あらすじ
2024年本屋大賞ノミネート『レーエンデ国物語』多崎礼の原点!
私が滅ぼしたーーなぜ。 どうして。
手つかずの自然が残る最後の聖地・カネレクラビス。ツァドキエルとの激闘を制し、セラは記憶と声を取り戻した。そして、自らが歌姫であることを思い出したのであった。〈本の姫〉とアンガスらはセラの無事を知らせるため、彼女の故郷であるカネレクラビスを訪れるが、そこでも文字による災いが起きておりーー。一方、〈本の姫〉は文字を回収する度に蘇る記憶に悩まされていた。「私は何者なのだろう。なぜ、私は世界の滅亡を望んだりしたのだろう」
4巻連続刊行!
物語は終章へ
変えられない過去を背負い、前に進むあなたのためのファンタジー
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
色々と繋がってきてあーーって感じ
なるほどこれが伏線かぁとか
もしかしたらこっちの展開?とか
俺編とアザゼル編がいい感じに進んでいっている
最終話が気になる!
Posted by ブクログ
物語は進み、アンガス達は天使たちと一戦を交える。そして世界を滅ぼそうとするレッドとの戦いも近づく。
そして、セラは声を取り戻し正体も明らかになる。
次巻第4巻で完結。結末がとても楽しみ。
Posted by ブクログ
アンガスとセラの関係が少しずつ深くなっていく中でセラもアンガスも大事なものを心にしっかり持っていて素敵。
アンガスの「それでも僕は信じたいんです。夢や希望ははかないものだけど、それがあるから生きていけるんだって。どんなに現実が辛くても、未来に希望があるから、僕らは生きていけるんだって。」この言葉に凄く涙を誘われました。
本当に未来に希望があるから生きていく勇気を貰えるものがあるな、と。
今がどれだけ辛い現実であったとしても未来に希望を持つことで地に足をつけて生きていく勇気を持てるな、と真摯に感じた。
アザゼルとアンガスの繋がりに目が離せません!4巻にどのような結末が待っているのかヒヤヒヤしますが楽しみです♪
Posted by ブクログ
ふたつの物語がどんどん繋がってきて楽しい!!
好きな人を守るために自分を犠牲にする登場人物に涙がでそうになる…!
「死」を願いながら生きてきたアンガスと「生まれてはいけなかった」と思い続けるアザゼルが「大切な人のそばで生きたい」と思っているのが心にきて、これこそ「愛」の力だなと感じた。
ジョニーとアンガスの会話の遣り取りも面白くて好きだった。
多崎礼さんの書くファンタジーは愛と感動と面白さが詰まっててほんとうに好き!!
ラスト4編は今から読むー!
Posted by ブクログ
2つの物語が更に交わり始めます。
展開が読めそうで読めない。3巻目にして私も「アンガスと愉快な仲間たち」の一員かのように冒険を楽しみつつ今後の展開が待ちきれません。
ちょっとこの先を知るのが怖いような、でもここまで来たら、きちんと見届けたいと思います!
Posted by ブクログ
感想
いつ交錯するか分からないが、やはり、アンガスとアザゼルの話が交互にくるのは読みにくい。漫然と読んでいるとどちらの話か分からなくなってしまう。
面白いけどね
あらすじ
アンガスは無事だった。ツァドキエルから文字を回収する。姫はアンガスから文字を奪って旅を辞めるように説得する。
一方、アザゼルの方はカネレクラビスに集まった部族の中からリグレットが歌姫として選出される。アザゼルは部族に天使との戦い方を伝える。
アンガスはエヴァグリーンらによって占領された燃油会社へ赴く。そこで文字の気配を感じ、言い伝え通りに洪水を起こすことで文字の存在を明らかにして、文字を回収し、エヴァグリーン達を救う。アンガスたちはその後も順調に文字を集め、一度街に戻ることにする。
アザゼルの方はエネルギーを失くした聖域が落ち始め、天使と人間の争いが始まった。
アンガスはカネレクラビスに向かうそこでは土地を巡って東部連盟とネイティブが争っていた。そこには文字の存在があった。アンガスは捨て身で抗争を止めて、文字を回収する。残りは8個。その後、バニストンで新聞を介して文字が広められ、街は疑心暗鬼に陥っていた。アンガスはそれを収束させるため、バニストンに向かう。
アザゼルの方は、部族の食糧が尽きかけ、冬を越せないため、天使に襲われることを覚悟でとうもろこしの収穫に向かう。その帰りに天使に襲われる。歌姫であるリグレットは天使の暴走を止めようと自ら聖域へ赴く。アザゼルはリグレットを救う方法を探すべく、大地の鍵に触れる。大地の鍵の中には同じ遺伝子を持つ初代アザゼルがいた。
Posted by ブクログ
一番感情が揺れたのは、ラピス族たちの死。ブラックホークの「兄弟たちよ、来世でまた会おう!」でうるっと来た。ペルグリンも皆も死んだのか…?ネイティブたちは気持ちの良いさっぱりとした生き方をしていていいな。
