多崎礼のレビュー一覧

  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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     方向音痴の私の為にあるようなガイドブック。惜しむらくは、夜明け前(4巻)の最後の城壁門も図になっているとよかった。アルトベリ城やルミニエル座の見取り図はあるのに。
     例によって、「第三章人物」の中の、アーロウに対する「女衒」という表現には引っかかったが、(女衒は、遊郭に売るまでの仲介業者)、地名も場所も微妙に変化していく物語を理解する上で、非常に助けとなった。
     これから、2.3.4巻と読み進める方には、是非お勧めしたい。

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    2024年08月14日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    バニストンに潜入したアンガスたちは、レッドの策略にはまり大勢の犠牲者を出してしまう。大切な人を傷つけられ、「話し合えばわかり合える」という信念はゆらぎ、希望を絶望に反転させアンガスの心はレッドへの殺意に染まる。「俺を殺したければ第七聖域に来い」というレッドの言葉の通り、アンガスはラティオ島を目指した。

    時間軸が交錯する話があまり得意ではないのでちょっと読みづらさを感じましたが、収まるべきところに全て収まり綺麗にまとまったなという印象でした。

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    2024年08月09日
  • 夢の上3 光輝晶・闇輝晶

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    嫌いじゃない話なんだけど、さすがに同じ出来事を何回も何回も読まされると、飽きてしまった。で、結局それだけで終わりなのね。ああ、物足りない・・・

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    2024年08月04日
  • 『レーエンデ国物語』公式ガイドブック レーエンデの歩き方

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    もう少し人物の前後の繋がりを知りたかった。

    例えば1章に出てきた人物の血縁が2章にも出てきているはずなのに、誰のひ孫なのか、どうしてそこに住んでいるのか、現在に至るまでの経緯など、脇役キャラのディテールをもう少し掘り下げて欲しかった。3章に出てくる妙にトリスタンと風貌が似ているウル族のシレンや、3章に引き続き4章にも出てくるボネッティ座のペネロペやミラなどもっと脇役キャラの事も掘り下げて欲しかったな~と。

    読者の考察に対する解説のような存在の本だと思っていたのですが、小説で描かれている事を分かりやすく整理した本でした。

    もしまたガイドブックを製作するのであれば
    小説では描かれなかった空白

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    2024年08月02日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    最近ハマりの多崎さん。
    新装版として出たようですが今回も装丁が素晴らしい!
    内容としては多崎さんらしいファンタジーの短編が10編。
    王道ファンタジーから和風歴史物、SFまで色々。
    異なる話の短編から一つの物語に収束する、
    といった構成でしたがなかなか読み解くのが難しかった、、
    個人的にこういうファンタジーものは、
    一つの壮大な長編物語を読んでいくのが好きなのかも。
    ただ第六問、夢(女優)を追い求めた夫婦の話はとても好きなロマンスだった…印象的でした!

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    2024年07月20日
  • 〈本の姫〉は謳う3

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    話を進めるために色々と端折られてるのだろうなと思えてならない巻。アンガスの愉快な仲間達一行の物語の方はさっさかと場面が変わり、余韻に浸る間もなく次の地へ移るから、なんだか忙しかった。もっと深掘りしてほしいけど、それは難しいんだろうな。

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    2024年07月19日
  • レーエンデ国物語

    購入済み

    壮大なファンタジーではない

    まず、この小説を手放しで絶賛している人は、普段あまり小説を読まないか、ライトノベルを好んで読む層かと思います。
    それが悪いとは言いませんが、ファンタジーとして見た場合、舞台は狭い、登場人物は少ない、さりとて人物の掘り下げもそれほどない(むしろ浅い)、で壮大なファンタジーを期待していると肩透かしを食らいます。

    とは言え、感動要素がないわけじゃないし、1巻はただの序章にしか見えないので、次巻以降も追っかけようかと思います。
    ただ定価には見合わないかな、セールもしくは文庫化されて1,000円以下なら。

    #エモい #感動する

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    2024年07月17日
  • 叡智の図書館と十の謎

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    10この問に対する短編がひとつの大きな物語になってるお話。猫とアンドロイド?の話と妖狐の話が印象的だった。

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    2024年07月16日
  • 〈本の姫〉は謳う 4

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    ネタバレ

    最後に向かって駆け足で進んだように感じてしまった。
    悲しい別れもあって途中で読むのが辛くなったけど、物語が大団円を迎えてくれて本当に良かった…。

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    2024年06月01日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    二つの物語が繋がって、核心に迫って来た。
    アンガスと愉快な仲間たちが最後まで欠けずに旅をやりきって欲しい。

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    2024年06月01日
  • 血と霧 2 無名の英雄

