多崎礼のレビュー一覧

  • 〈本の姫〉は謳う1

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    続き物だと確認せずに山本ヤマトの絵で買ってしまった。もろファンタジー2つの物語はどこで交錯するのか楽しみでしょうがない。2巻も多分買うと思う。

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    2009年10月04日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    ネタバレ

    初めてこの作者の本を読んだ。最初は短編集かと思ったが、同じ世界線で話が繋がっているのが面白い。

    最初の章からアーディン絶対好きな人物だ、と思ったが本当に良いキャラだった。続きを読むのが楽しみ。最後はみんなが望む未来になると良い、と思う。

    アライスが自身の第二の父母の最期を知ったらどうなってしまうのかが気がかり。

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    2026年07月12日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。の一文で始まる24名の作家による短編集。
    おおむねひとさじの悪意が練り込まれていたが、いろんなテイストの話が読めて良かった。
    特に真梨幸子さんの話はやばかった。初真梨の洗礼を受けてしまった。

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    2026年07月10日
  • レーエンデ国物語

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    ネタバレ

    壮大なファンタジー。
    わたしにとっては聞き慣れない表現が多く,調べてメモをとりながらじっくり読んだ。

    終盤は胸を抉られるような苦しい展開が続き、涙が止まらなかった。
    読み進めるのが怖くて何度も本を閉じた。

    とてものめり込んだし、読み終わった今も心がレーエンデに囚われているのだけれど、あまりの結末にしばらく立ち直れそうにない。
    良くも悪くもここまで心を揺さぶられる作品にはなかなか出会えないと思う。

    ヘクトルとトリスタンの無敵な強さで全てがうまく行くことを期待していた...
    この後の作品も全部こんな鬱展開なのだろうか。
    救いがなさすぎる。トリスタン...
    それでも、心がレーエンデに囚われてし

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    2026年06月19日
  • レーエンデ国物語

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    ネタバレ

    壮大なファンタジーだった。ユリアとトリスタンの恋愛模様だけでなく、民族同士の確執、駆け引きや継承問題など見所満載だった。トリスタンの人生が良い方向に進んでほしかった‥つらい‥

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    2026年06月15日
  • レーエンデ国物語

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    切ない話だった……壮大で、辛くて……帯に書いてある通り、胸が空っぽになった トリスタンとユリアの幸せが来世ではありますように

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    2026年06月14日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    兄と妹がそれぞれの正義を胸に、レーエンデの自由のため行動を起こす。
    夜明けは近い。
    けど、そこに至るまでがまた壮絶。ルクレツィアの覚悟たるや…!

    読んでいて、小野不由美の十二国記シリーズ『風の万里 黎明の空』(虐げられることに慣れすぎて行動を起こせないところ)と萩尾望都の漫画『銀の三角』(さしずめ、ライヒ・イジョルニがラグトーリンで、神子エールデがパントーか。)を思い出した。

    そう、1巻でどうなった!?と思ったエールデがやっと再登場。

    早く最終巻を読みたいなぁ。

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    2026年06月12日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    レーエンデの自由を求め、戦い続ける

    なぜ支配をしたがるのだろう?
    それは今でも続く戦争でも言えることではありますが…。

    お金や資源、人、領土を求め広げていく。
    民族が豊かに住みやすく穏やかな空間で過ごしたい。平和でありたい。
    だけど支配されてしまえば自分たちの住処を及ぼし、蝕んでいってしまう。
    逆らえば死罪などと自分の命が迫る。
    そういった生活を目にしてきたテッサたちは革命を起こした。

    「自由を求めて戦ったこと、打倒帝国まであと一歩のところまで迫ったこと、それはレーエンデ人の希望になる。
    これからやってくる暗黒の時代、レーエンデに希望の光を灯し続けるために、真実の歴史を語り継ぐ者が必要に

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    2026年06月08日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    ネタバレ

    1巻で撒かれていた伏線たちを4巻にてかなり回収。2巻の伏線も一部回収。1〜3巻が伏線を張る位置付けだったことがわかった。今のところシリーズの中で一番面白かった。

    以下ネタバレ。
    4巻では、法皇帝の息子レオナルドと、娘ルクレツィアが異母きょうだいとして出会い、やがて幽閉されていた神の御子を見つけ、レーエンデの革命を別々の方向から試みるに至る。
    レオナルドは帝国の差別に反対する立場として奔走し、ルクレツィアは帝国側でレーエンデ人の抑圧や差別を最大限に引き上げ、同時に内部構造を破壊するお膳立てをするに至る。両者によってレーエンデ人の革命がやっと勃発する(かもしれない)。


    以下、回収された伏線(

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    2026年06月03日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    ファンタジー第4話。

    RPGの八分どころといった感じ。
    レーエンデの近代化に伴って、革命の方法も変わってきたのだろうな。
    レーエンデの成り立ちも見えてきたような。

    次巻でどう完結させるのか、気になる。

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    2026年05月31日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた

