多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
壮大な世界観のファンタジー。序章ということもあってか、最後の章の終盤まで終わり方が見えなかった。ページを捲る手が止められなくて一気読み。
幻の海、銀呪に呪われた銀色の動物達、泡虫。恐ろしくも美しい森と、人々の心理描写に引き込まれます。ただ、レーエンデとシュライヴァを結ぶ交易路を作るというシュライヴァの英雄・ヘクトルの夢は成されることもなく、ユリアが御子を授かった意味も見えず。
彼女が御子を産んだことでレーエンデは帝国に長年支配され差別に苦しむことになるにも関わらず、ユリアがレーエンデの聖母と呼ばれ愛され続けた所以も、現状分からなかった。少なくとも迷信深いウル族にはかなり恨まれてそうだけど…
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Posted by ブクログ
イーゴゥ大陸が夜明けを迎えた。
最終巻は光と闇、2人の王子の章だった。
少しずつ謎が明かされていって、時間が進んでいって、後半はあっという間に読んでしまった。没入感がすごい。
タイトルの回収と、王子の覚悟に涙……。みんな幸せになって、ってずっと思っていたけれど、あんな形で幸せになるのはつらいよ……。
夢についての考察は、一度読んだだけでは難しいと感じるけれど、伝えたいことはわかったつもり。
自分の夢を叶えようとがんばる。
叶わなかった夢を誰かに託す。
自分の時空(可能性)を夢の実現に充てることができればいいけれど、それが難しいとき人に夢を託すことがあるかもしれない。
託された夢のために1人