多崎礼のレビュー一覧
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ネタバレレーエンデ第三弾。
とりあえず、いきなり鉄道が出てきてびっくり。
そりゃ産業も発展してるだろうけど、今までそういった描写がなかったから面食らった。
ユリアの時代からテッサの時代ってそんなにイメージ変わらなかったよね?
レーエンデはずっとそのままいく世界観だと思ってた。
さて。
今作は武力による革命ではなく、天才劇作家リーアンが戯曲によって世界をひっくり返そうとする話。
題材はテッサ。
テッサについては徹底的に秘匿され、一部の支持者以外には名前も知られていない状態。
テッサがどんな人物でどんな人生を歩んだか、追い求め戯曲は完成する。
が、やっぱりそう簡単に世界は変わらず。
前作で教育の大切さ、みたいな話があったと思うけど、そこに繋がるのかな。
「喝采か沈黙か」というサブタイトル、めちゃくちゃ良い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一番感情が揺れたのは、ラピス族たちの死。ブラックホークの「兄弟たちよ、来世でまた会おう!」でうるっと来た。ペルグリンも皆も死んだのか…?ネイティブたちは気持ちの良いさっぱりとした生き方をしていていいな。
アンガス一行は、ウォルターやエヴァグリン、テイラーまで加わり一層賑やかに。スペルの回収がサクサク行き、展開が早いのでストレスがない。
やっぱり、2巻で登場したピットとジミーはちょっとした伏線だったか。ジャイロが活躍するんだね。
アンガス編もアザゼル編もイチャラブになってる。アザゼル編で登場したドールがアークだとわかりましたね。少しずつ2つの話が交わりつつあるけど、最終巻までここまで関連しないとは思わなかった。
ローンテイルとエヴァグリン、関わりはそこまでないのに、今回ちょっとお似合いではと思ってしまった。それぞれまあ、相手がいるといえばいるんだったか。
結局、セラとウォルターが婚約した理由がわからなかった。アンガスをおびき出すためだとウォルターは言うけど、嘘でもよくセラは承諾したと思うし、婚約でなくても良かったのではと思う。
2人の主人公がいるけど、どちらも「主人公の気絶した回数ランキング」があれば1位取れるのでは。
ここまで来たら、最終巻まで付き合おう。シリーズものの結末を見届けるのはめちゃくちゃ久しぶりだ。
ところで、表紙の雪山は2巻にふさわしいのでは?歩いている人も誰だかわからない…。 -
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話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
金子礼介「ルパちゃん」
日野瑛太郎「推し活制限法」
朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
阿部智里「つるべを取られて」
真下みこと「こんにちは、チャッテー」
須藤古都離「虚法」
嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
多崎礼「復讐者は振り向かない」
風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
名倉編「Touch law if you can」
真梨幸子「ある死刑囚の回顧録」
東川篤哉「『ラ禁法』ディストピア」
霜月流「忘却加害」
矢樹純「密室の獣」
高田崇史「御首塚の風」
潮谷験「ネーミング」
献鹿狸太朗「試み」
高田大介「魔法罪」
大沼紀子「もう、ディストピア」
矢部嵩「自転車武装条例」
柾木政宗「ありがとう、虎太郎」
くどうれいん「ショートケーキの夜」
白井智之「ぜんぶミステリのせい」
赤川次郎「帰り道の行先は」
五十嵐律人「革命夜話」
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ネタバレ多崎礼さんすごい。どの本も面白いじゃん。ハイファンタジーなので、世界観がわかるまでは少し時間がかかる。でも、一度わかったらシリーズものを楽しみにできる。
レーエンデの1巻はかなり面白かったけど、2巻以降レイプの話ばかりでもう⋯。せっかく面白いだけに嫌気が限界。男が劣等種であることから目を逸らさせてくれないのか。どうやらこの「夢の上」と「〈本の姫〉は謳う」は大丈夫かな?(追記:めでたく2巻から殺したい相手の子どもを孕むという話。多崎礼はこういうの大好きすぎるだろ。よって脱落。嫌悪)
1冊に2つの物語があり、関連していた。翠輝晶は、アイナとオープの物語。ここで登場する騎士たち、イズガータ、アーディン、アライスがメインの蒼輝晶。
翠輝晶、アイナ様が虐められなくて良かった。何も知らない嫁ぎ先で嫁姑問題に巻き込まれる匂いしていたのに、見事に打ち砕かれて良かった。
一番記憶が新しいからというのもあるけど、最後、イズガータの本当にしたいことができなかったもどかしさや葛藤は胸が苦しくなった。
私が理想を叶えず、日常に身を置いてる様と重なったからだ。私の場合は崇高な理由ではなく、言い訳してるだけなので比べようもないけれど。しようと思えばできるけれど、それでも違う道を自ら選ぶ。切ない。
脇役なんだけど、なんかちょっと気になったのは、蒼輝晶では敵のくせに良いチームになってる的な立ち位置ズラア、翠輝晶では、女言葉のシャロームと、終盤で猫好きだとわかる弓が得意なイヴェト。
六士隊長のキャラもよくできてる。得意な武器もキャラもそれぞれ違う。こういうところがアニメ的に感じる。六士隊長をメモに表にしたけど、次巻以降も出てくるのかな。
⋯で、これらの物語って叶わなかったんだよね?じゃあ現実はどうなった?夜の王の正体は⋯ -
Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還る』
麻耶雄高『探偵ですから』
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個人的には、金子玲介さんの『恋文』が一番馬鹿っぽく軽いテイストが面白かった。
また、多崎礼さんの『海に還る』は短編の設定にしては面白い。短いから逆に良かったのかな?
潮谷験さん『無理解』と、五十嵐律人さん『累犯家族』は、表題テーマらしいイメージ。