教育工場の子どもたち
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教育工場の子どもたち

小説・文芸
660円 (税込)
330円 (税込) 10月1日まで

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3.0

実際に学校をまわった教育現場からの報告ーー愛知・千葉などから全国にひろがった極端な管理主義教育は、教室での子どもたちの自由を奪い、その心を窒息死寸前にまで追い込んでいる。創造的で生きいきとした生活は、どうしたら甦るのか。いじめや子どもの自殺など緊急な課題を考えつつ、各地の小中学校をまわって、教育の反動化の実態を明らかにする。

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教育工場の子どもたち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1983年の著。戦前の日本の状況について書いたものかと思った。もちろん、筆者の年齢を考えればそんなはずはないことはすぐに分かるのだが、、、それぐらい、時代錯誤で封建的、軍隊もかくや、というほどの規律に縛られた異常な状態が記されている。教師から生徒への横暴はもとより、教育委員会から学校、すなわち校長に対する締め付けや、それが助長する閉鎖的な隠蔽体質など、自分が学校に通う年齢だったこの時代に、こんな現実がまかり通っていたなんて、衝撃である。嘘だと信じたいが、私は、生まれ育った地域や周囲の環境のおかげでたまたま、これらのことに触れずに生きてこられただけ、幸運だっただけ、いうことなのだろう。
    あるいは、見えていなかっただけなのか。
    最近、体罰やいじめの問題が毎日のように取り沙汰されているが、これらは皆、何もここ最近に始まったことではない。手段や現れ方には多少の変化があるとしても、そもそもの根源は何も変わっていないのだ。
    人間は見慣れてしまうと、その事柄について何も感じなくなってしまう、見ないふりをすることが普通になって、本当に見えなくなってしまう、良くない順応力があるという。自分に直接の被害がないことに甘んじて、見過ごしていることはないだろうか。新聞の、戦慄するような教育現場の実態を報じた記事を、「またか」と読み飛ばしてはいないだろうか。
    沈黙は同罪に等しい。
    自戒の意味も含め、非常に考えさせられる一冊だった。

    0
    2013年02月15日

    Posted by ブクログ

    分類=教育・日本。86年9月(84年1月初出)。『自動車絶望工場』の著者による、「愛知の教育」「千葉の教育」のルポ。

    0
    2009年10月04日

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