多崎礼のレビュー一覧

  • 煌夜祭

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    内容が緻密で幻想的で良かった。
    登場人物が複雑で、メモをしながら再度読んでみようと思う。
    切ない話だった。

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    2025年09月08日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ネタバレ

    百年戦争が終わり、闘うことから少し距離ができた時代。しかし、人種による階級差、差別はむしろ積み重なった年月分酷くなった。闘うことが遠い分反抗する想像もできない、レーエンデ人は家畜化された。
    レーエンデにも鉄道が通り、もはや閉ざされた地ではなくなり、文化芸術が花ひらく。しかし光が強ければ影も濃いというのか

    剣をペンに持ち替え革命の戯曲を描き、レーエンデ人を鼓舞する今作。当然自由に思想を開陳することはできない時代、命の危険を覚悟した行動だ。
    しかしただそれだけのストーリーなら読む者の想像の範疇に収まるだろう。
    自分の分身、才能と凡庸、嫉妬と愛情、人間らしい要素が物語に加わり次第に引き込まれていく

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    2025年09月03日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    ネタバレ

    レーエンデ第二弾。
    前作で懸命に生き抜いた人々は歴史に。

    前回、ヘクトルが言っていた独立(合州国)をユリアが成し遂げ、帝国との戦争中。
    レーエンデは帝国側に取り込まれ、いいように使われているという状況。
    あくまで視点はレーエンデなので、合州国は倒すべき敵。
    前作から続けて読んだため、最初少し混乱した。

    まとめれば、ティコ族のテッサがレーエンデが自由になるための革命を起こして駆け抜けていく物語。
    前作の名残りが所々あって、それがまぁ思い描いたとおりにはやっぱりなっていなくて、ちょっと切なくなる。
    でも、主人公補正でトントン拍子に進むよりずっといい。

    時間の経過がん?と思うところがあったり(

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    2025年09月02日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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     長編だが展開がちょうどいいペースで物語にどっぷり浸かり堪能出来た。前作より研ぎ澄まされてる印象。 
     レーエンデの自由のために人生を捧げたテッサ。
     運命に翻弄され、生き抜いたルーチェ。
     レーエンデで命を落としたテッサは始原の海に戻って行った。ルーチェはどこに戻って行ったのか。

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    2025年09月02日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    ネタバレ

    今までの革命や登場した人達が出てきて、歴史が積み上げられている感じがした。
    次回どうなるのか楽しみ。

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    2025年08月31日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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     革命の話をしよう。冷酷な魔王と情念の英雄。2人に交わされたのは優しい凶弾か、冷たい接吻か。
     此度も時は流れ、天才作家の作品は人々の心に刻まれ、火を灯した。新天地は開かれ、新たなる風が絶望の地に希望を持ち込んだ。炎に希望を焚べ、夜明け前の暗闇を耐え忍ぶ。
     愛とは反転するものである。愛の炎は、強ければ強いほど、失望した時に手痛く身を焼かれる。では憎悪が愛に反転した時、どうなるのだろうか。罪悪感に苛まれるだろう。自己嫌悪に陥るだろう。己に刃を突き立てたい衝動に駆られるだろう。しかし、それ以上に相手のことを愛してしまう。それが最も恐ろしい。
     

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    2025年08月30日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」で始まる短編集。古今東西の人気作家さんが顔を揃える。好みに合う話、合わない話さまざまなのは仕方ない。

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    2025年08月29日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    電子書籍で読みました。
    とても読みやすく、自分的にはあっという間に読み終わりました。
    2人の語り部的な人が物語を交互に話し、それが最後に繋がるみたいな内容。
    登場人物の名前とどんな人かをちゃんと覚えていたら、もっと面白かっただろうなと思いました。
    個々の物語が面白かったので、十分楽しめました。

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    2025年08月28日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    ネタバレ

    一番感情が揺れたのは、ラピス族たちの死。ブラックホークの「兄弟たちよ、来世でまた会おう!」でうるっと来た。ペルグリンも皆も死んだのか…?ネイティブたちは気持ちの良いさっぱりとした生き方をしていていいな。

    アンガス一行は、ウォルターやエヴァグリン、テイラーまで加わり一層賑やかに。スペルの回収がサクサク行き、展開が早いのでストレスがない。

    やっぱり、2巻で登場したピットとジミーはちょっとした伏線だったか。ジャイロが活躍するんだね。

    アンガス編もアザゼル編もイチャラブになってる。アザゼル編で登場したドールがアークだとわかりましたね。少しずつ2つの話が交わりつつあるけど、最終巻までここまで関連し

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    2025年08月28日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ここまで読んで、ようやく作者のやりたいことが見えてきた気がする。美しく壮大だった一巻の印象から、ぐっと地に足のついた残虐な現実を見せてくる感じはとても好き。「革命の話をしよう」とずっと言っていることからも、どんな展開になれど着地する場所がうっすらわかっていて安心感がある。

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    2025年08月27日
  • 新しい法律ができた

