多崎礼のレビュー一覧

  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    第4巻。そしてラスト。

    バニストンに訪れた恐怖や悲劇。
    解決したかに思われた先に、さらなる追い討ち。
    天使のアゼザルの記憶と、現世のアゼザルが少しずつ重なっていく。

    正直なところ、ハッピーエンドなのかどうか、これで良かったのかは読み返すたびに変わってきそうだ。
    ただ、誰しも一度は死にその魂は巡るもの、という考えからすると、形が無くなったとしても、野に大地に花にその魂はあるとするならば、
    バッドエンドということでもなさそうだ。

    アンガスと愉快な一団の今後の旅も見たかったが、
    それぞれが世界のどこかで楽しくやっているなら、それはそれで万事OK。

    なんだか遠い夢を見ていた気がする作品だった。

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    2024年06月02日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    ふたつの世界がどう繋がっていくのか。
    天使と大地の人の闘いが未来に何を起こすのか。
    アンガスやセラ、仲間たちのこれからはどうなるのか。希望のある未来は来るんだろうか。
    最終巻すごく楽しみです。

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    2024年05月26日
  • レーエンデ国物語 夜明け前

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    もうすぐ革命が起こる! いよいよ革命が。夜明け前が一番暗い。
    革命を起こすためにルクレツィアの取った行動が悲しくて見事。搾取される民から変わるためには、痛みを受け入れて行動することが大切なのだ。

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    2025年12月07日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    歓喜の園で撃たれたアンガスは無事に回復。
    エヴァグリンと故郷の村の人々が、石油会社と揉めていることから、アンガスたちはエヴァグリンと合流。
    スペルを回収すると今度はネイティヴと騎兵隊が一触即発。そして、バニストンでの騒動。
    アンガス、休む暇なし。

    そして、天使のアンガスもまた、天使たちとの戦いに紛争し、佳境に入ってきた。
    果たしてどうなるのか…

    アンガスと楽しい仲間たちを想像すると、
    苦境に立たされながらも立ち向かっていく姿に元気を与えられる。
    このまま、アンガス自身に不幸がなく、ずっとこの旅を続けられたら良いのにな…

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    2024年05月14日
  • 煌夜祭

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    多崎礼デビュー作ということで、C★NOVELSバージョンを手に取りました。
    島の点在するような世界で、島主の家系に魔物が時折現れる。どんなに普段普通にしていても魔物は冬至の日には人を食べるモードとなる。しかし、不死の身体を持つ。魔物が冬至に正気を保つには、魔物が夢中になる話が必要。語り部はそんな魔物に昔話をする人。
    とても濃密な世界観!勢いで読むと、登場人物がわからなくなるので、メモや記憶をしっかりしていった方が楽しめます。なぜならバラバラだった語り部の話が繋がってゆくからです。その全体理解への難しさが★1減要因ですが、この頃からレーエンデ物語への実力がおありなのだな、と思わされるお話でした。

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    2024年05月08日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    シリーズ完結!
    長編物語を読み終えた高揚感と喪失感。
    ラストはエンドロールが流れていくのが目に浮かびます!!
    スペルを回収するという分かりやすい目的の裏にある個々の思惑が思ったよりも複雑で、何のためだっけとなることも。
    上下巻くらいで一気読みしたい。

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    2024年05月05日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    ついにシリーズ完結。
    アザゼルとアンガスの物語がこんな風に繋がっていたとは…
    悲しいこともあったけど、アンガスらしい結末だったかなと。
    面白かった!

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    2024年04月25日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

    ネタバレ 購入済み

    苦難は続く。深い

    レーエンデ国物語なのに未だ国は成らず。そのためにはまだ苦難がいるのか。虐げられ続けるレーエンデ人たち。月がルーチェで太陽がテッサか。少しだけ前の本がリンクし、また次に少しだけ続いてるところでまた次が読みたくなる。

    #泣ける #アツい #深い

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    2024年04月23日
  • レーエンデ国物語

    購入済み

    始まりの物語

    全然読んでも物語が終わった感じがしない。長い長い国の歴史の序章を読んだよう。これかどうなるのか、この地にどんな人が生き、物語を紡いでいくのかを知りたくて仕方ない。伏線しかない。

    #アツい #感動する #深い

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    2024年04月18日
  • 八百万の神に問う4 - 冬

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    ネタバレ

    今までより軽めで、ということで書き始めたというシリーズです。1,2巻は独特の世界観に慣れていないせいもあって、設定がわからないまま読んでました。3,4巻になると世界観も理解できて話に集中できた気がします。
    確かに雑談も多めだし、犠牲が少ないので軽めでしたが、物語の根幹である人と人が対話する、言葉を紡ぐ部分はきちんと重みがありました。
    ちなみに、多崎さんの過去作で感じたやるせなさはあまり感じられなかったので、物足りなかったです。読後感が一番いいので良いはずなんですが、多崎さんに求めるのは軽さではなく重さなんだなと感じた作品でした。