アンガス一行は、ウォルターやエヴァグリン、テイラーまで加わり一層賑やかに。スペルの回収がサクサク行き、展開が早いのでストレスがない。
やっぱり、2巻で登場したピットとジミーはちょっとした伏線だったか。ジャイロが活躍するんだね。
アンガス編もアザゼル編もイチャラブになってる。アザゼル編で登場したドールがアークだとわかりましたね。少しずつ2つの話が交わりつつあるけど、最終巻までここまで関連しないとは思わなかった。
ローンテイルとエヴァグリン、関わりはそこまでないのに、今回ちょっとお似合いではと思ってしまった。それぞれまあ、相手がいるといえばいるんだったか。
結局、セラとウォルターが婚約した理由がわからなかった。アンガスをおびき出すためだとウォルターは言うけど、嘘でもよくセラは承諾したと思うし、婚約でなくても良かったのではと思う。
2人の主人公がいるけど、どちらも「主人公の気絶した回数ランキング」があれば1位取れるのでは。
ここまで来たら、最終巻まで付き合おう。シリーズものの結末を見届けるのはめちゃくちゃ久しぶりだ。
ところで、表紙の雪山は2巻にふさわしいのでは?歩いている人も誰だかわからない…。
Posted by ブクログ
アンガスたちの文字〈スペル〉を集める旅と、天使たちの話が少しずつ近づいて重なってきています。天使たちの戦いからアザゼルを守るために命を捨てて闘うラピスの戦士達のシーンは泣けました。戦士達が次の人生での希望を宣言していて、もっと生きていてほしかったと思ってしまいました。アンガスの記憶はアザゼルのものなのでしょうか?
「私らに出来るのは選ぶことだけ。未来は一つじゃない。木の枝のようにいくつにも分かれている。生きるということは、その中の一つを選ぶということなんだねぇ」(p117.ドリーミング)
Posted by ブクログ
わたしにはこの二つの物語が少しずつ入れ替わるのがどうしても読みにくくて、アンガスの物語の方は読めるんだけど、天使の世界の方がちょっと読むの苦手です…。
でも姫はこの人なのかな?と言うのがみえて来たような?
そしてアンガスにしあわせになってほしいよーー!
セラの言葉遣いが面白くてすき。
素敵な仲間たちとの旅が楽しく平和に続いてくれたらいいのにな。どうなのかな。
Posted by ブクログ
ふたつの世界がどう繋がっていくのか。
天使と大地の人の闘いが未来に何を起こすのか。
アンガスやセラ、仲間たちのこれからはどうなるのか。希望のある未来は来るんだろうか。
最終巻すごく楽しみです。
Posted by ブクログ
歓喜の園で撃たれたアンガスは無事に回復。
エヴァグリンと故郷の村の人々が、石油会社と揉めていることから、アンガスたちはエヴァグリンと合流。
スペルを回収すると今度はネイティヴと騎兵隊が一触即発。そして、バニストンでの騒動。
アンガス、休む暇なし。
そして、天使のアンガスもまた、天使たちとの戦いに紛争し、佳境に入ってきた。
果たしてどうなるのか…
アンガスと楽しい仲間たちを想像すると、
苦境に立たされながらも立ち向かっていく姿に元気を与えられる。
このまま、アンガス自身に不幸がなく、ずっとこの旅を続けられたら良いのにな…
Posted by ブクログ
〈俺〉側の物語は核心に迫ってきました!!
判明したことが多いからこそ1巻から読み返したくなる。
アンガス側はちょっと中弛み感が出てきた気が…。愉快な仲間たちを見てるだけで楽しいですが!
次巻で完結する2人の物語がどう終着するのかまだまだわかりません!
Posted by ブクログ
2巻から2週間ほど開いて読み始めたら、色々頭から抜けてた!自分の記憶力欠落に恐れおののいています。
あちらとこちらの話が近づいてきてる。
思ってた設定とちょっと変わってきつつある。
Posted by ブクログ
肩書きに執着する恐ろしさと前に進むための勇気を教えてくれる章
後半に向けて盛り上がっていく物語がとてもいい。
登場人物も個性があって、物語を面白くしてくれるし、ジョニーがいい塩梅役をしてくれるので面白く読めます。
そして、二つの物語がどんどん近づいていく感じもこのシリーズの醍醐味だと思います。
とにかく続きが気になります。次巻で最後なので楽しみです。
Posted by ブクログ
望むのは愛する人を生かすこと滅びのイメージ回避すること/アンガスは勇気をふるう《心を開いて、相手を受け入れてみてください。それは憎み合うよりも、ずっと難しいことだと思います。でも殺し合うより、ずっと幸せになること請け合いです》p.214/アンガスの文字集めはちょっと作業的になってきたが事態は着々と(悪い方に)進行しているようだ/近づく戦い。アザゼルは遠からず死ぬような気がするが何を残せるのか。