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    王子、国様々なものが抱えることが浮き彫りになって行く中で女王の絶対悪である感じが強まっていった。そして主人公の娘に関しても、息子同然に感じていた王子に関しても救いが無さすぎて辛かった。
    国のこととかを考えた全体を見るとハッピーエンドに向かう兆しが舞える結末だったけど、子供の多大な覚悟の上での犠牲の上でなされたのが辛すぎた。彼らも幸せになる道があって欲しかった

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    2024年05月22日
  • 血と霧 1

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    スチームパンクっぽい世界観に生きる吸血鬼達の話って感じ。全体を通した感想はなんとなく間延びした印象。王子と出会って主人公が振り回さつつじんわり裏に潜む大きな問題がわかってくる。主人公の娘に関しては話は進まないし、次巻に期待と言ったところ

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    2024年05月22日
  • レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

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    ネタバレ

    「こんなファンタジーが読みたい」を最高のレベルで叶えてくれる。

    風景描写は繊細で、世界設定も詳細で、けどちゃんと人物たちのやりとりに温度があるのが素敵。リーアンとアーロウが照れ合ってるあのシーンなんて、おかしくってくすくす笑いながら読んでた。

    それからやっぱり、メインに歴史としてでてきたテッサたちだけじゃなく、白昼夢のような形でユリアとトリスタンが出てきた瞬間の、あの鳥肌ったらない。うわーっこれこれこれ!!!って内心昂りまくっちゃった。ファンタジーな世界観、シリーズものの醍醐味をめちゃめちゃに噛み締めちゃった。

    展開は「う、うわ、、まさか…まさかそれって……!!」な激動の展開に興奮した(

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    2025年09月10日
  • 〈本の姫〉は謳う 3

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    文字(スペル)は順調に集まっているけど、だんだんと不穏な空気。
    これって最終的にハッピーな方向に行くのかすごく不安な気が……

    もう次が最終巻か。あっという間。
    ゆかいな仲間たちみんなが無事に旅が終わることを祈りつつ、続きを待ちます。

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    2024年03月25日
  • 八百万の神に問う1 - 春

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    季節感のある春特有の風光明媚な情景が目に浮かぶようだった。
    最後が圧巻だった。

    〜名言〜
    言葉は自分を良く見せるためのものではない。自分を理解して貰うための道具だ。(P210)

    形あるものは常に変化し続ける。美しい壷もいつかは壊れ、色鮮やかな絵画もやがては色褪せる。(P211)

    真に美しいもの。それは目には見えない。だからこそ、それはどこにでもあり、誰の中にもある。真実の美。それは八魂の中でも、もっとも尊いとされる三つの魂
    慈愛の『恩』、希望の『温』、そして自律の『御』だ。(P213)

    すべての言葉には魂が宿る。お前の口から出た言葉は、その瞬間にお前の分身となる。

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    2024年01月16日
  • 夢の上4 サウガ城の六騎将

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    良かった。
    多崎さんの登場人物はみんな好きになる。苦しみや悲劇の中に、意志を持ってしっかりと希望を掴んでいくところ。

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    2023年09月02日
  • 夢の上2 紅輝晶・黄輝晶

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    同じ時間軸の中で、それぞれの思いや葛藤を丁寧になぞっていくような作品。
    多崎さんの好きなところは、脇役がいないところ。
    物語の派手さよりも登場人物の心情に重きをおいているから、合わない人もいるかもしれないけど、個人的にはとても好き。

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    2023年09月01日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    『煌夜祭』を初めて読んだ時から、大好きな作家さん。
    最初はラノベ感が強い文章に戸惑う人もいるかもしれないけど、途中からどんどん引きこまれる。
    全体的に切ない物語だけれど、苦しさよりも温かさを感じる。
    登場人物がとても人間らしくて好き。続きが楽しみ。

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    2023年08月29日
  • 煌夜祭

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    ネタバレ

    レーエンデ国物語がSNSで盛り上がっていたので、何から読もうか迷っていたら、阿津川辰海さんが大ファンだったそうで‥入口になったというこちらを。

    久しぶりのどファンタジー。ページ数に対し、島の数など作り込まれた世界観。多少気圧されつつも、連作短編にが進むとどんどん楽しく読めた。

    性別の叙述トリックや、複数の名前を持つことから、誰と誰が同一人物なのかを考えながら読むことになる。
    カタカナ名前なんで、これが結構辛い。

    ただ、小中学校の学級文庫とか図書室にあったら、夢中で読んでいただろうな‥自分で二次創作も好きに書いていたかも、と思いを馳せた。(刊行時にすでに社会人なので、年代はずれまくっている

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    2023年07月22日
  • 〈本の姫〉は謳う4

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    何を書いてもネタバレになりそうな、全4巻の最終巻。
    読後感の一言だけ。
    「あんがす! ああんがす!!」
    それを呼びかけた人のことも、呼びかけられた人のこともせつなく思うのでした。

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    2022年11月30日