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「正解とは、真実とは、本人が最も納得できる仮説にほかならないのです」(『地球儀のスライス』より)。著者が撮影したスタイリッシュな写真に、小説からの引用とメッセージをクロスさせた、「森ワールド」を立体的に堪能できるフォトエッセィ。なくしてしまった時間と、忘れてしまった気持ちに出会える1冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年03月05日
再読2冊目。この本は作者の著作から文を切り出してコメントと写真を追加した文集。巻末には糸井重里さんのコメントあり。
これは実際に目で見ないと良さはわからないので個人的お気に入り文を一つ引用。
「天才は計算をしても答えを出さない。彼らは計算式そのものを常に持っている。我々は答えしか持たない。これが天才...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月05日
久しぶりに森博嗣を読むと、頭の中にミントの葉っぱを散らしたような気分になる。
そうそう、こういう気分が味わいたかったんだ。新鮮なんだけど、どこか懐かしい。
そういうわけで、定期的に森博嗣を読まないと、私が私じゃないような。
きっと、すべて、幻想だろうけれど。
森博嗣という人に興味のないひとには、何の...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月07日
何度でも読める。
常に些細な言葉の端々を思考していないと、こういう議論には至らないと思う。
下手な哲学書よりも身近な言葉で、頭の奥にあるもやもやを吹っ飛ばされる感じがする。
ページいっぱいに載った写真も、所謂「きれいなもの」とか「珍しいもの」ではなくて「あっ、あれをこう撮ったのか」というなんだか気...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
何となく銀色夏生みたいなテイストを感じるけれど。
本人が撮影した写真に、これまでの作品から抜粋された文章に、一言コメントつき。
過去、全て読んでるモノの筈なのに、こう集められると、また新鮮。
読んでいて、「あー好きだなー」って思う文章が、『すべてがFになる』。
やっぱり森博嗣作品で、これが一番好き...続きを読む
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