多崎礼のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という1文から始まるショートストーリー集。このシリーズは全て読んでいるが、毎回色んな作家さんの作品が読めるので楽しみ。今回のもバラエティに富んでいて面白かった。
    「パルス、またたき、脳挫傷」岡崎隼人
    「海に還る」多崎礼
    「探偵ですから」麻耶雄嵩
    この3編が特に意外性があって良かった。

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    2025年05月19日
  • 煌夜祭

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    生物も住めぬ死の海に浮かぶ十八諸島。〈語り部〉たちが島々を巡り集めた物語を語り明かすため、年に一度、冬至の晩に開かれる煌夜祭。今年もまた、〈語り部〉が語り始める。人を食らう恐ろしくも美しい魔物の物語を。夜が更けるにつれ、物語は秘められた闇へ…


    ファンタジー短編集みたいなものかと思いきや、壮大な世界の物語でした。
    人間も魔物も存在する意味とは?
    愛すること、賢くあること、貫くこと、受容れること- 。

    この世界の臨界図が冒頭に掲載されているが、自分なりの年表を作りたくなった。

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    2025年05月18日
  • 煌夜祭

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    どういうこと?と考えながら、頁をめくる手が止まらなかった。ファンタジーであり、ミステリーであり、恐ろしく、そして悲しくも、ものすごく面白いという新感覚の小説!

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    2025年04月25日
  • だから捨ててと言ったのに

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    色んな短編があって面白かった。
    ちょっと理解できない話や良く分からなかった話もあったけど、個人的には「母の箪笥」「海に還る」が好きだった。

    こわくてキモくてかわいい、それ 一体何だったのだろう…??

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    2025年04月13日
  • 神殺しの救世主

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    RPGゲームのような話で神を倒して運命を変える主人公が活躍する話。
    自分の運命が神に決められていることであったとしても、その中で何を選ぶかの選択の権利はいくつもあると物語を通じて感じた。

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    2025年04月11日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    アンガスたちの文字〈スペル〉を集める旅と、天使たちの話が少しずつ近づいて重なってきています。天使たちの戦いからアザゼルを守るために命を捨てて闘うラピスの戦士達のシーンは泣けました。戦士達が次の人生での希望を宣言していて、もっと生きていてほしかったと思ってしまいました。アンガスの記憶はアザゼルのものなのでしょうか?

    「私らに出来るのは選ぶことだけ。未来は一つじゃない。木の枝のようにいくつにも分かれている。生きるということは、その中の一つを選ぶということなんだねぇ」(p117.ドリーミング)

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    2025年03月09日
  • 夢の上 サウガ城の六騎将

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    3部作の世界観の余韻にまだまだ浸りたい人に向けた一冊。
    1番タイトルに唆られた『手紙』の章は、アーディンがイズガーダに渡せないままになっていた手紙のことかと思って期待していたのですが、別な人物の手紙だったことはちょっと拍子抜け。けれどそれもアーディンの人となりを深めてくれる素敵な一編でした。

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    2025年03月07日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

    購入済み

    続きが気になる

    長い年月をかけたそれぞれの信念の元の革命がようやく成されるという所で終わり。早く続きが見たいです。
    我慢することに慣れきった民達の本当の自由は訪れるのでしょうか?これまでの英雄の思いは報われるのでしょうか?次回作は安堵して終わらせてください。

    #切ない #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2025年01月24日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    恐らく当シリーズの読者以外には何の価値もない。

    読者にとってはシリーズ4巻までのストーリーや地誌、風俗、民俗など、いろいろなことが整理できる、読み甲斐のある冊子。

    最終巻を読む前に再読したい。

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    2025年01月21日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    イーゴゥ大陸が夜明けを迎えた。
    最終巻は光と闇、2人の王子の章だった。

    少しずつ謎が明かされていって、時間が進んでいって、後半はあっという間に読んでしまった。没入感がすごい。
    タイトルの回収と、王子の覚悟に涙……。みんな幸せになって、ってずっと思っていたけれど、あんな形で幸せになるのはつらいよ……。

    夢についての考察は、一度読んだだけでは難しいと感じるけれど、伝えたいことはわかったつもり。
    自分の夢を叶えようとがんばる。
    叶わなかった夢を誰かに託す。
    自分の時空(可能性)を夢の実現に充てることができればいいけれど、それが難しいとき人に夢を託すことがあるかもしれない。
    託された夢のために1人で頑張ることになるかもしれない。
    でも1人の時空(可能性)は限りがある。大変なとき、つらいときには、みんなの時空を持ち寄って、みんなで解決に向かえばいい。

    きっといい国を作ってくれるだろうな、と思える。夜明けを迎える一冊だった。
    世界線が同じだから、レーエンデ国物語にも少し顔を出してほしいな。外伝とか、ちょこっとでもいいから……というのは欲張りな読者の夢です。

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    2025年01月13日
  • 煌夜祭

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    レーエンデに挑戦する前に、この作者の世界観を知りたくて読んでみた。苦手なカタカナ名前の連発には苦労したけれど、子供向けではない苦みのあるファンタジーとでも言うのか、一気読みするにはややこしく一気読みせずにはいられない面白い小説だった。長ければいいというものでもないんだな。

