多崎礼のレビュー一覧

  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    「普遍的な正しさは、僕ら人間には荷が重すぎるね」

    シリーズ4作目。
    レーエンデがまだ美しかったあの頃から、
    流れる時間は人の尊厳を奪っていた。

    慣れることは恐ろしいことなのかもしれない。
    向上心や活力を奪われ、今に甘んじることが最善だと、これが普通のことなんだと自覚してしまったら
    人は変化を恐れてしまうのかも。

    それでも立ち上がるレオナルドの姿が眩しかった。
    そんな兄を信じ抜き、正義を貫いたルクレツィア…

    “夜明け前”が1番暗いって本当だった。
    2人が信じる革命の道は、愛の形は、他になかったのか。

    次回最終巻、どうかレーエンデに自由を…!

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    2026年01月04日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼

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    2025年12月26日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    血の繋がりがある兄妹でかつ愛し合っていた2人を別つ物語。闇を背負う妹と光を背負う兄の話が交互に描かれており、ページを捲るたびに悲しく辛い気持ちになった。平和な世界へと導くためには誰かが犠牲にならないといけない、誰かが英雄にならないといけないのがこの物語の世界なのかと考えると涙が出る思いだった。
    このような革命があってしてもなおレーエンデが真の夜明けを迎えるまでに十七年の歳月がかかるという設定も、人、国を動かすにはそれほどの年月が必要なのだと思い知らされた。
    次巻、完結とのことだが、この物語を終焉させるのは作者にとってとても精力がいることだと感じる。読者の期待に応えなくて全くいいので無事に書き終

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    2025年12月23日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    総じて面白かった!!
    今回の話の軸はツェドガ。彼の心情を知れて涙。
    この話がレーエンデの前進と言われれば納得の作品でした。
    ファンタジー好きさんにオススメできるシリーズです。

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    2025年12月15日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    572ページ
    2300円
    2025年12月9日〜12月14日

    辛く苦しい兄妹の愛の話。レーエンデに自由をと願わずにはいられない。

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    2025年12月14日
  • 煌夜祭

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    また宝物が増えてしまった…。
    死の海、蒸気煙る十八の島、人を喰らう美しい魔物、冬至の夜に語り部たちによって開かれる煌夜祭——夢中で世界に浸ってしまった。幻想的な小話が、夜通し堆積するにつれて、歴史となり現実となる実感がよかった。作者の多崎さんは関係性の癖の者(確信)

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    2025年12月13日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    1作目は序章に過ぎなかったと痛感した。こらは革命の話なんだと、胸に刻まれた。そのうえで、ここから先は覚悟を持って、呪われた地と言われるレーエンデ国と、その国を愛するひとたちの行く末を見守りたい。

    登場人物それぞれが、誰かにとっての月であり、太陽だった。その愛の大きさに胸を焦がされたよ…。

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    2025年12月13日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    「愛してなければ、ここには来ない」

    ・レーエンデの民達には、ただ真っ直ぐに幸せになってほしいのに。

    ・双子って兄弟とはまた違う絆で結ばれていて、すごく好きだな。

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    2025年12月13日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    今年読んだ中で1番泣けた本、いや、人生で1番泣いた本かも

    テッサやルーチェ、シモン隊長など登場人物が魅力的で愛着が湧くからこそ、報われないのがこんなにも辛い

    テッサにとってルーチェは良心を引き留めてくれる存在だったけれど、ルーチェにとってもテッサは良心の象徴だったんだね…

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    2025年12月08日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    とても面白かった!
    2巻の展開が面白くみるみるうちにこの世界に引き込まれました。
    影って悪い奴だけではないんだとしみじみ。
    戦う女性って芯が強くて本当の意味で強い。
    読むのが楽しすぎて私の時空を費やしてしまいました。
    次巻が楽しみ!

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    2025年12月05日
  • 夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶3

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    もっともむずかしい事は!
    いいかい! もっともむずかしい事は!
    自分を乗り越える事さ!
    そして、アライスとツェドカは自分の運命を乗り越える!!
    アルティヤさいこーでした!
    アリーヴェデルチ!

