多崎礼のレビュー一覧

  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    圧巻。
    面白くて一気読みでした。
    『レーエンデ』の時から多崎さんの緻密な世界設定に圧倒されていたけれど、
    空のない世界と、叶わなかった夢の結晶を売る「夢売り」のお話。
    ファンタジーだけど人間らしく、熱くて希望のあるお話。

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    2025年06月12日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    多崎氏自ら「この作品がなければ『レーエンデ国物語』は書けなかった」と評する王道ファンタジー。
    現実の「革命」にはとんでもないものが多いが、物語なら安心して心躍らせることができる。
    本シリーズに心惹かれるのは「ノブレス・オブリージュ」が主要テーマになっていると思われるから。
    アイナも、アライスも、イズガータもそれぞれの立場で負うべき責任を決して放棄しない。高貴な生まれ、とは行動により事後的に意味を持つものだということがよく分かる。

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    2025年06月01日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    アーーーディーーーーン!!!
    1巻の続きがこんな形で読めるとは。
    1巻より大人びた?雰囲気を醸し出すアーディン。
    そして彼らと同じ命運を辿らせたくないアーディンのダカールとシアラに対する態度。
    せつなすぎるぅぅぅ!!!!

    そして、忘れてはいけないハウファとアルティヤの物語。

    やっぱりこの作品は愛の物語なんだなぁ。

    最終巻はきっとツェドカがでてきますね。 物語の行末が楽しみです。

    2025.5.26
    110

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    2025年05月26日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    改めて振り返ると壮大な物語かつアンガスの背負う運命が重いな…と思った。
    少々、癖がある物語かもしれないが一つ一つ整理して読めば大丈夫かと。
    最後の数行は多崎先生がおそらく私たちに向けて放った言葉かなと受け取りました。

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    2025年05月14日
  • 煌夜祭

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    魔物と人間の愛のファンタジー。それを語り部が繋いでいく。最後の文庫本書き下ろし短編「遍歴」まで含めて、見事に全てが収斂していく。導入の1話から3話くらいはページを捲る手が、なかなか進まない。よくあるファンタジーの短編の寄せ集めなのかと、期待薄感が広がったが、突如散りばめられたピースがハマっていき、後半は一気読みに。見事な作者の手腕に唸った作品でした。

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    2025年05月03日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    とても良かった、愛のお話だ
    人を食べていくことで、記憶を受け継いでいく、人を食べるという魔物の行為を、「愛」と呼ぶ、儚くて綺麗
    たしかに、私ももし自分が死ぬとして、私の愛する人が魔物だとしたら、その魔物に食べてもらいたいと思う。私の感情も想いも全部その人の中に溶け合うなんて、なんて素敵

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    2025年04月27日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    物語の世界観に引き込まれた。
    まるで千夜一夜物語のように次の話は?物語の繋がりがあるのだろうか?気になって時間を忘れて読み耽ってしまった。

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    2025年04月21日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    色々と繋がってきてあーーって感じ
    なるほどこれが伏線かぁとか
    もしかしたらこっちの展開?とか

    俺編とアザゼル編がいい感じに進んでいっている
    最終話が気になる!

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    2025年04月20日
  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • 煌夜祭

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    ずっと読もうと思っていてやっと読み始めました
    二人の語り部の会話とそれぞれが話す話を交互に進んでいく物語、
    読み進めていくうちに点だったものが結び付いて一つの終結に行き着く結果は素敵だった
    作者は愚かで諦めの悪い人間達の物語を書きたいと書いてあった。
    この本を読んでそれがないと子の話は成立しないしだからこそ改めて読み直したいと思える本になっているんだなと感じた
    新しい発見をするためにも時間を置いてもう一度読みたい

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    2025年03月09日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    ネタバレ

    夢の世界に再び魅了される。『夢の上2 紅輝晶・黄輝晶』多崎礼著 書評

    前作『夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶』が発売されてから約一年、待ちに待った続編を手に取ると、その魅力に再び引き込まれ、ページをめくる手が止まりませんでした。

    前作で心を奪われた独創的な世界観が、今作ではさらに深化しており、物語の展開に引き込まれ続けました。美しくも残酷な夢の世界で繰り広げられる登場人物たちの葛藤や成長に胸が熱くなり、読み終わった後も興奮が冷めやらぬままでした。

