多崎礼のレビュー一覧

  • 血と霧 2 無名の英雄

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    第四話の段階では、正直皆なんでその境遇でそんな甘っちょろい考え方でいられるんだよ!とイライラした。けど、物語は甘くて優しいから美しいのかもしれない……。
    幾人かの、名を残さぬ英雄たちに敬意を。
    ところで、まだ掘り下げる余地はありそうなんだけれど続編が書かれることがあったりはしないのだろうか。

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    2024年06月04日
  • 血と霧 1

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    世界観設定は多少複雑だがイメージしやすく、説明ではなく読み進める過程で察することが出来る。
    登場人物が皆訳ありというか、腹に一物抱えたタイプだが、想定より早く"人間らしさ"が感じられてそれぞれ皆好ましい。世界観に対してむしろ主要人物いい人過ぎないか?ってくらい笑

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    2024年06月02日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    作中、ややこしかった地理、移動経路が明確になった。まさに、レーエンでの歩き方!
    人物紹介などは、焼き直し感が否めず、ちょっと残念。
    年表で整理されたことは、見やすくなって良かった。
    レーエンデ好きにはたまらない一冊かも?

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    2024年06月02日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    これは、奇才でしょ この人、スゴい!頭の中がどうなってるのか、ほんとにスゴい!頭の中と、それがちゃんと言葉としてアウトプットされてるし、その言葉が多岐で深くてスゴい!
    海外のSF小説好きみたいだから、その影響が多々あるんだろうけど、SFの世界が頭にあると、現代のリアルなこの世界もちょっと違った見方、色が見えてくる気がする。SFは視野と見方を広げてくれるファンタジーなんだな。スゴイな。

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    2026年03月14日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    ネタバレ

    いい終わり方だった!最終章の一文一文が、かっこよくて、素敵だった。本を読むことと、過去、現在、未来をなぞらえているのが、面白い視点だと感じた。2つの物語が、1つになり終結していく過程も、無理がなく、すーっと繋がっていった。アンガスとアゼザルのどちらも、いい終わり方で、読みきってよかったなぁと思えた。

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    2024年05月03日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    もう最高すぎる〜
    ふたつの物語がしっかりと繋がって伏線も回収されて、何より「愛」「友情」「仲間」がたくさん詰まった最高すぎる1冊だった!

    ※ここからネタバレ含むかもです※
    最後の戦いが終わったあとの別れは自然と涙流れた。もうあそこは泣くしかない。
    過去も現在も未来も繋がってて観測して始めて存在するっていう当たり前のようで不思議な事実をこんなにも愛のある物語にできる多崎礼先生が素晴らしすぎる。
    決して諦めるな、希望をもて、立ち上がれ、お前は1人ではない、そんな風に毎度毎度勇気をくれるこのシリーズに完全に中毒になってたし沼ってた。

    最終章の希望の物語を読んでくれたお前に感謝するっていうのが、なんとも多崎礼先生の言葉っぽくてすごい心に来たし、好きだった。
    ファンタジーの面白さを教えてくれて感謝です。

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    2024年05月01日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    ふたつの物語がどんどん繋がってきて楽しい!!
    好きな人を守るために自分を犠牲にする登場人物に涙がでそうになる…!
    「死」を願いながら生きてきたアンガスと「生まれてはいけなかった」と思い続けるアザゼルが「大切な人のそばで生きたい」と思っているのが心にきて、これこそ「愛」の力だなと感じた。
    ジョニーとアンガスの会話の遣り取りも面白くて好きだった。
    多崎礼さんの書くファンタジーは愛と感動と面白さが詰まっててほんとうに好き!!
    ラスト4編は今から読むー!

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    2024年04月29日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

    ネタバレ 購入済み

    夜明け前の闇が一番濃い

    まさに夜明け前の苛烈さ。志を同じくする兄弟にも関わらず、正義が異なり行く道が異なってしまう。その悲しみ。これまでの伏線が少しずつ回収されてきた面白さ。最後まで読み切りたい意欲が高まる。

    #アツい #泣ける #深い

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    2024年04月29日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    最終巻...
    不穏な空気が漂う中、この先がどうなるのか気になりページを捲る手が止まらず。
    普通の、今まで読んできたファンタジー作品とは一味違う。最後まで読めば分かる!
    是非、一巻の冒頭から読みすすめていって欲しい!!

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    2024年04月28日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    続き物ということで、巻を進める度にマンネリ化して行ってしまうかなと不安だったけどそんなこと無かった。
    2つの時代の出来事を交互に描写することで真相にたどり着いていくかと思ったら更にひとつ古い時代の本当の物語の始まりが語られていってひと段階深い物語になった感じがした。また、アンガスが闇落ちしそうになって焦ったけど、それまでにアンガスが積み上げてきたもののおかげで周りから救ってもらって解決したし、姫の目的も達成されてアンガスの時代も姫の時代も明るい未来に進んでいきそうでよかった。また、アンガスが姫と血縁にあるかもというのは驚いた。そこで繋がるのか!みたいな

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    2024年04月27日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    ネタバレ

    レーエンデ国物語2作目。
    前作よりも今作の方が遥かに好きだった!!
    前作と違って帝国に支配されているレーエンデの描写が切なかった。
    そんなレーエンデの自由の為に戦うテッサがすごく格好良かった。途中までは胸が熱くなって、読む手が止まらなかったけど…終盤は残酷。
    革命を成し遂げるのは簡単じゃないってこと。
    でもこの出来事は、テッサの想いは、後世に生きてくると信じて物語の続きを追いたいと思う。

