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尖閣諸島問題、毒入りギョーザ事件、歴史教科書問題……。日中間では、ビジネス、文化交流を問わず、さまざまな局面で摩擦や衝突がよく起きる。
それはなぜだろうか? お互いのことを「誤解」しているからだろうか? だとすると、その誤解はどこから生まれたのだろうか?
加藤嘉一、26歳。北京大学に単身留学し、8年にわたって新聞・雑誌コラム、ブログを通じて、中国の人々への発信を続けてきた。今や、「中国で最も有名な日本人」と呼ばれるようになり、真の「日中関係の架け橋」としての活躍に大きな期待が寄せられている。
そんな彼が、自分の目で見て感じた中国の「今」とは、いったいどんなものだったのか? 中国の若者たちの現実、不安、そして日本観とは?
本書は、中国で出版され、若者を中心に大きな話題を呼んだ彼の代表作に大幅な加筆修正を施し、日本語版として刊行するものである。
日本凱旋デビュー作となる本書は、切れ味鋭い、洞察力にあふれた日中社会比較エッセイであるのと同時に、「結局、中国人は、心の中では何を考えているのか?」を知りたい人にとっても、すぐれた示唆に富む書となっている。
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Posted by ブクログ
今や「中国で最も有名な日本人」と呼ばれる筆者の日本語デビュー作です。洞察力ある筆致で論じる日中社会比較エッセイで「結局、中国人は、心の中では何を考えているのか?」という疑問へのヒントになると思います。
この本は今や『中国で一番有名な日本人』と呼ばれる筆者が初めて日本語で執筆した著作です。この本のもとになったものは既に中国語で出版されているそうですが、それに加筆訂正を施したのだそうです。内容は現代中国と日本とのいわば『比較文化論』です。
「結局、中国人は、心の中では何を考えているのか?」
この疑問の一端に答えてくれるものとして、入門書としても 意味合いになるかと思います。現代中国は何年かのペースでそれこそがらりと変わるという話を以前聴いたことがありますが、この本の中にはそんな激変を続ける中国の『今』が描かれているなと感じました。筆者が籍を置く恋愛や勉強をはじめとする北京大学をはじめとする学生の様子や微妙な問題をはらみ続ける日中の歴史観に関する話。「ウチ」と「ソト」に関する日中の人間の捉え方の違いなど、さまざまなことに関する筆者の『中国ウォッチャー』としての視点が記されていてその辺が面白かったです。
しかし、18歳で単身中国に行ってそれ以来ずっと中国を拠点として活動している方なので日本の社会に関するところは職場の習慣に関しては僕も一概には言えませんが「?」と思う箇所がいくつかありましたが、これも日中の習慣や文化に関するものだと考えればある程度は納得がいくことでありました。興味があるという方は一読されてみるのもいかがでしょうか?
Posted by ブクログ
この本を読んだのは、著者の加藤嘉一さんの公開インタビューが大学で行われたのを聴きにいったのがきっかけ。
そのまたきっかけが、NHK『爆問学問』に“中国で今最も有名な日本人”として紹介されているのを観たから。
でそのまたまたきっかけが、彼が知り合いの知り合いで、以前から話を伝え聞いていたから。
今、中国中国って世界中が話題にしていて、確かに経済とか?教育界とか?進出?しているような気がするけどさ・・・←はい全然わかってないー^q^
実際に中国でリアルに何が起きてるかを知ってるひとって、なかなかいないんじゃないかな・・・そんで、それを聞く知る機会って、わたしたちもあんまりないんじゃないかな・・・・・・。それが、高校卒業とともに中国に留学してから8年間滞在している彼の独自の視点から、私たちは覗き込むことができる。
ただ伊達に8年間滞在してるだけじゃないよ。
もんのすごい洞察力だよこのひと。
そんで言ってることが明瞭でわかりやすい。
中国人って日本人のことどう思ってるの?
日本人の私たちは、中国人のことどう思ってるの?
中国人は反日デモするくせに、家には日本のメーカーの商品があふれているのは何故?
ほんとに反日なの?
そもそもなんでそんなに反日なの?
中国って、これからどうしたいの?
