。
  • 工藤写真館の昭和
    3.0
    東京下町で激動の昭和を生きた最後の写真師・工藤哲朗とその一家の物語。摂政宮(昭和天皇)撮影の体験から始まる工藤写真館。二・二六事件、真珠湾奇襲、敗戦、復興。類まれな好奇心で時代を先取りした写真師の日々に、昭和が二重写しにされる。時代の荒波に翻弄されながらも、かたい絆で結ばれた家族が生き抜いた昭和とは――。講談社ノンフィクション賞受賞作品。
  • 首長パンチ 最年少市長GABBA奮戦記
    4.2
    ひょんなことから市長に立候補してしまった青年が、現職を破り奇跡の当選――古参幹部、自民や共産の市議、医師会、地元マスコミのドン……次々と立ちはだかる難敵とのガチンコ大バトルの末、ついにリコール再選挙! ダメダメ日本を元気にする、愛と感動のノンストップ冒険物語!
  • 雲の憩う丘 串田孫一随想集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。 山と旅の随想27編を収録。わかりやすく、明瞭な表現で、人間と自然との関係を綴る。深遠な知が豊饒な世界を描く。 【目次】 雲の憩う丘 苹果の木 翳る麓 白い家 北の湖 朝の驟雨 雲と夕陽 海辺の断草 流れる時 晩夏の丘 朱色の山 芒 稲刈の頃 甃 夕映え 冬の訪れ 夜更け 冬の光 雑木林にて 古い手袋 霙の降る林 枯野の朝 街の雪 家何在 雲雀 貝殻草 六つの小篇 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 雲の影・貧乏の説
    -
    漢籍・仏典・古典籍等に深く博い知識を有し雄渾壮大な想像力と強烈な意志力で異彩を放ち天才をうたわれ明治文壇屈指の名文家蝸牛庵幸田露伴。「少年時代」「雲の影」「釣談」「江戸と江戸文学」「美人論」「簡素治新ということ」「貧乏の説」「淡島寒月氏」「樋口一葉」「明治文壇雑話」など、最後の文語体文学者が記した口語体エッセイ30篇。
  • 雲・山・太陽 串田孫一随想集
    3.0
    哲学、文学、音楽、美術など、多方面のジャンルにわたる厖大な著作から、山行と旅に関わる芳醇なエッセイを収録。さりげなく、平易、明晰な言葉で語る、人と自然との関係・対話、深い思索と瞑想、その豊かな叡知の世界。「春の富士」「北穂高岳」「遠い未来の山人に」「風光る日」など、若き日から60年を越える、独創的山の文学の精髄。哲学者・詩人・希有な登山家・串田孫一の、山と旅の随想集。
  • 暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由
    3.9
    発達障害による生きづらさ、父のDV、家庭不和、継母のいじめ、非行、居場所のない少年時代……悪循環に流され18歳を迎えたある日、父のうらぎりから心に宿った決意、「暗闇から抜け出すには大学に入って人生を変えるしかない」。偏差値30から猛勉強し一流大学へ。大企業へ入社するも、うつ・ひきこもりに。そこで多くの人と出会い生きる使命に気づく。やがて日本初の大規模な不登校中退者の進学塾を立ち上げるまでの感動実話
  • くららと言葉
    値引きあり
    4.0
    知花くららが大切にする55の言葉をキーワードに綴る初の描き下ろしエッセイ! 世界全体と未来を見据え、美しく輝くヒントがここにある! 「100やらなくてもいい、10でも、1でもいい。それは0よりずっといいから」――ファッションジャーナリスト・生駒芳子 「着物をたくさん持ってたけどね、ぜんぶ捨てて楽になったわ」――瀬戸内寂聴 「Carpe diem――今、この瞬間を生きよ」――詩人・ホラティウス ほか
  • クリームシリーズ 1~5 5冊合本版
    -
    1~2巻2,585~2,970円 (税込)
    何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである――。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき100個。(『つぶやきのクリーム』) 森博嗣がつぶやくと、クールなエッセィになる。 「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。 文庫書下ろし。 大人気エッセィ 森博嗣《クリームシリーズ》1~5  『つぶやきのクリーム』『つぼやきのテリーヌ』『つぼねのカトリーヌ』『ツンドラモンスーン』『つぼみ茸ムース』 5冊合本版
  • 車いすはともだち
    -
    車いすに乗ってなんにでも挑戦する子どもたち、使いやすくてかっこいい車いすをつくる大人たち、スポーツの世界でがんばるアスリートたちの3つの世界から、生活をともにする「ともだち」としての車いすを描きます。2020年のパラリンピック東京大会を前にして、子どもも大人もぜったい読みたい、心がバリアフリーになるノンフィクション作品です。
  • 偶然完全 勝新太郎伝
    4.0
    こんな痛快な男はもうどこにもいない。「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」「今後はパンツをはかないようにする」「俺としゃぶしゃぶか? 一つ"シャブ"が多いんじゃないか?」脚本を破壊し、役柄に自らを同化させることを是とした名優、勝新太郎。彼の最後の「弟子」が描く、「最後の役者」勝新の真実とは。――みんな勝新が大好きだった!
