多崎礼のレビュー一覧

  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    2巻を読むことで、1巻で登場人物達が語られていなかった内面等を知ることができ、より物語が深くなってくる。
    結末がどのようになるのか気になる。

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    2025年10月14日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    シリーズ第3弾
    今回は『戦争』『武器』はなく『戯曲』。

    瓜二つの双子の兄弟
    1人は天才と言われる脚本家
    1人は凡人と言われるが周りに愛されている役者


    最初、お互いの嫉妬から言い合いが絶えない感じだったけど、でも最後はお互いのことをずっと愛し思っていた。

    人種差別、不条理のことだらけで人の命を軽く見る。
    人の命をなんだと思ってるんだと途中で思いながら読んでました。

    途中から心が締め付けられたけど、読めてよかった

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    2025年10月13日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    そして演劇!?
    前作のガッツリ闘争の革命から一転、
    今度は演劇、心の革命とは。

    期待よりも不安が過ぎったが、
    杞憂に終わるくらいには良かった。

    次はどうくるのか楽しみ。

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    2025年12月06日
  • これが最後の仕事になる

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    続きを書いて欲しい話や、考えさせられる話または自分にはよくわからない話など色々な作家さんの作品があり、読み応えがありました。
    この中から自分のお気に入りになる作家さんを探すのもいいかと思います。

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    2025年10月11日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    感想
    最後はようやく物語が一つに繋がり一件落着。でもやっぱり交互は読みにくいな。


    あらすじ
    アンガスはバニストンに忍び込み、街を救う手立てを考える。

    天使の話は、十三代目ツァドキエルが本を作り、エマを本に移す物語。エマを本に移し、鍵の歌と大地の歌を創る。

    アンガスはセラの歌で街の人を正気に戻していく。そしてその元凶となったダニーこと、歌姫のシルバーアロー元へ向かい、対峙の末、文字を二つ回収する。街は平穏を取り戻したかに見えたが、レッドの仕掛けた爆薬で街は破壊され、ウォルターが命を落とす。

    アザゼルは、リグレットを救うために第七聖域に乗り込む。そこで天使たちと戦うが、友達だったガブリエ

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    2025年10月08日
  • レーエンデ国物語

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    世界観が作り込まれていて、読み手も本の中に入り込めた。一気読みしてしまった。あまり言うとネタバレになっちゃうから言えないけど、異世界の世界観が好きな方は読んでみてほしい。

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    2025年10月08日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    感想
    いつ交錯するか分からないが、やはり、アンガスとアザゼルの話が交互にくるのは読みにくい。漫然と読んでいるとどちらの話か分からなくなってしまう。

    面白いけどね


    あらすじ
    アンガスは無事だった。ツァドキエルから文字を回収する。姫はアンガスから文字を奪って旅を辞めるように説得する。

    一方、アザゼルの方はカネレクラビスに集まった部族の中からリグレットが歌姫として選出される。アザゼルは部族に天使との戦い方を伝える。

    アンガスはエヴァグリーンらによって占領された燃油会社へ赴く。そこで文字の気配を感じ、言い伝え通りに洪水を起こすことで文字の存在を明らかにして、文字を回収し、エヴァグリーン達を救

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    2025年10月07日
  • レーエンデ国物語

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    ネタバレ

    ファンタジーの世界を堪能できて幸せ。実際には存在しない食べ物や動物、不思議な現象がたくさん出てきてイメージを膨らませながらわくわくして読むことができた。別世界の話ではあるけれど、覇権争いや領土拡大など現実にもあり得る話でもあって、歴史小説を読んでいる気分にもなった。二作目を読んでもユリアやトリスタンと会えないと思うと寂しい。ユリアがレーエンデに帰れたら良かったのにな、死後の世界の描写はなかった気がする?のでこの世界ではどうなるのかわからないけれど、ユリアとトリスタンがまた会えるように願う。ヘクトルはやっぱり銀呪病に罹ったんだろうか。トリスタンの「振り返るな。立ち止まるな。前だけを見て走り抜け。

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    2025年09月29日
  • 血と霧 1

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    作者の多崎礼さんはレーエンデ国物語で知っていたけど
    この作品は完全に表紙と帯に惹かれて購入

    思っていたよりも数倍面白かった
    登場人物たちも癖があって面白い
    世界観もかなり好み

    主人公のロイスの印象がページをめくるたびに変わっていく
    心の傷や背負っているもの今現在思っていること
    自分に正直になれないロイスが
    周りの言葉を聞きながら
    少しづつ心の奥の思いを認めていく
    その過程がとても人間らしく本当のロイスが垣間見れて
    ホッとする