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    2025年11月29日
  • レーエンデ国物語(2)

    匿名

    購入済み

    最高です!!

    この漫画は本当にユニークで、強くお勧めします。物語は詩的で、隠された謎に私たちは釘付けになります。キャラクターの衣装は豪華で、アートワークも素晴らしいです。

    #カッコいい #ほのぼの

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    2025年11月29日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    「生まれた瞬間から最後の息を引き取るまで、俺達の人生は俺達のものだ。命も矜持も魂も、すべて俺達自身のものだ!」

    ・辛くてたくさん泣いたけれど、とっても良かった。
    ・シモンが好きすぎた。

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    2025年11月23日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    ネタバレ

    読み終わった。レーエンデシリーズ毎回読後にずっしりくる感動と悲しみが入り混じった感情の波にやられる!うぅ…

    読み進める中でレオナルドに関して、「バカだなぁもう」ともどかしく思うことが多々あったけど、なんか憎めない、少年漫画の主人公みたいなところがあって結局めちゃくちゃ好きになった!

    ルクレツィア切ない…。なんでそんな役回りなんだよ、、と思うけど、歴史の悪役だろうと物語の闇の部分だろうと、それが自らの役割であると悟ってしまえば不思議と馴染んで受け入れられるものなのだろうか?

    最後、レオナルドがルクレツィアを撃ち抜く前、ルクレツィアが1人駆け出していく前に、ルクレツィアとステファノはどんな話

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    2025年11月23日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    とても良かった…!満足感のある本です。本筋となる話の中で小話が10話ある感じ。その話は温かい話だったり悲しかったり寂しくなったりと感情は様々だが、全てにおいて他者への愛があるなぁと思った。だからどれも読んでて感動できるものがあった。最後、全ての文字が明かされて繋がっていたとわかったとき、すごすぎて鳥肌がたった。SF、ファンタジー、ヒューマンドラマ…いろんな要素があって味のある本です。読んで良かった〜。

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    2025年11月09日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    前作の主人公テッサ達がレーエンデのために命をかけて戦ってから、124年後。
    今回は双子のリーアンとアーロウの物語。
    テッサ達の事実を戯曲していく過程が描かれています。物語の合間にテッサの物語(戯曲)があり、読み応えがありました。

    同じ時に生まれた双子なのに、それぞれが持って生まれたものが違うことですれ違う2人。でもお互いを大切に想う気持ちは消えてはいなくて。
    家族だからこそ良いことも嫌なこともいっぱいあるよなーと思いました。
    作中の戯曲のタイトル『月と太陽』は前作のタイトルであり、ここでも繋がっているのか…!と感動しました。確かにリーアンとアーロウも月と太陽みたいな関係ですよね。

    付属のス

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    2025年11月08日
  • 煌夜祭

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    一気に読み終えた。これがデビュー作なんてすごい、震える。壮大なダークファンタジー。同じ世界線にいる人たちの短編集かと思ったら、全部が繋がっていて感動した。もう一度読み返したい…。
    語り部と、冬至の日に人を食べてしまう魔物。何のために存在しているのか。魔物は悪なのか。

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    2025年10月29日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    ファンタジー、法廷劇、ミステリー、恋愛、ホラー、時代劇、SF、社会派…すべての要素が詰まっていて、1冊で古代から未来まで様々な世界、色んな国を旅できたようなお得(?)な作品。

    守人の乙女に幸あれとも思うけど、あくまで(考えが些か古い)人間の私の視点から見ると複雑な気持ちにもなり…。

    あれとかこれとか、いろんな名作が思い浮かびました。

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    2025年10月23日
  • 神殺しの救世主

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    毎度の事ながら読後の込み上げてくる感銘の度合いがすごいんですよ多崎先生の作品
    王道ファンタジーの純粋な訴えが優しく直接心に殴ってくる
    個々のキャラ設定良き…みんな好き
    素晴らしい冒険だった
    今作は特に真相には驚いたなぁ冒頭読み返した

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    2025年10月19日