多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
革命の話をしよう。
テンポも良く、刺激的な内容が続くので一気にのめり込みました。
人の正義は必ずしも自分の正義ではない。ガンダムも言ってる。夜明け前が一番暗い。結果は同じでもアプローチが違う2人のお話。
非情だが大きな目的には犠牲が必要なのかもしれない。
第1巻では、レーエンデの美しさををウル族を中心に。
第2巻では、全てを焼け野原に、ティコ族を中心に。
第3巻では、教育の大事さを、ノイエ族を中心に。
そしてこの巻で圧政を敷く側、イジョルニ人を中心に
レーエンデに関係する全ての民族人種が革命を押し進めていく。押さえつける側と押さえつけられる側、両者の力が合わさって初めて革命は達成する。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初は才能があるない、双子ってそう言うことあるよねと単純に見ていた。
でも後半リーアンが、アーロウと打ち明けていくたびに考えが全く変わった。アーロウはリーアンの才能に羨望し、リーアンはアーロウの人望に羨望してた。身代わりになるリーアンに計り知れないほどの愛を感じた。
月と太陽とはまた違った感動で、今回は家族愛っていう感じだった。それにテッサのしてきたことは無意味じゃない。レーエンデの矜持はまだある!って思い知らされてた。すごく読みやすくて、展開がスムーズで気づいたら終わっていました。読むごとに感情移入しすぎて、次回も読むのが楽しみです! -
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Posted by ブクログ
戦争が終わって巨大な勢力、あるいは権力による支配が始まる時、殺されるものは人ではない。真実である。権力者は自分に都合の悪い事は全て闇に葬り永遠の沈黙に閉じ込めてしまうのだ。人は矛盾だらけの生き物だから道理や理性とは反する行動を取りたがり、故に歴史の真の姿はめちゃくちゃになるのだ。
喝采か沈黙か、というタイトルがいい。クライマックスの一節でやられたと思ってしまった。
一国の物語とは、土地の、そこに暮らす民の苦難の、あるいは歓喜の歴史でもある。国の歴史を記した何行かの文章が重たい。たった一節、されど一節の中からレーエンデの悲鳴と、闇の中に眠る希望が見えるようだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までの登場人物に関わりのある人たちが山盛りで、名前を見るたびに「この人はきっと……!」と、嬉しさやら懐かしさやら悲しさやらでいちいち硬直してしまった。
それもこの物語にどっぷりつかってきたからだろうなあ〜!
一番衝撃を受けたのは「浅黒い肌、琥珀の瞳、首の後ろで束ねた髪は黒く、前髪の一部を三つ編みにしている」人の宿ったヤバネカラスを見たときですね……やっぱりね、この人が一番好きなんだよね私……ああああ……。
今回の登場人物では、ルクレツィアが根っからの悪の気質を持っていたとはいえ、みんなで暮らした幸せだった時の描写が幸せすぎて辛すぎた。
どうにか幸せになってほしかった。きっと幸せになれる人だっ -
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Posted by ブクログ
ネタバレさて、
1部を読み終わったのは1ヶ月ほど前で少し内容が抜けていたが、読み進めていくうちに思い出せた…(笑)
推しキャラは「シモン」と「エドアルド」「シーラ」
シモンは言わずもがなかっこよすぎる。
エドアルド、元は善良な兄が、教皇からの性暴力、両親からの裏切り、唯一助けた実の弟の裏切り、逃亡未遂で病気とかいう地獄コンボで闇堕ちしていく感じたまらなく好き。
シーラ含む三姉妹の信念を持って生きている感じがたまらなく好き。バカっぽいキャラかと思いきや、自分の立場を利用して情報を引き出す「情報屋」とわかった時は、彼女は強い、かっこいいと思った。残虐王は3人のこと忘れてなかったんだね…
正直な話、前作は -
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