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「俺たちの国はあと2年で崩壊する」――北京大学で邂逅した北朝鮮からの留学生、彼らスーパーエリート達の肉声を、世界で初めて公開する! 毎朝のジョギングで何度も周回遅れにして、北朝鮮スーパーエリート達の心を開いた著者。「大好物は日本食、ハリウッド映画をこよなく愛し、ユーチューブが情報源……」彼らが語った驚愕の真実とは何か!?
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Posted by ブクログ
緊張感のあるルポルタージュであるとかんじるとともに情報の性質から匿名性が高くフィクションともとられかねない内容が残念に感じる。ひょっとすると著者が迫ったフェイズはあくまでも漆黒の闇の一端であり本当はこれよりも深遠な闇が感じ取られる。 国際関係学としてのアカデミックなものというよりも、ジャーナリスト...続きを読むの視点が色濃い。それでも同郷で異質な領域に果敢に挑戦する加藤氏に敬意を表する。
身が引き締まる思いがした。日本に生まれた幸せを感じる。例え日本が偽物の自由しかなくても、北朝鮮、中国よりははるかにまし。しかも、本当の自由なんて存在するかどうか不明だ。
中朝国境地帯を旅しながら、密輸現場に同行するシーンは、読みごたえがあった。 北京大学で出会った北朝鮮のスーパーエリートとのやり取りよりも、中朝国境地帯での体験談がとても面白かった。 他の人には、きっと書けないと思う。 今後の著者の活躍に期待したい。
150410 北と中国は近くて遠い 国境で法律など紙切れに等しい。本当に追い詰められた人たちの必死な人生がある。 日本人としての自由や幸福が何の努力もなく継続されるなどとは考えてはいけない。
タイトルの内容は一部分のみ。 北京留学時に知り合った留学生との会話が紹介されているが、後半のほとんどは北朝鮮と中国の国境に行った時の話。 北朝鮮の学生から見ると、日本は言論の自由はあっても行使しない、情報を得られるのに得ようとしないと見えている。
よくわからない北朝鮮を知ろうと手にとったが、読み終わった後もよくわからない。。。 中国の北朝鮮に対する姿勢は納得できる説明があったのでこれを収穫としよう。 著者のモチベーションの高さには違和感があるなあ。
リアリティが刺激的だった。 日本人はぬるい。北朝鮮の優秀な人材が世界経済で活躍する日を願う。政治が変わると人も変わってしまうか。
中国で一番有名な日本人が聞いた北朝鮮主導層の肉声。という触れ込みですが、内容のほとんどは中国と北朝鮮との間の国境を旅したときの記録に終始しております。タイトルだけ見ていると違うものを想像するでしょう。 本書は題名こそ『北朝鮮スーパーエリート達から~』となってはおりますが、彼らとの交流が描かれてい...続きを読むるのは最初のほうだけで、後はひたすら筆者が中国と北朝鮮の国境を歩いたときに感じたことやであった人間との邂逅を記した記録となっております。 僕は本書のプロフィールではじめて知ったのですが、筆者は北京大学で朝鮮半島についての研究センターに所属していたのですね。それはさておき、北京大学というのは本当に中国のみならず、アジアのトップエリートたちの「プラットフォーム」になっているんだなと。筆者は彼らに近づくために偶然を装って毎朝のジョギングで何度も周回遅れにして彼らの心を開いていったという。そこで彼らから聞いた話に刺激を受け、北朝鮮との国境付近を歩いてみようと志すのですが…。 彼と出会う人々の過酷な運命と密輸の現場に分け入って、彼らのそれこそ、なりふりかまわない生き方に日本人である自分が想像すらできない日常を送っている人間たちがいることに衝撃を受けました。ただ、タイトルだけを見て買うと中身とのギャップにある種の『衝撃』を受けることが考えられます。これはいわゆる筆者の『中朝国境放浪記』であるということを念頭に置いた上で読まないといけないのかなぁ、ということを感じます。 その辺のことは僕にはよくわかりません。いいと思って買っていただければありがたい話ですが…。こればっかりはなんともいえません。ただ、国境付近には複雑怪奇な問題がはらんでいるもんだなと。それだけはなんとなくですが、わかった気がいたします。
北朝鮮は政治が悪い。しかし人民はどうなのか?そんな疑問を得た。 北朝鮮のスーパーエリート達は日本人のエリート達より更に努力をして勉強をしている。世界を分析し、英語と中国語を操る。 彼らは「言論の自由」がある日本で、それを活用していない日本人をあざけている。「日本の大学生の自己管理レベルはわが国の小学...続きを読む生以下だ」と。国家のために命をかける、と言い切れる北朝鮮の若いエリート。 かたや現状のぬるま湯につかり、行動を起こさない日本人達。 果たしてどちらの若者達が未来を作って行けるのか。私は幕末の志士達の志を思い出さざるを得なかった。 本書では中国の微妙な立ち位置も解説されている。北朝鮮は「鶏のレバー」。肉のついてない骨ばかりの鶏。うまみはもうないけど、レバーは残っているので、捨てるには惜しい。
情報の量・質は素晴らしいと思う。 足で稼いだ貴重な情報の数々。 ただ、何か読みにくかった。 情報の羅列で、メッセージが分かりにくいからかな。 もう少し整理・分析が必要かと。 後、本のタイトルと中身はあんま合ってないかな。北朝鮮の内情に迫った話ではあるが。
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北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言
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加藤嘉一
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