  • 警察官ネコババ事件―おなかの赤ちゃんが助けてくれた―
    3.0
    大阪府警が犯した「ネコババ事件」の全貌を追う。拾って交番に届けた15万円が消えていた。届けた主婦を組織ぐるみで犯人にデッチあげようとする警察側。ぬれぎぬに泣く身重の主婦。真相を求めて執念の追跡がはじまる。警察権力の冤罪体質をつき、衝撃と戦慄の過程を明るみに出した日本新聞協会賞受賞作。
  • 警察腐敗―警視庁警察官の告発
    4.0
    23年間の実体験が語らせる堕落と腐敗の構造!! 事件もみ消しのカラクリから、キャリア絶対のシステム、警察官へのマインドコントロールまで、内部を知りつくした著者の裸の証言!――キャリアによる独裁や監察と公安を二本柱とする監視システムは、さながら秘密警察のようである。任官時から警察的洗脳教育を駆使することで組織に逆らうことの恐ろしさを植えつけ、密告を奨励する。こうした管理体制は、警察を本来の目的から逸脱させ、一種の暗黒組織をつくりあげた。警察組織の行う洗脳教育の目的は、一般警察官を沈黙させることにある。「見ざる・聞かざる・言わざる」に徹するという組織の掟を守っていれば、昇進、高給、天下りの職場の確保など、「生涯安泰」という甘い蜜が用意される。結果的に警察官の誰しもが警察内規に縛られ、たとえ同僚とはいえ腹を割って真実を語れないこの現状がある限り、警察官に人並みの人権があるとはいえないのである。 ●悪事の中心舞台が監察官室 ●「キャリアに責任なし」が常識!? ●もみ消しのカラクリ ●ニセ領収書にもマニュアル ●裏金づくりの起源 ●洗脳と監視のシステム ●組織に対する恐怖心の植えつけ ●署内のスパイ機関=警務課 ●選抜選考という収賄システム ●ノルマ主義、点数主義の内幕
  • 警視庁 生きものがかり
    3.5
    警視庁生活安全部生活環境課環境第三係――絶滅のおそれのある動植物の密輸・売買事件の捜査をする、この係を人はこう呼ぶ――「警視庁の生きものがかり」!「カメもサルもワニもレッサーパンダだってオレが守る!」「動物愛」なら誰にも負けない、「愛」あればこそ、仕事に燃える「生きものがかり」の大活躍を描く、笑いあり、怒りあり、涙もちょっぴりありの感動必至のノンフィクション!
  • 警視庁捜査二課
    3.7
    外務省報償費流用事件、岡光事件、農林水産省汚職をはじめ、霞が関や闇の怪紳士たちを震え上がらせた「捜査二課のエース」が、事件の備忘録を開示する!
  • K2に憑かれた男たち 本田靖春全作品集
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    世界第2の高峰K2の頂きを目指した山男たちの物語。遠征隊を率いる新貝勲は、「三人までは殺していい」と、日本山岳協会の幹部に言い渡され、成功を義務づけられていた。しかし登頂が始まると、酸素ボンベや食糧がなくなったり、隊員が先陣争いを始めたりと、トラブルが発生。1977年8月、登頂は成功したが、その後も行方不明者が出るなど混乱は続く。一匹狼ぞろいの山男と、山岳協会とスポンサーの期待を背負った隊長の苦闘 【解説:後藤正治】

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