多崎礼のレビュー一覧

  • 血と霧 2 無名の英雄

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    ネタバレ

    スチームパンク探偵譚の後篇。
    表紙のルークがかっこかわいい。

    ロイスを煮え切らないというのは簡単だけども、でもやっぱり最後まで頑張ったねと労いたい。
    ギィはほんと好みのキャラしてたなー。
    しかし子どもが死ぬのはツライ……本当にツライ……。

    多崎先生によるとこれはシーズン1で、シーズン3まで構想があるということなので、続きを心待ちにしたい。

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    2016年07月27日
  • 血と霧 1

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    スチームパンクでハードボイルドで男やもめが凸凹バディ組んだりわがまま王子様と疑似家族したりする、好きなもの全部盛りのような多崎礼の新作。
    おまけに性別不明の家主とか美味しすぎる。
    「血」が価値をもつ世界観、巻き貝(スネイル)という都市国家の形態といい、独自の世界がまたとてもいい。
    どこをとってもわくわくする。
    しかもこの1巻、凄まじく気になる引きで、今すぐ2巻が読みたい。
    帯によると2巻は7月下旬刊行とのこと。
    後篇、と書いてあるので前後篇、2巻で終わりかな?

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    2016年06月18日
  • 煌夜祭

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    自分がとにかく押してる構成の妙の一冊
    大人から子供まで楽しめるが、少しシリアス系

    とにかく構成!本当に素晴らしい
    あえて表紙絵があるイラスト版をおすすめします
    この作者の本は他に夢の上、慣れてきたら八百万の神に問うをおすすめします

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    2015年11月22日
  • 百鬼夜行の少年 鏡ヶ原遺聞 壱ノ巻

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    表紙に一目惚れで読んでみたけど.....とっても面白かった!
    キャラが個性豊かで、楽しそうだった。
    秀一羨ましい.....。
    ジンさんや、妖怪たちにかこまれて楽しく過ごしてみたい(願望)
    ファンタジックな本はお久しぶりだったから、なおさら楽しく読めた。
    続きを早く読みたいなっ!!!

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    2015年08月20日
  • 夢の上4 サウガ城の六騎将

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    話の聞き手が次の主人公になるというリレー形式が実に面白かったです。 個人的にはアーディンのお話が好きです。タイトルを見てもしや…?と思ったのですが、そこはあくまでスピンオフということで、予想外の展開でした。 本編後の様子も伺い知ることができて、また違った一面を楽しむことができました。

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    2014年07月13日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    最終巻は二人の王子の物語。光と闇、どちらも切なく儚くて、シリーズ中で特に読み進めるのが辛かったです。 「夢の上」このタイトルの意味がわかった時には、思わず涙ぐんでしまいました。 緻密に練られた設定と駆けるような文章に圧倒され、驚かされた、素敵な物語でした。

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    2014年07月13日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    読み終えて、まさかの展開にしばし放心状態になってしまいました。一つ一つの物語が点と点をつなぎ合わせるように繋がっていく様子は、巧みであり、同時に、切なさを増幅させます。次の最終巻も楽しみです。

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    2014年07月13日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    美しさの中に儚さや切なさが潜む物語に、ページをめくる手が次第に重くなっていった。それでも読むことを辞められなかったのは読みやすい淡々とした文章と、物語の結末を見届けたかったから。続き2冊、怖くもあり楽しみでもあります。

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    2014年07月13日
  • 夢の上4 サウガ城の六騎将

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    ネタバレ

    【再読】気になる脇キャラを掘り下げつつ本編のその後を少しずつ差し込んでくる理想的な外伝。
    アーディンとトバイットは本編でも大好きだったけどいぶし銀のイヴェトも好き……。

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    2014年05月22日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    【再読】ツァピール夫妻の生涯もそれは素晴らしいのだけど、何度読んでもアーディンが好き過ぎる。
    イズガータとの最後の会話は泣いてしまう。

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    2014年05月22日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    『煌夜祭』の後に『本の姫』シリーズを飛ばして
    このシリーズを読むことになったけど、
    期待を裏切らないシリーズでした。

    『煌夜祭』のときは魔物という人間を超えた力を持つが
    人々から忌み嫌われる存在が出てきたけど
    このシリーズでも「影使い」という力を持った
    日影の存在が出てくる。