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    オムニバスで24人?が お題にそって
    一行目は ”新しい法律が出来た”です。
    それぞれに 面白かったのですが、最後の最後に シリアスな一遍が入ります。まあそうだろうと、法律は国民を守るための物でないとなりません。
     私的には "モう、デストピア”が、好きです。

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    2025年08月26日
  • 新しい法律ができた

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    話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
    殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
    金子礼介「ルパちゃん」
    日野瑛太郎「推し活制限法」
    朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
    阿部智里「つるべを取られて」
    真下みこと「こんにちは、チャッテー」
    須藤古都離「虚法」
    嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
    多崎礼「復讐者は振り向かない」
    風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
    名倉編「Touch la

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    2025年08月11日
  • これが最後の仕事になる

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    多分夕木春央さんの本を探してたどり着いた本。「これが最後の仕事になる」という一文から始まるショートショートのアンソロジー。これがシリーズ3作目のようだ。こういうのがあったとは知らなんだ。大好きな米澤穂信や真梨幸子のも入ってた。他にも今をときめく作家さんが多いけど、知らなかった初読みの人も。まぁこれだけの規模だからな。そしてショートショートは読みやすいけど、やっぱ印象に残らないんだよなー。インパクトにかけるというか。あと全然意味不明というか、面白くないのもちらほら。まぁ好みだからな。

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    2025年07月27日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    読んでいて楽しかった。人と魔物がいる世界にどっぷりと浸かることができた。
    どれも切なくて温かい話だった。人の想いが、消えることのない炎のように燃え続けているようだった。
    人も魔物も分け隔てなく記憶と想いを持っていた。
    それを語り部が受け継いでいく。その姿に何とも言えない尊敬のような感情をおぼえた。語り継がなくてはならないという使命感のようなものを語り部から感じた。

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    2025年07月27日
  • これが最後の仕事になる

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    1遍6ページなので、隙間時間にぴったりでした。
    五十嵐律人さん、秋吉理香子さん、呉勝浩さん、桃野雑派さん、白井智之さん、夕木春央さん、一穂ミチさん、米澤穂信さんなどなど。
    読んだことがある作家さんの作品がいっぱいで、とても楽しめました。

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    2025年07月24日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    レーエンデに旅行した人向け。これを見て行った気にはなるけどおすすめはしない。やっぱり目で見ないとさっ。
    おさらいと思い出を噛み締めるのに役立ちます。

    名前と関係性複雑ですよね?困ってませんか?
    そんな時はこの一冊。読めば全体把握が容易で、5巻が出る前の繋ぎに持ってこい。

    個人的にはわかりやすく各巻の主人公達の足跡がmapに記されてるのが良き。ボネッティの場所を完全に間違えていたのに気づいて衝撃。
    あと、多崎礼さんの構想ノート、対談的なのも読んでて楽しい。ファンタジーを書く人の頭の中って素敵だわ。

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    2025年07月15日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    ネタバレ

    多崎礼さんすごい。どの本も面白いじゃん。ハイファンタジーなので、世界観がわかるまでは少し時間がかかる。でも、一度わかったらシリーズものを楽しみにできる。

    レーエンデの1巻はかなり面白かったけど、2巻以降レイプの話ばかりでもう⋯。せっかく面白いだけに嫌気が限界。男が劣等種であることから目を逸らさせてくれないのか。どうやらこの「夢の上」と「〈本の姫〉は謳う」は大丈夫かな?(追記:めでたく2巻から殺したい相手の子どもを孕むという話。多崎礼はこういうの大好きすぎるだろ。よって脱落。嫌悪)

    1冊に2つの物語があり、関連していた。翠輝晶は、アイナとオープの物語。ここで登場する騎士たち、イズガータ、アー

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    2025年07月13日
  • これが最後の仕事になる

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    同じ書き出しで始める短編集。ストーリーそのものがおもしろいというよりは、作家の個性を楽しんだり、「同じ書き出しでもこれほどバリエーションがあるなんて」とアイディアそのものもを楽しんだりできる1冊だと思った。

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    2025年07月13日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    とりあえずハッピーエンドで良かったと思うけど、ちょっとわかりにくいところもあるから、誰か、解説してちょうだい。

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    2025年07月09日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

     同じ書き出しで、25人の作家さんが25通りの物語を紡ぐ。1編が6ページほどのショートショートだからサクサク気軽に読めるし、様々なジャンルの物語を1冊で楽しめるためお得感がすごい読書時間を過ごした。

     現実の法から奇想天外な架空の法まで、ジャンルもミステリやディストピアものなど、物語の舞台も現代から近未来、果ては明治時代やアメリカの西部開拓時代まで、多種多様な設定の中でその法律が齎す思わぬ影響や人間模様が繰り広げられる。短いながらどの作品もとてつもない読み応えだった。

     法律というテーマ故か、ディストピアものとの相性が特に良かったように感じる。
     ハッとしたのは、今私たちの生きている世界は

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    2025年06月28日