    ただ最後の一行は衝撃でショックだった…
    私はヴィンセントがかなり好きらしい…
    切なすぎて悲しすぎて痛い…

    もちろん2も買ってあるけど…
    手に取るのをためらってしま

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    2025年09月29日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    イズガータ、アイナ、アライス。
    戦う女性たちがかっこいい。
    それを守る男たちや影も。
    ズラアもいい。
    続きを読まずにはいられない。

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    2025年09月28日
  • 煌夜祭

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    多﨑さんの作品を読むのは久しぶりだったが、相変わらず面白かった。勧善懲悪な話ではなく、人間と魔物という単純な正義と悪の話ではない物語に、人間らしさを感じることができた。

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    2025年09月27日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    レーエンデを読んで面白かったので、多崎礼の作品を読みたいと思って読んだ。
    個性的な登場人物が多く、内容もとても精緻で読めば読むほど面白い。
    映画にしても面白い内容だと思った。
    このシリーズも全て読みたいと思う。

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    2025年09月27日
  • 新しい法律ができた

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    この書き出しも好き。架空の法律が多い中、締めの五十嵐さんはさすが。このシリーズたぶん初登場のくどうれいんさんも良かった。

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    2025年09月18日
  • レーエンデ国物語

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    ネタバレ

    ちょっとボリューム多めだから後回しになっていたけど早く読めばよかった。ほんとに読んでよかった。
    この方のファンタジーは設定や背景が細かくて、わたしが知らないだけで世界のどこかにはこんな所があるんじゃないかと思わせてくれる。美しい森も食べたことない食事もすっと頭に入ってくるから不思議。
    トリスタンとユリアの関係に悶々したり、途中涙が出たり、イラッとしたり感情が忙しく動く。
    何かの拍子にトリスタンの病が治り二人は永遠に幸せに暮らしました。めでたしめでたしで終わって欲しかったけど最後の章を見るとそんな風にはいかないみたいで悲しい。
    早速次を読もう。

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    2025年09月17日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    辛口ファンタジー。

    かなり残酷で、甘くないファンタジー。
    だが、革命の話をしよう、
    と言っているのだから、
    このくらい現実的?な苦しさは必要か。
    苦しい結末の方が覚えがよくなるので
    良かったのかも。

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    2025年12月06日
  • レーエンデ国物語

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    面白かったです!長編ファンタジーならではの読み応えがありました。表紙の、鏡の中に映るレーエンデの世界も綺麗で魅力的です。

    ユリアとトリスタンの関係性がもどかしくて、切なくて、、、。ラストも驚きましたが、うまくまとめられていて、続きが読みたくなりました。

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    2025年09月14日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ネタバレ

    レーエンデ第三弾。

    とりあえず、いきなり鉄道が出てきてびっくり。
    そりゃ産業も発展してるだろうけど、今までそういった描写がなかったから面食らった。
    ユリアの時代からテッサの時代ってそんなにイメージ変わらなかったよね?
    レーエンデはずっとそのままいく世界観だと思ってた。

    さて。
    今作は武力による革命ではなく、天才劇作家リーアンが戯曲によって世界をひっくり返そうとする話。
    題材はテッサ。
    テッサについては徹底的に秘匿され、一部の支持者以外には名前も知られていない状態。
    テッサがどんな人物でどんな人生を歩んだか、追い求め戯曲は完成する。
    が、やっぱりそう簡単に世界は変わらず。

    前作で教育の大切

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    2025年09月12日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    前作より面白かった。強い女子とか弱い頭のいい男子の話。テッサが魅力的だったから違う形で幸せになって欲しかった、

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    2025年09月10日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    レーエンデの夜明けがこんなにも遠いものだとは。

    今回の物語には「正義」が土台にあると思う。

    ビョルンは「正義っていうのは欲望を粉飾するための方便だよ。十人いれば十通りの正義がある。正義をつき通すって言えばかっこいいけど、それは他の正義を捻じ伏せるってこと。最後に残った正義は最も強いと言うだけで、正しいとは限らないんだよ」「普遍的な正しさは、僕ら人間にはにが重過ぎるね」と話した。

    ルクレツィアの評価
    「必要悪と呼ぶには、あまりに犠牲者が多すぎる」に一票。

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    2025年09月10日
  • 煌夜祭

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    内容が緻密で幻想的で良かった。
    登場人物が複雑で、メモをしながら再度読んでみようと思う。
    切ない話だった。

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    2025年09月08日