    作者、こういう存在が好きなのかな。

    夢の上を3巻まで読んで振り返ると
    第1巻目が一番楽しく読めたと思う。

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    2014年05月07日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    3巻全部読み終わってみると
    良いシリーズ作品ではあったけど、
    ちょっと勿体なかったなと思う気持ちもある。

    別の視点での繰り返しが3巻まで続くのは
    さすがにきつすぎるというのが1点。

    ハウファ、アライス、ツェドカの3人の視点は
    必要だとしても、ダカールはいらなかったと思う。

    別の人物の話だけど、人間関係が同じ絵図なので
    繰り返しがさらにキツく感じたのがもう1点。

    多くの章の背骨になっている構図が
    光にあたる人物と影にあたる人物がセットとして物語られ
    夢を追う主人と、愛もしくは忠誠心に従って
    主人の夢に自分のすべてを捧げる従者(ほとんど影使い)の
    組み合わせが延々続く。

    光:アライス⇔影

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    2014年05月07日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    良かった!面白かった!!
    1つ1つの話がラストに向け繋がっていく様子。登場人物たちのそれぞれの想いの深さ。しっかりと創り込まれた世界観と確かな文章力。続きが気になってどんどん読み進めてしまった。文章量の多さもまったく苦ではなかった。むしろ、あそこまで書き込まれた内容の深さに感動した。

    最終巻は光輝晶と闇輝晶。アライスとツェドカの話。
    アライスの輝きと優しさ、そして弱さとそれでも強くあろうとする心。読みながらアライスに話を聞く歴史学者は彼なんだろうと思っていたらやはりそうだった。2人は運命に導かれた存在だったのだろう。どちらが欠けても世界は救えなかった。

    ツェドカの話は特に切なかった。ハウフ

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    2013年08月13日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    面白かった。ノベルズを読むのは久しぶりで2段もあるし、読むのに時間がかかるかな?と思っていましたがそれは杞憂でした。一気に読んでしまった。
    「彩輝晶」は叶うことのなかった夢の結晶。
    1巻では翠輝晶と蒼輝晶に込められた想い・夢の話。
    翠輝晶は地方領主の娘・アイナがツァピール公の息子・オープに嫁ぐことから始まる物語。強く、そして切ない話。
    蒼輝晶は夢を持てない男・アーディルの話。女騎士イズガータとの関係が切なくて、でも面白い。
    設定・文章の書き方などとても自分好み。話がリンクしていて、少しずつ明らかになっていく展開も良かった。サクサク読める。登場人物がいっぱい出てきて読み慣れるまでは頭の中で「あれ

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    2013年07月24日
  • 煌夜祭

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    面白かった!
    世界観が読んでいるうちにわかってくるのも良いし、短編が最後に繋がっていくのも良い
    最後まで読んで、確認のためにもう一度さらっと読むと、あーなるほどと思う。

    文庫の方には、書き下ろしが追加されているらしいので、そっちも読んでみたい。

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    2013年06月27日
  • 〈本の姫〉は謳う4

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    いよいよ完結。すごく面白かったです。

    登場人物の切なく、熱い信念に、物語に、感動しました。

    主人公の考え方が切なくて…。貴方は1人じゃない、大切に思う仲間がいるんだよ。と言いたくなりました。

    たくさんの人に読んでほしいファンタジー小説です。

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    2013年06月26日
  • 〈本の姫〉は謳う3

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    面白い!
    続きを、続きを…!と気になりながら読みました。

    2つのサイドがあるのがもどかしくも、面白いです。

    歌、聴いてみたいな。

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    2013年06月26日
  • 〈本の姫〉は謳う1

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    切なくて悲しい。だけど、微かに希望もある。そんなお話です。

    文字を集めていく、という設定を上手く冒険に絡ませていて、面白かったです。
    主人公の考え方に切なくなります。

    この本から多崎礼さんを知りました。
    多崎礼さんの本は、文章、構成、人物、世界観がしっかりとしているからとても惹き込まれます。

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    2013年06月26日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    壮大で重厚な物語、完結。
    素晴らしいです。感動して泣きました。

    こんなに素晴らしいファンタジー小説があるなんて!
    多崎礼さんを知ることができて良かった、と心から思いました。

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    2013年06月26日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    文章、構成がすごく巧いです。続きが気になって、みるみる惹き込まれました。
    そうだったのか…と絶句しました。

    多崎礼さん、巧すぎです!
    本当に面白い。魅力的なキャラクターたちも素敵です。

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    2013年06月26日