そのために、どんな戦略をたてているの?
中国の人は今どんなことに希望を見出し、どんなことに不安を抱いているの?
中国人女性って、なんで“強い”イメージがあるのだろう?
中国のいう”エリート”って?
中国と日本の大学生は、どんな意識のちがいがあるの?
・・・・・・・・・・
大学の近くのマックやカフェでゆっくりしてるとさ、必ずと言っていいほど中国人留学生が熱心に勉強してるんだよね。
英語のw日本にきてるのに英語で話してるし、話しかけてくるし。
日本語しゃべれー゜―゜ぷん
みんな、欧米の大学院目指してるって雑誌で読んだけどほんとかな?
でも、なんでそんなに欧米に憧れるの?
てか、なんでそんなに勉強してるの・・・・?
っていつも頭のどこかで思ってたところがあったから、興味津々で読んでしまった。
面白かったのが、中国人と日本人の「世間」に対する意識のちがい。
日本人には「世間様」という、決してないがしろにしてはいけない、できない大きな存在(概念)がある。だから、「世間様」の目に触れる公共の場では、他人に迷惑をかけないよう、他人から”浮かない”よう、細心の注意を払う。そのため、世間様の目を気にしなくても良い”ひとりの時間”には思いっきりくつろぐし、部屋が汚くたって、身なりが汚くたって、だらしなくたって構わない。「世間様」に対して面目を保っているのだから、それくらいしないとやっていけない。 って発想。
でも中国はその逆。日本人は中国人に対して”横柄”とか”自分勝手”とかいうイメージを持つ人が多いみたいだけど、意外や意外・・・
家のなかではきっちりしているんだって。(そりゃいろんな日本人や中国人がいて例外はあるけどネ!)
プライベートでは遠慮深くて、控えめ。理性的。公共の場では無遠慮なのに。
なぜか
プライベート空間は”自分の一部”と思っているから。公共の場は”弱肉教職の舞台”。
中国人だって無秩序でルールを無視する他人の行為にはイラついているみたい。だからって、ルールに従おう とはならないみたいだけど。。
日本人のストレスは、ルールに従うことからくるものが多く
中国人のストレスは、ルールのない無秩序な環境からきているものが多い。
って、加藤さんは言ってる。
そりゃ極端な意見かもしれないし、真実ってのはわからないけど、たしかに彼独特の洞察力とかものの見方に寄り添ってみると、なかなか面白い。
加藤さんすごいよ。まだ27歳だよ?
ゼロから1年で中国語を同時通訳できるレヴェルまでもっていくとかさ。
あとね、講演いって生で彼を見たからわかったけど、めっちゃスタイルいい←
これ関係ないけどね^^笑
東京マラソンに出るらしいから、陰ながら応援~^p^
とにかく、この本は何も考えずにすらすらすら~って読めるからオススメ。
中国いきたくなっちゃうかもよん❤
願わくば、北京に行ってね、生でね、煮えたぎる中国のなかで毎日を過ごすアツイ中国人を生で見てみたい。
でも、噂の“暇人”も見てみたい。
北京大学に潜入してみたい。
とにかく、中国の空気のなかに身を置いてみたくなった><
正反対?、全然違う?そんなイメージがあるからこそ、そんなイメージを自分で払拭したいからこそ、行ってみたい。
Posted by ブクログ
筆者は高校を卒業してすぐに中国へ渡り、北京大学に在籍しながら中国メディアでコメンテーターとして活躍している。本書では日中の歴史観の捉え方や政治の違いについても言及されている。本書で1番気になった問題提起は「日本は本当に自由なのか、中国は本当に不自由なのか」である。改めて考えてみると、日本には言論の自由が確保されていながらも閉塞感が漂っている。筆者はこれは日本独特の暗黙の了解、つまりは空気を読むという文化に起因していると説いている。
今後日中の関係はますます重要になってくるため相互理解は欠かせない。しかしながら、両国民同士のお互いの信頼関係はまだまだ紆余曲折している。そんな中、年も1つしか変わらない筆者が中国で奮闘していることに敬服すると共に刺激を受けた本であった。
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