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Posted by ブクログ
プロ野球において、キャッチャーは陽に当たらないポジション。古田敦也や野村克也ほどの存在感を発揮するキャッチャーは一握り。
そんな地味なポジションの中でさらに地味な選手たち、達川光男・山中潔・村田真一・大久保博元・谷繁元信・里崎智也へのインタビュー集。彼らのキャッチャーとしての挫折と栄光が浮かび上がる。
改めてキャッチャーというポジションは苦労もケガも多く、おいしいところはピッチャーが持って行ってしまう損な役割だと思う。野球少年がこの本を読むと、キャッチャーだけはやりたくないって言うだろう。それでもキャッチャーにこだわった彼ら6人の人生は味わい深い。
特に、山中潔氏。現役時代は正捕手になれず、多くのチームを渡り歩く苦労人。しかし、その経験がコーチとして全日本の正捕手、里崎智也を作り上げる。いい話だ。
Posted by ブクログ
文字通り、プロ野球のキャッチャーにスポットライトをあてた一冊。
野村、古田は割と語りつくされてる感があるけれど、ここで出てくるのは達川、山中、村田真、大久保、谷繁、里崎。
自分がプロ野球をよく見てた頃の選手なので、どれも面白かった。
一番印象に残ったのは何球団も渡り歩いた控え捕手で、指導者としては里崎を育てた山中。
意外だったのは、90年代にレギュラーを争っていた村田真と大久保が、単なるライバルを超えた盟友であったということ。
巨人が常勝を宿命付けられたチームで情報交換が必要という面もあったみたいですが、それ以上に彼らの人間性によるところが大きいのかと思った。
Posted by ブクログ
24・12・29古橋
題名通りプロ野球の捕手の物語が実名で描かれ興味深く読めました。
野手の中で試合中唯一味方全体を見回す位置にいて、そのサイン一つで試合の流れを統括するキャッチャーと言うポジションはそのまま企業で言えばマネージャー的な位置にいると思います。
そして単純にボールを捕る技術以上に求められるのが投手とのコミュニケーションを経てその投手の個性や潜在能力を最大限に引き出しゲームに勝つ事が求められる難しいポジションで、たとえ勝ったとしてもそれはピッチャーのまたはヒットを打ったバッターの貢献と取られるまさしく縁の下の仕事と思います。
本書ではそんな大変で地味なポジションにこだわり続けた男たちの熱い尾思いが満載の一冊です。
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小説・文芸
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