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いま美術界を揺るがす最大のミステリー! 藤牧は生きているのか死んだのか、彼の作品は誰が作ったのか? このところ急速に評価され始めた戦前の版画家の生き様を描くノンフィクション。
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Posted by ブクログ
最近になって、山田五郎のオトナの教養講座で知り、興味を持った本である。
藤牧義夫について、耳にしたこともなかったのだが、その作品が先ず素晴らしいのだ。構図の妙と、思い切りのいい線。地下鉄出入口から見上げた空の作品など、洗練されてて古さを感じない。
そんな才能溢れる若者で、徐々に世に認められつつあった彼がなぜ行方不明になったのか、否なったとされているのかについて書かれている。関係者が亡くなった今だから書ける丁寧な考察が非常に興味深い。読後、自死はあり得ないと思わずにはいられなかった。何があったのか?
小野が藤牧の才能を買っていたこと、彼に注目が集まるにつれ、小野自身の作品にも日が当たり出したこと、金に執着がある人だったことも分かる。とすると、、、。
しかし、記念碑に贋作の方が使用されるとは、笑えないエピソードも。
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