多崎礼のレビュー一覧
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1作目に続いて大ボリューム。
王道ファンタジーというよりは運命の残酷さと人間の正義を突きつけられる惨たらしくも切ない泣きたくなるような物語だった。
テッサの仲間を信じる心と自分への自信は読者を勇気づけるものだなと思った。
家族のために大切な人ために仲間のために何より自分の目的のために、行動を起こせる...続きを読むPosted by ブクログ -
前作『月と太陽』を戯曲にするという構成が面白かったです。前作から間を空けずに読むのがいい。誰が味方で誰が敵か終始ヒヤヒヤしながら読みました。ミラベル胡散臭いな〜って思っていたらめっちゃいい人だった。Posted by ブクログ
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前作を読み、シリーズの雰囲気がなんとなくわかったので、心して読みましたが…やっぱり切ない…
権力に抗い、革命の渦に生きた若者たち。
『レーエンデに自由を』
ユリアとヘクトル、そして歴史の表舞台では語られることはないけれど、同じ志を持って戦ったトリスタンの、想いは確実に受け継がれているし、この後...続きを読むPosted by ブクログ -
2つの物語が更に交わり始めます。
展開が読めそうで読めない。3巻目にして私も「アンガスと愉快な仲間たち」の一員かのように冒険を楽しみつつ今後の展開が待ちきれません。
ちょっとこの先を知るのが怖いような、でもここまで来たら、きちんと見届けたいと思います!Posted by ブクログ -
前作の『月と太陽』が好き過ぎてそれを超えないだろうと思っていたが、自分はこっちの方がしっくりきてしまった…。
前作が『動』ならこちらは『静』
終わり方がどうあれ前作はまだ希望があった。でもこちらは諦念がベースにあり、それでもやっぱりその中に微かな希望を求める、より身近に感じてしまった。
だからこそ共...続きを読むPosted by ブクログ -
戦乱の日々からさらに百余年。
次に立ち上がった英雄は、戯曲の力で革命の種を蒔く。
リーアンとアーロウの双子の兄弟のお話。
天才の兄と凡人の弟。帝国に隠された英雄テッサの足跡を追う。
お話が進んでいくにつれて、ああこの辺から号泣シーンだなとなんとなく思ったところから一番最後のページまでめちゃめちゃ泣...続きを読むPosted by ブクログ -
リーアンが命をかけて書いたレーエンデの月と太陽それが最後アーロン?がリーアンに成り替わりレーエンデ人を鼓舞していった。兄弟の熱い想いが伝わってきてじーんときた。Posted by ブクログ
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面白かった
読み始めの時は最後泣くとは思わなかった
妖怪、幽麗類が好きだから存在についてふかーく考えるのも楽しかったな
絶対続きも読む〜!Posted by ブクログ -
わ〜ん読み終わっちゃった。まだこの世界から出たくないわ。次出るの何月なの。
きょうだいや家族の確執大好物なので、すれ違っちゃう関係にもだもだしながら読んでました。必ずしも分かり合える家族ばかりではないけれど、ふたごって、きっとそういうくくりとはまた違うんだろうな。
シリーズ通して、前を向くキャラクタ...続きを読むPosted by ブクログ -
兄弟愛なんて言葉で簡単に語れないけれど、確かにそこには深い絆がありました
これほど面白いお話があと2作続くことが決定してるなんて幸せすぎるPosted by ブクログ