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    2024年12月29日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    ファンタジー小説として読みやすくて面白かった。多崎さんの話は、比較的分かりやすい設定のため、ストーリーに一気に入り込める良さがある。次は別の作品も読んでみたい。

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    2024年12月02日
  • 煌夜祭

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    冬至の晩、語り部は夜通し死ぬことのできない魔物ために物語を紡ぐ。
    「魔物はなぜ存在するのか。」「なぜ死なず、なぜ人を食べるのか」

    短編に思える一話一話がつながりを持つ。
    千夜一夜のようなファンタジー。
    美しい。

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    2024年11月25日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    30ページ程度の10の短編をまとめてひとつの物語にし、そこに仕掛けまで施されていて感心。
    未来への願いがこもった物語だと思う。

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    2024年11月09日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    1巻の謎が回収されていき、物語は進み……。
    紅輝晶はハウファ様。アルニールの悲劇の真相や、光神王についての謎が明らかになり、また謎を呼び。自分の夢を掲げて、夢を貫く姿は本当に美しく格好いい。
    黄輝晶はダカール。影憑きである彼の心が描かれていた。1巻のデュシスとの戦いと、その先の物語まで進み、最後にガツンとやられた。この先どうなっちゃうの!?
    書き下ろしの短編がなければ(いや、あってもなんだけれど)、3巻の発売まで悶々と過ごすことになるところだ。

    それにしても「夢」というのは、なんてまぶしいものなんだろうか。登場人物たちが夢に生きる姿を見て憧れてしまう。
    レーエンデとはまた別の抑圧された世界。恐怖に支配された空のない国。最後はハッピーエンドだと信じて、3巻を待ちます。レーエンデ国物語最終巻待ちのみなさん、夢の上もアツいです。世界線一緒です(死影はレーエンデにも出てきてるのだ!)。こちらの世界にも足を運んでみませんか?

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    2024年10月25日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    タイトルからは想像もできない物語の展開に目が離せなかった。
    一つ一つの短編がとても濃くて、引き込まれて、それぞれもっと詳しく読んでみたいと思ったほどでした。
    最後の方よりかは最初の5問題あたりが好きだったかな。
    分かったような分からないような…。まだまだ読み込めるんじゃないかと思ってます。
    エピローグ、私には全然ピンと来なかったけどなにかの作品のシーンなのかな?

    お話の設定が新鮮で、石板が鍵となる物語を再生してくれるのだけど、毎度全く異なる世界、時代、場所になるのでその導入を読むだけでわくわくした。

    人間の醜さ、優しさ、不完全さ、でもとても尊い存在であることを教えてくれました。
    あとがきも著者の読書好きが伺えて、なんだか身近に感じました。
    もっと他の作品も読みたいなー。

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    2024年10月25日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    ネタバレ

    レーエンデの解説本だったので。

    もともと写真やイラストが多いと文字を読む気がなくなるし、
    物語の細かい部分を追及するタイプでもないので、
    ちょっと目が滑った。
    まだ最終巻がでていないというのに
    微に入り細にわたり解説されているのは、
    ゲームに攻略本がセットで売られる時代だからなのか。

    第四章創造で紹介されていた著者手書きの地図や建物の絵や、
    インタビューが面白かった。
    物語がありきでキャラクターを設定していくとか、
    そのキャラクター設定に苦労してぎりぎりで書き替えたとか、
    行き詰ったら散歩に出て喫茶店で書いてまた散歩するとか。

    どんぐりは、
    自分で拾ってこそ楽しいのだと思うのだけれど。

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    2024年10月19日
  • 煌夜祭

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    装丁に惹かれて買った本。
    内容もとても素敵だった。
    冬至の夜の話だからか全体的に静かで冷たい印象があったけれど、登場人物たちが必死に生きている熱量も感じられた。
    物悲しい雰囲気も物語の美しさを引き立てていたと思う。
    学生の頃は歴史が苦手で存在意義があまり分からなかったけれど、あれも語り継いでいくべきことなんだよなと思い直した。
    冬至の夜に、また読もう。

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    2024年10月11日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    わたしにはこの二つの物語が少しずつ入れ替わるのがどうしても読みにくくて、アンガスの物語の方は読めるんだけど、天使の世界の方がちょっと読むの苦手です…。

    でも姫はこの人なのかな?と言うのがみえて来たような?
    そしてアンガスにしあわせになってほしいよーー!

    セラの言葉遣いが面白くてすき。

    素敵な仲間たちとの旅が楽しく平和に続いてくれたらいいのにな。どうなのかな。

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    2024年10月02日
  • 血と霧 1

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    多崎ワールドの広さ、深さ、細さにただただ驚く。世界観が読み進めていくうちにすっと入ってくる感じはいったいどこに秘密があるんだろうか。情景が常に頭に浮かびながら読めるファンタジー。細かい設定もいつの間にか理解できてる構成もすごい。血で支配された人々の切なくも希望が見えるお話。早く続きが読みたい。

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    2024年09月26日