作品一覧

  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション
    3.5
    1巻789円 (税込)
    狂気と享楽の世界に耽溺する―― 10の名作が誘う、底なし沼へようこそ (あらすじ) 山上の神社へ肝試しに訪れた、美しい少年士官が出逢った不可思議な出来事とは。(泉鏡花「妙の宮」) 病気療養中の少女には、女学園の後輩であり恋人の少女がいた。ある日、恋人が密室殺人事件に巻き込まれ——。(小栗虫太郎「方子と末起」) 下宿先の住人は皆奇妙な行動をする。(坂口安吾「蝉 あるミザントロープの話―」) 10名の文豪の名作が集った、耽美と幻想の世界に溺れる一冊。 <収録作品> 江戸川乱歩「鏡地獄」/谷崎潤一郎「人魚の嘆き」/小栗虫太郎「方子と末起」/泉鏡花「妙の宮」/木下杢太郎「少年の死」/坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」/夢野久作「死後の恋」/芥川龍之介「疑惑」/小川未明「百合の花」/中島敦「文字禍」
  • 木下杢太郎 荒庭の観察者
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    劇作家、小説家、評論家として活躍した耽美派詩人、さらに医師、画家、キリシタン研究家としても知られた多能の人が遺した深い思索。
  • 木下杢太郎随筆集
    -
    1巻1,881円 (税込)
    北原白秋らと「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、美術家、キリシタン史研究家として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。
  • 南蛮寺門前
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • 少年の死
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • すかんぽ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 本の装釘
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • パンの会の回想
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • チチアンの死
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 市街を散歩する人の心持
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    -
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  • 京阪聞見録
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    1巻0円 (税込)
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  • 北原白秋氏の肖像
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    1巻0円 (税込)
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  • 海郷風物記
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    1巻0円 (税込)
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ユーザーレビュー

  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

    Posted by ブクログ

    まず装画が怪しげで綺麗!いわゆるジャケ買い
    あとタイトル『疵の迷楼』別世界へと誘い込まれるような魅惑的な感じに加え、名だたる文豪たちの作品に興味を引かれてしまう。
    まだ、このとき耽美という言葉の意味を理解していなかった。ただ「美しい」くらいにしかとらえていなかったので読んでみたら本当の意味を思い知らされ、常軌を逸した世界への入り口だった。

    なかなか普通の感覚では理解、共感し難い作品ばかり。どの作品も何かに心を奪われていたり、病的にのめり込んでいたりと現実からかけ離れていて危うい空気が漂っている。
    抗いがたい好奇心や欲望、まるで[パンドラの箱]を開けてしまったようなそんな感じだ。

    収録されて

    0
    2025年10月15日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■江戸川乱歩「鏡地獄」
    既読を再読。

    ■谷崎潤一郎「人魚の嘆き」
    未読のまま。
    水島爾保布の挿画ありの中公文庫で読みたいので。

    ■小栗虫太郎「方子と末起」 ★
    初読。まさことまき。
    百合、スール、手紙のやり取りという少女小説、にして不思議の国のアリスモチーフ。
    推理小説<恋愛小説。

    ■泉鏡花「妙の宮」 ★
    初読。
    たった4ページだが、なんでこんな風景を思い描いたのだろう? と。

    ■木下杢太郎「少年の死」
    高原英理・編「少年愛文学選」で既読。

    ■坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」
    初読だが、混乱をそのまんま文章にした風情で、よくわからなかった。
    Misanthrope はフランス

    0
    2025年07月08日
  • 木下杢太郎 荒庭の観察者

    Posted by ブクログ

    な、長かった…。
    一体何回借り直しをしたことやら。
    とても、読みにくい。全然、入ってこない。
    それなのに、時々はっとする文章があって、なんだか手放せない。不思議な感覚だった。
    同じ事柄を描いているのに、印象が変わるといのも面白かった。エッセイにも素と整えたものがあるのだと分かった。
    「科学と芸術」は全部、素晴らしいと思う。

    0
    2025年02月08日

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