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    2024年04月13日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    ある王女を中心に、周りの人たちが王女に託す”夢”の話でした。王女は周りの夢の上に立ち、希望になり、進むことしか許されませんでした。王女自身は光となって進んでいますが、周りの人は倒れていく。。まさに俺を置いて先に行け状態。。やりきれなさと、夢を叶えた達成感が混ざり合う複雑なラストでした。これぞ多崎さんの話だな〜〜と充実感もありました笑

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    2024年04月12日
  • 煌夜祭

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    子供達が大絶賛していて薦められた本
    おもしろかった!
    一つ一つのお話が繋がっていて
    おぉ!となるんだけど
    なんせ私の頭では名前が覚えられなくて
    たぶん感動は子供達の半分ぐらいしかなかったはず笑
    もっとしっかり理解して読んでいたら
    感動も大きかったのかもしれない。
    外伝が収録されている新しい煌夜祭もあるみたいなので
    それを読む時はもっとしっかり名前を頭に叩き込みながら読もうと思う。

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    2024年03月30日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    〈俺〉側の物語は核心に迫ってきました!!
    判明したことが多いからこそ1巻から読み返したくなる。
    アンガス側はちょっと中弛み感が出てきた気が…。愉快な仲間たちを見てるだけで楽しいですが!
    次巻で完結する2人の物語がどう終着するのかまだまだわかりません!

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    2024年03月23日
  • 神殺しの救世主

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    ネタバレ

    デビュー作の興奮のまま2作目読みました。またテイストの違う感じですが、人の嫌なところと良いところの二面性を描くのは変わらず。
    世界が終わるから、新たな世界へ(ノアの方舟のよう)という体で始まり、最後はちゃんと新たな世界に行けました。しかもこの話はファンタジーではなくSFで、こわれた地球が復旧した後の、適切な時期に地球に戻すために設定した伝説によって翻弄される話でした。色々示唆的な話なんでしょうが、宗教の知識があまりないゆえにSFとしてたのしく読み切った感じです。

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    2024年03月18日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    海外翻訳SFFを読んでいる時のような、今まで自分の中に蓄積してきた読書経験の海にない新鮮さを感じるような不思議で素敵な作中作短編集でした

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    2023年12月31日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ネタバレ

    前作に比べてさくさく読めるけれど、辛いのは相変わらず

    ストーリーの中盤で、色んな事が上手く行き出して、良かったー!とは思いつつ

    でも、絶対このままじゃ終わらないよね、絶対何か良くない事が起こるよねーと思いつつ読み進める

    昨今、チート主人公故に、何も心配せずに読める作品が多い中で、この出るぞ出るぞ、いつか出るぞと言うお化け屋敷みたいなハラハラ感は、ずっとはキツイけどたまになら・・・

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    2025年12月04日
  • 〈本の姫〉は謳う1

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    世界に散らばった文字(スペル)を探して回収する旅を続ける少年アンガスと〈本の姫〉。
    一方、聖域では、規格外の能力のために制限された生活を強いられる〈俺〉にとって、ガブリエルだけが唯一の窓だった…

    独自の世界観、端的に言い表す言葉は見つからないけど、その世界に浸れる読書時間は本当に幸せ

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    2023年10月18日
  • 神殺しの救世主

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    多崎礼さんの本、2冊目。
    世界の命運を分ける、ある責務を背負うことになった少女ノトのファンタジー。
    独自の世界観を作り上げる才は見事。でも自分の理解力が未熟で前半はその世界観を把握するのに手間取った(個人的ファンタジーあるある)。だが後半に近づくにつれページを捲る手が止まらず一気にラストまで。ちょっと駆け足気味に感じました。
    よかった、魅力的なキャラクター達も。せっかく魅力的な設定なのでもっと掘り下げてほしい。
    ネタバレせずに書くと、最後の展開がまた複雑な重要ポイントなのに(いい意味で)わりとあっさり説明でボリューム割いてないのが勿体無いなぁと。

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    2023年09月16日
  • レーエンデ国物語

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    ファンタジーらしさ満載。

    ファンタジーらしくて、
    世界観も、登場人物たちも
    すぐに思い描ける描写が良い。
    もっと甘いストーリーを予想していたが、
    思いの外つらいラストが逆に好みかも。
    ただ、神の子は結局どうなったのか気になる…
    それは続編を読めと言うことか。

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    2025年12月06日
  • 夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶1

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    切なくて美しい。
    叶う事のなかった夢の結晶。
    6部作で綴る6人の視点から見る物語。
    影使いや時空の設定など世界観もすばらしい。
    シリーズ3まであるが夢中で読みました。

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    2023年06月03日