多崎礼のレビュー一覧

  • 神殺しの救世主

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    ネタバレ

    宮廷預言者にして『真実』の守護者たる義兄ホリディが、姿を消した。それは、終末神話の始まり。

    救世主の『運命』の守護者となるべく育てられた少女ノト・ファーレは、義兄の残した預言をたどり、残り3人の守護者『勇気』『叡智』『恩寵』を探す旅に出る。

    ノトの言葉に応じ集った守護者たちは、幼い頃の記憶と感情を持たないノトにとって、初めての大切な仲間となった。
    しかし、預言の成就の時には、彼らは救世主とともに邪神と戦い、命を落とす事になる。
    世界を救う一方で、仲間たちをも守る事は出来ないのか。
    預言に、運命に、神に抗おうとするノトの選ぶ道は…


    多崎礼さんの、ファンタジーのフリをしたSF…と書いただけでネタバレになりそう。

    う〜〜、このストーリー、この世界がこの分量?!もったいない…!!
    多崎作品は、個々の作品ごとに組み立てられた独特の世界観と結びついたストーリーが魅力なので、これだけの物語を描くなら、せめて倍くらいのボリュームがないと、長い長いあらすじみたい。
    いつか、『完全版』が刊行されないかなぁ。

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    2017年05月26日
  • 血と霧 2 無名の英雄

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    完結編の2巻もとても面白かったです。ロイスやルークの過去が壮絶で切ない。そしてロイスが捜し求めていたミリアム…そんな!となりました。残酷な真実。ルークの決断と結果も、そんな!となりましたが。でもラスト辺りのロイスとアドリアの会話に一縷の望みを託して、続きもあったらいいなと思いました。血に支配された、この世界観がとても好きでした。

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    2017年04月29日
  • 血と霧 2 無名の英雄

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    シーズン1の2作目。というより上下巻といったほうが良かったのでは?
    1作目より各自のキャラクターが深掘りされ生き生きとしている。ギイの昔話はなかったが、このキャラは謎としておきたい。
    前作と比べて切ないストーリー。伏線は全て回収されオチも綺麗についた。出生の秘密などはなかなかに意外性があり面白かった。

    1
    2017年02月16日
  • 血と霧 1

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    「血」の持つ価値で人生が決まってしまう世界。主人公は探索人。そこへ人探しの依頼が来るが裏がありそうな気配。王子が拐われたらしい。
    ファンタジーな設定のハードボイルド。少し精霊の守り人と被るが、雰囲気はもっとダークな感じ。まだ1巻なので人物紹介だがキャラクター、世界観は面白そうなので次を読んでみたい。

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    2016年12月12日
  • 煌夜祭

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    物語の構成は新鮮的で、世界観や雰囲気の醸成も魅力的で、強いて言えば、叙述トリックによった錯乱は少し抜けないな

    0
    2015年08月10日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    表紙の2人が主人公かと思いながら読んだら、いい意味で裏切られました。
    この1巻だけでなく2、3巻ある一本の物語をたくさんの登場人物の物語で肉付けしていく形式をとっています。そして、表紙の2人もまた、その物語を肉付ける登場人物でした。
    描写がとても素敵で、想像して感嘆しながら、さらに物語の深さにどんどんと多崎さんの世界観にはまっていきました。
    2巻を読むのが楽しみー!

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    2015年05月16日
  • 八百万の神に問う1 - 春

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    文が綺麗。使われている言葉が素敵、この作者さんのネーミングセンス好きだなぁ。
    登場人物もくせがあって、読んでて楽しかった。
    シンの名の意味…気になるな。

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    2014年11月11日
  • 八百万の神に問う4 - 冬

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    ネタバレ

    最終巻。
    イオンとヤコウの楽土の存在を賭けた音討議。
    シン少年の成長と旅立ち。
    少ししんみりとしつつも柔らかい終わりでした。
    トウロウが多少不憫に思えるのですが(笑)、まあしょうがないですよね。
    楽土を出たシンとトウロウの物語もちょっと読んでみたいなあ、と思いました。

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    2014年09月28日
  • 八百万の神に問う4 - 冬

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    イーオンの過去が明かされ、彼女のこれまでの言動の意味がわかったと同時に、ストンと落ちてこないところもありました。とはいえ、緻密に張り巡らされた伏線や構成は鮮やか。再読したらまた印象がガラリと変わると思います。

