感情タグBEST3
Posted by ブクログ
従来の「藤牧義夫」像の修正を迫る本です。それにしても、大谷芳久や洲之内徹、そして著者の徹底的な実証活動には賛嘆させられます。そして、その結果見えてくる?真相の奇々怪界さはまさにミステリーです。で、その謎解きの面白さにより、肝心の藤牧義夫作品の魅力分析が足りなくなってしまっています。さらには、藤牧義夫の国柱会における活動の様子を調べる必要があると思われるのですが、その点の言及がないのがもどかしいですね。
Posted by ブクログ
藤巻義夫さんの版画、絵は残念ながら
その現物をまだ見たことがない。
そして、残念なことに小野忠重のものは見てしまっている。
読み進めていくうちに
そうかぁ
そんなことがあったのか
と 一つ一つが
腑に落ちていく
「絵」を描くことは
どういうことなんだろう
を 改めて
深く
考えさせてもらった
一冊です