多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
二巻も恐ろしく速く読み終えてしまった。
以下ネタバレ含みます。
前巻の続き。
レーエンデに自由を取り戻すために、力を正しく振るい続けようとするテッサが眩しい。
彼女が輝き続けるから、影もまた生まれる。
ダンブロシオの兄弟は、奪われ、踏み躙られ続けることで諦めてしまった。
支配されない方法を、支配することだと、悟ってしまった。
今巻がルチアーノの「残虐さ」に焦点を当てたものにならなかったことは、私にとって幸運だった。
自由を得るために、苦しみながらも、笑い、泣いた日々の最後が「オルタナティブ」で終わるなんて、そんなのは寂しすぎる。
なかなかハードだな。
でもまた次の一冊に進んでい -
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Posted by ブクログ
革命の話をしよう。
テンポも良く、刺激的な内容が続くので一気にのめり込みました。
人の正義は必ずしも自分の正義ではない。ガンダムも言ってる。夜明け前が一番暗い。結果は同じでもアプローチが違う2人のお話。
非情だが大きな目的には犠牲が必要なのかもしれない。
第1巻では、レーエンデの美しさををウル族を中心に。
第2巻では、全てを焼け野原に、ティコ族を中心に。
第3巻では、教育の大事さを、ノイエ族を中心に。
そしてこの巻で圧政を敷く側、イジョルニ人を中心に
レーエンデに関係する全ての民族人種が革命を押し進めていく。押さえつける側と押さえつけられる側、両者の力が合わさって初めて革命は達成する。 -
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Posted by ブクログ
25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。