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    2014年07月13日
  • 八百万の神に問う3 - 秋

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    前巻の最後で明かされた衝撃の事実から続くお話。言わせてもらいます。見事にだまされました。多崎先生のお話は本当に面白い。次の最終巻。苦しい展開になりそうですが、最後まで見届けたいと思います。

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    2014年07月13日
  • 八百万の神に問う2 - 夏

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    名無しの少年ことシンを軸とした物語。ちょっとハッピーエンドすぎじゃない?と思っていたら、最後の最後で多崎節が炸裂。続きが楽しみです。

    0
    2014年07月13日
  • 八百万の神に問う1 - 春

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    多崎先生の特徴とも言える幕間、お話とお話の間に組み込まれる短いお話が、今回は逆にテンポを崩しているように思いました。とはいえこれは伏線(だと思う)ので、続きの3冊を楽しみに読み進めたいと思います。
    ※追記※ 2巻を読み終えてあれ?と思ったので、読み返してみました。伏線といえば伏線、しかしとあるキャラクターの視点だったのですね。お見それしました。

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    2014年07月13日
  • 八百万の神に問う3 - 秋

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    イーオン以外に一途。あれれ。

    言葉で闘うという世界を構築するのにあたっての条件付けを、絶対権威でありながら押しつけがましくない形で現して、読後感のいいスタイルでした。

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    2014年06月19日
  • 煌夜祭

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    ファンタジーなので、その世界観と馴染のない名前に戸惑ったけど読みやすい文章なので、読み進めることができた。
    語り部が話す話の内容が微妙に繋がっていき、この話に出てくる○○は、あの話に出て来た○○で、と確認しながら読んで、最後全部が繋がった時はすっきりとした。
    人間にしか見えないのに、人間じゃない、そして人を食べてしまう魔物と人とのかかわりが切なかった。

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    2014年06月10日
  • 夢の上4 サウガ城の六騎将

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    出来のいい外伝短編集として、楽しく読めました。

    1編が程よい長さなので、飽きずに次々と読めるのが○。

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    2014年05月15日
  • 八百万の神に問う4 - 冬

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    ネタバレ

    第5章終盤から先の流れは実に心地よい。
    そしてラストの旅立ちのシーンは泣きそうになった。

    多崎さんの作品の中ではコミカルな描写が多かったかな。
    それはそれ、面白かった。
    最終巻はカタルシスはあまりなかったけれども、登場人物の成長が見て取れて嬉しかった。

    0
    2014年05月13日
  • 八百万の神に問う3 - 秋

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    ネタバレ

    いよいよ大詰めの雰囲気ある第3巻。

    そうか、同性愛であったか……そんな予感はしてたんだけども。
    多崎先生なら変化球でくるかな、とも思ったけども。
    そもそも同性愛が変化球か。

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    2014年05月22日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    正直評価が難しい巻。

    第1巻の「翠輝晶」と「蒼輝晶」は0から1を知る・読む巻だけど、
    第2巻以降は10年くらいの間の同じ時間軸を
    別の人物の視点から見つめてみるお話になるので
    ストーリーとしては既知の1から1.2になり、1.2から1.5になり
    という読み方になるので、どうしても飽きが出てくる。

    別の人物での見方になるので、あのときこういう思いでいたのか
    という気付きはあるし、作者の意図もわからないでもないのだけど
    ループもので同じ話の繰り返しを見せられているような
    ある種の苦行感も正直あった。

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    2014年05月07日
  • 煌夜祭

    購入済み

    少々ややこしくはある

    でも楽しかった。
    ネタバレになると不興だろうけど…相関図というか、図説が欲しくなる。アレがあーで、コレが…と。

    読み始めは、少し文章が冗長な気がして、あまり速くは読み進められないように感じていたのに、読み進めるうちにハマりました。
    日が変わった頃に、寝る前に少しだけ…と読み始めて、三時半に読み終える程度に。最近の私にしてはかなりの速読です。

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    2014年03月23日
  • 八百万の神に問う3 - 秋

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    シリーズ3作目。
    季節は実りの秋ですが、迫る冬の寒さをも感じさせる今回の巻。
    登場人物の過去や世界の動きが見えてきて、次巻が待ち遠しくもあり寂しくもある。

    逃れられない現実や辛い過去、それを忘れること、忘れられること。
    そんな忘却を願ったことのある人は、きっと音導師の言葉に心を震わされる。

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    2013年12月27日