多崎礼のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1巻の謎が回収されていき、物語は進み……。
紅輝晶はハウファ様。アルニールの悲劇の真相や、光神王についての謎が明らかになり、また謎を呼び。自分の夢を掲げて、夢を貫く姿は本当に美しく格好いい。
黄輝晶はダカール。影憑きである彼の心が描かれていた。1巻のデュシスとの戦いと、その先の物語まで進み、最後にガツンとやられた。この先どうなっちゃうの!?
書き下ろしの短編がなければ(いや、あってもなんだけれど)、3巻の発売まで悶々と過ごすことになるところだ。
それにしても「夢」というのは、なんてまぶしいものなんだろうか。登場人物たちが夢に生きる姿を見て憧れてしまう。
レーエンデとはまた別の抑圧された世界。 -
Posted by ブクログ
タイトルからは想像もできない物語の展開に目が離せなかった。
一つ一つの短編がとても濃くて、引き込まれて、それぞれもっと詳しく読んでみたいと思ったほどでした。
最後の方よりかは最初の5問題あたりが好きだったかな。
分かったような分からないような…。まだまだ読み込めるんじゃないかと思ってます。
エピローグ、私には全然ピンと来なかったけどなにかの作品のシーンなのかな?
お話の設定が新鮮で、石板が鍵となる物語を再生してくれるのだけど、毎度全く異なる世界、時代、場所になるのでその導入を読むだけでわくわくした。
人間の醜さ、優しさ、不完全さ、でもとても尊い存在であることを教えてくれました。
あとがきも -
Posted by ブクログ
ネタバレレーエンデの解説本だったので。
もともと写真やイラストが多いと文字を読む気がなくなるし、
物語の細かい部分を追及するタイプでもないので、
ちょっと目が滑った。
まだ最終巻がでていないというのに
微に入り細にわたり解説されているのは、
ゲームに攻略本がセットで売られる時代だからなのか。
第四章創造で紹介されていた著者手書きの地図や建物の絵や、
インタビューが面白かった。
物語がありきでキャラクターを設定していくとか、
そのキャラクター設定に苦労してぎりぎりで書き替えたとか、
行き詰ったら散歩に出て喫茶店で書いてまた散歩するとか。
どんぐりは、
自分で拾ってこそ楽しいのだと思うのだけれど。 -
-
-
Posted by ブクログ
世界線がレーエンデと同じで、「えっ!もしかしてレーエンデの人たちが出てきたりするのか!?」と思ったけれど、2010年の作品を新装改訂されたものだと最後に知る。笑
叶わなかった夢が語られるので、とても切ない気持ちになる。理想を追い求めていても、身分や宗教、国など様々な理由から実現することはないと彼らはわかっている。けれど、未来が少しでも良くなるように動いている登場人物たちに勇気をもらえた。
本当に、多崎さんの作品は応援したくなる登場人物が多い。
まだまだ物語は序盤。
幕間で語られる夜の王と夢売りは誰?
敵国デュシスとの戦いの行く末は?
アライスの戦いの結末は!?
これからの展開が楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
煌夜祭。それは夏至の夜に島主屋敷で催される祭。世界中の語り部が集い、夜通し物語を語り合う。話を聞きに集う聴衆の中には、人ならざる者もいた。魔物はなぜ生まれ、なぜ人を喰らうのか。その謎を明らかにしてみせると魔物の姫に約束した幼いムジカは、やがて世界を巻き込む戦争へと身を投じる。二人の語り部による対話の形式で綴られる短編集が複雑に絡み合い、魔物を巡る謎が解き明かされていく。
魔物という運命を背負って生まれた子どもたちの葛藤と、魔物を愛する人間たちの愛情が詰まった物語。冬至の夜に語られる物語は、どれも切なく、少し寂しい。その寂しさがとても良い。大団円の明るいハッピーエンドだけがファンタジーではない -
-