多崎礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白すぎた。
問答のひとつひとつも面白いんだけど、純粋にひとつひとつの物語が面白すぎた。
多崎先生の本はレーエンデ国物語から入ったわたしにとって、この本の第七問の日本が舞台の物語を読むまでは、多崎先生って日本が舞台の話って書かないのかな?
と思うくらいになっていたので、日本が舞台の話がこんなに面白とは!!!
と感動して感銘を受けた。
え、妖狐ってそんな感覚なの?人間と妖怪ってそんなに常識と感覚が違うんだね?みたいな。笑
つまりそんな視点をよく思いつくな、とものすごく唸ったというか感動したというか知らない角度から来る物語を読んで歓喜したというか。
なのでこんな感じで日本を舞台にした長編フ -
物語に引き込まれる
最初は丁寧に物語を説明してくれたり、たくさんの人の優しさに触れて面白い!となるけど、途中からは雰囲気が変わって緊張の連続だった。
終わり方にはしばらく読み返してしまうくらいすごく綺麗な終わり方でした。 -
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Posted by ブクログ
96点。
普段は人間と同じ姿だが、冬至の日になると食欲が抑えられなくなり人間を襲ってしまう魔物。舞台は2つの同心円で輪環になっている18諸島。そこでは冬至の日に語り部達が伝承を語り合っていた。
語り部の語る、魔物を中心とした物語に引き込まれた。それぞれ短編で語られ、18諸島にまつわる物語が段々と紡がれていってページを捲る手が止まらなかった。個々の話も全体を通してもかなり面白かった。
冒頭から惹かれ、魔物の存在をまず受け入れたところに、様々な物語かと思ったら繋がりがうっすら感じられて続きが気になるように。
名前や関係性を覚えて整理するのはのは少々大変だったが、繋がりが見えてとても面白かった -
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Posted by ブクログ
ネタバレ俯瞰して見てみると、物語のあらましがみえてくる。
客観的に世界観に触れられており、
人物像や物語のコアを、別の視点から理解できると思います。
個人的には第1部(とくにユリアの心情)の婉曲的な表現の意味を
私自身で考察するだけに留まっていたのですが、
本書によって、「ああなるほど!」と確信できた点は良かったです^^
そして、1番楽しかったのは、インタビュー記事です。
テッサの革命の末路、ルクレツィアに託した天命等、本編の裏話はもちろん、
個々の物語にはテーマがあり、そのテーマがしっかりと後述の物語へ繋がる起点となっていることが、話からうかがえます。
革命が起こるまでには困難があり、し -
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