    この書き出しで始まるまったく展開の違う物語。それは炎なのか、炎上なのか、どの作品も最後には驚くようなオチが待っていて趣向が凝らされていた。
    寝る前にサクッと読んでいったけど、内容がすごく濃いわけではないからいい読み方だったかもしれない。

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    2026年05月30日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    レーエンデの時代がさらに進み、前巻に出てきたテッサが忘れられかけている時期の話。劇作家リーアンと男娼かつ演出家のアーロウという双子の兄弟の複雑な関係を描きつつ、ふたりがレーエンデの歴史を追い、禁忌になっているテッサを主人公とした劇を作り出す過程が描かれる。

    主人公が毎回変わりながら、一つの地域の歴史を追うという形でシリーズ化しているファンタジーはめずらしく、着眼点が面白い。

    二巻に続き、三巻も、貧困に伴い身体を売る人々にも焦点が当たっている。どちらも、その人々の心の強さが描かれているが、今回は、主人公も男娼であり、自分は穢れているという嫌悪感との葛藤も描かれているのが印象的だった。

    双子

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    2026年05月25日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた。
    から始まる25の短編が入ったオムニバス。

    吉原幻鏡・高田崇史
    怪物どもの棲家・島田荘司
    回答・神林長平
    マザー・ジン・古泉迦十
    失われた史料、的外れな再建・市塔承
    消えない炎・我孫子武丸
    比翼・河村拓哉
    全滅館の殺人・似鳥鶏

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    2026年05月24日
  • レーエンデ国物語

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    ネタバレ

    ファンタジー描写が美しい話だった。
    交易路が無事完成し、トリスタンの銀呪の進行が止まってユリアと平和に暮らした、という終わりじゃダメだつたのかなと思ってしまうラスト。トリスタンが身体も心も目一杯張って張って張り続けて、誇りだけを胸に逝く様は美しいけれども物悲しさが勝る。ユリアもその後子供と再会出来なかったようで、物語の序章を読んでいたのかなと思っていたのに急に閉じられた感があった。
    個人的には未来への希望よりも痛みの方が強いと感じた結末だった。

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    2026年05月16日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    語り部が話す短編集かと思えば。どんどん話が繋がっていって一つの長編になる様に引き込まれてしまった。ちょっと最後頭がぐちゃぐちゃになったので、もう一回読みます。

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    2026年05月12日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    レーエンデ地方が聖イジョルニ帝国の支配下となり、100年ほどの年月が流れた。
    司祭長の次男ルチアーノは、屋敷の火事から唯一生き残り、炭鉱業が盛んなダール村へと辿り着く。
    怪力自慢の少女テッサと出会い、ルチアーノは過去を捨て、「ルーチェ」として新たな生活が始まった。
    平穏な日々だったが、炭鉱の落盤事故をきっかけにその生活は終わりを迎える。
    軍隊で活躍していくテッサと、教養を生かして村を豊かにしようと策を練るルーチェ。
    村のために奮闘する2人の選択は、レーエンデ地方、ひいては帝国を揺るがす革命へと繋がっていく。

    レーエンデ物語の2巻目となる今作。
    シリーズを通して、はじまりの文章が「革命の話をし

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    2026年04月29日
  • レーエンデ国物語

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    ネタバレ

    ずっと気になっていたレーエンデ国物語を、ついに読みました。壮大な物語の入口に立ったような気持ちがひしひしとしています……!!
    ユリアたちのお話が終わってしまったのはとてもさみしいですが、彼女たちが始めた物語がこれからどう広がっていくのか、すごく気になります。
    それはそれとして、ユリアもトリスタンも団長も、生まれた赤ちゃんも、みんなが幸せになれる世界が見たかったな〜(かなしみ)

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    2026年04月22日
  • レーエンデ国物語

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    初めての、多崎礼さん。
    読書ユーチューバーのオススメで読んでみようとしたのがきっかけです。

    まずは読んだあとに「レーエンデ国の歴史に触れた」感触があったこと。
    架空の国なのに、それを実際の国があるかのように、レーエンデ国の歴史に重厚感があった。
    あとは人間味のある感情、そして情景がイメージとして描かれる美しさが、物語の世界へと惹き込まれた。

    銀呪病を患うトルスタン、シュライヴァから離れたくレーエンデに行ったユリア。
    彼女らは誰かに助けをもとめたくてもできず一人で抱え込んでしまった部分。
    それが悲しい現実へと向かってしまったのかなと、七章あたりからは苦しい試練と向き合わなければいけなかったの

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    2026年04月12日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    夢売りが彩輝晶に封じられた夢を夜の王に見せる。
    紅輝晶に封じられた思いは神聖騎士団に滅ぼされた領主の娘の復讐の物語。黄輝晶に封じられた夢は光神王の娘に恋した影憑きの青年の物語。切なくも美しいお話しだった。
    夢は叶わず残酷な現実を突きつけてくるファンタジー。

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    2026年04月08日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    おなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。

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    2026年04月06日