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    2026年04月25日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    「煌夜祭」に続いて読みました。
    こちらも短編集になっていますが、物語の本筋に辿り着くお話が10話。
    時代も国(?)もバラバラのお話。

    多崎さんの作品は、綺麗な書きぶりだなぁと感じます。そして、とても読みやすい。

    レーエンデ国物語も早く読もうと思いました。

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    2024年04月06日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    2つの物語が更に交わり始めます。
    展開が読めそうで読めない。3巻目にして私も「アンガスと愉快な仲間たち」の一員かのように冒険を楽しみつつ今後の展開が待ちきれません。

    ちょっとこの先を知るのが怖いような、でもここまで来たら、きちんと見届けたいと思います!

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    2024年03月18日
  • 煌夜祭

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    ええ!これがデビュー作なの?!と、思うくらい緻密なファンタジーでした。どうしてこの作家さんの存在を認識できてなかったのか不思議なくらい面白かったです。

    舞台は島々。島主からはたまに魔物が生まれる。その魔物は人間を食べるけど、話し続ければ食われない。魔物の力で島々が救われる反面、魔物は迫害される。章ごとに主人公が変わって、各々の視点からひとつの真実が見えてくるスタイルの展開でした。過程はきついことが多いけど、終わりは爽やかで面白かったです。ファンタジーだけど、人間の深い業を煮詰めたような話運びで良き。

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    2024年03月18日
  • 百鬼夜行の少年 鏡ヶ原遺聞 壱ノ巻

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    ネタバレ

    面白かった
    読み始めの時は最後泣くとは思わなかった

    妖怪、幽麗類が好きだから存在についてふかーく考えるのも楽しかったな

    絶対続きも読む〜!

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    2024年03月04日
  • 煌夜祭

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    冬至の夜に語り部が集まり、夜通し物語る煌夜祭。
    人を食らう魔物、島と島との争い、助けたい人、助けられなかった人。物語と物語が重なり合い、新たな面が見えてくる。全てが語られた時に見えるもの、伝わる想い。
    物語に惹き込まれ、物語に魅了されます。

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    2024年02月27日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

    ようやく…

    次巻こそは!!自由を!!!!·

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    2024年01月24日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ネタバレ

    今のところ、シリーズの中で1番好き。

    歴史における物語の役割とは何か。
    それが描かれた3巻。

    最初から、リーアンのこともアーロウのことも愛しくて仕方なかった。
    23歳なのに、2人とも15やそこらの少年みたいに生きるのが下手くそで、なんともじれったい。
    リーアンは言動も幼い。でも常に色んなことを考えてて、そう、頭では誰よりもたくさんのことを考えてて、家族のことを心から思ってるのに、それを伝えられない不器用な性格。
    アーロウは一見して、そして同じ顔のリーアンと比べて、とても大人びている。一種の諦観のような。でも、根っこのところでは世界を諦めてない少年の心を持っている。それを必死に取り繕って、大人として振舞いながらも、大事なことには気づけない鈍感な青年。

    お互いを憎たらしく、そして疎ましく思っているように見える2人だけど、本当は誰よりも愛している。
    世界でたった1人の兄弟。魂を分けたような2人。
    2人の魂は、最期まで共にあっただろう。

    構成が、素晴らしいと感じた。
    多崎礼作品のファンなら、馴染みのある構成なんじゃないだろうか。
    私のバイブルとも言える「八百万の神に問う」の3巻と、同じ香りがした。
    とても似ている。章の間に小話が挟まれるという構造もそうだし、ジッパーの両側が噛み合っていくような物語展開も、そして、「成り代わる」ところも。

    中盤から、嫌な予感、死の香りは感じていた。
    それでも、縋る思いで、どうにかこの双子を救ってくれと、ページを必死でめくった。
    この結末を、私は救いがないとは言わない。

    歴史における、物語の役割。
    多崎礼の作家としての矜恃が感じられる一作だった。

    八百万シリーズもそうなんだよね。
    人の心を動かすのは、世界を変えるのは“ことば”だ、っていう、言葉を扱う人間の矜恃。

    11年前、11歳の私が八百万シリーズを読んだあの日の、魂を揺さぶられた、あの思いをを思い出すような本だった。

    ことばのちから、文筆のちから、物語のちから。
    私の胸にある。

    【追記】
    八百万の神に問うの3巻、読み返してたんだけど、全く同じフレーズ出てきた…!!!!
    これは、もう絶対、多崎先生わざとだよね!?
    震えた…。
    めちゃくちゃ好きだ…

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    2026年10月01日
  • 夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶1

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    素晴らしい作品!あちらが長編本格ファンタジーなら、こちらは至高の群像劇ファンタジー。6人の叶わなかった夢たちを追い、やがてそれらは絡み合っていく

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    2023年12月31日
  • 夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶2

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    滅ぼされた土地の領主の娘が復讐者として後宮に入り取った方法とは。
    これは至高の群像劇です。光神サマーアを仰ぐ神聖教国を巡る6人の叶わなかった夢と遂げた信念の話。彼らの生き様が胸をうちます

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    2023年12月31日