    物語の概要

    物語の舞台は、夢と現実が交錯する幻想的な世界。主人公・ハウファは復讐を遂げるため、不死身の光神王を討つ方法を探し続けています。彼女は王の

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    2025年03月08日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編集で、ふっと笑えるものから結構シリアスなものまで。
    同じフレーズを使って、作家さんによってここまで幅が出るのが面白い。

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    2025年03月04日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    数多くのファンタジー小説を好んで読んできたがトップ3に入るほどの一冊であった。物語構成から登場人物まで全てが魅力的です読めば読むほどこの美しい世界観に引き込まれていく。切なくも優しく温かい物語。読み終わってもこの世界から抜け出せず数日は余韻に浸れる。続編があることが嬉しすぎる。

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    2025年03月02日
  • 〈本の姫〉は謳う4

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    今までにも物語に励まされたことは何度もあったけれど、物語にそれを直接言われたことはなかったな。

    あとがきに、自らの未熟さや反省の言葉とともに「魂削って書きました」との言葉があって、確かにその通りの本だなと思った。
    なんとなく洗練されてはいない感じはあって、もさもさしたマフィンを食べているような読みにくい感じはしたけれど、まさに魂を削る必要があるくらいの緻密に紡がれた世界が広がっていた。

    あと、終章を読んでいて、言葉は呪うこともできるものだなと改めて。この物語には全力で完全に引き込まれはしなかったので、言葉が重たいな、と思った。

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    2025年02月05日
  • 〈本の姫〉は謳う3

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    だいぶこれがあれなのかなと思う記述が増えてきて、切ないなぁという気持ち。

    言えなかったこと、言えずに我慢してきたことを叫ぶシーンで思わず涙がこぼれた。底抜けに明るくて切ない場面だった。

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    2025年01月31日
  • 〈本の姫〉は謳う2

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    1巻を読んだのが前すぎてだいぶ忘れてた。ので1巻をサラッと読み直してからの2巻。
    読み始めると止まらなくてどんどん話が進んでいく。ふたつの視点が交互にくるので、飽きないというかこの続きはどうなるんだろう、とずっとそわそわしながら読んでいた。

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    2025年01月30日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    前に読んだのはもう10年以上前だろうか?話の細かいところは忘れてしまっていたけど、めちゃくちゃ面白かったという記憶だけはずっと心に残ってた。
    その当時多崎礼先生の作品を色々読んでどれもとても良い作品だったけど、いつの間にか追わなくなってしまっていた。
    でも最近レーエンデ国が大当たりしたようで実力のある作家はいつか日の目を見るんだなと思っていた所、今回好きだった夢の上の新装版が出るということで懐かしくなって手に取った。
    改めて読んだけどやはりこの物語はとてもよい。キャラクターの一人一人が自分の命を燃やし尽くすまで夢を追い続けている所にとても心が動かされる。小説ならではの最高の物語。

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    2025年01月26日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    2巻も変わらずよかった……同じ時間軸で話が進んでいくため、最初こそ世界観などに惑わされることもあったけど、一巻の途中からそういったことも無くなった。
    3巻目もすでに購入済みなのでこのままどっぷり浸かって読み切ってしまいたい。
    自分の希望が全て罷り通るわけではない、自分が1番欲しいものが手に入ることだけが幸せではない。でも、きっとその先に得られるものもきっとある。絶望しかないと思っていた終わりゆく国の中で眩い太陽が再び現れるのを切望した人たちの勇気と愛の物語です!

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    2025年01月17日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    大人になってもファンタジーで泣けるんだと泣いてもいいんだと思い出させてくれた一冊でした。
    もうそれにつきる。出てくる人達が全て魅力的でかっこいいし可愛い。私の知らない世界で本当にこの人たちが生きていて、その夢を今夢利きしてもらってるかのような気持ち。こんなに早く続きが読みたい!!と思った作品はいつ以来なんだろう。(たぶん宮部みゆき先生のドリームバスター以来?もしくは田中芳樹先生の創龍伝?)こういう時、生きていてよかったと心から思う。明日必ず続きを買いに行こうと思いました。仕事が忙しい時期には絶対読み始めてはいけない本です。

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    2025年01月15日