草の花 現代日本のエッセイ

草の花 現代日本のエッセイ

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

5.0

基督教系の女子学院で、級友に「あなたは感情が強いのよ。そして正直なのよ、いゝ人なのよ」と言われた著者。継母との間も円満にいった思春期の幸福な一時の後に、やがて「わがまゝな父、負けていないはゝ、短気でおこりっぽい弟、決して平和とはいえない」日常が来る。後年の幸田文の資質と文学の原形が鮮やかに描き取られた回想の記「草の花」に、「身近にあるすきま」ほかを併録。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

草の花 現代日本のエッセイ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女子学院に通った少女時代を回想する表題作がよい。思春期の感性豊かな心の動きが丁寧に描かれている。特に精神的に惹かれる正枝や、作者に手紙で好意を打ち明けてくる滝沢さん等、思春期の女子特有の精神的恋愛のエピソードが面白い。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幸田文の文章にはほんとうに何度も頷かされるが、今回は特に「夜長ばなし」になるほどなあと思わされた。

    ・「(映画と違い)物語は耳からはいって眼の底で立体化され、立体化された人物たちはまことに静かにじわっと心の奥へにじみこんでくるのです。話にはスローテムポの浸みこみかたがあっておもしろいものです。」
    これはテレビと書物の違いでもあると思う。

    ・父・露伴の、ながい源平物語を語る句には「春の夜」より「秋の夜」とする方が良いという添削と、その違いを娘にわからせようとする著者への「無理におとなの承知している感覚なんかを、子供に押しつけるな。...子供が自然に秋の夜というものを理解するときを静かに見きわめていて、そのときこちらも一緒になって秋の夜を楽しむなり哀しむなりしてやればいゝんだ。」という忠告。
    一つ目で、ああそうか俳句の良し悪しというのはこういう風にして論じるのか…と、頭ではつかみにくい芸術の批評というものの一端が論理的に理解できたような気がした。
    そして二つ目で、だからといって頭でっかちで芸術を語るのではなく、まず自身の感覚ありき、それに基づいて知識や考察を積み重ねていくのが正しい有り方だという当たり前と言えば当たり前の事を納得させられた。

    0
    2012年04月07日

草の花 現代日本のエッセイ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文芸文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

幸田文 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す